レンタルジュエリーの複数のセットの中から木の実モチーフが特徴のアイテムだけ抜き出して並べてみました【1120】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、「本物志向のレンタルジュエリー」事業をさせていただいております。

この、「本物志向」という言葉は、ある徹底したこだわりがこめられた言葉です。

貴金属のK18やPTを使用した、天然石が美しい「宝石」と呼べるお品を選りすぐって集めたセットを幾種類かご用意させていただいていますが、どれもこれも「本物」と呼べるものです。

何を持って本物と呼ぶのか。。。というのはいろいろ解釈がございますが、この本物という言葉がやはりキーワードになってお客様が納得していただける部分だと思っておりまして、一切ごまかしが利かない言葉でもあるかと思います。

1つ1つのお品コーデにもかなり力を入れていることで本物の意味の中に入れ込む気持ちとして、私がしてきた喜ばれるための努力もちゃんとした「本物」でありたいと考えています。

地金のK18やPTを徹底して使用した宝石であること、そして、それらが集まった1つのセットがある景色のように美しくまとめられているということです。

今回の記事では、そのまとまった1つ1つは実際にお客様がレンタルしていただく時に体験できますが、切り口を横切りにすると言いますか、他のセットとの共通点があり、その面白さが寄り集まったコレクションみたいにしてご紹介する回です。

名付けて、「木の実コレクション」です(^-^)。

木の実モチーフがかわいく、美しいペンダントx4点のコレクション

大変小規模ではありますが、4点のプチコレクションです。

左上から時計回りに、翡翠(ジェダイト)、ピンクサファイア、メノウ、ガーネットなどがかわいい木の実モチーフで使われているペンダント。

どれもこれも、なかなか同じ物を見つけることが難しいその時の出会いがあって見つかった貴重なお品です。

CT数を含む、4Cのレベルでよくダイヤモンドなども計られますが、それだけではない、「おしゃれさ」というところに一番重きを置く私の考え方も、実は、「本物志向のレンタルジュエリー」のネーミングの中に入っている「本物」なのです。

ということで、思い切ってカラット数などはあえて気にしない、「素敵さ」を重視しての「本物」という言葉使いにちょっとした攻めがあるのです。

あとがき

実際にはこういうペンダントだけを複数集める見方がされません。

お客様は選択してセットごとにチョイスされますので、これらが一緒になることはないわけです。

そうしますと、私がこうした記事でお伝えできることは、セットになった3アイテムとは別の見方です。

こうした、別の見方の切り口が見つかれば、また記事にてご紹介してまいりたいと思います。

いつもと違った見方も面白いものですね(^-^)。

宝石のストーリーを紐解く、ピンクサファイアの6色もの展開をたった1点のペンダントトップに表した人がいた【588】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

サファイアは元は、コランダムという鉱物です。

同じコランダムが鉱物だったもう1つのストーン、それがルビー。

サファイアとルビーは元は同じ鉱物だったのでした。

そこへ、他の物質の混じりにより、赤いルビーへ、そして青いサファイア、およびその他のカラーストーンへ。。

そのルビー以外の総称がサファイアだったのです。

そのサファイアの中でもとりわけピンクサファイアが気になる存在。

ルビーみたいな紅色にはなり切らなかったピンクにとどまったことでその運命が変わったという見方もできます。

このたびは、そんなピンクサファイアが素敵に表現されているペンダントトップをご紹介したいと思います。

6色すべてがピンクサファイア、この6色が伝えてくるものを紐解く

最初見た時は、宝石の知識が薄く、どんなお洋服にも合いそうだと万能さが魅力で注目したペンダントトップでした。

3点セット:台がPT900のペンダントにはチェーンをPT850,ブレスもPT850、リングはPT900台。
〇ネックレス: 台がPT900のピンクサファイアの濃淡や色のトーンの違いのある6粒ペンダント。69cm。

右下の紫もアメジストではなく、6粒すべてがピンクサファイアの範囲内の色の展開という点が貴重。

トップのサイズは、バチカン含め縦25mmx横12mm。

デザインが揺れたように表現されているものの、実際の作りは固定。

上述のサファイアがコランダムから変化してルビーになり切らなかった姿をいろんなケースで一度に表現したものではないだろうかとロマンでいっぱいになります。

本当のところは、このペンダントトップの製造者様のみが知るところ。

ただ、この表現の仕方は、ストーンのサイズやカラットなどを遥かに超えた、「メッセージ」が入っているように思えてなりませんでした。

個人的には、とても素敵なペンダントトップなのだと思っています。

〇ブレスレット: フィガロチェーンの線径がなかなかのもの。PT850製。
〇リング:PT900台にダイヤモンドとピンクサファイアのコンビの楕円系粒のダブルリング 。12.5号。

同じピンクサファイアのリングがあるおかげでうまくまとまりました。

あとがき

ピンクサファイアが青味のピンクだというイメージでしたが、この度のペンダントの色展開を見ると、オレンジに寄ったようなサーモンピンクもあり、アメジストと見間違うようなパープルカラーもありました。

宝石は、物言わぬ物体ですが、その姿こそがメッセージそのものだということです。

大ぶりで華やかな粒のストーンに注目はしますが、意味深いことを感じとったストーンはこの度のペンダントトップが一番でした(^-^)。

類似品それぞれが違ったテイスト、たくさんのフラワージュエリーを集めたくなるきっかけのバイカラー連結フラワーペンダント【476】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

サファイアという天然石が有名ですが、多種のカラーのサファイアがあることをご存知でしょうか。

サファイアはブルー色だけではなく、オレンジやピンクもあるのです。

その理由が、元はコランダムという鉱物の透明なストーンに、その後他の物質が混ざりカラーが生まれてくることで、最終的にはいろんなカラーの天然石として完成されていきます。

ここまで生物の進化みたいなことが「自然の中で起こること」というところにロマンを感じます。

さて、このたび、マルチカラーで存在するサファイアの中にある2色が組み合わされたお花のペンダントトップがなかなかの存在感ある大きめなので華やかで素敵だと入手致しました。

こちらは当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップに並びます。

暖色系と寒色系を組み合わせたようなオレンジとピンクの配色が個性的

色と色の組み合わせに、「あり/なし」は言い切れないところがあります。

よく考えると、暖色系、寒色系とグループが違うような2色がバイカラーになっていまして、それが逆に斬新です。

K18WG台のオレンジのサファイア/ピンクのサファイアの連結フラワーペンダントトップ。お花は直径12mm。

下のピンクはどちらかというと寒色系、上の暖色系のオレンジと並んで赤み寄りになっています。

細かい印象を実直に述べれば、上のオレンジ色に対しては、サーモンピンクのようなカラーを組み合わせることを思いつくのですが、同じサファイアであることを主軸に寒色系のピンクを合わせているところに奇抜さが出ています。

お洋服だと上下でこの組み合わせは違和感を強く感じますが、ジュエリーだと許容できてしまうところが不思議。

こうして違うカメラではよりオレンジに映ります。チェーンはK18WGの50cm。
3点セットコーデ:オレンジをペンダントだけにしたところが工夫点。ブレスやリングのストーンはすべてピンク。

あとがき

この度のようなフラワーモチーフのジュエリーは豊富です。

ただ、2色以上のこうした連結タイプなどは、今まで全く同じをあまり見たことが無く、どれもそれぞれの良さがあります。

そうしますと、フラワーモチーフだけでどんどんいろんなテイストが生まれ楽しくなります。

当レンタルジュエリーでもフラワーを多数ラインナップ致しました。

とはいえ、フラワーモチーフもリボンとかハートと同じようにひとくせあるモチーフなのです。

3つにまとめてセットにすることはとことんやりがいを感じるほどの難しさです。

こうした難しい役割を担うことがレンタルジュエリーにおいて私の仕事の1つ。

難しいクセのあるモチーフこそ実は魅力的だとも言えます。

よって、それをうまく活かせるよう良い組み合わせをたくさんご提案していきたいと思いますし、自身も考案しながら学ばせていただいているのです(^-^)。

同じコランダムという鉱物のルビーとサファイアの色の展開の差の理由【466】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前に、<読書>のカテの中で、もとはすべて土の中に埋まっているものを掘り出すものである宝石には、鉱物名というものがあり、ルビーとサファイアは同じ「コランダム」という名前であるお話をアップさせていただいたかと思います。

今回は、そこから、更に少し掘り下げた興味深い話題です。

もしかして、あれっ?って思う方は思われたかと思います。

同じコランダムなのに、どうして、ルビーは赤だけで、サファイアは色が豊富なマルチカラー程の展開があるのかという点です。

今回はとても簡単なその答えを記事にアップ致します。

サファイアの色の展開の仕方はルビーと同じ色の展開に等しい

何かタイトルが複雑になってしまいましたが、つまり、コランダムには、ルビー、サファイアのイメージの一番強い、青色、そして、オレンジ、黄色、ピンクなどのカラーという風に同等に分かれたものなのです。

図を描くとこんな感じ。

コランダムの中で紅色をしたものがルビー、それ以外をサファイアと呼ぶとの決め事により、サファイアが多色展開になっています。もし、それぞれに名前が付けられていたら、サファイア=マルチカラーのイメージは無かったと思います。興味深いのが、ルビーを薄めたような色のピンクサファイアが下から2段目ですが、ある成分が十分に足りなかったせいでルビーのような紅色になれなかった色という見方ができます。成分の違いで色が変わってくることで、ルビーなのかサファイアなのかの分かれ目となるわけです。まるで動物の進化みたい(^.^)。

あとがき

結局、サファイアというのは、ルビーの紅色コランダム以外のものを全部そう呼ぶのだという決め事に答えがありました。

このおかげで、サファイアはマルチカラーの素敵な石というイメージもできました。

天然なのにいろんな石の色がとてもロマンチックです(^-^)。