暖色系の小花柄のコスメケース3点セットを作りながら語る「人間関係:時間の余裕をGIVEすること」【266】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、暖色系の小花柄でコスメケース3点セットを作ります。

以前にブリーフケースの裏地に使用したものです。

以前このようなバッグを作った時の内側の裏地に使った柄の余りです。黄色系のマルチカラーです。
【ナイロン素材はニット芯を使用が必須】裁断して、ニット芯を貼ります。このニット芯というところがポイント。今回の記事は、<コーティングプリント目止め加工>ナイロン/100%、日本製。ナイロンが40%以上入るとぐわーんと横に伸びるような特殊な弾力性が感じられます。これが、接着芯に影響します。織芯で行うと、弾力の伸びる力が働いた時、縮んだ時が生まれ、接着部分が気泡になりますので永久に完全接着できないんです。とてもしわが汚くてどうしようもないわけです。ニット芯だと嘘のようにスムーズに接着。ニット芯であれば、ナイロンの弾力性に対応できるのです。ちなみに不織布もだめだった過去があります。

今回も、前回の【265】の記事と同じように、途中で人間関係のお話をさせていただきたいと思います。

今回で人間関係のお話を盛り込んだ記事は終わりますが、時折、コスメ3点セットの製作の途中でカテゴリーの当てはまりのないお話などで私が実体験から是非お伝えしたいお話などを他分野でも盛り込みたいのがあるんです。

時限のある仕事の経験から

以前、会社で外回りを毎日ある一定の数時間行う業務がありました。

経理事務をしていたので事務系のいわゆるルーティーン作業といえばそうです。

経理という部署は意外と外に出る仕事も存在するものです。

特に貿易業の会社に勤めていたので、輸入、輸出があります。

そうすると、外為法などの法律により、銀行へ手形を差し入れるお仕事がありました。

手形を差し入れるなんて重そうな業務のように思われるかもしれませんが、慣れてしまえば、日にちや、相手の会社名などが変わるだけで、ひな型に沿ったものとなりますので、結局ルーティーン作業になっていきます。

決して甘んじてはいけませんが、事務作業はそういうものです。

1つ1つ貴重な作業なのだけれど、機械的なものです。

この機械的という部分、将来はAIがとって変わる仕事になるだろうと思います。

ゆくゆくAIができそうな仕事の中に潜む、人間にしかできないワザ

さて、実際の事務的手続きとか業務はAIができることなのかもしれません。

ここでは、私が長いこと毎日外回りに出向いた中で得た、人間にしかできない、人間らしいというものをお伝えしたいと思います。

それは、時間。

何時までにという決められた時限というものが結構あるのです。

その理由は、その後の処理がバトンタッチするかのように相手が受け取ったあと更なる作業や処理、手続きを得て、またさらにバトンタッチというように、差し入れた書類というものはどんどん廻っていきます。

そうすると、時限が出てくるものです。

その日に最後の部署が処理するには、何時までに差し入れというような逆計算で算出されるようです。

実際そのような時間があると気が張りますし、緊張感はあります。

と、そこでです。今回の核になる部分。

決められた時限ぎりぎりにうかがうのか、それとも、10-15分余裕を見て、さらには、30分前、1時間前というような余裕を見てお届け物を差し入れてあげることは相手方は、タイトな時間にゆとりができて喜んでくれます。

これを可能な限り、負担のない程度で行っていました。

理由は特になく、ただただ、お互いに気持ちが良い物であろうという考えからそうしていました。

時間の余裕をもって時限より結構前に差し入れたときの相手方様の表情はもちろん笑顔。

その笑顔に嘘はなかったように感じました。そして、その笑顔につられるようにこちらにも伝播します。

これは互いに気持ちが良いことなのです。

そして、それを毎日毎日、積み重ねていったその先には、「信用」「信頼」というものが生まれるようです。

たまたまどうしてもぎりぎりの時限になってしまい、謝りながらの書類差し入れ。

これがいつもいつもぎりぎりな場合といつもはゆとりを持った中でのたまたまというのは何かが大きく違うんです。

そして、こんなことも。

人間はミスをするものです、うっかりミスをして迷惑をかけてしまった時、少々お願いしたい頼み事がある時、この積み重ねが効果を発揮します。

ここでミスを快く許していただけるのも、頼み事を受け入れていただけるのも、今までの、小さなゆとりをGIVEしてきた結果ではないかと思えてなりませんでした。

どうでしょう。これは、AIではできないこと。

時限ぎりぎりなのか、それともゆとりを持った時刻なのか。。

こんな小さなことも信用とか信頼の種になるということです。

よく「種をまく」という言葉がありますが、まさに普段種をまいてきたとことが実る時があるということ。

ということで、事務員でもルーティンワークの中でも信頼、信用を得るということがあるというお話でした。

いろんな関係がある中で、最も本質的なことなのでしょう。

知識とか技術とかそんなことではない最も身近にある、もっと道徳的なことが結局仕事でも一番に大切だと考えたエピソードです。

あとがき

3点セットが出来上がりました。

左上から、ファンデーションケース:縦7cmx横9cmxマチ2cm、ペンシルケース:縦3.5cmx横15cm、シャドウケース:縦5.5cmx横7.5cm
開閉はマジックテープ。以前にドットボタンにしてみましたが、開閉時の引っ張りが生地にダメージが多いと判断し、長く使用にはマジックテープの方が適しているという判断です。

今回もYOUTUBE動画がございます。【265】の記事の場合だと、ひたすらミシンを使って縫っている場面をお送りしてその最中に人間関係の人を影で褒めることのお話をナレーションさせていただきました。

今回の【266】では、ミシン以外の、裁断、接着、印付け、待ち針、ひっくり返しなど、ミシン以外の場面をひたすらお届けする動画に、人間関係の時間のGIVEのお話をナレーションで盛り込みました。

ちょっと風変わりですが、ご視聴してみてくださいね(^-^)。

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