まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
このたび、パッチワークボーダーを連続して製作。
今回は、2点目で、3色展開の同素材を切り替えて、大きな巾のパッチワークボーダーに仕立てます。
4色展開のパッチワークボーダーは、今回とは別素材です。
パッチワークの幅をそろえるべく前もって計算したマチや縫い代
パッチワークをするときに、縫い代は通常、バッグの場合であれば、私は1.5cm見ています。
分かりやすく入口も同じ1.5cmの縫い代で、あとは、マチの分と底やサイドも縫い代1.5cm。
こういった単純計算で導き出し、今回、幅に差のある型紙を細長く作って、3色ともそれぞれ違う幅のパーツでパッチワークボーダーを作ったんです。

ファッションが楽しいミラクルの1つとして、偶然の色の一致がありますが、調達のタイミングが違うのに、この2種の記事の色味がマッチしていたことがとても楽しいです。
3色展開の方の写真の向きが縦になっていて、申し訳ないですが、ボーダーxボーダーというのもちょうど良かった(^-^)。

出来上がってびっくりなボーダーの幅のばらつき
さて、ぐんとワープして、出来上がりになります。


くしゅっとなった巾着部分をほどき、サイドから見るとだいたい均等になっているので、この状態だから幅が合わないように見えるとも言えます。
しかしながら、この使い方がゴールなので、この状態でボーダーの幅が合ってほしいんですね。
そうすると、ここから学ぶことは、クシュっとなった巾着の物理的状況の変化により、幅が見た目が計算以上に狭くなることが分かりました。
そして、底のブルーに関しては、マチを作ると、ほんわり丸くなったところに生地を持っていかれ、見た目が短くなるということです。
この2つのことは、計算には含めていませんでした。
ということは、クシュっとなる時に隠れてしまう分を数センチ、底のマチ周辺の立体部分で不足する分を数センチ加えての計算でないといけないわけです。
これは、とても奥が深いことです。
なかなかそんな風にサイズを考えたことが無かったので、驚いていますΣ(・□・;)。
隠しポケットの片玉縁風の切り込みの三角を固定する効果
さて、今回1点しっかりしたものに作るための隠れた作業が1つあります。
今後はそうしていきたいという型玉縁風のポケットの時の切り込みの両サイドの三角に固定のステッチをかけること。
これをしたことで、ポケットの出来上がり、使っていく過程において、安定感が増します。


ポケットが安定して、サイドがしっかりと本体に固定されるための大切な箇所のようで、型玉縁ポケットを作る紳士服の仕立て屋さんのYOUTUBE動画で2年程前に視聴することで教えていただきました。
途中からスーツのポケットとは作りが変わっていくかとは思いますが、三角の玉縁のパーツは同じように存在しますので、それを固定するのだという意向をポイントとしてお話されていたのがとても記憶に残っていました。
それを今回初めて、納得する形で、自分のポケットにも取り入れました。
特に縫わなくても一見分からないですが、何か、良い仕立ての細かな1か所の1つなのではないかと思えてなりません。
あとがき
今回もYOUTUBE動画ございます。どうぞ、ご視聴くださいませ(^-^)。
なかなか3色の展開までの雰囲気ある生地となるとしぼりにしぼられて見つかりませんが、見つかった時は貴重です。
今後も見つかれば、作ってみたいです。
マルチカラーのパッチワークボーダーは結構レアだと思いますし、色使いのあれこれが考えると楽しいですね。
