今後レンタルジュエリーに採用の実現を夢見るジュエリーx3選【1045】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

1つ前の記事【1044】では、当レンタルジュエリーの「本物志向のレンタルジュエリー」には採用をためらうジュエリーがあり、その理由と共にお伝えしました。

今回の場合は、その逆でございまして、今後是非取り入れたいと思っているジュエリーを3つご紹介したいと思います。

ピンク石の隠れた名品、モルガナイト、クンツァイト、そして、星モチーフへの注目

女性はピンク色とか赤色、紫色のような赤みの色を特にお好みのようです。

その中で私が注目していますのは、ピンク色のストーン。このピンクと一口に言っても、いろんな種類のピンクがあることが分かります。

今後レンタルジュエリーに登場してもらいたいなあと思っているアイテムのまず1つ目は、「モルガナイト」です。

ピンクの色を表現すると、ややオレンジ味が少し入っているところが優し気です。

サーモンピンクというところまでいかない中間的なピンク色が素敵なのです。

モルガナイトは、すでに、お花の連結でレンタルジュエリーに採用はあるのですが、1粒物とか1種だけでの採用を今後に考えています。

このたびの、全国宝石卸商協同組合様による60年ぶり程の誕生石の改訂がありました。

その中の4月にモルガナイトが加わりました。今までこのストーンを知らなかった人も多く知ることになるかと思います。

私ももちろん、知ったのはここ最近のこと。10年くらい前から持っていたビンテージの連のネックレスがモルガナイトであると気づくまでにかれこれ10年を費やします。

パワーストーンショップの店員さんにも当初は聞いたりして自分なりに調査しましたが、ローズクォーツではないようだけど。。。というようになかなかクリアになりませんでした。

そして、ニッチな石なのではないかと思いながら、ある時、ネットの写真で発見。

モルガナイトというのは、掘り出される時は、「ベリル」という鉱物名です。

あの有名なエメラルドやアクアマリンと同じなんです。とても意外ですよね。

モルガナイトだけでで連になっていることは結構珍しく、なかなかのお品なのではないかと思ったのです。

ただ、その連のものは、パワーストーンの領域の鉱物のままの物で、宝石の領域には達していないと、現在はレンタルジュエリーからは廃止しました。

今後取り入れたいのは、研磨された宝石質の透明感あるモルガナイトになります。

そして、2つ目は、「クンツァイト」です。

こちらもピンク色ですが、やや紫寄りのピンクである所がモルガナイトとの見分けの1つになります。

同じピンクなのだけれど、暖色系とのコーデであるモルガナイトの一方、寒色系とのコーデがイメージできるクンツァイトは両方注目するに値する宝石だと考えています。

色の違いはいろんなストーンの説明でもよくお話に出てくるのですが、後から加わる成分の違いとなります。

マンガンという原子記号25番の元素がこのピンク色を主に出していくそう。

クンツァイトは、リチア輝石(きせき)という鉱物名。

リチウムやアルミニウムが主成分とのことです。何やら分かりにくいですが、私もググらせていただいたにすぎません。

アメジストよりも淡いし、ピンクとパープルの間のような中間色なので違いは目で見て分かるものだと思います。

3つ目は、星のモチーフです。

星のモチーフは地金をイメージしています。

くり抜かれて透かしになった星も素敵ですし、塊になった星でもどちらも注目しています。

星はどちらかというと一クセあるモチーフではあるのですが、他のクセのあるモチーフよりもジュエリー同士の組み合わせはしやすいと私は考えます。

星は遊び心あるカジュアルなモチーフだと思いますので、現在エレガント中心であるコレクションがひと通り落ち着くと、こんな方向へ行ってみたいものの1つになります。

あとがき

レンタルジュエリーも1つとして同じものがないように同じアメジストのペンダントトップがかぶれば、大きく形が違うものにしてみたり、とにかく1点物の方向を貫いています。

もともと宝石は、実は同じようでも、細部は全く同じではないそれぞれ顔が違うものということが素敵です。

けれども、それは専門家様でないとなかなか違いの部分は分かりにくいので、私としては、単純にぱっと見の違いで分かりやすく並べます。

レンタルジュエリーの写真もぱっと見の所見でお決めいただくということになりますので、大きくその違いが様相に表れているアイテムを決めていくことになります。

パッと見たときに「キュン」とくるものというのを常に意識しています。

聞いたことがない天然石でも、それはそれでレア。

ある程度硬度もあるものであれば、ニッチなストーンも見ていきたいと思います(^-^)。

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〇1セット:@¥11,000(税込)/2週間(送料無料)
〇ペンダント(7g):K18WG台に6つ花の連結デザインのトップ。
上は、直径1.2cmのモルガナイト(ピンク)で真ん中がダイヤモンド。
下は、直径1.5cmでクロムダイオプサイト(濃グリーン)。
縦は連結で2.5cm強。チェーンは、K18WGのパイプロープデザイン60cm。
〇ブレスレット(10g):K18WG台の6つ花ステーションブレス。途中のつなぎ目にはダイヤモンドが配置。
フラワーは直径5mmのピンクトルマリン。長さは留め具含む18cm。
〇リング(11g):PT900台のダイヤモンド2ct幅広リング。
幅は最大1.8cm。真ん中にフラワー装飾のダイヤモンドの配置。サイズは12号。

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色違い天然石ネックレスのアレンジ→マルチカラーミックスロングへ【734】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここに2連の色違いネックレスがございます。薄グリーンがニュージェイド、薄ピンクがモルガナイト。

こうして、ピンク:モルガナイト、グリーン:ニュージェイドをカジュアルに重ね付けのイメージでしたが、このバイカラーからもっと幅広く洋服とのコーデがしやすいよう、ブルーカラーの天然石を投入します。
高級めな透明度の高いブルー:アクアマリンを追加。まだこの状態では、アクアマリンがゴムの連になっていますね。

ということで、今回、この連をバラバラに解体して、組み直し、ロングネックレスへ仕立てる作業を致しました。

K18YGの留め具に初めて使用した、長めのつぶし玉がきらりと光るロングネックレス

では簡単に手順をご紹介します。

もともと薄グリーンと薄ピンクはネックレスの状態だったので、それを解体。そして、今回新しいブルーも投入。おおよそ同じくらいの珠数です。右上に映る大き目の引き輪とダルマ板はK18YG製。
いつもは、球状のミラーボールを使用しますが、今回初のシリンダー型です。彫りが美しく、つぶしやすそう。K18YG製です。
ロングネックレスともなるとやや重みがありますので、しっかりとしたやや太め14号の釣り糸(テグス)を使います。真珠などとは違い、石の穴がそこそこ大き目なので、この数字の大きい方を使います。真珠であると、開ける穴の大きさに限界があるようで、小さめなので、8号が限界。
まず、引き輪に今回初のシリンダーパーツをペンチでカシメて取り付けました。縦が1cmくらいありますので、今までと違った感覚♪。そして、穴が一番大きかったアクアマリンのブルー色の珠からのスタートでド・レ・ミ的に定型な配置でマルチカラーを配置。
こんな風に色が偏りなく散らばりました。マルチカラーらしくなりましたね。と、ここで、あることが気になります。↓
モルガナイトのピンク色が汚れているのが目立ちました。この珠交換の状態は洗浄のチャンス。モルガナイトは石鹸水xぬるま湯とのコンビでOKのようです。この穴周辺の茶色(おそらく汗などの経年の汚れですね)を取り去ります。10分程付け置きしました。
そして、気持ちよく茶色い汚れがすべて落ちました。すっきりと気持ちの良い見栄えに。。ネックレスも晴れて完成♪。
留め具のシリンダーは、ダルマ板程の長さがあります。この留め具部分も高級感のポイントです。
108cm程度の長さのロングネックレス完成です。一連使い、2連使いが可能。

以上、おおまかにお仕立する過程でした。

洗浄の写真が1枚あれば良かったですね(^_^;)。

材料である天然石のチョイスについて

もともと2連だったバイカラーのネックレス2本からの変化としては、一度に装着できること、そして、バイカラーからマルチカラーになったことで、コーデの幅が広がる見込みができたことです。

マルチカラーというのはミニマムが3色で、2色だとツートンとかバイカラーの呼び名になります。

3色だけでもだいぶ雰囲気がミックスされたものになります。

今回工夫した点は、そもそもアクアマリンのチョイスという点です。

本来、ニュージェイド、モルガナイト、アクアマリンと並ぶことはあまりないかと思います。

「ベリル」という鉱物名は、ニュージェイドではなく、エメラルドが入りますが、エメラルドがあまりにも扱いにくい石なので現在はあまり取り入れていないんです。

すべてが同じような薄いトーンであること、さらに、透明度がある程度3色とも入っているという点をよく見て使う天然石を選んだという点が工夫した点です。

アクアマリンも濁ったクリーミーなお品もありましたが、他の2色に透明感があるのでそれに歩調を合わせてよく合う3色でありたいと思ったわけです。

今回初使用のシリンダー型パーツはなかなか良いです。あのサイズでK18YGというのはなかなかの存在感です。

かしめた時のつぶれ方が綺麗にぺったんこになります。

あとがき

このような連のタイプのジュエリーは宝石としての評価はあまり良くないようですので、今後増やしていくことはありません。

やはり地金のK18が主体のチェーン物でないと宝石のレベルが良くないようなんです。

天然石の価値自体が評価されていないという面があるようです。

今回のニュージェイドの薄グリーンがもともと祖母ゆずりのお品だったので、活かしたいと思い、今回のようなマルチカラーへ変更することで着けやすくする方向を考えました。

そうしますと、ものは考えようということで、地金物が多い当レンタルジュエリーのセットの中では、レアな存在になっていくかと思います(^-^)。