まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
バッグが1点完成に至りました、「卵焼き」というバニティ型です。
製作の裏地には、ヘリンボン柄ジャガードがストライプ状に入っています。
そのヘリンボン柄の美しさも向きをまっすぐに、ビシッと見せたいものです。
少し前の番号の【381】の記事では、蓋の取っ手の縫い付けに気を取られて、ヘリンボン柄が斜めに歪んでいたことから、地の目が曲がっていることに気づくことができました。
この柄でなければ気づくことが無かったかもしれないと思うと、本当に有難かったです。
そして、まっすぐになるようにやり直しをするところから再開し、完成に至ります。
どんな出来上りなのかをどうぞお楽しみに(^-^)。
ヘリンボンストライプ柄が歪んでいる向きを正しく修正、原因も解明
蓋のパーツのひっくり返しの過程がありました。
その時にこのように、裏地の柄のストライプが歪んでしまいました。
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取っ手がすでに取り付けられているので存在感が大きく、邪魔になって、待ち針が打ち辛かった結果引っ張りすぎたりしたからです。
ということで、このゆがみを今回直します。
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この結果中心同士の位置が分かりやすくなり、待ち針をする作業に取っ手が邪魔にならなくなりました。
![](https://originalbag-picturesque.com/wp-content/uploads/2021/02/8c9971e9b359b0e19792790d7ae45c0b.jpg)
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結局、先に取り付ける必要がどうしてもある取っ手の野暮ったさに気を取られ、ひっくり返しの待ち針の位置を間違えたということが原因でした。
楕円は気を付けねばなりません。
たとえ伸びないはすの織物においても、楕円型のパーツは横向きですので、伸び率が比較的高い横へ引っ張ると生地に融通が利いてしまい、この度のように歪んで縫い付けてしまえることがあるのです。
生地の地の目をしっかりと気にしながら、テンションが偏らないように正確な位置で表地と裏地を縫い合わせるために、「先に取り付けた取っ手を真ん中位置で固定する」という策でした。
「ブッチャー」という織り方の節の凹凸感が「油絵のような風景画」との相性を感じるバニティバッグの完成
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内側でも、ひと回り小さい裏地のネックパーツの周りに出る表からのステッチがかなりずれていました(^_^;)↓。
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ファスナーがシングル使いであったこともx。
ダブルが望ましいです。
ネックパーツのずれた位置、重なり部分の分厚い部分のでこぼこなど課題の残る出来になってしまいました。
大きな失敗を残したものではないのですが、結果はボツ品です(*_*)。
バニティデザインは実は難しいのです。
立体的だからこその難易度はありますが、目標はノウハウをお伝えできるほどの確実な作りをメソッドとして完成させることにあります。
あとがき
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現在、細かい難所を突き詰めて、お品のレベルアップをしている最中です。
引き続き同じデザインで別生地で製作してまいります。
①素敵な生地をこのデザインに相応しく落とし込むこと、②生地の素敵さに平行するように追求された良質な作りであること、この2つを常に意識してまいりたいと思います(^-^)。
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