まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
今回コスメケースというミニサイズのブランドコスメポーチの中で使う用のアイテムを試作。
以前の改良版です。
そして、同時に、ポータブルなコンパクトサイズの最低限なコスメポーチも試作しました。
2点の違いは、何かの大きなポーチの中で使うものであるということと、それ自体に入れて持ち歩くという違いです。
シャドウケースがもしかしたらもっと大きいのかも説

まず、自分でレビューしますと、左側は、型紙が一応底の部分がカーブを描いていたのですがうまく出ていません。
ここまで中途半端にカーブが出るならば、いっそ、「わ」にしてストレートの方が綺麗です。
右のような感じになります。
次回はわの型紙へ変えて再びトライしてみたいと思います。
蓋はスクエア調なカーブで綺麗に出ているかと思いますのであれで行きます。
シャドウケースって、ブランド品はもっと大き目の正方形のものがあったりで、この6cmx8cmには到底入りません。
その辺りを今後よく考えて、サイズ違いの類似のデザインを増やすのかなどを検討したいと思います。
ただ、あまりにいろいろというきりがありません。
ということで、ターゲットを絞ることの重要性に改めて気づきます。
私がお作りするコスメケースのターゲットの方とは?
イメージは単純ですが、私と同じような趣味嗜好の方です。
ブランド品がやはり好き。
現在私もビンテージのバレンチノのスエードポーチをメイクポーチのメインとしています。
スエードなんて、簡単に洗うものではありません。
そうすると、内側の美しいロゴ入り裏地が、メイクのシャドウやファンデーションの粉で汚れてきてしまいます。
そういうシーンの体験と想定から、ブランド品の内側を綺麗に保ちつつ使い勝手のよい取り出しやすいメイクアイテムにご協力できるというのが、こういう企画であるミニミニケースを布で作るというものです。
確かに、ブランドさんもファンデケースのようなものなどはご用意されているようですが、上が口が開いたままだったりでちゃんとしたものではないかと思います。
こういったものを、いずれハンドメイドバッグで今後増やしていく黒色の高級感あるジャカードなどのはぎれでお洒落に高級に作っていくのです。
その試作は、こういったカラフルなかわいいカラーのもので練習です。
もう1つのポータブルポーチのレビュー

再びこの写真へ戻ります。
自分でとても突っ込みたいのが、なんだか不自然に飛び出したファスナーがとても気になります(^_^;)。
せっかくコンパクトなサイズ感で考えたのにファスナーが場所をとってしまったではありませんか。
というこんな結果ではありますが、中身も見やすくて、ファスナーの構想自体は悪くないと思いました。
あとはファスナーの付け方ですね。
長年いろいろ作ってみて、ファスナーの縁を綺麗に隠すことがいかに難しいかを実感しております。
その経験から、縁を綺麗にということに意識してこういったタブを付けたのですが、何か目立ってしまいました。
よって次回はファスナーは飛び出さずにカットして自然になじむような存在にすることが目標です。
実は以前もこのファスナーの始末が完全にできなかったことでポーチはメインにやっていくことに限界を感じて現在もお作りしていません。
そこを時が経過した今、その後の技術とか考え方の変化でどこまで過去と違ったものを作っていけるかです。
自前の、某ブランドのバッグに附随するインナーポーチを見てみました。
ファスナーが一見同じ黒色でなじんでいるようでいたが、端の始末がしてありませんでした。
見栄えは一瞬良いです。
見栄えが違和感なければそれでよいのですかねー?
やはり、ハイブランドでさえも、試行錯誤の末、かっこよく、シンプルに作り上げるには省略した部分だったのかもしれません。
私としましては、やはり縁の切りっぱなしの部分はタブなどで何とか隠したいんです(^_^;)。縁が切りっぱなしなんて不安で仕方がありません。
あとがき
1つ簡単なポーチを作るにしてもこうしていろいろ奥が深いものです。
結局のところ、シンプルで無駄のない作りが一番粋(いき)でカッコイイのだと考えています。
そして、同時に、複雑な感じよりもむしろ、シンプルに作る方が難易度が高いようです。
今回使わせていただきました、白地にリボン柄の可愛い生地は、日暮里の生地屋さんです。
メルマガをいただいておりますが、コンスタントに生地が入荷されて面白いです。
