まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
楕円の形をした底のロック始末をラッピングで覆うということをしています。
当然ストレート部分ではないのでバイアステープであるのが最も望ましい形。
45度のバイアスを25mm巾で裁断して、スタートします。
今回は、まだまだ見いだせていないコツを見つけるための研究段階をお見せしたいと思います。
厚みのある生地へのラッピングが難しいと感じるその理由とは?
ラッピングもストレート部分ならほぼ問題はないですが、カーブのある物である、そして、生地に厚みがある部分にラッピングをするとなると少々レベルが上がります。
今回は厚手のデニム生地が2枚重なった場合のラッピングです。
それほど厚みがあるということではないですので、まずは、ラッピングが可能という段階はクリアです。
完成のイメージは、4mm巾程度のロック部分を隠してワンポイント的にラッピングするというもの。
ラッピングは基本的には、出来上がり幅の4倍程度の幅のテープを用意する必要があります。
しかし、それはぺたんこの生地の場合。
ラッピングをしたい場合って、厚めになっている状態であることが現実多いものです。
なので、ただただ4倍では、水平に見たときの1-2mmの生地の厚みを考慮せねば、最後のとじの部分で生地の分量が不足することになります。
生地によって厚みは様々。
それに加えて、それが1-2mmとはいうものの、小数点の範囲の微妙な世界になってきます。
個のラッピングというものは、1mm違っただけでも裏面にずれが生じ、下の写真のようにテープの上にステッチが載らず、脱線しまくりの的外れな状態になってきます。
私はクセとして、このようになりがち。
このようになりがちな人は多いと思います。

上手くラッピングができるようになるためのポイントになる場面(複数)
私が実際に研究してまだまだこうすればよいとまでは断定できる段階には至っていないものの、この場面にポイントがあるようだとの箇所をいくつか探しました。
それを製作の段階の順序に沿ってご紹介したいと思います。
結構な数のポイントの箇所があるかと思われ、ラッピングの難しさは、このポイントの多さにあるのではないかと思いました。
1つだけのポイントをうまくやればできるものは、難易度が低いもの。
けれどもいくつかのポイントをすべてクリアせねば完璧にできない者は難易度が高いと言えます。






このような研究途中のことですが、そもそも、もっとちゃんとした対策としては、最初のテープの時点で、印を付けると同時に、最後の折り目4mmほどをアイロンしておいて折り目を付けておけば一定の幅になる目安が分かり、もっときれいにできるかと考えます。
これには続編がありそうです。
また、成功した時に、すべてをおさらいして、どうやったら、上手くいったのかをお伝えしたいと思います。
あとがき
では、今回も研究途中ながらYOUTUBEがあります。
今回は、問いかけ的な研究中の段階なので、なんとも言えないですが、こんな動画もあってもいいのではないかと作ってみました。
ところで、このサムネイルでおやっ?と思われるかもしれません。
一応縫い線がテープに乗っているようですが、これは、2度縫いの2回目です。
表を見たらひどいものです。ずれにずれてまったく汚い状態なのです。

