加工生地の1つ、「フクレ」素材を表地にも裏地にもとことん利用したインテリア袋【958】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

これまで、ハンドメイドバッグの素材の私ならではの製作のポイントとして、「凹凸感のある生地」ということを意識して材料を見つけてきました。

凹凸感と言っても、その作りはいろいろです。

とにかく生地に立体感のあるものを取り入れている点が、某ファッションブランド様の嗜好にとても共感できます。

そんな凹凸感あるいろんな生地の中で、今回製作したのが「フクレ」加工をしてある生地です。

水ぶくれなどと呼ぶちょっとしたけががありますけれど、このフクレとほぼ同じ意味で使われています。

すみません、少し痛々しい例ですね(^_^;)。表面のふくらみの様子がそんな感じです。

表地も裏地も両方同じフクレを使った組み合わせのインテリア収納袋

今回は、ここ最近の中では新しいデザインにはなるかと思います。

ひもでキューッと絞る巾着袋の型紙で、サイドリボンのタイプです。

サイドリボンの先にすずらんのシルバー色のストッパーで飾りました。リボンには巾がありますが、生地が柔らかいので穴から通ります。そして通した状態で三つ折りしてミシンで二度縫いで固定して玉止めです。そして、ぎゅーっと引っ張ってストッパー内に紐先を隠します。
<サイズ>縦26cmx横26/46cmxマチ20cm・・・このサイズお弁当袋の領域よりももっと大きいサイズになります。

今回は、使用している表地と裏地が両方共「フクレ」であるところが強調したい部分です。

凹凸感ある生地が表地にも裏地にもとことん使われている様子をご堪能いただければと思います。

<表地:ブルーグレー>ストレッチフクレパフ服地、ポリエステル/95%、ポリウレタン/5%、日本製。・・・このうねりが存分で美しいですよね(^-^)。
<裏地:マルチカラー>フクレプリント、ポリエステル/100%、日本製。・・・何とも言えないタイダイのようなプリント柄がエキゾチック。この色の中にわずかに登場しているブルーグレーと表地の色をマッチさせました。
サイドの巾着リボン:こうして結ぶことで、サイドのでっぱりが真ん中に寄り、形が変化します↓。
ちょっとおにぎりっぽい形になる。これは、元は同じ本体の型紙である巾着ひもタイプと違う様相な点が面白いです。ひもをリボンに変えるだけで雰囲気が変わるのですね。
中に物を入れるともっと立ちます。何も入れていないとふにゃっとしているので、たたんで収納が可能。

あとがき

フクレがとても好きで生地を検索したりしますが、なかなかこれはこれは。。。というフクレが少ないです。

日本製のフクレはふくらみがどちらかというと控え目。

イタリア製の風通ジャガードやフクレジャガードは思いっきりが良いというかしっかり膨らみがあるのが特徴です。

そういう意味では、今回の表地のフクレはなかなかはっきりとした畝の出具合だと思います。

それでもこの色しかなかったのでそれほど豊富ではない生地なんだと思います。

こういった出会いを貴重に表地と裏地の組み合わせは私の手にかかっていると言えますね(^_^;)。

お洋服のチョイスのヒントになれば。。。グレー色の展開の豊富さ【829】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ数年お洋服にちょくちょく取り入れてきた色、グレー。

黒コーデ主体の私には、同じダークカラーといってもその違いが大きく、黒よりもマイルドで張りつめた感じが無いという点がとても着やすい色であると感じてきました。

今回は、そのお洋服の中に登場しているグレーにも様々な色味の違いがあることで、一口にグレーと言えども、もっと楽しみ方を深めていけそうなきっかけになるかと、グレーの色の展開をご紹介したいと思います。

グレーはねずみ色だけではなかった驚き

ということで、早速7種のカラーをご紹介。

すべてグレーと呼ぶ色になります。

グレーの種類7つのピックアップ:この中にチャコールグレーを省略。よく知られている色であることと、左から3つ目のねずみ色を濃くした感じになるととらえて、今回は入れていませんが、チャコールグレーもグレーの仲間ですね。

こんな感じで、GIMPソフトにお世話になりながら、エクセル図形のパレットに出してみました。

よくこんな風にエクセルの図形に色を塗るかのようにGIMPとコンビでこういったものを作っています(^-^)。

さて、左から、色に名前を付けてみました。

一番左から番号を1-7までふります。

1)グレージュ・・・よくお洋服で登場しているようですね。ベージュが半分くらい入っていて、ベージュとグレーとの狭間にいるような色です。

2)シルバーグレー・・・よくラメがかったお洋服で使われるかな。ぼやけた感じがラメによって華やかになるみたい。

3)ねずみ色・・・この色が子供の頃のクレパス、絵の具、絵本などの経験から始まって私たちに根付いたグレーのイメージの色ではないでしょうか。

4)グリーングレー・・・ここからは、日本人離れしたような色とも言おうか、愛用の古着のブランドさんがイメージカラーのように展開している色の領域になります。この色だけ見ていると分かりにくいですが、他のグレーと比べると明らかにグリーンがかっているのです。

5)ブルーグレー・・・この色も濃淡ありますが、今回は濃いめでパレットに出してみました。ネイビーとも違う、やはりグレーなのです。ねずみ色の3)を基準に考えると青味がかっていますね。

6)モカグレー・・・この色は昔持っていたバーバリーのチェスターコートを思い出します。中に黒色を着たりもしましたが、茶色も非常に合わせやすかったです。3)のねずみ色に赤みが増して、優しいエレガントな方向へ行っているようです。

7)カーキグレー・・・最後です。この色は、茶色を基準にした時にも濃い方の色でこの色が出てくると思われ、かぶります。木の幹のような色。黒の一歩手前のチャコールグレーとはやはり違う、茶色やグリーンが混じった感じです。

とこのような多くの展開がグレーにはあることを見てきました。

この拘りの色の展開をしているブランドさんには、何か強いメッセージが感じられます。

あとがき

以前に、ベージュの展開の記事もアップしてまいりましたし、茶色の展開の記事もアップしてまいりました。

それぞれ、【162-1】と【162-2】です。よろしければ、後程お立ち寄りくださいませ。

私のブログの中では人気記事です。

グレーもこの色だけだとくすんだイメージで、曇り空のような風景などにも実際は使われる色だと思うのですが、ファッションたるもの全体コーデです。

このくすみを良き味わいとして活かし、ジュエリー、バッグ、ベルト、靴、帽子、スカーフ、サングラスなど、その他の小物でどうにでも変化できるかと思います。

強弱あってこその全体のバランスが整うとも言えまして、グレーのような渋めの色、お洋服としては大変良いです。

ここ最近、ワードローブをグレイッシュにしていまして、この機会に一度グレーをこんな形でご紹介してみようと思い立ったというのがきっかけでした(^-^)。