3つのジュエリー同時付けで色濃く表現、グリーンやオレンジが織りなす暖色系のマルチカラーな世界【569】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

マルチカラージュエリーが意外とお洋服に合わせやすいと考えたことはございますでしょうか。

七色のように色とりどりだけがマルチカラーではなく、むしろ「〇〇系カラー」と偏観った系統がかえってコーデの方向性が決まりやすいものです。

このたびは、〇〇系の中では、「暖色系マルチカラー」のグリーンやオレンジやイエローが入った色味のジュエリーを寄せ集め、明るく前向きなイメージの世界観を作ってゆくご紹介です。

気が付いたら全部サファイアだった、マルチカラーが配分よく集まったことで新しいサファイアの魅力に気づく

一番最初は楕円の透かしデザインが素敵なペンダントトップからのスタートでした。

マルチサファイアのボタニカルな柄がストーンと地金台で表現されています。

3点セット(前案):すべてK18WG台。結果的な事ですが気が付いたら全部サファイアだったことに驚き。
〇ペンダント:K18WG台にマルチカラーのサファイア。トップは縦3.5cmx横2cm程。チェーンは70cm。
〇ブレスレット:K18WG台のマルチカラーサファイアのステーションブレス。
〇リング:K18WG台の3色のマルチカラーのサファイアの四つ花モチーフ。サイズは13号。

後になって気が付いたら、すべてがマルチサファイアだったのでした。

暖色系が出来上がりやすいのもサファイアのカラー展開の豊富さゆえかもしれません。

その後、ある一部分を変えています↓。

3点セット(後案):チェーンだけが木の幹みたいな柄の80cmへ変更。前のベネチアンも70cmでロングでした。

70cmと80cmの違いって何なんだろうということの1つの答えとしては、希少価値のアップが80cmにはあることです。

もちろん70cmもかなり希少ですが、80cmはそれ以上です。

人間の身体においては、土手みたいな角度のデコルテ周辺ではきちんと座った状態のショートレングスに対して、ロングは空中なのでぶら下がった状態でありよく揺れるのです。

60cmと70cmの境界線が大きい1つの答えとしましては、「マチネ」というミドルレングスから、「オペラ」というロングレングスへの切り替わりのところだからです。

見た目も60cmから70cmではかなり変化が見られます。

後案の木の幹柄はベネチアンよりも少しだけこのボタニカルに松の幹みたいで相性が良かったことと、ややう普遍的なサイズの3アイテムの特徴を際立たせる80cmはとても望ましいものでした。

この後で貼りますYouTube動画の時は、前案よりもっと前。

動画でしか残っておりませんでしたので、当記事では前案と後案だけしか掲載致しませんでしたが、正式には1案、2案、3案だったということです<m(__)m>。

ブレスレットが角あずき寄りのチェーンで組んでいた時期の動画です。

それに合わせて最初は四角っぽいチェーンで合わせようとベネチアンの70cmにしていたと思います。

細かい所でも変遷があったのです。

あとがき

動画の時のブレスレットの地金だけのチェーンからマルチストーンへの変化は大きかったと思います。

どのアイテムもサファイアの暖色系マルチカラーになっているという「とことん具合」が全体の暖色系の主張をより色濃くしてくれました。

とはいえ、自身の個人的な気持ちなのですが、少し「パンチ」が無いとも感じていました。

そこへ、非常にレアな80cmのロングチェーンを持ってきたというとろに落ち着いたことが渾身のセットを考え尽くした結果です。

こうして、当「本物志向のレンタルジュエリー」の「セット」の部門の組み合わせを改変しながらレベルを高めていきます。

それが私事業者のお仕事の一番のポイントでございます。

そして、お客様が喜んで納得していただける組み合わせをこれからも考えていきます。

自身がこれらのジュエリーを身に付けることはございません。

お客様がご利用いただいて初めてその組み合わせた効果が伝わることになります。

「本物志向のレンタルジュエリー」、どうぞよろしくお願いします(^-^)。

六つ花が花びらになってさらに六つ花を形作った構造がしゃれている、1ct未満のダイヤモンドが1ct以上にも勝る優れたデザインの価値【511】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリーは製造物の商品であるわけですが、「美術品」のような要素もあると思っています。

その出来上がったお品に込められた「意志や思い」、これが最終的にユーザーに感じられるお品というのは、「哲学が入った絵画」のようで価値が高まります。

ダイヤモンドジュエリーは、宝石店では必ずあるものなので普遍的な宝石だと思われるかもしれません。

しかし実際は非常に希少価値の高いストーンなのです。

鉱物としての出土の様子にスポットを当ててみますと、ダイヤモンドこそ奇跡的なストーンであり、本来は地上の人間が手にするような機会はないのです。

深く地下に眠る鉱物が火山噴火などで地上に噴出して、その中でもこういった白く美しくなっていく奇跡的な段階をたどることで出来上がった貴重な石なのです。

ダイヤモンドになり切れなかった石というのも多くあり、装飾品としての宝石まで行き着いた選び抜かれた逸品になったことが奇跡なのでございます。

このたびのご紹介のダイヤモンドフラワーペンダントは、巷で騒がれる「カラット数」に関しての執着や固定観念を一度フラットにしてみてはどうかという問題提起が根底にあります。

ラインがくっきりとしてすっきりと目に映る理由は地金の「台」の緻密な作りにある

ダイヤモンドフラワーペンダントトップ:K18WG台。よく見る1粒ずつのタイプより全体のサイズが大きいです。

このデザインの構造が非常に優れています。

まず、花びら1つずつを六つ花で作ってあり、それぞれの小さな小粒の花びらごとに地金の台が設置されているのです。

そのくくり1つをさらに花びらとして六つ花を作った構造なのです。

さらにそこで地金が使われ、ラインのくっきりとしたかわいいフラワーモチーフが出来上がっているのです。

これでもカラットは1ct以下(実際0.9ctほど)だということに非常に驚かれるかと思います。

結局カラットは結果的なものなのです。

ジュエリーはストーンを披露するだけの物とは思っておりません。

地金との組み合わせや地金の使い方のバラエティーにより、ストーン+地金で成り立つものです。

ダイヤモンドもカラフルストーンの内の「透明色」であると思っています。

丸いフラワーに相性の良いラウンドチェーンを付けました。

チェーンの存在も大切、ペンダントトップのラインやフォルムにぴったりのデザインを選んで相性良く使うことで素敵なペンダントになるかと。。

3点セット:丸いラインをすべてのアイテムに意識した渾身のセット。

とことん丸いラインを意識しまして、ペンダントチェーンとブレスのラウンドチェーンが同じです。

そして、リングのフラワーブーケもペンダントトップと同じ六つ花でとてもすっきりとまとまりました。

あとがき

決して大きくはないけれど、よく見ると根本的な構造が際立っていたフラワーペンダントトップ。

このペンダントトップの作りには、製造者様が込めたこだわりが入っていると感じています。

ダイヤモンドのストーン部分だけに注目しがちですが、地金の台の作りとか使い方も大きくデザインの素晴らしさに影響していると思うのです。

細部までよく見ると「縁の下の力持ち」のような地金の役割に気づきます。

ジュエリーも表だけを見るのではなく、ひっくり返した裏側の構造を見るということも大切にしたいです(^-^)。