24金単独だけでギラギラと存在せず銀や銅と混じり合い一緒、この自然な在り方とジュエリーの姿が線でつながった【582】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前の【543】【544】【545】【546】【547】でもご紹介しました、「鉱物の博物学:松原聰/宮脇律郎/門馬綱一 著」を読み終わりました時点での投稿です。

随分長い期間をかけて拝読した本ということになります(^_^;)。

図鑑のようになっていて写真が大変豊富な中身ですが、最後に印象的だった部分の「金」が鉱物の中で見つかるその環境・状況の興味深さをお伝えしたいと思いました。

このたびは、「18金の割金に銀や銅がベーシックに使われる」という実態の理由、ジュエリーがそもそも金やプラチナの金属と鉱物とのコンビで成り立っている意味について考えてみます。

天然石の枠が木や樹脂などではないのも頷ける、金やプラチナの金属と天然石は同じ鉱物で一緒に過ごしているような近い存在

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「ゴールドラッシュ」時代のイメージとして、キラキラ光る金を山で掘り当てるシーンがあります。

実際の話というのはもっと現実的なもの、24金がギラギラと存在しているのではないのです。

多くが、コンビとして銀や銅などと混ざり合って合金の状態で発見されるというのです。

最終的に貴金属に合金として18金が出来上がっていくのですから、この発見される状態の合金というのが割金に銅や銀が使われるヒントであり、まさに答え。

つまり、一緒に存在しているということにそもそも縁があったのです。

具体的に、その縁というのが、金とか銀はもともと元素から成り立つ「元素鉱物」という種類のもの。

その原子配列というのは、銀・銅が同じであるがゆえにそれらと結びつきやすく合金を作りやすいとのこと。

よってもともと縁ある素材同士だったということです。

発見される状態というのが、1つの状態だけではないようで、「粒状・樹枝状(じゅし)・苔状(こけ)」など様々。

とてもバラエティーに富んだ姿で自然の中でひっそりとその存在があったのでした。

あとがき

ジュエリーがなぜ、鉱物から成る宝石の周りを18金が台として囲むのか。。木製や樹脂製では作られない理由は。。ということの答えを得たような気がしました。

貴金属というものはそういうもの。。という固定観念を持っていましたが、あの姿は自然のあるがままの姿を最も究極に伝えたメッセージのようだと思えてきました(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

次回を見越さないリアルタイムなサービス精神、3点セットジュエリーのレンタル3セット目で即お値引を実行するスタイル【578】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」では、「3セット値引」というサービスを開始当初から続けています。

何度かご利用いただけるお客様に対してのお礼とサービスの意味があります。

お店のポイントは「次回」の実行が大半、もっとお取引のテンポを速めたスタイルです。

このたびは、このお値引サービスについて解説したいと思います。

レンタルジュエリーのリピーター様へのお礼の意味を込めたサービス、3セット目レンタルでその場で実行の「3セット値引」

3点1セットで予めコーデされたジュエリーセット:こうした括りもレンタルならではの事情も含みます。

レンタルというのは共有にもなりますので、偏りを均一化することが悩みどころです。

ただ、そもそも「偏る」ことは優劣の差があるわけで、1点ずつのレベルの高さは事業者側が十分に追求するべき重要な点だと考えてまいりました。

そうして、内容を高めたレベルアップがこれまで長年かけて行ってきた裏側のタスクでした。

当方で決めた3点を受け入れていただけたお礼の意味も含みながら、3点目のレンタルでお値引をその場で実行、3点目がお得にレンタルしていただけるというサービスなです。

通常、ポイントというのは次回に実行されるものですが、完全にユーザー様側の立場に立ったスタンスになります。

「3セット値引」の図解:4セット目で実行ではなく3セット目で早くも実行する点に特徴があります。

具体的には、1セットが@¥22,000(レンタル期間は2週間)、1セットがレンタルの上限ですので、3セット目は3度目ということになります。

▲¥5,500のお値引と決めていまして、期間がどれだけ空いてもとにかく3セット目になった時点で即、¥22,000-¥5,500=¥16,500でレンタルしていただけるという見方です。

事業者側からは、3セットのご利用というご縁は非常に光栄、リピートの意味を大切に捉えたスタンスであるとも言えます。

なお、次に貼りますYouTube動画は過去のままですので、その後の金額の変更やルール変更がありまして、動画内の過去の金額に関しては例としてだけ捉えていただければと思います。

動画と現行の変更点:①▲¥1,500の金額は過去の1セットが@¥5,500の時のものです<m(__)m>。

あとがき

こうしたことを受け入れていただくには、1セットずつがより充実した内容であるべきで、それぞれのセットがまたとない1セットずつである必要があると考えております。

バラバラの1アイテムずつを自由にユーザー様側でピックアップできるシステムではない理由があります↓。

他の優れたジュエリーが、1点が出張に行っていることで登場の機会を失ってしまう見方を「機会喪失」として考えました。

渾身の3点はいつも一緒にいた方が良いのではないか。。これが当方の結論でした。

ただ3点の組み合わせの内容は、あくまでも事業者側のセンス、ユーザー様が受け入れてくれることが非常に大きな成果になります。

その点に対するお礼の意味もかなり含まれるのがこの「3セット値引」のサービスです。

このようなことからも、予め3点セットに組むお仕事は非常に重要、こうしたサービスにも繋がるタスクなのだとしっかりと行ってまいります(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

アメジスト以外にもまだまだ見つかる紫色の天然石、チャロアイト・スティヒタイト・レピドライトのような赤味を持ったベリー色【577】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「彫金-手づくりジュエリー-の技法と知識:秋山勝義・飯野一朗 著」を拝読。

本格的な宝石ジュエリー作りを志す方々が参考に出来る本ではないかと。

ただ作り方のみではなく、ジュエリーに関する多数の切り口が盛り込まれることで、根本からの天然石との向き合いの道を歩むきっかけにもなる内容。

僅かながらも関わる部分があったと感じたのも、天然石を引用した連物のネックレスやブレス作りの経験があったことです。

このたびは、天然石を繋げて比較的簡単に作ることができる自作ジュエリーの体験の中で出会った今まで知らなかった天然石を「紫色」に特化してご紹介したいと思います。

有名どころの「アメジスト」は頻出、18金イエローゴールドの地金と組み合わされるとより高貴な印象のジュエリーです。

よく知れ渡ったような存在ではなくても、天然石の中には想像以上に多くのパープルカラーが存在しているのです。

「パワーストーンブーム」がニッチな美しいストーンの存在を教えてくれた。。アメジストと同じように美しい紫色の天然石

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紫色といっても範囲があり、ピンク・赤・青の一歩手前までの広範囲が該当します。

その中でアメジストは、程好い赤味を持った所謂「赤紫:あかむらさき」と呼ばれるようなカラーです。

一方で、「ラベンダー翡翠」はその名の通りラベンダーのような色で「青紫:あおむらさき」と呼ばれるような青味に寄っています。

2010年前後の「パワーストーンブーム」の頃に、自作していた連物のネックレスやブレスレットは、留め具を18金にしていました。

留め具の地金レベルに合わせて、まだニッチな存在ながらも美しいストーンを探しました。

その時に、希望するカラーは思いの他見つかるものだということを知ります、つまり世にたくさんの天然石の種類があるということなのでした。

では、アメジスト以外の紫色のストーンについて、アメジストの色を基準に解説したいと思います。

・スギライト:「珪酸塩鉱物」。日本で発見され「杉」様という学者様の苗字が名前の由来。アメジストにカラーのトーンが似ています。

・チャロアイト:「珪酸塩鉱物」。マーブル模様が特徴で柄になっています。ロシアの「チャロ川」で発見されたことが名前の由来。こちらもアメジストにカラーのトーンが似ています。

・スティヒタイト:「炭酸塩鉱物」。オーストラリア・タスマニアで活動した鉱山技師「ロバート・カール・スティヒ」様が由来。ここからカラーの赤味が強くなりピンクに寄っていきます。

・レピドライト:「珪酸塩鉱物」。ギリシャ語の「鱗」「lepidos(レピドス)」が「雲母:うんも」という層状の構造を表現。青味のピンクとも捉えられる色味。

***

「スギライト」以外は、実物のストーンを手に取って目で見た経験をしていまして、このようなベリー色はエキゾチックで素敵な色です。

あとがき

その他、「ピンクサファイア」のカラー展開の中にもパープルに寄ったものがありました↓。

色の3原色(混ぜてその色を作れないオリジナルな色のこと)は、「赤・青・黄」です。

これらの3色の中の2色混ぜで、「オレンジ・グリーン・パープル」という新しい3色が第2の色の誕生です。

ストーンのパープル色は赤のルビーと青のサファイアが混じったものなどではないことが鉱物の複雑さと多様さです。

こうした中間色的なカラーは実は豊富なのです。

一方で原色カラーの赤・青・緑の「ルビー・サファイア・エメラルド」の希少さは原色であることも含まれるのでは(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

ある程度のパンチが無ければぼやける、偏色カラーのネックレスを解体して選び直したマルチカラーは結局偏色寄り【575】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」では、過去の廃止したアイテムもこうしたブログ記事で記録に残しています。

タイトル頭に付く採番は当時のラインナップの番号、<旧>が一番古く、<旧>にも①②があり<旧>の時代のじわじわとした発展の証です。

時々③④も付くことがありますが、そういったセットは軸が定まっておらず未熟な時代に揺れ動いて迷った姿です。

このたびも、無知や未熟さがあった過去の変遷の様子です。

主に2021年にこうした変更をたくさん行いましたので、当ブログ記事も最初の投稿が2021年になっています。

そのままの最初の投稿の日付を残しながら、およそ5年後の2026.08.02現在ブログ記事自体の「手直し」をしているところです。

2026年現在では「高級地金+宝石質のストーン」に特化したラインナップに行き着き、後はセット数を増やしていくのみというところまで発展しています。

このたびは、2021年当時に連物を廃止する前に今一度「もう少しテイストを変えて天然石を利用できないか」を粘り強く検討した時の場面です。

カラーが偏っていた難しさを一度解体して、マルチストーンに組み直すことでよりコーデしやすいジュエリーにならないかと探ったのです。

天然石をミックスして繋げても結局はある程度の偏りの方が美しいと感じた現実、見慣れた巷のよくある物品では意味が無い

<旧>番号のラインナップにあった天然石の連物:真ん中は追加のマルチサストーン珠。
完成品①:元のカイヤナイトネックレスに、追加した材料のアメジスト・シトリンを混ぜ青味のマルチカラーへ。

ちなみに留め具はネックレス・ブレス共にK18WGという拘りです。

なかなかの美しさ、これは後のラインナップに並ぶものと判断しました。

完成品②:元のアイテムからは複数をピックアップしたロング丈。全体に黄色xグリーン系。間の紫色も重要。

黄色xグリーンに偏ると難しい点をアメジストの紫色が調整してくれます。

こちらの留め具はネックレス・ブレス共にK18YG、更にその後ネックレスには留め具付近に天然石入りのチャームも付けています。

上の2セットが完成した後の残りに、アメジスト・ローズクォーツの珠を追加投入。
完成品③:新しいストーンを追加してもこんな風によくある平凡なタイプにしかなりませんでした。3点共不採用。

あとがき

この見直しで採用とした2セットは後の<旧48②>で【587】の投稿、<旧63②>で【715】の投稿でご覧いただけます。

更にその先は、こうした工夫をしても結局は18金やプラチナの高級地金のジュエリーの価値には及ばないことに納得。

天然石の連物の完全廃止へと進んでいきました。

ただ、こうした変更の試みは無駄ではありません、こうして複数の天然石を集めて新しいテイストが作り上げられる可能性のご提案が代わりに生まれたからです。

ネックレスとブレスのお揃いにリングを18金やプラチナの台のもので同時付けする装いは、立派なものなのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

<旧15②><旧15③>入手し易いアメジストの普遍さは大粒と四角揃いで個性を演出、重ね付け多引用の全7アイテム【570】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、当「本物志向のレンタルジュエリー」の<旧15①>からの変更の2段階を同時にお届けします。

こうして、過去のラインナップの廃止アイテムもすべて一度出会ったジュエリーをなぜ廃止したのかの理由と共に記録に残しています。

事業というものは、「相変わらず」ではなく着々と更なる発展に向かって上昇するような「変化がある」姿勢であるべきだと考えます。

こうした変更や廃止は、発展を目指すためのプラスの意味を持った変化です。

とはいえ、廃止前が完全に無価値であったかというと、そうではありません。

事業者自身の価値観の違いやユーザー様の趣味嗜好によっても違うことを出来る限り受け止めたいからこそ、記録の意味があるのです。

このたびは、<旧15①>から全体の統一感をもっと高めるためのリングの追加の<旧15②>、そして、段差ペンダントのペンダントトップのサイズにボリュームをアップした<旧15③>です。

アメジストはK18YGに高貴に映えた。。重ね付けの多様でもさっぱりと感じる四角モチーフ特化型

<旧15②>全7点:<旧15①>は全6点、このたび別のセットにあったビッグアメジストリングの四角型を追加。
<旧15②>ペンダント(2点)(変更前):K18YG台のアメジストの四角10mmx8mmと15mmx10mm。チェーンはK18YGの48cmと58cm段差。
<旧15②><旧15③>ブレスレット(3点)(変更無し):K18YGのデザイン違いの3点のバラバラ。フィガロ・ベネチアン・喜平。
<旧15②><旧15③>リング(2点)(変更無し):左右共にアメジスト。左はK18YG台の13号。右はK18YG台の18号。右はカラット数も大きな大粒。

では、ここからは<旧15③>の変更があったペンダントの写真のみ掲載します↓。

<旧15③>全7点(変更後):大粒リングのボリュームに合わせたペンダントの大小をサイズ変更。

変更後のペンダントのサイズバランスは、以前の大きい方が変更後の小さい方へと配置移動、新たに大粒を投入しました。

<旧15③>ペンダント(2点)(変更後):台・チェーンすべてK18YG。15mmx10mmは48cm、20mmx15mmは58cm。
お洋服とのコーデ例:ベリー色ベースのクラシックな花柄ロングワンピース。前ボタンのゴールドが地金にリンク。

あとがき

ボリュームのバランスを調整することも改良の1つであるという例でした。

ただ、実際に目の前にして思ったことなのですが、元の段差の方がリングの幾何学的デザインの方とのバランスは良かったと思います。

その後、やや危うい構造だった<旧15③>の大粒のペンダント枠やバチカンの華奢さを厳しく見直します。

そして、バラバラのブレスレットの内フィガロが紛失するハプニングもあり3連へのアレンジの機会を失い、大粒リング以外全てを廃止。

大粒リングは、<新13>と<新新7>の同じ内容のセットへと組み込まれました。

大ぶりかつミニマムな数量ということにフォーカスしまして、2026年現在では全3点セットがどれも共通になりました。

ジュエリーにおいては、「大ぶり」ということは1つの価値であると、当レンタルジュエリーならではの特徴になっていったのでした(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

一瞬のご購入を遥かに超えた長いスパン、長い年月をかけた信用・信頼という報酬はその場の入金額以上の価値【560】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびの【560】の投稿内容は、以前の【114】や【341】に続く内容です。

【114】ではハンドメイドマーケット出店の時の「チラシ」にQRコードを載せるというノウハウ。

【341】ではネット販売の商品の発送時に「しおり」デザインになっているこちらもQRコードを載せるというノウハウをお伝えしました。

しおりタグには、該当商品そのものの素材情報を、お洋服で言うところの「品質表示」のごとく具体的にお知らせしています。

ただ、それだけではお伝えし切れない該当商品の製造背景は、都度完成するたびに投稿しているYouTube動画付きのブログ記事でより深く知ることができる構造になっています。

以前の【114】【341】のQRコードのURLの移動先は「ホームページトップ」、「宣伝」の目的があったからです。

ネット販売では、より1個人様にフォーカス、ご購入下さった該当の製作背景を綴ったブログ1記事のURLの方が良いと思いました。

このとことは、ご購入いただいた、今目の前にしている商品に愛着を持っていただける見込みがあります。

そんな感じで、決して大量生産には敵わないボリュームと引き換えに、じっくりと1点ずつを丁寧に見届けていけます。

このたびは、小さなアイテムの「しおりタグ」に託したその後の広がりがもたらしてくれるものを探りました。

こうした情報をくまなく提示していくことが、長い目で見てどんな成果を生むのか。。そんな視点です。

ハンドメイドバッグを丁寧に作ったその続き、親切な惜しみない情報提供こそ長い年月をかけた「信用・信頼」の獲得への布石

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短期的な視点と長期的な視点、両者はその目線を持つ人物像・価値観によるところ。

早くゴールを得たいがゆえに「テクニック」を重んじる傾向にあるのは、前者の短期的な価値観です。

一方後者の長期的な価値観は、決して要領の良さや立ち回りには長けておらずとも、長い年月が経過した時に「信用・信頼」を得ることがあります。

会社の一員においては、「狡さ(ずるさ)」も技術の1つという現状、評価のデメリットには決してならないもので、すべては結果ありき。

しかし自分が事業者である場合には、むしろ後者の方が優勢ではないかと考えます。

その姿勢は長い長い年月をかけた開花を目指す中では、一番重要な事だと信じて疑いません。

あとがき

あくまで、情報を掲載して親切にお伝えしていくことは「タスク」です。

もっと奥にあるのは、惜しみない情報提供の姿勢なるもの、この精神が本当の「軸」なのです。

短期的ゴールを目指すがあまり長続きしない場合は、長期的目線を無視していることが大きいと考えます。

最短コースで上手くいきたいというのも1つの我欲の強さがもたらす考え方、そこに「信用・信頼」がちゃんと伴っているものであるのかは甚だ疑問です。

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しなやかなチェーンに対してこそ強度あるPT850が使われ、塊であるペンダントトップやリングには緩めのPT900が使われる逆説【558】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「彫金-手づくりジュエリー-の技法と知識:秋山勝義・飯野一朗 著」を拝読。

「刻印」を確かめることも多いジュエリーを扱う業者としては、見識を深める必要がありました。

同時に「地金についての率直な疑問の解決ができるのではないか。。」、とインスピレーションを感じ手に取った本。

ここ最近注目しているあっさりとしたカラーが非常にクールでスタイリッシュだと感じるプラチナ。

刻印がジュエリーのアイテムごとに主に「PT850」と「PT900」の2種に分かれている理由を知りたかったのです。

チェーン類には決まってPT850が刻印されていた事実、リングやペンダトトップの塊のアイテムにはPT900が刻印されていた事実から何か言えるのでしょうか。

この理由を探るための第一段階の扉を、このたび開けてみたのでした。

プラチナジュエリーの刻印は主に2種、動きの多いチェーン類には硬いPT850が装飾的な塊のトップやリングにはPT900が刻印

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.05.12からおよそ5年後の2026.07.16に、ブログ記事の「手直し」の順番が来ました。

この5年間に随分プラチナジュエリーが集まり、刻印そのままを複数お写真でお伝えできることになりました。

では、実際のプラチナジュエリーの刻印を、①ネックレス②ペンダントチェーン③ブレスレット④ペンダントトップ⑤リングの順番でご紹介してまいります。

①ネックレス:ネックレスでPT850以外には拝見したことが無いほど決まって留め具の部分にこの刻印があります。
②ペンダントチェーン:①の2連ネックレスと同じ刻印スタイル。日の丸は日本製の事実と「造幣局」様公認の証。
③ブレスレット:パーツが分離できるカニカンに1つ、本体に溶接のキャップと両方にPT850の刻印があり丁寧。
④ペンダントトップ:PT900台のペンダントトップ裏面にダイヤモンドのカラット表記と隣り合わせで刻印あり。
⑤リング:PT900台の刻印は、リング内部に正面と半対面から少しずれて記されています。

某ブランドリングは、自社以外で手を加えにくいようちょうどリングサイズを変更する場所の背のど真ん中に刻印を打っているなどという噂も聞いたことがありました。

「囲い込み」という作戦ですが、本当にユーザー様の事を思えばサイズ直しをしやすいようにしておいてあげるという考え方もあっても良いはずです。

刻印の数値の違いの読み解き:チェーンは動きが多く引っ張ることもあるので割金が多く硬いPT850なのです。

一方、塊に主に記されるPT900は、PT850より柔らかく、デザイン性に富む豊かな表情のアイテムに付いていると感じました。

PT900からの延長上で、「PT950・PT999・PT1000」の刻印があるアイテムもたまに見つかることがあります。

さすがに破損し易い純プラチナはジュエリーとしては難しいと考え、許容範囲で「PT950」は当方で取り扱いがありました↓。

PT950のジュエリーアイテム:PT900同様塊のアイテムに使われている実態。右は映っていない輪の部分がPT950。

これまで素人目線では、しなやかなチェーンはむしろ柔らかい方の素材で作られているのかと思っていました。

ところが全く反対の考え方、切れにくく丈夫にと硬くしてあるという事情だったのでした。

あとがき

割金については、「<PT900>:パラジウムやイリジウムなどの白金族金属、<PT850>パラジウム・コバルト・銅・ルテニウムなど」。。という情報をいただきました<m(__)m>。

色にフォーカスしてみますと、PT900にはもともと白っぽい割金を使い全体的に黄色っぽさが入っていません。

一方でPT850の方には、赤味の銅が入っていることが不思議、赤味がかってしまわないかと不思議に思い、更に深掘り。。

銅には「硬さ・耐久性」があり、強度を高めるための割金には必要な素材なのだと納得したところです(^-^)。

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<旧48②>グリーンx黄色系のマルチストーンジュエリー、馴染んで目立たない付け方を選択し柄物ワンピースへダイブ【587】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、当「本物志向のレンタルジュエリー」の過去のラインナップに開始当初並んでいた天然石の連のネックレスやブレスを解体し、マルチストーンに仕立て直したアイテムが登場します。

完全に天然石を廃止するまでの変遷の一部としまして、一度融通あるマルチストーンにしてみたジュエリーセットの数点の内の1セットです。

1色だけよりもマルチになることがどんな風に出番が増やせるのかに挑戦してみた時期のものです。

青味系よりも難しめなグリーンx黄色系マルチストーンジュエリー、マルチでもまだ残るカラーの一癖の調整

<旧48②>全4点:以前の<旧48①>というのは、全く別のSV925ベースのセットなので総入れ替えをしています。
<旧48②>ネックレス:K18YG留め具に天然石の8mm・10mm珠の一連。長さは95cmのロング丈。

ストーンは、「レモンクォーツ」「アメジスト」「フローライト」「プレナイト」です。

<旧48②>ブレスレット:レモンクォーツ・グリーンアメジスト・フローライトの3種8mm珠、K18YG留め具。
<旧48②>リング(2点):K18YG台に縦17mmのシトリン12号の左。-K18YG台のカナリートルマリン13号の右。

カラーのバランスの整いの目的もあり、黄色の2つのトーンを同時に入れています。

お洋服とのコーデ例:カラーがミックスで花柄もぎっしりのクラシックなウール素材のロングワンピース。

ジュエリーが浮かないジュエリーにそっくりなカラーが集まったマルチフラワー柄、この中に馴染ませてしまうことにしたのです。

この考え方には賛否あるかもしれないのは、せっかくのジュエリーが目立たなくなるというご指摘の予想です。

しかし、考えてみていただければと思います、ジュエリーが目立つためのものであるべきなどと誰がいつ決めたのでしょうか。

お洋服に溶け込むように馴染むジュエリーの付け方だってあっても良いのではないでしょうか。

この付け方はかえって、ジュエリーにたくさん触れている余裕を垣間見るのです。

あとがき

同じようにマルチストーンでまとめた青味の方は、【715】の投稿の<旧63②>、よろしければ覗いてみてくださいませ。

その後は、<旧63②>と共に当<旧48②>も廃止、ここでついに天然石の連物を完全廃止したのでした。

1色のみの時に廃止してしまわず、今一度マルチストーンで可能性を試みたこの変遷はなかなか勉強になっています。

こうして、記録に残したことが自作ジュエリーの装いの時のヒントになったり、ジュエリー同士のコーデのインスピレーションにでもなれたならと。

そのようなことになれば、こうして記録に残した意味も一層高まりまして非常に光栄でございます(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

宝石の「マーキスカット」の名前の由来を知っておく、実際のジュエリーコーデへの落とし込みをここでご提案致します【554】

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こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、宝石のデザインの種類の1つ「マーキスカット」にフォーカスしてみたいと思います。

マーキスカットの形:こんな風に唇のような形にも見える鋭利な部分を含むスタイリッシュなデザインです。

まずはこの「マーキス」というワード、「marquis」が「男性の侯爵」・「marquise」が「侯爵夫人」という末尾違いで表されます。

ジュエリーにおいては、後者の「marquise」の方からの引用、フランス革命以前の王侯貴族の時代の「ポンパドール夫人」様が身に付けていたジュエリーのデザインが由来です。

おそらく、今でいうカリスマ的存在でおしゃれアイコンの一人、当時では位の高い愛人である「公妾:こうしょう」であった方です。

第一夫人ではないにしても、陰に隠れた存在ではなくスポットライトを浴びた存在であり影響力のあった方。

当時の流行のデザインとして貴族達の宝飾品界隈を席巻、これが「マーキスカット」の広まりだったと思います。

実際に別のネーミングを考案してみますと、「アーモンド型」「シード型」などという表現が思い付きました。

「マーキス」という表現の面白さは、類似品に似ている「もの」からではなく、時代背景をも映し出すような「称号」からの引用であった点です。

つまり、「ポンパドール」という固有名詞が付かなかった点にもなかなか興味深いい含みがあります。

別の分野になるのですが、生地の「ブッチャー」という縦横筋が織柄として入っている素材の名前の由来を思い出します。

その由来というのが、「同じ生地をお肉屋さんのエプロンで使われていた」という点。

では、このたびの「マーキスカット」のリングをご紹介していきます。

「マーキスカット」の美しさは同時付けの他のジュエリーの出演で高められる、同じ輪郭を含むことでより強調される効果

リング:K18YG台のアメジストのダブルデザイン。内部の地金がかなりミニマムに削られたカジュアルな作り。

分かり易くズームで写しましたが、実際はかなり華奢なさりげないものでした。

このことが、「大ぶり」の方向へ向かいたい当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップには、結局並ばなかったという経緯。

ただ、「抜け感」の表現や気軽に装える良さがあります。

何と言っても珍しいデザインを作っている「マーキスカット」の存在感は最初の出会いの時のインスピレーションでした。

その他の「マーキスカット」ジュエリーアイテム:どれも象徴的であり個性的な逸品となっています。

ここからがやや深掘りになりますが、その先のジュエリー同士のコーデはどうなるのか。。ということです。

マーキスカットジュエリーに合いそうなブレスレット3例:3点共「マーキスカット」と同じ輪郭が含まれます。

たまたま見つかった同じ輪郭を持つアイテムはまさに出番です、こんな発見をよく「ミラクル」と呼んでいます。

しかし、そうもうまくは見つからない場合には、リングを引き立てるように周りのジュエリーをプレーンなものに控えることも1案です。

こうした「押す/引く」というようなバランス感覚も役に立つことがあります。

そして、「ジュエリー同士のレベル差」へのアンテナも重要だと考えます。

上の3例のブレスレットは「大ぶり」が特徴のラインナップに並んだものであるということが、つまりこのリングとのレベルがバランスが良くないということなのです。

ボリュームがないこのたびのダブルリングは、同じようなボリュームレベルのカジュアルなジュエリー同士で組み合わせた方が互いが引き立ちます。

そうしますと、「使い分け」のような観念も大切なのだということになってきます。

あとがき

このたびのようにジュエリーの柄を作っている1パーツの形や、他のジュエリーとの相性を考えることは実は現実的なことです。

ペンダント1点付けるだけだったとしても、トップとチェーンの最も望ましい相性で付けたいもの。

一度は出会ったのにラインナップに並ばなかったこのたびのリングですが、こうして存分にご提案として活かすことができた「ギフト」が出会いの意味だったと捉えます。

是非素敵なジュエリーコーデを、そしてお洋服とのコーデで全体を素敵にまとめていかれますよう願っております(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

黒白水玉ロングワンピースの古着の正面装飾ボタンはかつての流行の残り香、ボタン撤去による劇的変化は未来型の装い【552】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

特に専門的なお洋服作りのノウハウを持ち合わせていない者ではありますが、ハンドメイドバッグのノウハウを時々お洋服のリフォームに落とし込んでいます。

「お出かけ着すべて古着スタイル」を続けてここ15年程、自主リフォームも多々あります。

その中で、ミシンすら使わない「ボタン交換」や「肩パット外し」はこれまで幾度か投稿しています。

「肩パット」は、外すことがベストなのかというと、付けたままの方がエレガントであることもあり、しっかり判断する必要があります。

元の「アームホール」「袖山」など固定寸法や形変えないミニマムな作業、肩パットを取り外したのみでは効果はそれほど見込めない場合もありました。

一方で、「ボタン交換」に関しては、むしろ肩パットよりも劇的効果、ボタンの存在感のすごさを知りました。

さて、このたびはこの「ボタン交換」よりももっとシンプルな作業、「ボタン外し」のリフォームです。

ちょっとしたことなのに、ここまでお洋服の雰囲気が変わるものなのかと驚かれることでしょう。

かつての流行部分は現在では「アク」や「一癖」、モノトーン水玉ワンピのダブルボタン装飾10個を根こそぎ取り外した劇的変化

ボタンが付いた状態の古着ワンピース:黒白水玉ロング。「軍服」の名残を残すようなダブル配置のボタン装飾。

この白ボタンの存在感はかなりのもの、おそらく1980-1990年代辺りかと予想、当時の流行を含んだテイストです。

肩パットを外す判断をしましたので、先に肩パット外し、続いてボタン外しをしていきます。

リッパーの使用:肩パットもボタンもリッパーを利用して、最初のきっかけの糸を削ぐように解いていきます。
肩パット外しの次は、ボタン外しに移ります。
ボタン10個すべて取り外し終わりました。
ボタンを取り外したワンピースの姿:袖のボタンは残しました。劇的変化だと思います。
リフォーム前後の比較:確かに左側の方が印象的ではありますが、右の方が今後の可能性に溢れます。

あこや真珠のネックレスを付けたり、ウエストにベルトを加えたり。。

リフォーム前の「流行の残り香」はまっさらに消え、未来の新しい可能性を生み出しています。

あとがき

「素朴」と「瀟洒」は別の概念、「シンプルですね」は「素朴」に近いと思います。

一方「すっきりとまとまっていますね」「粋(いき)ですね」は完全に感嘆表現です。

「アレンジ」ということに関しては、「追加」「変更」の他にこのたびのような「削除」もあるということ、リフォーム後に良い方向にコマを進める可能性に溢れます(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク