まずはこれを認識、外注作業によってつくられたコンテンツは著作権が自分だけじゃないこと【1173】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「コンテンツビジネスによく効く、著作権のツボ:八代英輝 著」を読ませていただきました。

この本はある目的を持って手にしたものになります。

現在制作中のハンドメイドバッグの製作手法のコンテンツ制作をしています。

いずれ、多くの方にそのデザインと製作手法が私から著作権を解放した自由な商業利用可能なお品になってご利用できる共有型です。

こういったことは著作権の本来の自身の権利を守るという考え方と対極にあるスタイルであるし、せっかく自分が生み出したアイデアを手放すということは心理的にも躊躇するものです。

それが、私の場合このデザインや手法さえ広まれば、自分だけのものでなくても良いとの結論に至り、それを形にしていくことになりました。

同時に、こういった考え方も1つあるのだという、「自身の考えたことを手放すスタイル」もご提案できそうです。

そのきっかけは、自分で製作してもその完成品のバッグやリュックがあまり広まらなかったことのあきらめからでした。

ただ、あきらめるからやめるのではない、別のルートに舵を切ったという次第です。

これは、やめなかったことで実現できることだと思っています。

実際、今後も私自身も共有型なので利用させていただけるのです。

そして、これまでと同じように、ハンドメイドバッグも作り続けることもしていきます。

ただ、私だけのデザインやアイデアではなくなるということなのです。

コンテンツの冒頭では、著作権についての注意事項やルールに賭ける時間を多くとらせていただきました。

それくらい著作権が大事であり、その著作権に関するお話の部分だけでもコンテンツのユーザー様は、初めて認識する事項も出てくると思うのです。

その重要さ重くとらえ、今一度自分がお伝えする話の内容と照らし合わせるようなつもりで、いったん制作を止めて、学ぼうということになったのがこの本を手にとった理由です。

外注が含まれるコンテンツは著作権が複数存在することの認識

以前は、私もお恥ずかしながら著作権はシンプルに1つだけだと思っていました。

実は著作権の中にも枝分かれでいろんな種類があったのです。

私は著作権という言葉だけを使用して、ハンドメイドバッグの生地は生地製造メーカー様の著作権があるからそれぞれの生地について守るように。。。などというお話の仕方をしています。

確かに、この本を読む前に生地を一から自分で製造しない限り、少なくともハンドメイドバッグでは著作権が2つは存在するのです。

1つは、デザインの案を考え、手法を考えた自分が自明のものとして持たせていただける著作権、もう1つは、生地メーカー様の著作権です。

そんな風にいろんな材料があるとそれぞれの材料の種類ごとに著作権が別の権利者のものであることで、著作権の集まりでできているのがコンテンツなのです。

まずはこの認識が大切です。

よって、特に著作権の量が莫大な映画などは、違法コピーなどとんでもない複数の著作権の侵害をしているという見方をすると大変な罪なのです。

コンテンツのすべての著作権をフリーにすることの危険

私が現在制作、今後も作って行きたいハンドメイドバッグのコンテンツも、含まれるすべての著作権をフリーにすることがまずい、もしくは不可能です。

それは、上述の材料の生地はご提供はせずコンテンツご購入者様が独自で調達するので、責任はご本になるわけですが、そのほかにまだ著作権があるのです。

それは、そのコンテンツのソフト自体の著作権です。

これをフリーにしてしまうと、コンテンツをコピーして、転売が可能になり、中身無視のただのコンテンツというそのパッケージだけに価値を付けた商業利用が可能になってしまいます。

この辺りを、この本を読む前にも気にしていまして、最終的に転売禁止の判断をルールに設けました。

そうすると、私独自のルールがやはり必要になりますので、コンテンツ内でも、そこもじっくりご説明しています。

ということで、私が著作権フリーを謳っているのはある一部分の著作権だけなのです。

それは、自明の私に与えられた著作権である、「型紙、デザイン、手法などのハンドメイドバッグのある1つのデザインに関する商業利用の自由」だけで、その他は私がどうこう決められるものではない他者様の著作権なので、不可ということがほとんどなのです。

これを勘違いしてもらわないようにしっかりご説明に時間をかけるということになるのです。

その時に、著作権のどの部類の著作権なのかというのが今回の本の中で分かれば。。と思いました。

あとがき

「コンテンツビジネスによく効く、著作権のツボ:八代英輝 著」。

本の著者様は、お名前でピンとくると思います。テレビに多く出演されている方です。

その例もテレビなどのケースが多く、具体的で読みやすかったです。

ただ著作権の複雑さには重っ苦しいものがありました。

私のように必要に応じてという読み方ではないにしても、この世の中がいかに著作権で囲まれているのかが見えてきます。

だから、こうなんだね。。。という疑問などが紐解ける瞬間がありました。

テレビがそのままアーカイブでYOUTUBEで流せない理由などもあるのです。

ライブだと良いということも実際にライブ的にYOUTUBEで流されている番組だけは見つかることの答えが著作権にあったりします。

ご一読の価値は大いにあります。

著作権に関しては、当たり前くらいに意識するべきだと思いました。

私のハンドメイド分野では、著作権があまりに無視され過ぎていて、リメイクが最も顕著です。

この本の中のリメイクは主に映像のことであり、たくさん並んだ中の1か所という位置付けであったので、ハンドメイドのリメイクに関しては今後もっと勉強する必要があると思っています。

なぜなら、リメイクしたいからです。

リメイクしたいのに、商業利用がどうしても不可能なので、そこが壁です。

ちっとももったいない洋服をSDGsを意識しながら活かすことができないのです。

ただ、もったいないことだけに焦点を当てていてはいけないのもとても重要です。

作り手が一生懸命努力した証のお品を簡単に解体して違うものに作り変えてしまうことが、相手の気持ちを踏みにじった行為である。。。それがSDGsであるわけがありません。

むしろ権利を侵害した、対極にあるひどい行動になるのです。

洋服のメーカー様にリメイクして商業利用しても良いかを実際にお問合せしますと、答えは決まって「ノー」です。

なので、リメイクも単純に何かを作って売るという考え方では成り立たないし実現できません。

じゃあどうすればリメイクできるのか。。。

日々考えています。

<ハンドメイドコンテンツ制作①>著作権をフリー(無し)にしたハンドメイドバッグデザインのコンテンツ制作を始めた理由【1081】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2022年の目標であった、ハンドメイドバッグの作り方ノウハウが詰まったデジタルコンテンツ制作品が1点完成致しました。

現在、当HPからのお申込みでご購入可能です。よろしくご検討下さいませ<m(__)m>。

ここから、複数回にわたるシリーズで、コンテンツ制作の背景みたいなことをお伝えしていこうとしています。

結構そのお話だけでも大量になり、少しずつご紹介を兼ねる形の方が良いと思い、シリーズで細かくお話の内容を分けたいと思いました。

なぜコンテンツ制作をすることにしたのかの理由を実直にお伝えします

このたび、コンテンツ販売を開始しました、「切餅」というハンドメイドバッグの作り方コンテンツ・・・大きな特徴は、まずはデジタルコンテンツのダウンロード型になっていることで、もう1つの大きな特徴として、「著作権フリー」であることです。

現在では15年程になりますがハンドメイドバッグ製作を2007年くらいからずっと続けてまいりました。

個人事業主スタートの2018年の時点では10年くらいでした。

ただ、事業主以前というのは、会社勤務をしていたので、ハンドメイドバッグ製作も多くを作れたわけではありません。

一方、事業主以降のハンドメイドバッグ製作というのは、それ以前に比べてかなりお品の質を高めていくことができた5年でした。

ただ、広まるという点では、その期間を要しても、手ごたえ不十分だったのです。

そして皮肉にも、技術を高め良いお品に改良するということとイコールで製作時間がかかるものになってきました。

よって、私一人では何も成し遂げられないと思ったことで、良質なお品を作るその技術や手法を今度は他の人にお伝えしていこうという方向へシフトすることを決意したのです。

この決意って心理的には普通は決意しにくいものだと思いませんか。

せっかく自分が培ってきたノウハウをたやすく人へ伝えてしまう。。。

秘密にしておきたい、自分の宝としていきたいと思うのが常です。

しかしながら、たまたまの状況として、あまり広まっていないというところがあったからかそのこの決断ができました。

よって、私としては、こうなるべくしてなった、こうなるしかなかったというような究極な動機なのです。

お客様にコンテンツを販売することの対価

私の方が、広まることを望み、そこへご協力お願いしたいということがあるにもかかわらず、お客様へ販売するなんて。。。

と思われるかもしれませんが、コンテンツには一番の特徴があるのです。

それは、このデザインを自由に商業利用できる「著作権フリー」のお品になったということです。

よく考えられるのは、著作権フリーになるお品というのは、自分の中では優先順位の低いものをそうしていたのではないでしょうか。

無料にしてもよいような別のお品との優劣で下の方。

それと真逆の事をしました。

自分が特に力を入れて長年改良してきた現在腑に落ちている、「これだ」というデザインをあえて、ご提供していくということです。

ある意味、自分の中で秘蔵してかくまっていた宝をアウトプットしていくということで、とても強い決断がありました。

手放すことで1つのことだけを得たいからです。

その得たいものというのは、前述の、「広まること」これ1つです。

この広まることが実現して行ければ、自分でお宝のようにデザインなどをかくまっていることなんて何も価値の無いことであるということです。

あとがき

今回の記事は、コンテンツ制作をスタートした動機や理由の部分をお伝えしました。

良いお品を追求してきた結果、製作に時間がかかってしまい一人ではどうしようもなくなったということと、このデザインや作り方の広まりと同時にハンドメイド製作が、器用な日本人の身近にある文化であることをもっと色濃くしていければと思ったのです。

外国人様が日本人を見た時にこういったイメージが浮かぶような国民性の1つに、良質なお品を作る精神と器用さというのができたらとても素晴らしいと思っています(^-^)。

次回のご紹介シリーズでは、著作権フリーの考え方などもお話していきたいと思います。

この著作権が結構深いものであり、著作権をフリーにしないことが安定を図るとも言える部分もあるかと思いますので、心してフリーにする責任を持つということなのです。

では、また、当ブログにお立ち寄りくださいませ(^-^)。

自分用のキルティング巾着袋をチャチャッと作った時に気づいたとても重要な事-販売先は商業利用していく人だ【1072】

まえがき

何でもない日常の中に潜む大切な事。。

そんなことがありました。

季節も変わっていきそうな気配を感じたこの週末に、少し一呼吸おいて、自分用の巾着袋を3点程作りました。

柄は好きなバラ柄のマルチカラー。

その時にあることに気づきます。

それが意外と重要なことだということも。。。

自分使いというのは手間を省きがちなこと、商業用との違いの発見

短い時間での製作であったことで、商業用で作る巾着袋と比べると、このサイドの両割りの縁のロックがむき出し。私の場合は、商業用巾着袋はさらに半分に折って真ん中にステッチで固定して、奥にロック始末を隠しています。

この時に、思ったことが、「まあいいや、自分使いだから」でした。

自分用なのだからひと手間省いたのです。

特に問題はないですし、こういう仕上がりの商品も多いですが、私の場合販売することにはこの状態はあり得ません。

この「まあいいや」ということにはっと気づきました。

自分で作りたいだけの人というのは、簡単で短い時間で作れるファスト的な作り方などのノウハウを求めるのであろうと。

ということから、これまで、苦労を買ってでもするというか、手間をかけることで良いお品を作ってきた私のスタンスが誰に理解してもらえて、誰に共感されるのかということを思うと、「本気で良質な物を作ろうとしている商人」向けであると思いました。

例えば、「サクサク作れる」とか「らくちん製作」などというフレーズとは対極にあるようなコンセプトなのです。

この良質なお品を作ることに関してはぶれるつもりはなく、そうでなければ作らないという考え方をしていますので、今回気づいた何気ない1日のほんのわずかなひと時がとても大切だったと思っています。

あとがき

ここ最近は、自前のワードローブもビンテージのハイブランド物か、ノーブランド(有名ではないブランドという意味です)の注文服の古着かどちらかに絞るまでに至っています。

洋服の拘りと並行するかのように、ハンドメイドバッグ作りも何か核に当たる部分は同じものがあるようです。

現在準備中の作り方やコツのノウハウコンテンツですが、良いタイミングで大事なことを発見したようです。

コンテンツの内容は豊富でありながら容量をコンパクトにまとめたい場合の工夫【925】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今年は、ハンドメイドバッグの「作り方」を広めることに焦点を当てて、その手法などをコンテンツ化していくことをこの3月より始めました。

そのコンテンツ作りの中で思うことは、あれもこれも伝えておきたいという思いがいっぱいになり、内容ぎっしりに。その結果、どうしても中身が分厚いものになります。

そうした時に、デジタルに詳しくない私が出くわした問題が出てきたのです。

動画が見やすいとはいえ、動画だけのコンテンツはギガ級になってしまうこと

最初は、動画だけのコンテンツが見やすいのだと思い、20分ほどのALL動画のコンテンツにナレーションと字幕を少し加えて作りました。

すると、容易に1ギガを超えました。

これってまずいんじゃないかなーと思いながらも、自分のHPへ直接アップしてみようと思いましたが、すごく容量的にパソコンに負担であると感じました。

そこで、ダウンロードのストーレッジサイトにお目にかかり、そこのURLでお世話になる方向でとりあえずは1-2ギガになってもダウンロードできる道は開けました。

ただ、実際にお客様がダウンロードしていただくとなると、お客様のパソコンで非常に容量を占めてしまいご迷惑をおかけすることになることを懸念。

行き着いた案というのは、動画は全部は無理だということです。

本当に必要な場面だけを動画にして、どうしても動画にする必要がない箇所に関しては、写真を細かく埋め込むコンテンツで分かりやすくすればよいではないかということです。

そしたら、その結果、同じ20分程度で、動画では1ギガを超えてしまったコンテンツが、36メガほどに(^-^)。

字幕とナレーションはそれほど容量には影響を及ぼさないけれども、写真と動画の違いが大きく影響します。

実験を兼ねてやってみたこの比較、今後の良い参考になりました。

単純に動画コンテンツといっても簡単な事ではなかったということですね。

せっかくコンパクトに容量がおさまったところで、解説のナレーションなり字幕も豊富に入れるようになりました。

あとがき

最初作った動画だけのコンテンツは確かに、こんな場面静止画の方が見やすいではないかという場面がほとんどでしたので、静止画の方がじっくり見れて良い場合もあります。

私の場合今回の最初の試みは、型紙の作り方の場面なので、型紙の写真をじっくり見て、その用紙のマス目でサイズを字幕と共に確認するとなると、MOVIEよりも静止画の方が安定しています。

実際のご利用の場面を想定することも大切で、スマホを横に立てて、見ながら作業していくとなると、字幕のサイズの記載などは、一瞬の長さではなく、長い時間出しっぱなしの方が効果的です。

そして、型紙にも番号を付けていくことで、とばして、ピンポイントでコンテンツ内から探してくなどの時に、スマホの画面の字幕が手がかりであることも私自身が他の方のYOUTUBE動画で視聴させていただいている方法です。

エンタメとかストーリーのような内容ではない、ハウツー分野は特に、ピンポイントでそこを探しに行くなどという見方も想定せねばならない。

そうすると、字幕は結構大切であり、長く字幕を出しっぱなしにすることもピンポイントで見つけやすいこともあります。

そんな学びが今回あったわけです。

みんなでハンドメイドバッグの1つのデザインを縛りなく共有できる案【917】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今までは、ハンドメイドバッグを製作して、販売してまいりました。

その中で技術強化とか機能の強化をたくさんやってきて、ようやく、これぞという腑に落ちた商品を製作できるようになりました。

その時に、同時に起こった変化の1つとして、製作時間が長くなったというのがあります。

手間をかけずして商品の質を高めるということってなかなか難しい。

やはり単純ではありますが、その強化の分、製作時間がかかるようになっていきました。

ここで、私一人がこのデザインで作って行くことの限界を受け止めました。

ハンドメイドバッグの作り方やデザインの著作権の解放と共有するデザイン

こんなことを考えました。

自分一人でデザインを持っていることをやめる。。。

もしかして、このデザインは気に入ってくれているけれども、違う素材で持ちたいのかもしれない、少し違ったパーツになったデザインが良いのかもしれない、象徴的なパーツの一部だけを引用したデザインでバッグを持ちたい、そして、販売して対価を得たい。。。

このようなたくさんの多種のニーズにお役に立てないかと考えました。

そして、たどり着いたのが、著作権のフリー。

あくまで、このデザインと作り方という私がもとは考案した部分になりまして、生地などの材料に関しては、それ以前の材料メーカーさんの著作権が存在しますので、お気を付けください。

こうして、出来上がったコンテンツをご購入いただいた方にその特権として著作権のフリーが得られるという仕組みを考案してみました。

あとがき

著作権があるから気軽に利用することの妨げになっていることはあります。

リメイクの商業利用が簡単にできないのもその一例。

そういった、私自身が難しいなあと感じたリメイクの件から、まずは、自分がそれをやってみるというのはどうだろうという考えに至りました。

リメイクは著作権があるから簡単にできないのだ、と言っているのであれば、まずは自分自身のデザインや考案のアイデアを解放してみるべきでは。。。

そう思い始めました。

2021年の終わり辺りから考え始めたことです。

そうとなれば、早速コンテンツ制作になります。

現在の進捗度は、ルールも入れ込んだプロローグの章と型紙の章が出来上がっています。

動画ともなるとボリュームが大きくなり、そこも調べながらの学びとなっていきます。

どうぞ、その後の行く末をまた(^-^)。

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