■<36><透かしフローラル>■本物志向のレンタルジュエリー■@¥11,000/2w■K18YG■ルビー、エメラルド、ダイヤモンド、■12号■・・・現在準備中にてレンタル不可
色違い天然石ネックレスのアレンジ→マルチカラーミックスロングへ【734】
まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
ここに2連の色違いネックレスがございます。薄グリーンがニュージェイド、薄ピンクがモルガナイト。
ということで、今回、この連をバラバラに解体して、組み直し、ロングネックレスへ仕立てる作業を致しました。
K18YGの留め具に初めて使用した、長めのつぶし玉がきらりと光るロングネックレス
では簡単に手順をご紹介します。
以上、おおまかにお仕立する過程でした。
洗浄の写真が1枚あれば良かったですね(^_^;)。
材料である天然石のチョイスについて
もともと2連だったバイカラーのネックレス2本からの変化としては、一度に装着できること、そして、バイカラーからマルチカラーになったことで、コーデの幅が広がる見込みができたことです。
マルチカラーというのはミニマムが3色で、2色だとツートンとかバイカラーの呼び名になります。
3色だけでもだいぶ雰囲気がミックスされたものになります。
今回工夫した点は、そもそもアクアマリンのチョイスという点です。
本来、ニュージェイド、モルガナイト、アクアマリンと並ぶことはあまりないかと思います。
「ベリル」という鉱物名は、ニュージェイドではなく、エメラルドが入りますが、エメラルドがあまりにも扱いにくい石なので現在はあまり取り入れていないんです。
すべてが同じような薄いトーンであること、さらに、透明度がある程度3色とも入っているという点をよく見て使う天然石を選んだという点が工夫した点です。
アクアマリンも濁ったクリーミーなお品もありましたが、他の2色に透明感があるのでそれに歩調を合わせてよく合う3色でありたいと思ったわけです。
今回初使用のシリンダー型パーツはなかなか良いです。あのサイズでK18YGというのはなかなかの存在感です。
かしめた時のつぶれ方が綺麗にぺったんこになります。
あとがき
このような連のタイプのジュエリーは宝石としての評価はあまり良くないようですので、今後増やしていくことはありません。
やはり地金のK18が主体のチェーン物でないと宝石のレベルが良くないようなんです。
天然石の価値自体が評価されていないという面があるようです。
今回のニュージェイドの薄グリーンがもともと祖母ゆずりのお品だったので、活かしたいと思い、今回のようなマルチカラーへ変更することで着けやすくする方向を考えました。
そうしますと、ものは考えようということで、地金物が多い当レンタルジュエリーのセットの中では、レアな存在になっていくかと思います(^-^)。
<出会い>アンティーク風なデザインが目を引くK18YG透かしロングネックレス【723】
まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
今回は、ロングネックレスをご紹介したいと思います。
アンティーク風で、いかにもビンテージを扱うレンタルジュエリー業には是非取り入れたいお品で、大変私自身も喜んでいますお品です。
地金を大きく使ったパーツの作りが魅力の透かしネックレス
アンティークを思わせるようなカールしたうねりが特徴です。細かいチェーンよりも装飾部分の方が多いので華やかです。
80cmという長さは、お洋服の全面にめいいっぱい広がって飾ってくれます。
あとがき
イエローゴールドは、隙間があることによって、少しギラギラしすぎる部分を爽やかにあっさりと見せてくれるかもしれません。
そういったことでいうと、透かしの効果はとても大きいですね(^-^)。
「あこや真珠」には無い魅力は自由な造形、「ビワ真珠」で丸いという固定観念のある真珠のイメージを覆した【405】
まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
あれは、2010年頃の事でした。
勤務先から帰る途中に寄るディスカウントショップへの途中の昔ながらのジュエリーショップの表のガラスショーケースに飾られた1点の印象的なネックレスを拝見。
ミドルレングスというような60cm程度の「マチネ」という長さだったと思います。
正方形なのでどんな素材なのか近寄ると、白い色であり連なった1粒ずつはまさに「真珠」の様相だったのです。
当時、真珠の作りをよく存じ上げなかったので、貝を押しつぶして工業的に作られたものなどとおぼろげながら想像してしまいました。
その美しさと魅力はその後の同じ物を探す旅へと自身をいざないました。
このたびは、初めて見た時にその希少さと本来丸いはずの真珠が四角かった驚きと感動の入り混じった経験に端を発した、後に知る「ビワ真珠」のご紹介をそれを含む3点セットでご紹介したいと思います。
固定観念を大きく打ち破る「スクエア」な造形のビワ真珠をとことん「四角モチーフ」だけで集めた3点セット
連は「genuine」様で購入し自作したものです。
シルバークラスプも四角い形のものでボーダー状の彫りがアクセントのものを設置しました。
ネットで以前見つけたビワ真珠の同じものは、形がいびつ過ぎ、ふくらみがあり過ぎました。
そうしますと、本来丸いイメージの真珠の「意外性」が薄れます。
ここはとことんぺたんこにスクエアをしっかり表現した品物が良いとこだわったものになります。
お洋服には、「アコーディオンプリーツ」、「チェック柄」などの四角いモチーフが混じったものに相性が良いと思います。
襟が「スクエア」なお洋服にもなじみます。
本来丸いイメージだった真珠がこのように四角くなると装うお洋服のポテンシャルも広がるというものです。
あとがき
真珠の粒の大小、1粒の形の展開、色の違いなど一口に真珠と言えどもいろいろです。
そして、近年技術の高まった淡水真珠が、いよいよあこやに近い程までの真ん丸に近づいているのです。
シルバークラスプは、高級ラインのあこやにも比較的コスパの良い淡水真珠にも共通に付けられていますので、ほぼ地金に関しては影響のない、素材だけの違いの分野のジュエリーです。
なぜ、シルバークラスプが高級で希少な真珠にも共通に取り付けられるのかに関しては、別の記事でも綴らせていただいております。
18金やプラチナよりもシルバー925がはるかにクラスプの「カチャッ」とはめ込む機能の融通性があり永久的な安定感があるからです。
自身からのご提案としては、まずは、こうして淡水真珠の豊富な展開を知ることで、真珠ジュエリーの価値の見方の切り口を広げることです。
「おしゃれ」という価値はそんなところに見つけられるのではないかと思っておりまして、物自体の希少さや、近づきがたい高貴さとは違う部分です。
実際にジュエリーも着用することに意味がありますので、中間レベルを実用的に装えるジュエリーとしては淡水真珠の中の「ビワ真珠」は特にご提案したいタイプの1つとなります(^-^)。