<パッチワーク企画⑧>黒系と少しカラーが入ったコントラスト前後2面使いが楽しめる2点目の完成-ナップサック4点連続製作【1187】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在<パッチワーク企画>と称しまして、パッチワーク生地で作ったナップサック(餅巾着)を製作中。

全部で4点のナップサックが完成しますが、今回は2点目が完成しました。

これで半分ですね。

【1178】では1点目の完成品がご覧になれますので、もしよろしければ、【1178】の投稿にもお立ち寄りどうぞ(^-^)。

今回の2点目の特徴は1点目と同じ黒系なのだけれど、モノトーン色でまとまった1点目に対して、少しカラーが差し色に入ってくる点です。

そして、もう1つの特徴は、初の試みである「後付けポケット」を取り付けた様子を見ていただけます。

ポケット付け忘れのミスからの考案が逆にかっこよいデザインになった吊り下げ式ポケットの設置

バッグの内側のポケット:取り付けは、巾着紐ホールのステッチに重ねます。
そして、更に縦にも固定すると丈夫に設置できます。
カードやキーが余裕で入る程度のサイズのポケットです。
できるだけ余計な縫い目は見えない方が良いと巾着ホールのステッチに沿ったのですが。。。
しっかりハギ目を合わせてステッチしなかったために、縦が左にずれでしまいました<m(__)m>。

細かい部分ですが、ピッタリ表地と裏地を合わせてステッチをかけるべきでした。

そこは反省と学びです。

餅巾着(パッチワーク企画2点目):縦30cmx横35/49cmxマチ15cm
:こちらを一応背中に見せる使い方をメインとするショルダーの「わ」の向きにしています。
こちらを背中に見せる使い方もOK。
ショルダーの付け根の「わ」は反対向きになりますが、目立つ場所ではありません。
横顔です。このリバー渋るタイプは横顔の素敵さも特徴です。

せっかく両面使いが違う雰囲気で楽しめるお品ですので、使用していない時にポンと何気なく置いているだけの様子が素敵であるというシーンもあるということを意識すると良いです。

ナップサックは昔からあるアイテムで学生時代のサブバッグにも共通に使っていた記憶があります。

キューットひもをしぼることで、入り口を開閉する役割と同時に、そのままひもがショルダーになるという、なんという無駄のない機能であることかと先人のアイデアに感嘆。

このシンプルで無駄のない必要最低限さが魅力です(^-^)。

あとがき

やっと2点目の完成です。あと後半2点が残っています。

そんな状態で、現在2022.12.29を迎えています。

あと1点今年中に作ることが出来ればと思いますが。。。

残りの2点は急にカラフルになっていきます。

1-2点目の黒系で黒色パーツを使い果たしました。

3点目はパープル色が特徴、4点目はベージュ系といった感じをパッチワークシートからは感じますし、そういったパーツを集めた配置をしました。

ただ、出来上がらないと分からないところもあり、そこがワクワク感があります。

1つ、このパッチワークでバッグを作って行くことで思っていることは、材料の調達が新品の生地ではなく、はぎれであるところがとても意味があるということです。

確かに新品の生地だと、スムーズに短い時間で仕上がっていく簡単なアイテムです。

このはぎれの場合、パッチワークであることで日数をかけていき、過去の使用済の生地の余りの部分を見ることで、一度取り扱った経験があるその思い出のようなものがふんわり浮かんでくるのです。

しかもその生地がバラバラでたくさんのストーリーが詰まっているとも言えます。

そうしますと、このストーリーが詰まった価値というものが分かる人というのは、ハンドメイドバッグを作っている人ということになるのです。

ポケットを追加したい時に♪後から取り付け可能なフラップポケット【1186】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

小さな事であっても、「失敗からの学び」は大きいものです。

また、「ただでは転ばない」という強い言葉もとても好きです。

現在製作中のパッチワークナップサックの途中にポケットを付けなければいけなかったのですが、準備してあったにもかかわらず、縫い付け忘れてしまいました。

その後気づかず、裏地の返し口を縫い閉じてその後も進めていったかなり最終段階で気づきました。

せっかくなので、今までたどってきた作業はやり直さずに別の案を考えました。

それが、「後付けポケット」です。

手持ちのハイブランドのバッグでそのような作りのお品がありましたので、すぐイメージは浮かびましたが、そのお品は、ファスナー使いのポーチが共布紐でサイド部分に挟み込んで縫い付けてありました。

そこから、私なりにアレンジしたタイプの全く別のデザインのポケットを考案しました。

フラップポケットを上からまっすぐ吊り下げる仕様

手持ちのハイブランドのバッグでは、ポーチの位置があまり定まっていない点が、紐でつながれていながら探しにくいものでした。

そして、よくねじれるのです。

そこで、全く同じやり方をせず、自分なりの考案をしていきます。

安定感あるには、上からの真っすぐの吊り下げが位置が固定されてい見やすいです。

吊り下げ式ポケット:これだけで1つの商品みたいなポーチになっています。

あまり見かけないユニークなタイプです。

そのしっかりした様相は、まずは接着芯を貼り、更に、全パーツに全面にボンドでハード薄芯を貼ったからです。

この硬さが高級感がありますし、カーブも綺麗に出ました。

ハード薄芯を使用していないとふにゃふにゃで歪んだラインだったと思います。

もとは、フラップポケットで縫い付けるパーツをそのまま利用していますが、壁みたいな役割の新たな一周り広い背後の「わ」のパーツも利用しました。

上のひもはそれほど長いものではなくて、挟み込んで、上部を縫い付けます。

その縫い付ける位置はここを予定しています↓。

本来ポケットを縫い付ける位置とだいたい同じ位置に来るように紐の長さを設定。
巾着ひもホールのステッチに重ねて数度の返し縫で、自然な縫い付けができそうです。

これで、むしろ、素敵なデザインになるかもしれないということで、失敗をなんとかフォローしたのでした(^_^;)。

あとがき

こんなシンプルな作りのナップサックにこれ以上の工夫なんてあるわけがない。。。

そう思ってきましたが、今回のような失敗の際に工夫が生まれたのです。

条件の限られた中で、どうにかしてポケットを取り付けようと考案していったその結果は、むしろこのデザインが特徴のようなアイテムになったことに驚いています。

限られた条件の中、手段が豊富ではない、厳しい中で何とか考案していくことで生まれたものの素晴らしさがあると思いました。

今後のハンドメイド商品の製造では、少なくとも、完全オリジナルの考案ということは1つのポイントになると思いました。

まずはそのエピソードやストリーからして違ってきますので、なぜこのデザインが生まれたかなどを語る際にはこの「ドジ」な失敗経験が常に生きるのです。

ミスや失敗は苦い思い出ではありますが、冒頭のように、「失敗からの学び」や「ただでは転ばない」ということを常に心の中に持って今後も活動していきたいことを誓ったものです(^-^)。

過去の製作品には何が足りなかったのか【48】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドを始めて随分年数が経過しました。

スタートは2007年。

一番最初は、一重仕立てで芯地すら何も貼らない小さなポーチなどからです。

不安定な動きの家庭用ミシンで、勤め先からの帰宅後の1-2時間ほどで完成する超シンプルなポーチやエコバッグ。

何かワンポイントを証(あかし)にと、巻薔薇とか木製のボタンなどを正面の真ん中に取り付けていたものです。

バッグはペタンコのマチ無しA4サイズのエコバッグ。

ポーチは、マチ無しの通帳サイズと、マチ付きのコスメポーチのようなもの。

そして、エコバッグにもポーチにも、やっと覚えた吊り下げ式ポケットを共通に取り付けていたものでした。

この吊り下げ式ポケットの付いたものは本当に初期の頃のもの。

最初に覚えた一重仕立ての布1枚で作れるポケットです。

もう少し、後のものが今でも持っているものが少しありましたので、今回はそれらをご紹介します。

過去に私が作ったハンドメイドバッグやポーチ

水着のパレオで作ったエクササイズ着入れの巾着袋。巾着紐はプレゼント用のリボンテープです。
メッシュのふんわりクッション素材に薔薇柄がプリントされた珍しい素材が気に入り、布団入れなどに使用。
こういった細長ポーチは、現在でもネットで検索してしても簡単には出てきません。
無難な一般的なサイズや形が多いですが、時にこういったペンだけを入れるなどのように
ピンポイントな形のポーチは今でも使います。
こちらは横が30cmほどある大きなもので、本を入れていたこともありました。
この辺りの制作から裏地も取り付けるようになりましたので、丈夫さが出始めます。
こちらは、ミニミニポーチ。薬とかキーなど細かいものを入れる専用です。
角の出し方がてんで成っていませんが、これらも裏地を付けています。

と、こんな感じで、私が今まで作ったバッグやポーチの変遷です。

今でも持っている形やサイズから見通す、今後求められる形

なぜ、今でも持っているのかを考えてみました。

どれも、極端なサイズと形です。

ペンケースは極細。このような細い幅のポーチはなかなかありません。縦が2.5cmほどしかありません。

ペンケースというと、幅が7-10cmほどあり、横は、22-23cmの無難なサイズです。

もしかして、無難であると、かえって、目的を果たさないこともあるのかもしれません。

そして、超ビックなバッグ。

これもなかなか見かけません。大きめと謳ってあれど、実際にそれほどでもないことがほとんどです。

結局のところ、ピンポイントで目的を果たすような、〇〇入れ、〇〇ケースといった専用の入れ物が、ネット検索にもヒットしやすいのかもしれません。

昔作ったポーチなどを捨ててしまった理由

一方、捨ててしまっているアイテムもあります。

それは、使い勝手が悪かったりすることと、下手で美しくないからです。

柄などに頼って何とか作っていましたが、美しく作るということができていなかった過去がうかがえました。

あとがき

過去の製作品は、ファスナーとか生地の柄の力を借りていたことがほとんどで、自分のデザインとか考え方を入れ込んだものではなかったと思います。

しかし、実際に現在も使い続けているところに使い道の相応しい目的地をなんとか得た状態であるわけです。

バッグというのは、飾っておく置物ではなく、使っていくものであることだと改めて思います。

そうしますと使いやすい工夫とか機能は必須です。

この先1つの物を大切に末永く使ってもらおうと思ったら、まずは入れ物としての役割があるかどうか、機能が複数入っているかなども重要です。