<はぎれ><パッチワーク企画⑦>黒系の中にもポップな柄のカラー部分を入れ込むシート作り【1182】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、<パッチワーク企画>と称しまして4点の種類がバラバラのパッチワークシートがベースになったナップサックを製作中です。

今は、2点目の製作のパッチワークシートが出来上がろうとしているところです。

結構パッチワークシートは手間がかかり時間を要しますので、一度ここで途中のパッチワークシートの場面をお送りしたいと思います。

1点目の時は全体的に黒系でした。

今の2点目は、こちらも黒系なのですが、少しカラーが入ってきました。

出来上がってみないと分からない面白さと完成では見にくいコンビを今ならではの場面としてご紹介

パッチワークシートも予想が付きにくいのがマチで隠れる点です。

底部分やサイドの部分がマチによって視界から消えますので、なかなか出来上がりが1枚仕立てよりも想像しにくいのがパッチワークの面白いドキドキする点です。

製作中の2点目の特徴は、黒系の中にこうしてカラーが少し入ってきたことです。

もとは、はぎれの整理整頓でスタートしたことですので、やりやすい真っ黒からスタートしていきました。

そして、2点目の現在には、まだ相変わらず黒が多いのですが、次のカラーも少し黒とのコンビで入ってきたのです。

パッチワークシー((ナップサック1点分):上は表地、下は裏地です。

できるだけ表地は厚手が行くように、裏地の隠れる部分には、バラバラの種類の生地が行くように、薄手が行くようにと工夫しています。

ストライプのような柄が結構豊富なシリーズですので、縦の線が集まっていますね。

表地のポップな街の風景画の柄は、黒系の中に映えてスポットライトを浴びるかもしれません。

今ここで見ますイメージとマチが隠れることによって、まずは、どのシートも底の部分の1列が見えなくなります。

そうしますと随分実際は雰囲気が変わってきますので、それが面白いと思います。

あとがき

次回のこのシリーズの登場では、ナップサックの「餅巾着」が完成した場面をご紹介できます。

4点は、結果どれも違うテイストのナップサックになるでしょう。

何かこのことから、今後のパッチワーク物の製作のヒントが生まれればと思います。

心配していたマス目の変な切れ目はあまり感じません。

同じ種類の生地をつなげた方式が大き目の生地みたいに映るからでしょう。

本来は、組み合わされることのない生地同士も、パッチワークの集まりであったからこそ一緒に1点のバッグの中におさまっていることが奇跡的で価値になると思われます(^-^)。

メッシュパンプスの素材で作った巾着リュック、素材が意外にも非常に縫い易かった件【745】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回、リュックが1点完成しましたのでご紹介したいと思います。

見どころは、メッシュ素材です。

バッグにメッシュ素材は大変ユニークで、パンプスに一部として、もしくは全面に使われるごわついた素材です。

ごわついているからの良さというものがありまして、なかなか面白いものになりました。

とても意外、メッシュ素材が縫い易かったエピソード

メッシュ素材、ごわついて一見縫いにくそうと思っていましたが、これが、真逆の結果でした。

もしかしたらメッシュの厚みなども関係するのかもしれませんが、今回のメッシュ素材の場合に関してはとても縫い易かったです。

織り目もきちんと付いた場所がまっすぐに出来上がって、びしっとと出来上がるのが特徴です。

生地の重なりもずれにくく、非常に作りやすかったのが意外な驚きでした。

出来上がりのレビューしてみました

さすがに、ハード薄芯は必要ありませんでした。

十分にハリコシがもともとあるので、入れたところで変わらないと言えます。

けれども、接着芯は貼りました。透けないように黒色をチョイス。

接着芯の付きも思いのほか良かったです(^o^)丿。

完成の「餅巾着:もちきんちゃく」:その様相のネーミングです。
どの素材で作ってもこの名前になります。<サイズ>縦27cmx横27cmxマチ11cm。

右側にひょっこり出ているのは、入り口のリボンです。裏地の共布ひもの先に表地のタブで飾ります。

背の部分です。ショルダーは調節可能。取り外してトートバッグオンリーでも使用可能。
中側はこのような構造に。。巾着袋が丸ごと設置。空きの部分の多い巾着型のセキュリティー性の弱さをカバーします。
メイン口のリボンの中には、更に巾着の紐が共布で現れます。メインの入り口のリボンよりももっと幅の狭いスマートな6mm巾程度が巾着ひもに値するものです。既製品のひもを使わない、クチュール仕立てが拘る部分です。
こんな風にミシンで6cm巾の出来上がりの共布ひもへ。

すべての裏地パーツを共布で行うことによって、中の構造を一見分かりにくくし、セキュリティー性を高める効果もあります。

まるで昆虫が植物に擬態化して姿をくらますかのように。。。

あとがき

今回のメッシュ素材の類似素材があと2点ございます。

ここで、連続してメッシュ素材でお作りしていくのがリズムに乗って楽しいかと思いましたので、同素材連続進行を決定。

次はどんなメッシュの素材なのか。。。

そんなあたりにご注目していただいて、次のバッグの完成をお楽しみにどうぞ(^-^)。

薔薇xレオパードコンビがイタリア製らしい、無彩色なフクレジャガードが美しい蓋付きショルダーバッグ【13】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

前回の【12】の記事に引き続き、ぷっくりと膨らんだ素敵な生地を利用させていただいたハンドメイドバッグの製作になります。

2019年より新しい分野の「高級フクレジャガード」に注目しての生地集めと並行しながらバッグ製作をしています。

この新しい分野の生地のテイストは、私自身の好みもあり、生地選びの時点で、自身が心が躍るような感動を覚えたものを選定しております。

去年の2018年だと、かっこいいようなメンズライクなテイストの素材でした。

メンズライクも非常に難しい点があり、それは、写真の映りの悪さです。

いかに世の中の写真がカラフルな写真映えするものであふれているかを考えると、メンズライクは撮影がとても困難です。

メンズライクの生地に比べて、的をとことん絞ったフクレジャガード生地はそれほど多くは見つかりません。

日本製とイタリア製ではイタリア製の方が見つけやすく、その多くが、「風通加工」というタイプの膨らみ方です。日本製はたまにぽつんと見つかる程度で、あまり膨らみがダイナミックでなく、織柄のじゃガードの方が主流みたい。

生地織の製造業者様の数の豊富さとかそういった事情も日本とイタリアで違いがあるのかもしれません。

とにかく数は少ないこのレア生地と言えますフクレジャガードが私は大好きで、その美しさに思わずうっとりとしてしまいます。

洋服では、アルマーニ様がこのフクレ素材を多く取り入れたアイテムが多いです。

私がアルマーニの古着が好きな理由にこの素材の拘りが1つ挙げられます。

アルマーニ様もイタリア製ですね。

今度はフラップ型のデザインで製作

ものすごくぷっくりと膨らんだ立体感のある素材です。

【12】の時のデザインとまた違ったタイプになります。

では、まず、写真10枚をご覧くださいね。

本体は、縦15cmx横30cmxマチ7cmです。

薔薇とレオパードがコンビになっているところが何ともイタリア製らしさがあります。

表地:フクレジャカード、ポリエステル/87%、ナイロン/13%。イタリア製。

グレーの濃淡と黒の無彩色カラーでとてもシックです。この柄は、プリント加工ではありません。立体的にぷっくりふくらませたフクレ加工です。よって、より柄が立体的に浮かび上がって美しいのです。

裏地:アムンゼン、ポリエステル/100%、日本製。

アムンゼンというぶつぶつとした凹凸感のある柄の入った織り方の無地の生地です。

入り口フラップがあることが、結構親しみやすいデザインだと思います。

フラップのみのセキュリティーの危うさを、第2の入り口のファスナーの口布でフォローしています。

YOUTUBE動画でよりイメージを得ていただけます

1点1点の商品に対してyoutube動画をお作りしていますので、この商品も専用の動画がございます。どうぞ、ご視聴くださいませ。

旅行で、ゴロゴロと重い荷物を引きながら、このショルダーを肩から掛けるイメージで、できるだけ手がふさがらないようにと想像しながらお作りしました。

あとがき

今回の薔薇柄は、無彩色で、色が最小限にしぼられています。

それでも、素材の立体感とか、柄で十分に無彩色でも美しい表現ができるものなのですね。

更に私が、製作の技術をもっと上げて、素材頼みにならない、独自の特徴もちゃんと価値の大部分を占めることができるように邁進したいものです(^-^)。

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