手作りの淡水真珠のスクエア編み込みトップが素敵、同じ淡水真珠チェーンに通したペンダントから展開するあこやへの挑戦状【583】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ近年の淡水真珠は古物の淡水真珠と違い形が整ってきています。

技術の改良の成果だと見られます。

淡水真珠の連物をつなげてネックレスやブレスを作って収集していた2010年代前半のこと。

淡水真珠の親しみやすさにとても好感を持つようになっていきました。

確かにあこや真珠は真ん丸で形が整っていますが、あちらも人工的な手を加えた結果のラウンドフォルムなのです。

その技術の中身の労力やレベルに対する評価に依るところがあこやの価値を高めていることも大きいのではないかと思えます。

ということで、このたびは、かつては「あこや」にこだわって多くのあこや真珠コーデを楽しんできたこともあるにもかかわらず、淡水真珠がここまで素敵になるのだというすごさをご紹介したいと思います。

きっかけは、ある天然石売り場でした。

店員さんが編み込んで作っておられたスクエアモチーフをペンダントトップへアレンジ

とてもうらやましいような技術の「編み込み」。

1連に繋げることしか技術を持っていませんが、立体的に造形できる技術がある方は製作の幅も広がります。

天然石売り場で店員さんがスクエアの編み込みの淡水真珠モチーフを作っておられました↓。

〇ネックれレス:淡水真珠のトップは20mmx20mm。50cm。シルバークラスプ。バチカンはステンレス製。

隙間へステンレス製の丸カン(正式には、二重リングをカットして一重にしたもの)を通します。

ステンレス製のメリットは、シルバー925よりもうんと線径が細くても丈夫な点。

よって、狭いすき間にも無理なく入り込めるのです。

せっかく店員さんが作ったトップをこうしてアレンジできました。

淡水真珠は淡水真珠同士組み合わせていきました。

そして、ペンダント、編み込みブレス、リング(これだけはあこや)と組み合わせたセットが出来上がりました。

3点セット:ブレスも淡水の編み込みです。リングはシルバー925のあこや。イギリス製のセミオーダーメイド品。

希少価値があこやよりはるかに劣ると見られている淡水真珠ならではの贅沢な密集具合。

編み込みしてたくさん集まる「白の世界」は大変エレガントです。

〇ブレスレット:淡水パール6mm程度のラウンド型。巾20mm程。デイジーのシルバークラスプ。

ブレスレットもただ一連でつなげたよりもはるかに豪華です。

こちらも編み込みの技術によって素敵に作られた幅広ブレスです。

クラスプの素材がメッキのちゃんとしたものではなかった当初、1点の品物の細部にわたるレベルアップをするために、リフォーム屋様へ正式なシルバークラスプへ付け替えを依頼。

とても良い品物になりました。

〇リング:シルバー925台の3粒の4mm程度のあこや真珠が深めに埋め込まれたイギリスの老舗メーカ製。16号。

私は、このデザインを見て非常に感動致しました。

まるで大切な巣の中で卵を包み込むように守るようなイメージで大切に3個のあこやが埋め込まれているデザインに対してです。

突出していない分、破損やキズも付きにくくなっているのです。

あとがき

真珠は、一番好きな天然石というほどのアイテムでした。

天然石という呼び方は正確ではなく、真珠はストーンではない海の生物の「貝」なので特別な存在です。

それでも数々の宝石と肩を並べてきた過去があったのですが、実際のレンタルジュエリー事業では全く手ごたえがありませんでした。

そうして、2023年をもって真珠を完全廃止と決めました。

あの希少で高価な「南洋真珠」も廃止です。

そうして、「宝石+地金」だけのレンタルジュエリーへと大きく変わりました。

これで良いと思っております。

すべてがユーザー様のフィードバックから感じ取ったことですので、間違いないと思います。

ただ、そうして多くの人が見放していく「真珠」に対して、反対に高まる希少価値がまた新たに生まれると思います。

高価だとか採取しにくいといった希少価値ではなく「ニッチ」な価値としてです。

ここから私がお伝えしていけることは、ただ1つの手持ちの真珠ジュエリーの装い方の新しい発見をこうして投稿でお伝えしていくことですね(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

ビッグハートに夢託す、ライスパールでもこんなにエレガントになる淡水真珠中心の3点セットコーデ【567】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ近年の淡水真珠の目覚ましい技術力アップにより、かつてのライスパールでは考えられないような整然とした粒ぞろいが実現されています。

ライスパールは淡水真珠に属し、あこやよりもどちらかというと普遍的な種類だというイメージがあるかもしれません。

いやいや、ライスパールこそ親しみやすさと高級感の良きバランスを作る素晴らしい真珠であることをこの度お伝えしたいと思います。

これがライスパールでできているのかと目を疑うような美しいハート型ペンダントとその仲間たち

確かに宝石として考えると、あこやのレベルに淡水真珠が及ぶことがないという風潮ではあるのですが、もっとフラットに見てみると、お好みにより十分淡水真珠も美しく整っていると思えます。

3点セット:リングのみベビーあこや、それ以外はすべてライスパール。
〇ペンダント:ハートのサイズは、縦25mmx横30mm。チョーカータイプの36cm。

このチョーカータイプにしてある理由がありまして、軽いライスパールが中身のテグス(釣り糸)に負けて保存時にたたんだ際にウエーブのクセが付いてしまうことの解消策です。

これが36cmという首にフィットのチョーカーであることによって、ウエーブが付いてしまったとしても支障がないのが首にフィットするサイズ感なのです。

そうしてまで工夫をあれこれ考えて、ライスパールの多重チェーンを実現しました。

古物でよく見られる多重ライスパールネックレスはペンダントトップは付いていませんし、昭和のライスパールは年代的に技術発展前のいびつな形、そしてつなげてあるのは切れやすい糸です。

ただ糸であることで融通があり、テグスのような跡が付く問題は無いのですが、いつ何時切れてバラバラとパールが地面に落ちるかわからないリスクを背負います。

そういった心配がないような仕立てに作った新しい形がビッグハートペンダントでした。

〇ブレスレット:3連ブレス。チェーンとライスパールの珠が同類。薔薇の彫りのシルバークラスプ。
〇リング:K14WG台のベビーあこや真珠4mm珠が5つの一連リング。サイズは13号。

特にご年齢関係なく、かわいく装えるセットです。

何でもない無地ワンピースであってもこのセットをポンと当てはめれば、立派なお出かけの装いに生まれ変われます。

これが白い真珠のすごみです。

あとがき

その後の事ですが、当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップからは、真珠が全面廃止になったのが2023年のこと。

真珠自体がお手入れが困難なことで消耗してしまうアイテムだという18金やプラチナとの優劣が起きる理由から思い切ってすべて廃止しました。

地金+あこやの組み合わせのジュエリータイプもとにかく真珠が使われているものは廃止です。

ただ、真珠自体は、個人的に好む素材でして、レンタルジュエリーとしてはほとんど受け入れられなかった真珠を自分使いでご利用させていただきながら、その着用例などを発信しようと使わせていただいております。

ジュエリーが、「宝石+地金」であるということを改めて実感したのも、こうした連物の1つである真珠ジュエリーに18金などの高級地金が使われていないところにあると思います。

この事業者好みと実際のお客様からの手ごたえのギャップも同時に実感しております。

事業者は自分の好みだけでラインナップを作るということの限界です。

当初集めていたコレクションそのままからのスタートですので、より現実的にこのことを感じています。

まず最初にドロップアウトしたのが、シルバー925だけのセットでした。

その次に連物だけのセットです。

たとえ留め具が18金であっても、金属の割合が少ない連物は受け入れられませんでした。

とは言え、こういったことが改良のきっかけであり発展するためのフィードバックだったと思っております。

そうして、2023年に「宝石+地金=ジュエリー」が完全に実現されました。

今後は、更に1点ずつのボリュームを見直しレベルアップをはかっていく、地金と宝石だけでできたものが勢揃いのラインナップになります。

「本物志向のレンタルジュエリー」どうぞよろしくお願いします(^-^)。

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翡翠の王道イメージのグリーン色は元は無色、どんな物質が入り混じるとあの色になるのかを探る【544】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

かつての幼少期、祖母が指にはめていたグリーンの指輪。。

楕円形のエレガントな形をしていた記憶をたどれば、おそらく「翡翠」であったと思います。

昭和時代には女性はリングなどに、男性はネクタイピンやカフスなどに、翡翠を愛で、装飾品として実際に身に付けていたことがあったのです。

現在翡翠の存在は、どちらかというとお洋服に溶け込むような日常使いではなくなったかもしれません。

年代物として箪笥の奥で先祖の形見や遺留品として眠ったままであることも多いでしょう。

真ん丸の珠をつなげたネックレスや18金の枠に覆われたリングがイメージしやすい王道の翡翠。

このイメージのグリーンの実際のカラーの色の生まれ方について、その他のカラー展開と共にこのたびは探ってみたいと思います。

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.05.05からおよそ5年後の2026.07.02に、ブログ記事の「手直し」の順番でタイトルから見直し全文を綴り直しています。

このたびは、2冊の「鉱物・宝石のすべてが分かる本:下林典正/石橋隆 著」と「鉱物の博物学:松原聰/宮脇律郎/門馬綱一 著」を拝読したメモから自分なりの解き方も交えながら綴らせていただきました。

翡翠の色のマルチカラー展開は混じる「成分」の違いにあり、グリーンのみのイメージを広げ物質が入り混じる広い可能性を知る

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近年鉱物の研究が進んでいることも2026年現在では見られ、産地によって環境が違うことで全く同じように当てはまらないケースもあるようです。

ただ、大枠は王道の翡翠グリーンの色は「鉄など」が正体です。

もともと、翡翠は「ヒスイ輝石(きせき)」という鉱物で無色透明。

どのような天然石も生粋のオリジナルというのは無色透明であることが多いです。

そこへ、結晶化していく途中の段階で、「鉄など」が含まれることによるグリーン色に変化するのです。

翡翠のマルチカラーは、自然の中での鉱物と他の物質との出会いによる「偶然と必然の入り混じり」の出来事だというイメージを持ちました。

翡翠の色入り混じる物質の正体
グリーンクロム・鉄
鉄・チタン・石墨(グラファイト)
酸化鉄
酸化鉄
鉄・チタン
マンガン
※着色元素が入らない場合

完全なる一覧表にすることは困難、代表的な物質だけを表記し、特にこの物質の影響でこの色になる決め手を代表で示したもメモのようなものと思っていただければと思います。

「ラベンダー翡翠」が人気であり有名ですが、入り混じる物質の代表が他のカラーとは別であることに注目できます。

こういったことが、特別な存在として鉱物ファンやジュエリーファンがたくさん注目している所以でもあるかと。

あとがき

翡翠がグリーンのイメージがありますのも、「鉄など」がしみこむ機会が多いということでしょう。

このたびのことがどんなことに役立つのかについてですが、まだまだ未熟な私も含めて本物を見抜くための僅かながらのアンテナを育たせるためだと考えます。

例えば、宝飾品になった翡翠であり得るのが「染色」です。

そこまで黄色くないのにあえて発色を良くするための「処理」がされているのではないか。。

この「処理」がダメージなのか価値なのかでは、天然石好きではいとも自然のままの姿を重視することも多いのです。

「無処理」の曖昧なカラーこそ「本物」の証という価値観です。

その場合、あり得ないカラーなどの大袈裟な状態は、「安物」に等しくなることもあります。

よって、基本的なことを理論と共に知っておくことは重要なのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

劈開面など奥にある細かな違いはあるがパッと見では分からない、ジェダイトとネフライトとのレベル差を疑う【543】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、2冊の「鉱物・宝石のすべてが分かる本:下林典正/石橋隆 著」と「鉱物の博物学:松原聰/宮脇律郎/門馬綱一 著」を拝読したメモから自分なりの解き方も交えながら綴らせていただきました。

翡翠は英語で「jade(ジェイド)」、2種の「ジェダイト:硬玉翡翠(こうぎょくひすい)」と「ネフライト:軟玉翡翠(なんぎょくひすい)」に分かれています。

今回は、その違いに迫ってみたいと思います。

先にお伝えしておきますと、素人がパッと見てどちらか見分けられるものではなく、どちらも美しい天然石であることに変わりはありません。

それでも、レベルの差は「ジェダイト」の方に軍配が上がり、高級品として「本翡翠」と呼ばれている方はこちらの方。

成分の違いなどでは区別しかねる「ジェダイト」と「ネフライト」、それならばぱっと見が似る所以を理解することを優先にした

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「ジェダイト」と「ネフライト」の比較:写真左のリングは「ジェダイト」右のペンダントは「ネフライト」。

メモにはとっていませんでしたが、実は産地の区別も重要なのだと思います。

・ジェダイト・・・ミャンマー・日本

・ネフライト・・・中国・新疆ウイグル自治区・ロシア・カナダ

ストーンが属する岩の性質が違うということであり、産地が違うということはかなり重要な違いの1つであったかもしれません。

そもそもこうして比較するから別物であることを忘れがち、場所が違えば別のストーンが出来上がるのも納得の背景です。

クリップのメモの部分は、書物から拾ったものであり、どうもそっくりな性質を持っているような気がします。

わずかな数値の違いがパッと見て分かるはずもありません。

「鉱物名」が違うことも重要な違い、「ヒスイ」という言葉そのものはやはり「ジェダイト」特有の鉱物名称になっているのです。

特に鉱物専門家ではない者、されどジュエリー好きがお伝えできることはたった1つ、両方をそれぞれ目の前にして眺めた感想です。

実際に写真の「ジェダイト」のペンダントと「ネフライト」のリングは同等に美しく映りました。

この美しい映りには、ジュエリーとしての地金を伴った姿であることも大きく、同じサイズの原石を左右に並べているわけではないという見方の環境のせいもあります。

これは1意見に過ぎませんが、「ジェダイト」「ネフライト」関係なく、ジュエリーとして素敵であれば価値を感じます。

希少価値によるステータスのようなものはあまり持っておりませんので、実際に目の前に現れた姿を見たその時の実直な印象は「どちらも同等に美しい」と感じたことは確かです。

あとがき

項目ごとに比較もしてみるものですが、結果はモヤモヤしか残りませんでした。

あまりにも「ジェダイト」の方に高い価値を置いた「ステイタス」のような比較の仕方は、決して賛成できるものではありません。

当「本物志向のレンタルジュエリー」では、益々どのようなストーンもニュートラルに見たいと思っています。

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K18YG台のマルチストーンフラワーリング、近くに映るブレスレットとの相性の作り方のコツはお花の輪郭との合致【542】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」という事業をさせていただいております。

当店ならではの特徴を自らも見つけながら、レンタルすることの意義をしっかりと感じていただける内容にしようと志している日々です。

更に、レンタルというタスクを越え全体コーデのご提案ができればと、こうしてブログ記事に過去のラインナップにあったアイテムまでも引用しながら「コーデ」を軸にしたご提案をしています。

このたびは、近くに付けるブレスレットとリングの相性をどう探るのかを、理論をもってお伝えする回としたいと思います。

「感覚」「インスピレーション」などは手に取って証明できるような物体ではありません。

ただ、そのようなことは、過去の物理的な体験の成果とも言えるのではないかと考えます。

そうしたアイデアが思い浮かぶのも、一度は理論立てて解釈していくことがその歩みの1つになると思うのです。

ペリドット・トパーズなどのマルチフラワーが盛り上げる楽しさ、18金3つ花リングからのその後のコーデの行く末のイメージ

リング:K18YG台のマルチフラワー。ストーンはペリドット・トパーズ以外詳細が分かっていません。13号。

左右のペリドットとブルートパーズは情報にありました。

それ以外のストーンについてはあくまで想像になりますが、花芯の部分の黄色はトパーズ、ピンクのお花は時々濃いパープル寄りにも映るピンクトパーズではないかと。

カラーのみで予想されるトルマリンやピンクサファイアも可能性は無きにしもあらず、花芯についてもシトリンである可能性もあります。

では、このリングに相性が良いと見立てた3点のブレスレットを誰もが理解できる理論のみでお伝えしたいと思います。

①ダイヤモンドテニスブレスレット:K18YG台に2ctのダイヤモンド。2連構造が豪華。

オーバル型の地金部分と円形枠のダイヤモンドの交互が繰り返されているブレス。

この形は、まさにお花の花びらと花芯の形に合致、同じ輪郭のモチーフが同時に2パーツ共通であることがぴったりを作ります。

ただ、このようなミラクルも簡単には起こらないかもしれません。

次の2例は、花びらのみに合わせた輪郭と花芯のみに合わせた輪郭を捉えた選び方になります↓。

②ボールチェーンブレスレット:ボールチェーンを編み込みしてふんわりとした筒状構造のK18YG。

お花の外枠のふわふわラインは、このブレスレットの外枠のふわふわラインに合致。

これも1つの相性と捉えられるのではないでしょうか。

③サークル透かしブレスレット:K18YGのサークルモチーフの多重。花芯の円形に合致、繰り返しがより相性を高めます。

このように、どこか1部分のみに関連付く枠・造形をとらえることで相性になると思います。

あとがき

こんな風に地金を揃えることのみならず、大枠の形の共通点を見出すということが相性のカギになることがあります。

「何となく」というのも大切ですが、我々事業者は「伝える」というお仕事も重要です。

まずは、こうした言葉表現を伴う理論でベタにはなりますが必ず理解できるようなお伝えの仕方も大切。

本当にユーザー様のためを思うならば、「何となく」こそユーザー様のインスピレーションに委ね、ひたすら理論で解いていくということも忘れないのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

名前の音が被る「ジルコン」と「ジルコニア」は別物、赤茶系の価値ある天然石と模造品という雲泥の差を知っておく【541】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、「鉱物・宝石のすべてが分かる本:下林典正/石橋隆 著」を拝読。

これまでたくさんの天然石を実際に目の前で見たつもりではありましたが、世の天然石の数からすればほんの僅か。

ジュエリーという括りでは、天然石ではなく模造品も入ってきます。

模造品所謂イミテーションジュエリーは、商業色が強く素敵なネーミング付けられていることが多いです。

このたびは、この本の中にも取り上げられていました、天然石「ジルコン」について綴りたいと思います。

とは言え、一度も手にしたことのないストーン、今後手にすることがある前の心構えのようなつもりで知識をいただき、同時にここでアウトプットしておきたいと思います。

勘違いで優れた宝石との出会いを逃されぬよう。。「ジルコン」は美しい生粋の天然石で名前の似た「ジルコニア」は偽物ダイヤ

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実際のジュエリーショップの中で、「ジルコン」を扱っていることがレア、これまではあまり拝見したことがありませんでした。

よって、かつては「ジルコン」という言葉を見聞きしても、「ジルコニア」にどうしても結びつけてしまい「合成石」を疑わなかったという時期がありました。

しかし、実際のところ「ジルコン」は、赤茶色の非常に神秘的な美しさを放つストーン、温かみがあり茶色の濃淡の展開もあり素敵な本物の天然石なのです。

まだお写真しか拝見したことがないので、いつかジュエリーとして入手したいと思っています。

ジルコンは英語表記では、「Zircon」、本当の天然の状態は「ホワイトジルコン」と呼ばれ無色透明。

そこへ、他の不純物のわずかな混じりにより、褐色・赤・グリーンなどと不純物の種類の違いで色が分かれていくといった経路を辿ります。

「コランダム」が「ルビー」や「サファイア」に枝分かれしていくのと同じです。

「合成サファイア」「合成ルビー」などがあるのと同じで、「合成ジルコン」というのも相当な数存在する実態はあります。

ただ、このことは「ジルコン」がサファイアやルビーに肩を並べる生粋の宝石であるということなのです。

そして、「合成ジルコン」はあくまでも「ジルコン」という天然石の結晶と同じ構造で工業的に作られた模造品であり、「ジルコニア」とはこれまた別物なのです。

ジルコンの成分は、「ケイ酸ジルコニウム」、この難しめな「ケイ酸」というのが、ケイ素・酸素・水素の化合物の総称。

では、「ケイ素(漢字では珪素)」とは何なのかです。

ケイ素は地中に酸素の次に多く存在するもので、別名「シリコン」、元素記号は「Si」。

ケイ素は鉱物には主成分として含まれることが多く、人間に関しても細胞の中のミネラルの中の成分で、骨・血管・皮膚などにも存在する重要な成分。

そんなケイ素が含まれた、酸素・水素との合体の「ケイ酸」でできているということ。

では末尾のジルコニウムとは。。これは、元素記号が「Zr」であらわされる銀白色の金属。

ということで、「ケイ酸」と「ジルコニウム」の合体が「ジルコン」に。

ジルコンの化学式は「SiZrO4」。

末尾のo4のoは酸素の原子記号。(ゼロではなくアルファベットのオー)。

4が付くと、「O4」で「四酸素:しさんそ」と呼び、酸素でも細かく性質の違うものが一緒になっているのです。

では、最後に「キュービックジルコニア」も見てみます。

「キュービックジルコニア」の化学式というのもあり「ZrO2」。

ジルコンと比べると「Si」が入っていない点がポイント、末尾の酸素の部分の数字も違います。

「キュービックジルコニア:Cz」は、ジルコニウムの酸化物である「二酸化ジルコニウム」の事。

酸化物というのは、酸素と他の元素とが合体した化合物。

酸素は他の元素と合体しやすく、ほとんどすべての物質と化合物になり得るもの。

このような合体を、自然現象ではなく工業的に手を加えるという点が「人工物」の製造の本質です。

あとがき

これで、そっくりな紛らわしい呼び名による誤解や間違ったイメージも払拭されてすっきりできます。

「ダイヤモンド」と「Cz」の見分けがなかなか難しい点からも、人工物を作り出す工業技術のレベルの高さ「人間の叡智」も見逃せません。

今後天然ダイヤモンドの採掘が困難になる背景と共に、「そっくりな偽物」も考案されていくと思います。

そういった工業品が増えてくることとは対極に、生粋の天然石を重視されるジュエリーマニア様も多いと思います。

「ジルコン」という言葉の音を聞いて、赤褐色の美しい茶色の展開で今後はイメージしてみてくださいませ(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

自分目線のジュエリーの良し悪しの判断を持つために。。「宝石の定義」を知ることで始まる自分の解釈【540】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「鉱物・宝石の科学事典:日本鉱物化学会編集/宝石学会撮影協力」を拝読。

宝石を見極める際に大いに役に立ち、写真も大きく美しいのでより真実味が感じられ実際に人気の本です。

このたびは、大変興味深く有難い「宝石の定義」を知識として受け取り、今度は自らの解釈をもって「美しいジュエリーとは」を考えていく回としたいと思います。

綺麗なだけで良いなどとは一見曖昧に感じるが、「美しさ」が永久・希少と並び優れた宝石である証明にもなる意外

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「宝石」と呼ぶにふさわしい定義は3つ、「①美しさ②永久性③希少性」です。

「永久性」には「丈夫さ」にも関連付きます。

①は少し曖昧で、それぞれ独自の解釈があるものの、どんなものを美しいと言えるのかという点ではこの本のご一読で確かめていただけます。

ダイヤモンドがダントツである理由はそれぞれの項目どれもが突き抜けているからだという見方がまずできます。

本が書かれているのは「宝石」に関してで、「宝石+地金」のコンビ「本格派ジュエリー」について、自らが持った解釈をお伝えしてまいります。

特に③の「希少性」については、特に思うところがあります。

ストーン自体はその採掘データなどからもうすでにレアストーンなのか普遍的なストーンなのかが分かっています。

普遍的なストーンは「半貴石」などと区別されてしまっていますが、普遍さを武器に大粒に加工することができ、「美しいジュエリー」には十分成り得るものなのです。

ストーン自体の希少性もさることながら、カットの美しさ・はっと息をのむほどの大粒にも十分唯一のテイストが入っていると思うのです。

よって、よく知られているようなストーンであってもその中に1つ誇れる部分があれば美しく価値があると考えています。

究極、宝石が登場しない地金だけでできたジュエリーであっても、こちらもまた美しいジュエリーになっていることを目の前で見てまいりました。

あとがき

「ダイヤモンド1ctくらいは持っていなきゃ」など、このようなことも1つの固定観念。

ダイヤモンド1ct未満でも素敵なデザインのダイヤモンドペンダントがあり、こう思う時点でおしゃれ度の高い素敵なジュエリーを逃しているかもしれないのです。

何か大勢の意見のような情報に飲み込まれてしまうのも、結局は知識不足からの不安定な方針や意見によるものではないかと思いました。

自分の選択の仕方やスタイルをはっきりと打ち出し堂々と主張できるためには、元の「定義」を一度は自分の中にインプットする必要があります。

そんな意味でも、この「定義」が書かれた本のご一読の意味が深まります。

宝石に限らず様々なことに言えることではないでしょうか(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

小粒俵型淡水真珠ネックレスの留め具、ダルマ板からシルバークラスプへ変更しペンダントチェーンになった着地【539】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

長年の真珠好きは、特にカジュアルにも装える淡水真珠をアレンジすることをしてまいりました。

ネックレスを多重ブレスレットにしたり、時には真珠では極めてレアなペンダントへのアレンジも。。

このたびは、元はネックレスから淡水真珠のペンダントが誕生した過程の部分をお届けしたいと思います。

ペンダントトップの素敵な編み込み淡水真珠スクエア、天然石のお店で店員様が目の前でお作りなられていた1点でした。

以前はカジュアルに利用するためにダルマ板や引き輪タイプの留め具にしていたネックレスでしたが、ツヤや照りが申し分のないレベル。

それならば、本来の望ましい真珠らしい姿のシルバークラスプへの変更をしたいと思ったという動機です。

では、留め具をダルマ板からシルバークラスプへ交換した時の変化の姿をご覧いただきたいと思います。

一見裏方的なクラスプが、実は立派な存在であったことを改めて発見した回です。

比較的カジュアルな淡水真珠であってもシルバークラスプがお似合い、その先に待っていたのは素敵なペンダントトップとの合体

変更前の淡水真珠ネックレス:引き輪+ダルマ板+つぶし玉2個のコンビ。右上は新しいSV925のつぶし玉2個。

何となくカジュアル、俵型の淡水真珠には照りツヤあがありましたので、クラスプに交換した後の方がレベルバランスが取れると見込みました。

変更後の淡水真珠ネックレス:「SILVER」の刻印がある確かなお品、これが「シルバークラスプ」の存在感です。
シルバークラスプのズーム:ダブルフラワーデザインが装飾性高めのもの、数多くのデザインがあります。
ペンダントトップを追加した姿:素敵なペンダントチェーンになりました。チェーンは50cmです。

ペンダントトップのバチカンは、細くて丈夫なステンレス製の「二重リング(キーホルダーなどに使われるもの)」を一重にカットしたアレンジです。

あとがき

このペンダントは、後の投稿の【583】で真珠3点セットのジュエリーコーデをしています。

そして、その先の「お洋服とのコーデ例」も、ブログ記事の「手直し」による整備でゆくゆく設置されます。

このたびの淡水真珠のケースのように、ネックレスを「チェーン」として利用するアレンジ、優しい雰囲気の真珠には金属質な地金チェーンよりも相応です(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

世にある多くの美しい天然石の存在を知ったパワーストーンブーム時代、自作ブレスレットの特徴は差別化だった【538】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2010年前後がパワーストーンブーム全盛期だったとのこと、思えば懐かしい天然石ジュエリー収集時代でした。

おそらくこの期間がきっかけで2020年の「本物志向のレンタルジュエリー」開始に至ったと思っています。

事業活動をしていたわけでもない2010年代には、ジュエリーに対してどう向き合っていたのか。。

このたびはそのような振り返りと共に、かつて自作の天然石のネックレスやブレスレットを集めていった頃の自分なりの拘りの部分にスポットを当ててみたいと思います。

ストーン自体への価値観から「装い意識」へのシフト、宝石質な水晶系ストーン多面カットブレスの留め具は18金

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自作ブレスレット:2010年前後から10年間に渡り自作してきたスタイル。3つの拘りは多いゴムタイプとの差別化。

巷では、ゴムを通すタイプが大半であった中、留め具を18金に特化したことは1つの特徴でした(③)。

留め具1つで全4点セット、引き輪・ダルマ板・つぶし玉x2個が必要、つぶし玉に及ぶまで18金で揃えたのです。

時にK18YGとK18WGとで地金を使い分け、ストーンに相性良き色を選択したり、他のジュエリーとの揃いを意識しました。

途中2013年頃くらい、「ロザリオネックレス」というY字タイプが流行していて、小粒ストーン+SV925のパーツのコンビで「自作+販売」も体験。

せっかく18金の留め具を付けますので、ストーンも数ある中から透明感の高いものを選びました(①)。

更にそのストーンがより煌めく多面カットを選択、球体タイプでは主に32面カット・64面カットに特化(②)。

留め具の設置の仕方は、元々友人が目の前でやり方を教えてくれた機会があったことをきっかけに、その後もYouTubeで発進している方の動画を拝聴させていただき習得。

天然石の連を繋いだネックレスやブレスならば自作できるようになったのです。

「ジュエリー」と聞くと高級そうなイメージがありますが、数ある天然石の連と留め具をSV925で揃えれば、ショップで販売しているような価格をうんと下回る低コストで素敵なジュエリーが出来上がります。

何と言っても、一切の妥協の必要が無い好みの天然石で出来上がる点の価値こそ自作の価値ではないかと思います。

あとがき

不思議なもので、2010年代に次々に自作した連物ジュエリーはほとんど自らが装うことがありませんでした。

既述の「ロザリオネックレス」の販売体験は、後から思えば1つのヒント、要するに「他の方のためのジュエリー」とう視点を持ち始めていたことです。

この自然に出来上がったような「方針」こそ、2020年開始のレンタルジュエリーのスタートへの背中を押してくれたのではないかと思うのです。

今後もこの精神は変わることなく、「ご提案しお届けするジュエリー」という軸をしっかりと持ち続けます(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

オレンジメノウ(カーネリアン)の18金枠のペンダントトップ、チェーン・ブレス・リングを順に選び抜いていくメソッド【537】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「メノウ」という天然石。。「仏教用語にもある七宝と呼ばれる七つの宝の内の一つ」との言い伝えがあります。

漢字表記の「瑪瑙」は、「馬の脳のうねりの柄が似ていること」が語源。

「動物」に例えらえた「鉱物」という関係は、いずれも世の「生物」同士である点も意味深いこと。

外国では、「agate(アゲート)」が該当しますが、こちらも良く知れ渡った呼び名です。

このたびは、「オレンジメノウ(カーネリアン)」のK18YG台のペンダントトップをご紹介致します。

当「本物志向レンタルジュエリー」で事業者側が行っています、3点セットの組み合わせを考案していくまさにその「実践部分」をこのたびはお伝えしたいと思います。

なぜ、そのチェーンが相応しかったのか、なぜそのブレスレットでなければならななかったのかなど、「理由」の部分に是非ご注目下さればと思います。

時々朱色にも映るオレンジメノウ(カーネリアン)、イエローゴールド台の透かしも相まったテイストはエレガントに装える可能性

ペンダントトップ:K18YG台のオレンジメノウ(カーネリアン)の大粒。周りの透かしがエレガント。

「カーネリアン」は平均的にオレンジ色ですが、このたびのペンダントトップは時々朱色にも映ります。

この点がまるで「珊瑚:さんご」のようなイメージであり、良いと思った最初の理由でした。

では、チェーン決め・ブレス決め・リング決めを考案してまいります↓。

ペンダントチェーン決め:オーバル型(楕円)には、同じ丸みを持ったラウンドチェーンを選択。
ブレスレット決め:チェーンと同じく楕円モチーフが使われれるマルチストーンのK18YGベースのものを選択。
リング決め:K18YGの地金のみ、固定のチェーンデザイン2連。楕円型もですがペンダント枠と透かし柄もリンク。

以上、ブレスレットにしてもリングにしてもピッタリの組み合わせが見つかったという感触でした。

最後にお洋服とのコーデ例を1点ご紹介したいと思います↓。

お洋服とのコーデ例:ジュエリー自体のまとまりが大枠暖色系であると捉え、暖色系小花柄ロングワンピを選択。

非常にエキゾチックなメノウの表現になりました。

このたびは、ペンダントトップを軸に、その後の他のジュエリーを決めていく過程のシミュレーションとして考案したものです。

このペンダントトップは、2021年当時はその後が決まらず、トップのみのまま廃止にしてしまったというエピソードがあります。

時は5年後の当ブログ「手直し」の2026.06.25現在、こうして組み合わせが1つご提案できたことを大変嬉しく思っております。

廃止した残念だった過去が決して無駄ではなかったというように考えることができました。

あとがき

少し余談なのですが、メノウと似た見かけの石にアベンチュリンという天然石があります。

似ているだけあって、もともと「水晶」であることが同じなのですが、違いは「結晶」の大きさ。

メノウは細かく、アベンチュリンは粗いという違いのようです。

何が結晶を作っているのかというと、「二酸化珪素」という物質(成分)がベース。

以前、アベンチュリンのグリーンの天然石がアゲートとそっくりだと思って見ていたことがありました。

そっくりではあっても違う名前になっているわけで、構造にも違いがちゃんとあるのです。

オレンジ色のストーンは他にも「鼈甲:べっこう」「琥珀:こはく」があり、オレンジストーンのコーデは結構難しく、浮いてしまうことがあります。

それでも、特に先祖の遺品などに多いオレンジ色のジュエリー、このたびのノウハウが先祖のジュエリー引継ぎのその後の活かし方にお役に立てればと願います(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク