ミシンの糸目をそろえるために糸調子以外で気を付けること、両手でしっかり縫うものを押さえるという些細な事の重要度【614】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

久々のハンドメイドバッグ教室です。

間は空きましたが、カテゴリーに固めてありますので、ハンドメイドを綺麗に仕上げていく目標を設定した際には是非ご参考くださると光栄でございます。

実店舗の教室ではなく、好きな時に学べるWEB上の教室というのをカテゴリー<HMB教室>という括りにまとめています。

今後ご利用いただけることでお役に立てることがあればと思います。

縫い目をまっすぐに縫うということは大変奥深い、糸調子を整えたその後でもやることは生地をしっかり押さえること

では、今回のコツというものを1つ。

単純なのですが、三つ折りなどのステッチの場面です。

綺麗にまっすぐということを意識したいものです。

この綺麗にまっすぐというのは、右から左へ抜けていってしまうようなよく聞く文言ですが、結果は、あっち向いたりこっち向いたりのステッチの向きになることがあります。

縫いやすい生地であるとなおさらなのですが、油断して、このように縫い目が歪んだ箇所ができることが。。

かなり厳しいジャッジをしているので、これでも一応良しとなっていってしまうのかもしれません。

しかし、特に真ん中あたりが、糸目がぶれていますので、びしっと真っ直ぐに走った線ではないのが確かなのです。

ミシンも慣れというものが怖いもので、ミシンの扱い方を覚えると体が勝手に動いて、何となく、ただ生地を向こう側へ送ってしまうのです。

その結果が写真のようになりまして、ちゃんとした縫い目のイメージの意識が必要です。

それが、「横にぶれない意識」となります。

あのゆがみは横にブレがあった証拠と言えます。

横にぶれないようには、生地をしっかりと押さえ、集中して糸目をじっと見ながら1針1針丁寧に打ち込むということです。

まだ、上の生地は易しい方。

デニムや綾の折り目がしっかり入ったような生地は、その生地の折り目に動きが奪われ、ガタゴトと左右にふれがちです。

これをしっかり押さえ、前後の動きに集中するこということと、針が突き刺さっていく様子をしっかり目で確認しながらの1目1目にするということです。

これこそが、「真心を込めた製作」ということになりませんでしょうか。

あとがき

キャンパス地のステッチの成功例:この凹凸感の生地の折り目に負けず、まっすぐに縫えた状態。

↑これは、なかなか意識出来て上手くまっすぐになった縫い線です。

ここまでぶつぶつの凹凸感あるキャンパス地の織り目に翻弄されがちなところをいかにまっすぐにというのが挑戦ですが、そうして綺麗に出来上がったものはやはり美しいものでした。

糸調子ばかりを気にしてもしっかり生地を押さえることをしなければせっかくの設定が無駄になってしまいます。

些細な事の集まりが「美しさ」を生むのです(^-^)。

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