鼈甲ジュエリーが最大限に活きる究極の組み合わせが見つかるまで【390】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

亀の甲羅を素材にした「鼈甲ジュエリー」。

現在は希少価値が高く、豊富なヴィンテージ物に目を向けました。

過去のものは展開もいろいろあり、古き良き味わい深いものが見つかることがあります。

このたびは、ダークブラウンカラーでまとめた鼈甲ジュエリーの組み合わせを差し色目的で装えるご提案として考案。

途中、改良もあり、最終的に行き着いたのは、鼈甲の同じカラートーンだけでまとめるということです。

改良前から順にそのままご紹介してまいりたいと思います。

最初はハイブランドジュエリーを取り入れて鼈甲をごつくないかっこよさへ持っていきたかった

最初はこんな風に組み合わせていました。

黒っぽいモチーフでまとめペンダントのゴールドカラーと鼈甲の模様のライトの部分がリンクするように。。

3点セット(前案):鼈甲ジュエリーの2点が同じ模様とカラートーン、ペンダントだけを「シャネル」製に。
〇ブレスレット:本鼈甲の開き箇所があるバングル。光に照らすと茶色に映る大部分が普段は黒っぽく映る。
〇リング:10mm巾程度の平打ちデザインの本鼈甲リング。サイズは16号程度。

バングルとほぼお揃いのミラクルが嬉しいです。

確かにハイブランド様のコスチュームジュエリーのおかげで昭和色の色濃い鼈甲が新しい方向には行けたと持ったのですが。。

後になって、むしろ徹底的にべっ甲だけでまとめることの魅力を感じてゆきました↓。

交換したペンダント:チェーンも鼈甲、トップも鼈甲という徹底ぶり。バチカン役の丸カンはK18YG製。
4点セット(新案):そうはいってもスタイリッシュな方向へも行けないかと、今度は透かしの「グッチ」も追加。

3点だけでも良かったのですが、ペンダントの周りの透かしと上手くリンクしたK18YG製の「グッチ」ブランドのチェーンリングが暗い中への金色の光として良いのではと取り入れてみたのです。

このチェーンリングの良さは一目見るだけではブランドが分かりにくいところ。

それがかえって鼈甲ジュエリーを引き立ててくれるのでした。

ハイブランドジュエリーはロゴの主張が強いです。

しかし、装うも組み合わせを決めるもユーザー自身です、ブランドよりも天然素材を主役に決めた瞬間でした。

あとがき

「鼈甲」の類似品として「琥珀」が挙げられることが多いですが、「鼈甲」が「亀の甲羅」が素材なのに対し、「琥珀」は「天然樹脂」になります。

そっくりだけど全く違う素材だったのです。

「琥珀」も考え方は同じで、おそらく主役に据えた方がかっこよくなると思います。

この辺りから、当「本物志向のレンタルジュエリー」でも、組み合わせのグループ分けがだんだん改良されていったと思います。

その後なのですが、「鼈甲」や「琥珀」などは「天然石の連」ジュエリーと共に廃止。

そして、「ハイブランドコスチュームジュエリー」も廃止しました。

残ったのは、「高級地金+宝石」でできた本物ジュエリーのみ。

とはいえ、この「本物」という言葉、このたびの鼈甲ジュエリーにだって十分通用する言葉です。

それでも「レベル」としてはお客様のフィードバックによれば中級になってしまうのです。

ただ。。

中級の良さがあり、実用的で外出時に気軽に装えるにもかかわらず高級感もあるという意味ではレベルある立派なジュエリーなのです。

なかなかこのことが伝えることは難しいのですが、自身が今後も引き続きお伝えしていくことを続けていくことで、ヴィンテージ和風ジュエリーの良さをお伝えして行ければと思っております(^-^)。

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