古着を入手後すぐに行う「洗濯」「クリーニング」の理由が大切、ゼロからのスタートを切るためのコスパをさておいた「気」【414】

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

この3月という季節、自身の誕生日月でもございますが、1年の中では特に大きく変化のある時期だと感じています。

朝起きる時刻も寒いシーズンよりも1-2時間早いということの他、目に見えていろいろなことが活動的になっていく様子です。

そうした中で、2月頃から集めてきた新しいお洋服。

自身はすべて古着しか着ないスタイルです。

この度の集める目的は、冬物が年間のワードローブの中では少なめだったので、追加しながら少し増やすというもの。

お気に入りブランドの「アルマーニ」様と並び、「オーダーメイドの古着」というピンポイントな絞り方をした集め方をしています。

2月頃から集め始め、3月で10点強がそろいまして、まとめてクリーニングに出しました。

多くが冬物を追加しましたので、せっかくクリーニングしても、即収納ということになりますが、こういった季節感すら無視した集め方ができるのが古着の良さです。

実際の季節とは真反対の時期に季節外れとして「空き」のあるところを狙い、うまく良いお洋服をゲットという考え方を含みます。

このたびは、そうした、コスパの良い古着なのにこうして届いたら早い内に、「洗濯」や「クリーニング」をするという理由をお伝えしたいと思います。

確かに「クリーニング」となると費用がかさみますので、せっかくお得に入手の古着のコスパが悪くなるのでは。。という疑問にお答えしたいと思います。

届いた時の「香り」は柔軟剤いっぱいの違和感を感じるもの、「気」の1つだととらえ、無臭へ。。

クリーニングをいただきに行ってまいりました。合計13点。

「香り」はたとえ良い香りとして他の方が好んだものでも、別の人にとっては、違和感を感じることがあります。

そこに「気」というものを意識することになります。

この変な気持ちこそ見逃しません。

いつもの心地良さではないものは、たとえ香水の匂いであっても違和感であることには違いないことを「嗅覚」が感じ取ったのでした。

ホームクリーニングできるものはするのですが、このたびは、裏地付きの冬物が多く、ほとんどクリーニングへ。

この季節なので割引もあり、まとめてお願いする時には有効で有難いです。

オーダーメイドの古着にはブランドネームなど付いていないのに「ブランディング」を感じる不思議

クリーニング済の2点:いずれもオーダーメイド品。近づくと素材の抜群の良さをまず感じます。

左は「別珍」素材が肉厚で良質なバイヤスドット柄が素敵な超ロングスカート。

90cm以上のスカート丈のロングをトップスにシンプルな黒のVカーディーをショート丈でバランスを取ります。

右は、百貨店のオーダーメイド品とのこと。

ベロア素材の凹凸感ある花柄が大変美しい華やかなワンピース。

ズドンとしたI型でもワンピースはベルトでウエストを絞ることで「時代感」を解消できます。

肩の付け方がツンと立っていて、特に気に入っています。

これは、最近こだわって古着の中でも「オーダーメイド古着」に限定して集めることで気づいたことです↓。

そもそも、オーダーメイドに特化して探していることでどこかで意識しているのだと思いますが。。

結局、オーダーメイド品というのは、ブランド品に肩を並べるほどの「ブランディング」を持つと言えると思います。

そんなことを古着集めの中で発見致しました。

あとがき

この度戻ってきたクリーニング品を含めたワードローブのラインナップです。

ニットセーターなどは別のチェストへたたんで収納。

結局現在は、冬と夏が11セットずつ、春/秋が14セットです。

このセットという単位がもしかして気になるかもしれません。

実は、お洋服の着回しをしない主義でございまして、すべてをセットに組み合わせて集めているのです。

組み合わせは上下で渾身の1セットを決めます。

ワンピースは1点だけで1セットになります。

全体の中のワンピースの占める割合は10点、ここでやっと集めるのは終了。

納得する分量を集めましたので現在の気持ちでのワードローブは完成したことになります。

以前の各季節5-6セット程度からは随分増えてしまいましたが、それでも1セットずつがとても大切でどれもこれもお気に入りばかりです。

随分お洋服に対しても粗かった過去対応から見ますと、ここ近年変化をとげ流行を完全無視したラインナップに完成しています。

お洋服は侮れません。

その人の「人生」をも映し出す鏡のようなものなのです。

古着としてお得に入手しても、一番最初のゼロスタートをしっかりと切るためには、「洗濯」と「クリーニング」は大切だと結びたいと思います(^-^)。

<母のクローゼット②>古着物をお洋服へ。。巷ではエレガントな装いに解釈されている中、カジュアルなフード付きやファスナー付きでアレンジ【1393】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「着物」は日本特有の文化なので残っていくと良いのですが、何しろ着付けを伴い気軽に着ることができません。

そして、伝統的な着方のしきたりもあるので、道を外したいわゆる「邪道」はステージ衣装のような分野にとどまるようです。

このたびは、古着物ファンである自身の母のクローゼットを再び拝見。

この度は<母のクローゼット②>で古着物のお洋服のご紹介としては後半になります。

前半は、過去の記事の【1378】で綴らせていただきましたので、よろしければ後ほどお立ち寄りどうぞ。

今回は、前半の①では登場していなかった別のお洋服。

すべて古着物自主リメイク品としてご紹介。

このたびならではのポイントとしましては、カジュアル嗜好の母らしく、ファスナーやフードを付けたコートを作っている点です。

着物はエレガントに解釈されることが多く、リメイクではドレスの形やワンピースが多いです。

よって、特徴が現れたカジュアルな点に是非ご注目していただければと思います。

ぼかしやマルチカラーが美しい「洋」の要素を持った着物を選択した日常着へのアレンジ

着物素材を「特別なシーン用」とせずに、お出かけに気軽にはおれるようなコートやジャケット中心です。

フード付き、ファスナー付きのコート:裏地も古着物。コントラストが綺麗。
フードの中も柄のコントラストが見えます。ボトムには、黒や茶やグレーと選ぶカラーが複数見込めます。
正面のファスナーを閉じた状態:比翼仕立ても特徴であり柄がつながり美しさが壮大に感じられます。

次は、3点を同じ着物から解体してリメイクした半袖のプルオーバーx3点。

3点共少しずつデザインが変えてある点にご注目くださいませ。

ハイネックのような襟の半袖。
スタンドカラーの襟の半袖。少しの違いですが印象は変わります。
真夏が涼しそうなフレンチスリーブ。1点の着物から3点は夏物のトップスが作れるということでしょうか。
季節は秋のイメージ。裏地のもみじ柄は「長襦袢:ながじゅばん」を利用。表地の葉っぱのジャガードが美しい。
紅色に黒のストライプはよくリサイクルショップの古着物コーナーで見かけます。くるみボタンが高級感出ます。
「洋」のような幾何柄です。胸元周辺は柄の向きを正位置に計算すると良いですが、生地が不足だったのかも。
このタイプも古着物では見かけます。景色が古き良き味わい。暖色系マルチカラーは明るいイメージです。

と、このようなラインナップで着物リメイク服をご紹介致しました。

最後に、母ならではの「カジュアル嗜好」を追求している部分が、合わせるボトムにスラックスやスカートではなく、コットン素材のカジュアルなパンツを徹底。

こんな風にステッチの入った綿パンやデニムを合わせてカジュアルに寄せているそうです。

あとがき

このたびは、自身の母の古着物との接触の仕方でしたが、では自身の場合はどうなのか。。ということです。

過去には、随分バッグを古着物で作ったものです。

お洋服であると、「身体にフィットする洋服好き」であることで、着物のリメイクのゆったりとした感じはあまりそぐわないのでもったいないからと躊躇しています。

もし、1点あるとすれば、やはり黒のワンピースが良いです。

ノースリーブで重さを軽減し、ラインがスタイリッシュかつシンプルなデザインが良いですね。

少し柄の部分も入ると着物から作ったものだと分かって、オリエンタル(東洋的)で面白いと思います。

まだまだ世の中には、過去の古い着物が眠っているのではないかと思います。

母だけでもクローゼットの中が着物で作ったお洋服であふれかえっているわけですから。。

そう考えると、お洋服時代は比較的まだ最近で長い長い間日本人は着物を着てきたということなのですね(^-^)。

ネットのお買い物の古着選びにお役立ち、サイドから見たスラックスのヒップのラインのカーブの有り無しで判断できるはき心地の良さ【1387】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

スラックスをとても好んでいます。

あのセンターラインの整然さは自然に背筋が伸び、まっすぐに堂々と歩きたいという心理さえ呼び起こすパワーを持ちます。

スーツが大切なシーンには欠かせない物であるいことをスラックスをはいた時に実感することがあるのです。

このたびは、スラックスにおいて、ネットの写真とウエストだけをたよりに購入した結果がヒップがやや窮屈な感じがしているある1点を例に、その窮屈さが見かけのラインのどこに現れているのか、購入時の写真だけで気づくことができるということをお伝えしたいと思います。

比較する他のスラックスのおかげで判明したヒップのカーブラインの有無によるはき心地の違い

購入したヴィンテージ手作りスラックス:ファンシーツイードが素敵。
ポケットが付いていないこともあり前後を記しました。ウエストラインが上がっている方がヒップ側。

ウエストにはゴムが入りとても融通が利いていました。

ところがウエストの割にはヒップは窮屈に感じました。

そのことが気になり、他のスラックスと比較してみます↓。

比較対象のスラックス-1:こちらも手作りのスラックス。右のヒップラインが丸いですね。
比較対象のスラックス-2:「エンポリオアルマーニ」様のお品。こちらもヒップラインが丸くしてあります。

比較対象の2点は、はき心地はヒップに沿ってとてもフィットします。

良きフィット感なのです、

ところが、ファンシーツイードは窮屈。

この答えが、ヒップのカーブラインの有り無しの違いにあると結論付けました。

3点一緒にヒップラインだけ比較してみます↓。

3点の同時比較:明らかです。ファンシーツイードには丸みが不足、もしくは無いということになります。

ということで、もし、ネット購入などでウエストだけしか情報が無くても、こうしてヒップのラインが丸みを出してあるのか丸みを感じない真っすぐなのかで、はき心地をある程度想像することができるのです。

店舗で試着できない状況であってもスピーディーなお買い物のメリットは十分にあるのがネット購入。

その他は蚤の市や野外マーケットの場合もなかなか試着までできる環境が少ないです。

そういった時には、是非メジャーだけはお持ちになりながら、ウエストはメジャーで計り、同時にヒップのラインの丸みをチェックするということをしてみて下さいませ。

これは予想なのですが、1970年代辺りにヒップラインの真っすぐな流行があったかもしれません。

実は、このファンシーツイード、前面のおなかに関してもあまり丸みが無いと感じました。

全体にパターンが扁平に作られているようなのです。

ヒップに関してと同じことがおなかのラインにも言えると思います。

お腹の場合は「タック」によってゆとりも表されていることが多く、こちらも奥が深そうですが、またの機会にお伝えしたいと思います。

見た目でも十分に判断できる1つのポイントとしてこのたびの人間の身体のふくらみのパーツが実物にちゃんと落とし込んで表現された「機能」になっているのかをチェックする勧めです。

このたび購入のファンシーツイードのコーデ

確かに窮屈ですが、はけましたので、これも味わいとして持っていきます。

1つコーデを考えましたのでご紹介したいと思います↓。

クリーム色のセーターに合わせオレンジ系の小物で押さえたファンシーツイードスラックスのコーデ。

あとがき

基本的に古着オンリーのお洋服スタイルでのぞんでいる自身ですが、何ら古着と言ってもピカピカで着れるものです。

古着の中には、それほど着用されていないお洋服がたくさんあるのです。

特に日本の古着は世界的にも良い状態のものが多いとの評価があるようで、そのことに東南アジアの国の人がすでに気付いているようなのです。

その価値に気づいていないのは、むしろ私達日本人なのかもしれないのです。

今後はアパレルのかつての大量生産の構造が現在以上にもっと成り立たなくなると思います。

良い市場の位置を押さえた大手だけが大量生産で成り立ち、それ以外の中間的な層の業者は姿を消していく傾向にあります。

ニッチな層やそのお店ならではの際立つ何かを持った製造業者だけが残ると見ていますが、本当の事は分かりません。

ただ、私からお伝えできることは、大量生産型の普遍的な品物か、高価な少数生産型のものかでなかなか選びにくくなることもあるかもしれない中、古着にはお得に良質で味わい深いものが見つかる可能性が高いということです(^-^)。

古い傷み具合のかっこよさだけが古着の良さじゃない、綺麗でも古い時代に作られた証(あかし)が読めるのだ【1160】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

古着を好んでもう随分長くなります。

ここ近年では、これまで新品を購入していた方も「サスティナブル」の動きに乗り、ヴィンテージ物などにご注目されたことがあるかと思います。

ここ最近素敵なヴィンテージセーターに出会いましたので、ご紹介を致します。

この良き味わいを作っている源は何なのかなどをお話させていただきたいと思います。

今後の古着選びに何かお役に立てるかもしれません(^-^)。

ぼやけた曖昧な染色は手間がかかっている

メルカリ様で購入させていただいたヴィンテージセーター:アクリル/70%、毛/30%、日本製。「手編み」というキーワードで探したものです。ヴィンテージの洋服にたどり着くには、「オーダーメイド」とか「手編み」、「手作り」などのキーで1点物の本物にたどり着きやすいです。

色を一言では言い表しにくい中間色が魅力です。

糸の色は、グレーと茶の間、黒、ブルーもあります。

全体ではモカ茶みたいに映りますが、その所々の曖昧さが全体では、マルチカラーみたいです。

このセーター、例えばボトムにデニムを検討しようとしますと、黒、グレー、ネイビー、ブルーとすべてのデニムの色がどれも合わせられそうなことが想像される素晴らしい融通の利き方です。

この柔軟性あるカラーの源を少し探ります。

糸の様子:1本の糸の染色が中間色だらけでさらにそれが集まってやさしいぼかしが実現。

現在よく見る量産品があれもこれも扁平な、同じような色ばかりであることも多いのは、その手間の簡素化とか機械化によってスピーディーに出来上がってしまうところにあるのかもしれません。

このセーターは手編みです。

メイン材料の糸がこのように丁寧な手間をかけたものだとうかがえることに加え、手編みであることで更に1点物が実現されています。

ということで、このセーター自体は古めかしい傷みなどはそれほどありませんが、その糸の使い方1つでもこうして、現在ではなかなか見られない古き良き時代の生産物であると見ることができるのです。

あとがき

海外の人から見ると日本の古着は状態が良いとのことです。

収納しっぱなしで眠っている古着もまだまだ多いのですね。

経年があると、現在とのギャップが面白く、洋服というものが本来はいかに手間がかかるお品なのかを改めて考えさせられます。

ファストファッション品を見慣れた現代では、こうしたことを忘れているのかもしれません。

本当の良質な洋服とは何なのかを、ヴィンテージの良質な洋服が教えてくれるのです。

ヴィンテージジャージパンツを末永く愛用していくために。。。ウエストのゴム入れ替えに伴うその他2箇所の亀裂のお直し【1115】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2年にわたって半袖シーズンに4セット交代で着てきた古着ジャージ上下が2022年の夏でよれてきました。

そこで、更に古着ではありますが、新しくセットを組み直しをここ最近致しました。

今までのものがすべてよれたかというとそうではないです。今後も継続できそうなのが、やはり速乾タイプのポリエステルです。

綿/100%は確かに夏らしいのですが、よれてきて長く着ていくということに関して言うと、永続的なアイテムではないのだと改めて思います。

今後は、これからもたくさん着ていくのだからと長く着れる素材のポリエステルタイプに注視して選んでいきました。

そうして、サイズを見ながらですがゲットした中に、ウエストのゴムの交換が必要な緩いゴムの様子のヴィンテージパンツが1点。

今回はこちらをりリフォームしていきます。

ゴムの入れ替えだけじゃない、余計なカットがされてしまったその傷を埋めていくリフォーム

こんな感じのジャージパンツ。黒で左ポケット下にアディダスのロゴ。プリントではなくてワッペン式の縫い付けです。ネームからは、デサント時代のもの。1980年代後半あたりかな。品質表示は日本製なので、デサント時代の日本製なのかな。詳しいことは分かりません<m(__)m>。しかし、デサント時代の特有の素材の良さがうかがえました。

こちらをとても貴重に感じましたが、なにせ、いろいろ途中でゴムの入れ直しなどに以前のユーザー様達の何かしらの跡が残されていたのです。

このウエストの途中の穴ですね。これはボタンホールのような穴でしたので、ボタンホールを空けて紐を通していたのかもしれません。

私としてはこの穴は必要がなく、塞ぎたいと思いました。

この時点で、ウエスト部分の地縫いをすべてほどいてあるのが分かりますね。

いったんすべてを解体して行うことに決意したのです。

解体も大変でした。ウーリー糸が糸目1-2mmで縫われていて、とても縫い目が細かかったのでほどきにくかったです。

こんな感じで、ウエストゴムと縫い糸を外しました。
そして、もう1か所、これは、今回は言っていたゴムを入れた時にやむなくほどこしたカットの亀裂でしょうか。

私みたいにすべて糸をほどくのが手間であることから、そのまま縫われた状態で脇のハギ目の所をハサミで裂いてホール穴を開けられたのだと思います。

これも私の意向とは違い、塞ぐことにしました。

ウエストゴム入れ替えは、こうして新しいゴムを入れました。その前に、1周2重縫いでロックの周辺を地縫いし、10cm程おへその周辺の縫い残して、ゴムを入れて、このゴムをペタンコに重ねて、四角+ばってんのステッチで固定。そしてゴムをすべてしまい込み、10cmの空き口を縫い閉じます。

このやり方をすれば、次にゴムが緩んだ時に、またその空き口をほどいて、同じことをすれば、大きく生地にキズを入れる必要がありません。

何事もなかったかのように自然にゴムが収納されていますね。ここはおへそ周辺の前面の真ん中あたりです。
最初のボタンホールのような穴は、隠れている裏面に接着芯の黒色を2-3枚カットして当てて、その接着芯の固定とほつれを抑えることを兼ねて、ランダムステッチ。ステッチもたくさんかけすぎてコチコチに硬くするのはよくないです。最低限キズによるほつれが隠れたらそこで終了です。生地をあくまでも傷めないように(^-^)。
そして、ゴムが入れてあった時の入れ口みたいなサイドの裂け目も、先ほどのボタンホールと同じように接着芯を二重にして裏側からアイロンで当てて、更に手縫いで綴じました。更に、こちら側からジグザグステッチを互い違いの方向に二度走らせて終了。その後に、二つ折りで、パンツのウエストの地縫いをロック周辺に二周かけたという順番です。

とてもすっきりしましたよね。

今後、気持ちよく不安なくジャージパンツを着用していけそうでとてもハッピーな気分になりました(^-^)。

このジャージパンツのその後のコーデの予定

このブログ記事アップのタイミングで合わせたいトップスが未到着であることがとても残念。

黒ベースの柄のTシャツ待ちなのです。

もちろんアディダス製です。

作業着みたいな通常着用のジャージですが、コーデを考えるのが楽しくてしょうがありません。

上手くコーデできると長く着たいとも思えてくるものです。

あとがき

とてもいろんなところでサスティナブルな動きが盛んになってきましたね。

私も何か自然とその波に乗ってきました(^_^;)。

もうかれこれ15年くらい古着しか買わなくなっていますが、それだけでなく、物を捨てることに対する思慮、長く使い続ける工夫、そんなことを特に意識するようになってきました。

アパレル業界の同じお品の大量生産ももう今後は難しいと言えるでしょう。

無駄だらけの事をしている自分を本当に実直に問い直す時がきていると思っています。

垢抜けた!、ブルージーンズの上下セットアップを自分で作る方法【1091】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近は、オーバーサイズだったり、デニムもスラックス調へ大きな流れが移ったのかな。

しかし、ジーンズというものは、長い期間の中で見ると私は、1つの永久アイテムだと思うのです。

今回は、流行など一切無視の、ジーンズのイメージには一番しっくりくる、ブルージーンズのコーデをしてみたいと思います。

私なりの楽しい工夫を入れてみました(^o^)丿。

まずは、ベストからが始まりだった。。。

ジーンズで長い間過ごした私としては、流行などなくても時々思い返しては、ワードローブに置いておきたいアイテムになります。

ワードローブにはすでに、ブラック→グレーへのトーンダウン、インディゴ→超薄ブルーへのトーンダウンの2本がありました。

その2つとも違うカラーの、アメリカらしいブルージーンズのミドルの落ち具合の物を探していたのです。

ちょっと最近浮かんでいたイメージがあって、ベストとジーンズを上下でお揃いに着るというもの。

同じ色でそろったら、セットアップ風で素敵なのではないかと思っていました。

結果的には、ベストが先に見つかりました。

ベスト:BISON(バイソン)・・・1970年代にベルボトムのヒッピーファッション流行の時に生まれた日本生まれのデニムブランド。バイソンは牛の種類で、おそらく大半がメンズだったのかなあ。ジーンズの裾はベルボトムラインが多かったみたいです。

このミドルな中間ブルーがとっても素敵。

そして、この襟無しなVラインがすっきりとしてかっこよく、ポケットのカーブフラップもグッド。

リーバイスだと襟付きが多くデザインも本来のデニムベストのイメージそのもののお品が多かったのであまりピンときませんでした。

ビンテージ好きな者としては、ちょっと個性が際立つ1品が良いわけです。

とはいえ、このバイソンのお品は、当時それほど高価でもなかったような。

そういった当時の販売価格関係なしに、今は新鮮ですし、何よりもデニムの質がとても良いです。

このベストが1970年代のものかは分かりませんが、現在バイソンブランドが違う形で復活して継続しているようです。このベストはやはり昔のものだと思われます。

キャミ:着物地でのハンドメイド品・・・そして、このベストには、なんと和柄をチョイス。この下に更に黒色のタンクなどで重ねていけます。紫は青味のカラー。中に入っている花柄の色の少しのブルーやグリーン、青みのピンクもブルージーンズにはマッチする色です。
ジーンズ:アルマーニジーンズでイタリア製・・・こちらも調べるところによると1990年代初頭付近のお品のようでした。ベストよりももっとこちらの方が色が薄いですが、おおわくセットアップになる近さです。アルマーニ様はデニムの質は抜群です。

さて、これらをまとめてみました↓。

やはり一番のポイントは、ブルージーンズの上下を同じトーンでそろえることで垢ぬけたということです。そして、アメカジのイメージがあるブルージーンズに和のテイストを加えたことですね。

あとがき

例えば、ビバリーヒルズなどの1980年代辺りからの連続ドラマでは、懐かしいブルージーンズを誰もが日常にはいているシーンが見られます。

それくらいアメリカでは日常のことですが、日本から見るとそれが特別で、「アメカジ」という言葉がアメリカらしさの象徴の1つであるという見方なのかな。

けれども、ファッションは本来自由なもの。

自己表現の1つとして、ブルージーンズに和テイストを入れていくという今回の試みも面白いものです。

そして、カジュアルウェアであるデニムをまるでスーツのように上下そろえていった結果は、上品な雰囲気とか、ジーンズの変な固定観念を覆すものがありました。

何かの固定観念は時に自由を邪魔します。

今までなかった着方を見つけるコーデの楽しみをここでお伝えできたらと思いました(^-^)。

ホワイトダイヤと交互に流れる柄のブラウンダイヤリングの活かし方、柄にマッチしたコイルデザインを取り入れた抽象的なセット【440】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」というレンタル事業者でございます。

ラインナップを途中で改良しながらそのレベルを高め、現在では「高級地金+宝石」に特化したセットを組んで、ジュエリーがすでにまとまっていることの価値や使いやすさをご提供するスタンスでございます。

このたびは、主役をリングとしながらその組み合わせを決めた2021年の前案と1年後の2022年に改良後の後案を順にご覧いただきまして、最終的に方向性が徹底した「高級地金+宝石」に行き着いた2022年後の姿に是非納得いただければと思います。

コイルの美しさを拡大したようなリングとみなし、3連コイルネックレスと組み合わせた主役のブラウンダイヤリング

3点セット(前案):2021年の組み合わせです。この時はまだブレスレットに天然石の連物を入れ込んでいました。
〇ネックレス:根元から3連でできている個性あるねじりネックレス。ずっしりした重み。長さは45cm。
〇ブレスレット:「シャンパンクォーツ」という天然石の楕円7mm程度多面カット。留め具はK18YG。20cm。
〇リング: K18YG台のブラウンダイヤとホワイトダイヤ交互の変形ストライプ。リングの幅はMAX10mm。

ブレスレットの「シャンパンクォーツ」がK18YGによく馴染みます。

その他「シトリン」「ビールクォーツ」など黄色い系統のストーンは地金だけのブレスの代わりになります。

ただし留め具は立派にK18YGの、引き輪・ダルマ板・つぶし玉というこだわりを徹底。

その後1年経過で2022年に大きく見直しをはかることに。。

連物をすべて廃止、地金ベースであってもとにかく傷みやすい繊細なパールを全面廃止、ハイブランドコスチュームジュエリーもすべて廃止の「本物ジュエリー」のみのラインナップへ。。

そして、ずっと継続してまいりましたリングは、このように組み合わされるところへ行き着いたのでした↓。

3点セット(新案):新案ではすべて1点ずつの3セットばかりに。関連付きながらすっきりとまとまりました。

ペンダントのモチーフも生き生きと映るのも周りがすっきりとまとまっているからということになります。

主役だったリングもレベルアップされた仲間に入ることで映り方もひときわ違ったものになっているでしょう。

あとがき

会社勤めにおいての悩みは、「突出した意見・考え方」を持つことが時に悪いこととみなされることがあること。

確かにあまりにそのレール上にないことは現実的ではないのかもしれません。

ただ、個人の事業においては、そんなことこそ大切であり、どんどん変化していくことこそ発展への一歩ずつだと実感しています。

どんな小さなことでも気になれば早めに見直せばよい。

見直すことが認められる、もしくは自身で今までの事に疑問を抱き解決できるということが一番有難いです。

そのようなこの事業者の立場が大変嬉しく「生きがい」です。

どうぞ、お客様のために力をそそいだ「本物志向のレンタルジュエリー」の着用の主役に是非なって下さいませ(^-^)。

ジュエリーマニアはこうこだわる、その時だけの買取による現金化よりも他のジュエリーとの組み合わせで見つける新しい装いの価値【305】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ近年の地金価格は相も変わらず高騰したままのようです。

20年前くらいにとてもお得に購入した18金のネックレスなどは、この記事を書いている現在では、簡単には手の届かない高級品に変わってしまいました。

そこで、ややブームとなったのが、古き昔の昭和の時代の18金製のネックレスやブレスやリングなどを地金として質屋さんで現金化するという行動です。

ずっと使わない古いネックレスなど18金製やプラチナなどの価値ある物を眠らせておくだけなら、現金に交換し結構な金額のお小遣いにしようということで、喜んで質屋さんに駆け込むわけです。

今回は、そのように買取に手放してしまう貴金属に対して真逆ともいえる考え方、地金の価値だけでなく、商品そのものの価値でもって、今後もジュエリーの姿で持ち続けていくことの素晴らしさというものがあるということを書きたいと思います。

価値=お金ではデザインや意味が失われる残念さ

自身も過去に、ネックレスのチェーンが細すぎて絡まることにうんざりし、換金するために質屋さんへ持っていったところ、予想外の値段がついたことに大変驚き短時間で現金が得られるすばらしさを実感しました。

何か高額な物やコトの目的が現れ、その資金作りとして、使わない眠っていた地金を現金化することは使い方によっては、大変上手く納得できるものではあります。

ただ、真珠が付いていたりとか、綺麗なマルチカラーの天然石の価値は買取にはほとんど重視されないとのことなのです。

たとえ、どんなゴージャスなお花の形が天然石で素敵に形づくられたモチーフであっても計算は、台の金属の部分だけとなります。

質屋様によっては、「デザイン性の価値」を盛り込まれる会社様も一定数ありますが、ほとんどが地金の部分だけに換金の価値を充当。

このことは、一見お金をもらえたようで、同時に、実は美しさとか素敵さなどの価値を自分が捨てたということになってしまうのです。

その点が非常に残念なことと思えてなりません。

写真のようななこんな感じのリングなどがこのケースにぴったりだと思います↓。

貴金属の岐路、質屋さんで現金か1点物のビンテージか
左:地金がK18WGの天然石マルチカラーフラワーダブルリング/右:地金がK18YGのあこや真珠ブーケリング。

これらは、華やかな様相をしていますが、これを地金のみの計算で価値を評価されてしまうことになります。

一方、地金のみでできているリングはどうなのかということです↓。

左:ツタの葉の透かし彫りが美しいK18YGリング/右:「グッチ」ブランドのK18YGロゴチェーンリング

ALL地金でできている形のリングでもこれらのデザイン性が、かなり商品の付加価値を上げていると思われるのです。

地金の考え方で行くと、こちらの地金だけのリングの方が持つ価値があることになってしまいます。

それはそれは味気ないジュエリーコレクションではないかと。。

こうした比較から、本当に価値あるジュエリーとは何なのかをじっくり考えたいものです。

あとがき

貴金属というのは、洋服や、靴やバッグと少し違い、消耗品というほどの劣化が無いです。

むしろ永久的であり、どんなに古いものでも、そのリアルタイムな地金の価値に相当するのです。

そういった貴金属の特性は素晴らしく、そうであるならば、良い物を購入することをお勧めしますし、昭和時代のヴィンテージ物は地金もたくさん使ってあり厚みがあるところが魅力です。

ただ、古いものだと明らかに分かってしまう「デザインのクセ」などがそのままの利用を躊躇させてしまいます。

そういったケースに関しては特に自身が得意とするところです。

まずは、数ある中から良い意味でクセの無いデザイン選びすぐるというところも重要です。

そして、できるだけそのままの姿で装いによって新しい価値が生まれるような工夫をご提案して行ければと思っております。

それは、「本物志向のレンタルジュエリー」という事業を通して今後もやっていきたい追究です(^-^)。

picturesque

古着購入後にクリーニング代がかからないコートは本革レザーと毛皮、自主お手入れの「拭く」と「風通し」の確保のみでよい【280】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

古着購入ライフを続けて20年程になります。

随分長い間古着ばかりを着てきた中でますますそのコスパの良さをかみしめております。

ここ近年では、その古着ライフにも発展があり、1点ずつをより大切にするようになりました。

それは新品を着ていた時代とは明らかな違いであり、古着を着てきたことで得られた素晴らしい結果でした。

ところで、古着の購入自体がお得に良質なものを購入できても、その後の所持の中でのクリーニング代に関しては、まるで「車」を所持する保険代やメンテナンス代と性質がそっくりな維持コストが生まれます。

そこで、この度のご提案としまして「クリーニング不可」の製品をあえて購入し着ていくことで、その後の維持コストも¥0であるという長い目で見たコスパの良い古着ライフのご提案になります。

主に3シーズン春・秋・冬に着るアウターのジャケットやコート類選びにとても効果が出る節約術になるのではないかと思います。

高価なアウターのクリーニング代が¥0、本革レザーと毛皮のアウターの購入後の維持費の節約の実現

夏以外の3シーズンに、アウターとして着るアイテムは、主にジャケットやコートです。

ジャケットやコートは、自宅でホームクリーニングをすると、ジャブジャブと圧力をかけること、水や湯につけることだけでも型崩れを起こしてしまう可能性があるのでクリーニングに出すことが避けられません。

ですから、どうしてもクリーニング屋さんへお願いし料金がかさみます。

1着のクリーニング代は¥1,500-¥2,000程度が相場です。

ここで、逆の発想をしてみます。

クリーニング不可のアウターとはどんな素材なのか(この不可というのは、品質表示上においてです)。

・毛皮

・本革

などです。

もちろん、毛皮や、本革も高額の¥10,000-¥20,000あたりの代金で一般的な品質表示にもとづいたクリーニングの枠から外れた特殊クリーニングであれば取り扱ってみえるお店も結構あるようでした。

ただ、高額な特殊クリーニングの方法は節約にはなりませんし、もう1着商品が買えるぐらいのコストですので、古着ライフとしては非常にもったいないです。

結局のところお勧めしますのは、思い切って、クリーニング不可の素材だけをあえて持てばいいということなのです。

そこで、3種のクリーニング不可の素材をご紹介します↓。

本革レザージャケット(黒):「エンポリオアルマーニ」様。牛革。

1つ目はこの牛革ショートジャケット。

品質表示上で「ドライクリーニング不可」となっています。

本革レザーはその表面がカバーされているような役割があり汚れが元々付きにくいです。

汚れてもタオルハンカチとお湯で一拭きすれば大丈夫なほど。

季節外れの収納時には同じくタオルハンカチとお湯で全体を拭き、完全に風通し良く乾いてからそのまま収納でOKです。

2つ目は、ミンクの毛皮のオフカラーのコートです。

ミンクは毛皮なので、基本クリーニングも不可の品質表示です。

毛皮は、特に、ずっしりあったかいので、冬でもじっとりと目に見えない汗をかきがちです。

クリーニングが不可ではありますが、常に、帰宅後お部屋の中の風通しの良い空間で乾かすことが大切です。

ミンクコート(オフ):ブランド名不明。いろんなお洋服に合わせやすいカラーです。冬のオフカラーは新鮮。

3つ目は、スエードのロングコートです。

これも品質表示では「クリーニング不可」です。

スエードはもともとデリケートそうな素材です。

1つ目の本革レザーよりも汚れやキズは付きやすいですが、独特の質感がおしゃれで自身は好みの素材です。

大切に扱いながら、上の2つと同じようにカビなど生えないよう湿気をこもらせないという工夫を隙間を空けた収納をしながら自身で気を付けさえすれば大丈夫です。

スエードロングコート(紺):ブランド名不明:古い物だと思いますが、スエードの紺色というところがレア。

そもそも、買う時も古着購入していますので、たとえ高級な素材であっても、高価な特殊クリーニングをする気にはとてもなりません。

それは、購入時の「価値」のキープです。

お得に購入できたお洋服は、その後の維持費にコストをかけないことで、長い年数から見た「コスパ」の実現へとつながるのです。

その他、コスパの良さにもつながるポイントとして、「多く持ちすぎない、ミニマムな数」ということ。

収納時にもぎゅうぎゅう詰めでは、カビの原因になります。

隙間をしっかり空けた、ゆとりある収納をするためには、多く持ちすぎないことも重要なのです。

どうぞ、渾身の1点ずつを慎重にお買い物下さいませ。

あとがき

服がたくさんあるだけ、クリーニング代も増える。。

この悩みは、この度の2つのポイントで解決です。

1)そもそも少ない数で渾身のアイテムだけを選ぶこと

2)クリーニング不可の本革レザーや毛皮をあえてアウターに選ぶこと

これを、どうぞコスパの良いお買い物にお役立て下さいませ(^-^)。

picturesque

見る人の心を揺さぶるドレスライクに寄せた意外、エレガントなリーバイス501+パンプスコーデ【148】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

多くの有名ブランド服の誕生がヨーロッパにあります

一方、アメリカ生まれというブランドがそれほど数多くはない中で、きわめて「アメリカらしさ」の象徴とされるデニムメーカー「リーバイス」社があります。

この中で501は特に今では貴重かつファンも多いブランドになっています。

メーカー名よりも、この501というモデルである点がヨーロッパにはないアメリカらしさだとも考えられると思っています。

501という数字は、考えてみると、1でもない1000でもない途中の数字なのですが、この501に到達するまでには、それ以前の番号も数多く試作品のように研究され、練り直しされ、採番されてここに至ったとのこと。

これは、数年前に読ませていただいた本に書いてあったことです。

いろんな改良の末、行き着いた501は、その後の続く番号の最も原点の完成品の番号だとも言えます。

この501ファンは実に男性が多いと思いますし、あれこれ細部の作りに目を向け、その細かなステッチの仕方からも、真贋を見分けたりなどは男性が得意とするところ。

今回は、私のような女性が501の装い方に挑戦してみます。

私の場合は、細部の作りなどの理論はそれほど重視せず、ただ「アメリカ製」であることだけに拘ります。

もちろんカラーの展開は重視しますが、年代もアメリカ生産がほぼ無い現在から見れば、多くは過去の価値あるお品であるという考え方をしていきます。

501ジーンズをいかにドレスライクに寄せるかの工夫の1つ、スニーカーではなく「パンプス」をはくこと

私が知る範囲での知識なのですが、レディースの501というのは、ビンテージのものでは股上がメンズより1-2cmほど長く作られているようです。

これは、実際に比べて計ったり、はき比べてその情報と照らし合わせ納得した結果です。

また、USED品のリーバイス501は、メンズの方が見つけやすく、レディースはあまり見かけないです。

私の場合ですと、レディースで、29インチほど(28インチは無理)、メンズだとメンズでは一番最小のサイズと言われている28インチがぴったり合います。

ただ、レディースは、華奢な素材感と作りでメンズよりやや軽く、メンズは、分厚く、わたりも広いでので、女性がメンズをはく時に、最低サイズの28インチでもダボつくことはあります。

そして、そのゆとりが多い501に一番向いている体型というのがやや骨太の方、ももが分厚い頑丈な体型の人だと考えます。

ぱんぱんに、隙間がなくはくと、とてもかっこいいのです。

はき心地としては、何かすごく立体的だとはいた者自身が感じます。

動画の中でも、ご提案させていただいていますが、細身の人でだぼだぼ感がカジュアル過ぎて合わないのかな。。。という方でも、いやいやそんなこともないと思います。

もともと男性っぽく働く男たちのために作られたメンズ寄りな501を女性がはくには、ひと工夫することがポイントとなります。

・足元には、スニーカーでなくパンプスを持ってくる

・ジュエリーを真珠にしてみる

・かわいい色(ピンクやブルー)をトップス、ベルト、靴に持ってくる

などで、表現してみました。

しかし、女性ならではと言っても、「かわいい」だけでなく「かっこいい」女性像も含みます。

例えば、動画内の赤い糸染めの501に、パイソンのパンプスを持ってきたコーデなんかは、それに当たりますね。

先染めのカラー展開の少なさに希に見た「赤」の糸染め501の魅力

ここでカラー展開について書きたいと思います。

私の個人的な好みの色は、グレーです。

とても他のアイテムに合わせやすく、優し気でお洒落感を感じます。

このグレーと映る色は、糸染めであるブラックが色が落ちしたものになりますので、元の糸は「黒と白のコンビ」であったものになります。

その次は、薄いブルー♪。いかにもアメリカンです。

薄いブルーは、元は、インディゴと白のコンビの糸染めが長い間はかれて色落ちしたとか、ウォッシュ加工をかけることで、最初から薄い色ではけるというものですが、元の糸の色は「紺」が使われているのです。

リーバイス501でもいろいろな色がありますが、カラーデニムと呼ばれるものは基本的には、後染めばかりなので、糸染め/先染めと呼ばれる色だけに限定しますと、紺か黒しかないと言っても良いほど限定されたものです。

ところが、後で貼ります動画の中では、赤色なのに糸染めであるものが登場します。

カラーの糸染めは非常にレアだと思います。

よって、後染めした赤との大きな違いや味わいをより感じていただければと思います。

あとがき

実のところ、上に貼りましたYouTube動画は、YouTubeを開始して100投稿程のアクセサリーのコーデの動画をアップしていた2016年1月開始のYouTube参戦の最初の頃のものです。

チャンネル名も、現在の「ピクチャレスクのおしゃレポ」とは違う、「アクセサリーの部屋」という名前で、ジュエリーをご紹介していく動画でした。

どれも3分足らずの、「パワーショット」というCanon社製の小さなカメラに付いた画素が粗い動画機能を使っていました。

音声の小ささと画像の粗さで100投稿はほとんど消した中で、唯一多くご視聴していただいたこともある、「番外編」のこの501関連の内容の動画だけ残していたのです。

そして、後からナレーションだけ入れ直しています。

アクセサリーのことだけをひたすらやっていたら、この奇跡は起こらなかったかもしれません。

ちょっとした茶目っ気のような「番外編」が活きた形となります。

動画の画素は粗いので見にくいですが、今では貴重なコーデの映像です。

今回のテーマは、女性らしいことを表現しようと、ドレスライクに寄せた501の装いをご紹介しましたが、こんな考え方でいろんな〇〇ライクが考案できるかもしれません。

逆に思いっきり原産国アメリカらしいコーデというのもあるのかもしれませんが、それは、これまでたくさん見慣れた装いです。

ドレスライクは、501のイメージの意外性が面白い前衛型のコーデなのです。

501にはどうしてもカジュアルな着崩しを考えがちなのだけれども、そこをあえて、エレガントに寄せていくという見る人の心を揺さぶるようなコーデとして提案できる装いの1つだと思います(^-^)。