<出会い>デザインにキュンとくる、卵型の房のかわいいマルチカラーの房ペンダントトップ【787】
まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
フルーツモチーフのペンダントって芸術品ですね。
実際にお洋服にはコーデしにくかったりするお品も多いですが、置いて見ているだけで可愛らしいアイテムです。
いちご、さくらんぼ、パイナップル、りんご、そして葡萄。
今回は、葡萄にあたるデザインかなと思われる、房のペンダントトップのご紹介です。
1つ1つの房が丁寧にK18YG台に固められています。
和風な雰囲気のあるマルチカラーの房ペンダントトップ
こちらのお品は大変ピンと来ました。
房の1粒ずつのまあるい卵型がかわいいこと、マルチカラーの翡翠やメノウにストーンの分野を限定してを使っていること、台を1房ずつ設置していることなどがとても良いです。
メノウや翡翠は雰囲気というだけでなく、実際の産地とか産出の歴史からも日本の天然石と呼ばれている程、和風な2種の石。
このペンダントトップを見ていると、日本人の手によるお品なのかな、、、と推測します。
あとがき
マルチカラーアイテムは、お洋服に合わせやすいです。
黒から、原色、パステルカラーまで季節も問わず、流行にも左右されず安定にお使いいただけそうです。
フルーツなどのモチーフのクセがあることでコーデしにくい点をマルチカラーの色の展開がコーデしやすくしてくれているようです。
葡萄デザインも葡萄そのままリアルなものでなくて、抽象的な感じに仕立ててある房の部分が抜群です(^-^)。
その見た目のグラデーションの5房のストーンが物語るサファイアの鉱物ストーリー【488】
まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
サファイアという天然石のイメージはネイビーカラーという方が大半でしょうか。
実は、サファイアはカラフルな色の展開があるストーンなのです。
この度ご紹介するピンクサファイアのグラデーションのペンダントは、サファイアにはなぜ色の展開があるのかということを物語るヒントのようなメッセージが入る素敵なジュエリーなのです。
元はコランダム、その後の物質の混じりによりルビーになった赤、そうはならなかったピンクサファイアの分岐点
この濃淡の配置は奥深いメッセージがあるように思えます。
それは、サファイアが鉱物から成り立つ様子を知るとヒントが見えるからです。
サファイアとルビーの元は、共通のコランダムという透明の鉱物が土の中で出来上がります。
そうして、その後その透明に物質が混じり、片方は真っ赤なルビーへ、もう片方はブルーのサファイアや黄色、グリーン、オレンジなどへ色が変化しまるで進化の用に枝分かれします。
その中で、ルビーになり損ねた色が完全に真っ赤になり切らなかったのが、ピンクサファイアです。
そんなことを知るととてもロマンチックな気持ちになりますね。
このペンダントの濃淡は、一番薄い色がほぼコランダムの状態に近いと思わせてくれ、そこからピンクサファイアへ成り立っていく「段階」のようなものを表したメッセージのようだと私は受け取っています。
本当の事は、製作者様本人のみが知るところ。
ただ出来上がった品物からはそんな風にサファイアそのものの成り立ちの1ストーリーを教えてくれているような気がします。
物言わぬ宝石がメッセージを伝えることがとても素敵です。
この房のモチーフはあまりクセが無いので、ブレスとかリングも合わせやすいかもしれません。
その一方で、何でも合ってしまうからこそ、かえって個性を出しにくく悩むのかもしれません。
あとがき
サファイアというのは、元はコランダムという鉱物であったところから、「ルビー」、「ルビー以外」のこの「ルビー以外」のものの総称です。
よくマルチカラーとしてサファイアだらけで装飾されているマルチ宝石も多いですが、あれも実はやみくもにカラーストーンを集めたものではないところにサファイア哲学なるものがあると見ています。
表面的な装飾品であると映りがちな宝石ですが、手間をかけて丹念に製作されるからこそ、そこに無言のメッセージが入れ込まれることは多々あると思います。
もし、ジュエリーに興味がわいた際には、品物を購入する以前に、鉱物について知る、歴史を知ることも良いと思います。
そうすると、今までの好みが変わってきたり、購入したい宝石の種類が変わってきたりとなにかしら影響力をいただくものです(^-^)。