古着の中から未使用品や綺麗な物を選りすぐれば新品と同等、古着ライフ10年以上の者が語る本当の品物の価値【683】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

大切な事柄であるとブログ記事では3度目に引用させていただいた本です↓。

「グリーンファッション入門―サステイナブル社会を形成していくために:田中めぐみ 著」をこのたび読み終えました。

たくさんのサステイナブルへの試みや意識が、この本が書かれた2010年代よりもはるかに加速した昨今。

自身にもできることがたくさんあるということに気づいていきます。

このたびは、古着に対しての抵抗感が大変誤解であると感じていただき、サスティなブルに対しては一番ことが大きく動く細かい単位の一人一人が可能なこととして注目しています、「古着ライフ」の勧めを綴りたいと思います。

新品を製造されている業者様は、「新品を購入してもらわないと成り立ってゆかない」といつまで訴えることができるのでしょうか。

その新品の製造に対してちゃんとその行く末までも考えた企画をされているのでしょうか。

とはいえ、お洋服がとても大切なアイテムであることも同時にお伝えしてまいります。

今後は少ない中から最も自身に合った1点を選ぶような選び方が大切になるのではと予測をし、今ここでスタートしておきたい1点物の見つけ方にご共感いただけると大変嬉しいことでございます。

大きく事が動くのは、消費者の行動にかかっている、一人一人今すぐ踏み出せる一歩、本当に良い物を手に入れる文化の広まりへの期待

ファッションの業界では、製造業者はこれまで、大量の洋服をはじめとする、物品を過剰に作り出してきました。

そうでなければ事業がまわっていかない事業自体の構造の事情も含みます。

そして、結果、現在そういった方式がもう成り立たなくなってきたと言ってよいのかもしれません。

この大きな転換の時期に最小限の量の製造数に大きく調整せねばならないことが望まれます。

そうすると当然、大量ということで成り立ってきた事業は過去のままでは、パンクしていくことに。。

例えば、自ら製造し、供給した洋服を、古着としてまた買い取ることでバッグし、リサイクルの循環を作り、「ループを閉じる」というような、廃棄が伴わないサイクルが出来上がるのが理想だとも説かれます。

自社の製品を責任を持って、その行く末を見届ける、これも1つの良き役割の例だと言えそうです。

そうして、先に、製造側が「サステイナブル」を強く意識した動きをしていくことで、今までのように手あたり次第ごろごろ転がっていたような安価な洋服が、数が少ないことで、高額/良質なお品となってゆきます。

この影響で、購入者側は、あれもこれも購入できないので、渾身の1チョイスを大切に、洋服を少しだけ持ちながら着まわすようになると。

そして、更に必要な場合、新品では高価すぎる場合に、ヴィンテージ物などの古着の出番。

古き良きお品の中から、渾身の1着を有難い価格でゲット。

こんなシナリオを浮かべてみました。

古着に今まで目を向けなかった人も、そういった分野にも目を向けざるを得なくなるということに。。

自身のようなプチ事業者ができることは、今後持つべきお洋服に対する「考え方」のご提案を発信することである

ハンドメイドバッグにしてもレンタルジュエリーにしても事業内容としては、ファッション関係。

今まさに、とても大きな問題と、その転換をせねばならい時期のさなかに自分もひっそりと存在しています。

1消費者でもある自身ができることというのは、古き良きお品の古着をご紹介して、「こんな真新しい古着もあるのだ」とか、「古いお品というのはこのような魅力がある」、「とても作りの良い手間が込められたレベルの高さ」などの発信です。

とはいえ、古着への抵抗がある方もまだまだ大勢いらっしゃいます。

汚れている物を着たくない、質が劣るのではないか、古臭い物を着てプライドがへし折られるなど。。

そのようなことを説得していくことができるのは、そもそも自身が、いつしか古着が新品よりもある意味魅力的な事に気づいたことがまず1つ。

その後、10年以上も古着だけのスタイルで来ているという紛れもない事実から十分な説得力というのは持ち備えていると自負。

ここ最近自身も、洋服の量がミニマムで、クローゼットの中がとても気持ちの良い収納になったことで、気分が上がっています。

余計な量を購入しなくなったのです。

不思議なもので、こんなこと1つで随分大きく気持ちが変わるものです。

インテリが好きであったこともあり、クローゼットがすっきりすると、インテリア映えが、より一層高まったことにも感動します。

少ない洋服を着まわすことの楽しさというのが一方であるので、「少ない=だめなこと」という、固定概念は捨て、逆に素敵なことなんだということ、これにも、事業をしている者自身が発信して説いていくことが可能な見込みを感じます。

あとがき

こうして、見てみると、単純な話が、古着に切り替えるだけで、かなり大きな一歩が踏み出せるということです。

「サステイナブル」がもとめる最終目標というのは、「地球の本来あるべきより良い姿」ということ。

あまりにも身近なことでほんの些細なことかもしれないけれど、一人一人が簡単に始められることが大きな力を生み、大きな成果を生むのではないかと思えて仕方がないのです(^-^)。

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