ミラー(鏡)やコーム(くし)をシックなハンドメイドの黒ケースで守ればペライチのハイブランド巾着袋に収納で十分となる【1307】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在製作中のコスメケース。

とりあえず私の身の回りの小物から順にケースを作っています。

材料ははぎれで十分。

小さくてもこんなに立派な作りになるんだと驚きのある製作が実現できます。

作り方も難しくはありません。

細かな作り方は別の投稿で後日お伝えする予定です。

今回は、まだケースの無い残りのグッズに対してそれぞれサイズに合ったケースをとりあえず作っていこうという段階です。

今回は2点同時製作しましたので、その自己評価の記録と、何しろ1点物主義の私が前と同じ型紙で作った同じデザインに変化を付けた様子ご紹介したいと思います(^-^)。

表地と裏地をひっくり返した1つだけのパーツで作る折りたたみ式仕様はいろんなサイズ感で展開できる

2点同時製作の完成のお写真です↓。

左:くしケース:<サイズ>縦8cmx横12cmxマチ無し。
右:鏡ケース:<サイズ>縦7.5cmx横7.5cmxマチ無し。
入れた中身:左にはくしを、右には丸鏡を。

実は、左は、初めてのご紹介ながら、自身の着物のはぎれのリメイクで作った名刺入れの型紙をそのまま引用しました。

そうすると、くしにとっては、縦が長すぎると言えます。この3分の2程度でよいでしょうね。

しかし、誰もがこのくしと同じであることはあまり考えられないですよね。

どうなんでしょう、例えば、シャドウケースの大きめがあったとすれば、この名刺入れサイズも使える時もあるかもしれません。

凹凸感ある黒無地のこの生地は、ストレッチ丹後ふくれちりめん、ポリエステル/95%、ポリウレタン/5%、日本製。

ここに使った裏地は、生地名、混率、原産国すべて不明ですが、黒の花柄ジャガードの喪服系の生地です。

しっかりした生地で、呉服屋さんでの購入のはぎれとの情報で購入したものです。

すごく質が良いのが分かります。

さて、右は、以前に一度左のふくれちりめんの素材で作ったシャドウケースを丸鏡入れとして利用。

一度もうすでに同じデザインを作っているので、生地を変えて1点だけの存在にしていくのが私のスタイルです。

この凹凸感ある薔薇柄は、ビエラフロッキープリント、ポリエステル/70%、レーヨン/30%、日本製。

この混率の意味としてはこう。

基布がポリエステル/100%のビエラという織り方の綾のような柄が入ったタイプで、そこへ、フロッキーと呼ばれる柄の貼り付け加工の薔薇柄の素材がレーヨン/100%なのです。

その柄が全体の面積に占める割合で7:3を表現した表示の仕方がOKであるとされているみたいです。

フロッキー美しいですね。

柄のレーヨン/100%はベルベットのような素材だと思っていただいたら良いかと。

すごくエレガントで高級な生地になります。

こちらもなかなかのしっかり感があり、その理由は、ビエラの綾の織り方にあると見ています。

同じデザインの素材違いの比較、どちらも良い勝負こそ目指すべき目標

同じデザインの比較では、気を付けないといけないのが「優劣の差」です。

あまりやらないのが、色違いの同じ生地で作った同じデザイン。

これをしてしまうと、優劣の差が生まれ、商業用としてはデメリットであると私は思います。

ですから、「同じ」という時には、結構気合が入り勝負の時となるわけです。

どちらも捨てがたい、選べないという悩みを生み出すことこそが製造者の目論見。

2素材の比較:左は今回、右は前回。

やはり、元の凹凸感が全体にある素材である右の方が少しふっくらしていますかね。

しかし今回の左側も一部に柄が入り、フロッキーは凹凸感ある生地ですので、なかなかの勝負になったと言えます。

それぞれの良さがあり、どちらもそれぞれの表情がある、もし1つ選ぶように言われたときに「選べない」ということが目指すべき目標です。

それこそが、1点物の良さの証明です。

これらのケースを入れるメインポーチはどんなものなのか

実は、私としてはひそかに同じライフスタイルの人に通じればと思っていることがあります。

それは、ブランドバッグやブランドポーチを持つ人です。

この小さなハンドメイドケースの黒もあるブランドのペライチの巾着袋に入れるためです。

ハイブランド様のミステリアスな雰囲気に合わせてその足並みをそろえるかのようにすべて黒生地で作っていることにお気づきでしょうか。

お洋服も黒コーデ中心のワードローブである者がバッグの中に同じく黒系のモノトーンのシックなポーチをしのばせているのでした。

静かにひっそりとバッグに佇むそのコスメケース達は中身が安全に守られて、途中でぶつかって割れることなく最後まで丁寧にじっくりと使えるコスメでありますように♪と。

あとがき

小さいアイテムも楽しいですね。

小さいから、はぎれで作るから適当でよいのだという考え方よりも、小さいものなのに作りがよく立派であることが素敵なのです。

さりげないバッグの開閉時には、周りの友人達は意外と注目しているもの。

こうしたアイテムがきっかけで人との会話のきっかけを作り朗らかな日常の一コマを彩ることができれば幸いです(^-^)。

さすがにこれは量産品では見かけない、ハンドメイドで必要な数だけ作る好きな布製のコスメペンシルキャップ【1296】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

過去に、はぎれを使ってコスメケースのセットを考案してきました。

ファンデーションケース、シャドウケース、ペンシルケースと。

その中でペンシルケースに関しては、いったん一部屋ずつの差し込み式のタイプを作りましたが、実際に使ってみるとあまり腑に落ちない使い勝手だったのです。

マジックテープが留め具。この留め具を外すと。。↓
ペンシルのお部屋の仕切りのあるタイプでした。

きちんとした様相はしていたのですが、使い勝手は良いものではありませんでした。

いちいち差し込む作業や抜き出す作業すら手間だというのが正直な感想です。

このしっかりと場所が決まっている良さもあるので好みの違いですから良くないわけではないのでしょうね。

そうして、今一度、まとめて入れるペンシルポーチを裏地付きで作ってみました。

ニットの素敵な生地がうまく形が出ないという新たな悩み

ラインが失敗のペンシルポーチ:<サイズ>縦7cmx横20cmxマチ無し。

横のサイズは既製品のYKK様のファスナーに合わせました。

どうでしょう、このいびつなライン、とても残念です。

ニットが伸びて少し変形気味であることや逆に引っ込んでしまって飛び出していない角などの影響で美しいカーブが出ていません。

また、ファスナー周辺のステッチの向きに工夫が無いので、そのまま単純に縦に走らせただけでは、ファスナーの先端や縫い代が混沌とs集まってしまい、変な形になってしまいました。

元の型紙を見たらとてもも驚かれると思います↓。

この型紙が、まさかの上のようないびつな形に出来上がってしまったのです。

型紙の角のカーブも半径5cmの円の一部を美しく利用したものです。

本来自然で緩やかな優しいカーブであるはずがあのようにいびつに出来上がる理由を探しました。

裏地付きの仕様でよりラインが曖昧になっていることや、ひっくり返しの作り方の曖昧さがとことん出たのだと思います。

もともとひっくり返し方法はラインが綺麗に出にくいことから採用していなかったのですが、最近製作の巾着袋の影響で、返し口を裏地の底部分に設けたやり方でトライしてみたのです。

確かにやり終えることはできたものの、まるで話にならない出来となってしまったのでした。

ポーチはひっくり返しだと裏側が混み合い綺麗にラインが出にくいことが多いです。

だからといって頑丈には作りたいのでステッチもしっかり入れていくのですが。。

今後の研究にしたいと思います。

どんな生地にも対応できるような作りを目指すとなると、返しをしないやり方の、プレート型が良いのではないかと思います。

あらかじめ表地と裏地を板のようにひっくり返しで作っておいて、最後組み立てて縁から2-3mmを地縫いするというものです。

これにも課題はあるのですが、ラインははっきりすると思います↓。

過去に作ったプレート組み立て型のペンケース:ひっくり返しをしないやり方で作りました。
これはこれで組み立てがぴったりと重なる必要があるのですが、フォルムははっきりとしたものになります。

粉で汚れが他に影響しないような「キャップ」の製作

さて、次にペンシルの汚れ対策です。

結局、冒頭の1部屋ずつの収納型の場合にも汚れは付きました。

シャドウの粉がポーチ内を汚すのです。

これも発想の転換。ペンシルにキャップを作ってみるということをしました。

シャドウチップやブラシ用のキャップ:<サイズ>縦5.5cmx横3.5cmxマチ無し。

これは、ペンシルポーチの裏地に使った花柄ジャガード生地で作りました。

やや横幅がダブついているように見えますが、実際に狭過ぎるとブラシ先を傷めますので、これくらいが程良いみたいです。

このキャップ案はなかなか画期的。

おそらくキャップはなかなか量産品でも見つからないでしょうから、ハンドメイドではぎれを使って作る価値がありそうです。

今回四角デザインで作りましたが、カーブがかったデザインとかフリルやレースを挟み込んだりしてお洒落に作ることへアレンジできそうです。

キャップが動物の顔になっているというのも愛着がわきますね。

キャップの型紙:とても単純な型紙です。
縦の長さはもう少し長くても良いかもしれません。

結局は使う中で心地よく感じるかどうかが大切である

今まで、いろいろデザインを変えてきても着地場所はなかなか見つかりませんでした。

自身が腑に落ちていない証拠だと思います。

こういったものも、一度作ると案外長持ちです。

やはりしっかりと良いものを作っていきたいと思っています。

過去の私が腑に落ちなかったデザインがもしかしたら価値観の違いで他の方は良いと思っていただけることもあるかもしれません。

そうしますと、こうして記録に残しておくことも重要だと思っています。

私の判断がすべてということはありません。

いろんな考え方があっていろんなデザインが受け入れられているわけですので。。

あとがき

まだ、今回の製作には続きがあります。

ペンシルポーチをしっかりとしたラインに作り上げること、そしてペンシルキャップも違うデザインで作ってみたり、長さの変更をしてその使い勝手を見てみたいと思います。

とにかく、ハンドメイドも作り続けて研究し続けていくことです。

久しぶりに手を付けてみた小物類も、過去ではそこまでで精いっぱいであったと思われたところから、その後のいろんな経験によってまた発案があったりするところに自身でも驚きます。

結局はシンプルなことなのかもしれません。

とにかくその〇〇道という道をずっと歩んでゆくことです(^-^)。

いずれコンテンツ化していくペンシルケース、飾りのアレンジで違った雰囲気の製作【1028】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回、コスメケース類のペンシルケースをはぎれで作りました。

仲間のケースとして、ファンデーションケース、シャドウケースというのがありますが、

それぞれ、デザインが大きく違うので3種ということに分けています。

今回は細長いペンシル専用のケース。

マジックテープで入口を簡単に留め、開け閉めはスムーズでそれぞれのお部屋へいろんな太さ、いろんな種類のペンシル類を入れる使い方です。

金属リボンパーツを飾ってみた製作

<コスメペンシルケース>最低限ペンシル類が入る持ち運び用にも使えるものです。縁の反りが気になりますが、この原因を研究して解消できるのかどうかは今考え中です。巻き薔薇を飾ろうとも思っていたのですが、この金属のゴールドリボンパーツがかわいかったので今回登場させてみました。巻き薔薇と同じ事業者様からの購入です。リボンのデザインのセンスがとても良いです(^-^)。
実際に中に新品ストックのいろんなペンシルをシュミレーションして、入れている様子。

まだ、仕切りの幅をしっかり決定していませんが、一番上のチップは細くても、反対側にもスポンジが付いていて、あまりに狭いとスポンジが外れたりなど損傷があるので、ゆとりが必要です。

あと、ここには登場していませんが、太目のチークブラシのようなものも入れたいと幅のある仕切りも設けました。

太いのを1本入れてもよし、スリムな物を2本入れても良しというように融通が利くと良いのかな。

あとがき

はぎれも、素敵なはぎれを。。と組み合わせなどにも力を入れています。

表地はフクレ生地で畝が美しい黒無地。裏地は、衣装用のラメ入りのサテン地のパープル。

やはり、大量生産のずらりと並んだ〇〇店様のポーチ売り場がライバルと言えます。

きちんと綺麗に作るのはもちろんではあるのですが、1点物への拘りは欠かせません。

そして、ペンシル専用というのは、ざっくりした、ポーチというアイテムへ入れて使うものという点がミニサイズの世界です。

それでも、使い勝手が良い用に充実したものには最大限考えていきたいと思います。

大きな目で見たときに、その素材などや、仕切りの数とかアレンジしていくのは、お客様が自分で考えた方が充実感も2倍です。

いずれ、冒頭のお話のように、コンテンツ化してこの作り方などを参考に、myペンシルケースなるものを作って行っていただく未来を考えています。

【740】に関連して。。。一重仕立ての厚手生地で行き詰まっていたポーチが完成へ【741】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、この1つ前の記事である【740】のリベンジのような内容です。

失敗してうまくいかなかったポーチが一重仕立てという考え直しにより完成しました。

ただ条件としては、厚手の生地、やや厚みのある生地の場合ということですね。

ひっくり返しをしないファスナーの取り付け方で作るポーチ

私の方針としまして、ひっくり返しはファスナーに無理な負担がかかるので、ひっくり返さずに作る方法をとるというものです。

ひっくり返さずには作れない。。というのは、よく作られている作り方の本などに書かれている方法に沿った考え方です。

一重仕立てのマチ無しポーチ:<サイズ>縦14cmx横18cm。

たった1枚の「わ」の縦長の生地をファスナーに縫い付けていくようなイメージです。

パーツがたった1枚だけで良いという点がすがすがしいです(^-^)。

縫い代は1cmをアイロンをかけて内側に折り込み、きちんと合わせてサイドを縫い付け重ねます。

難関と思われる、ファスナー周辺の2列のステッチは、トンネルのような筒を移動させながら縫っていく場面がありますが。。。可能でした。

途中で糸を区切らずとも、ひといきで行けます。

これぐらいのサイズであれば、ある程度の隙間が確保できたので、筒型であっても縫うことは可能です。

今回は、ひっくり返しというものを一度も取り入れませんでしたが、よくよく考えると、サイドのラインを綺麗に出す方法として、一部ひっくり返しにより、生地のみの状態で「わ」を半分にしてサイドを地縫いしてひっくり返し、1枚の布のようにして、空き口をファスナーの縫い付けに充てるという方法もありそうです。

ただ、それもそれで、重なる部分がずれないようにせねばならない点がポイントになるので、似たような感じになるかもしれません。

その方法の場合、ファスナーが短くなりますので、入り口が狭いというデメリットは付きます。

そのかわり、ファスナーの端が綺麗に完全に隠れることが可能だと予想できます。

というように、まだもう少し綺麗に出来上がる工夫の余地はありそうでした。

あとがき

今回のようなポーチのデザイン、私としてはとても好みです。

無駄のないすっきりとした、ありふれたデザイン。。

このありふれたということに対して、実は魅力を感じておりまして、何でもないというか当たり前のデザインて逆にかっこいいんです。

昔にどこかでは見たことがあるような、雨がっぱのケースだったり、ビニール素材のケースのようなものだったりがイメージできるような懐かしのデザインです。

今回は、前回の試作よりも縦が長かったですが、前回のような長さの方がやはり良いので、出来上がりが2.5cm短くなるような型紙が良さそうです。

通帳だと、その2.5cm短いもので余裕もありながらぴったりと入りました。

もともとポータブルの化粧ポーチとして考えたものなので、コンパクトでなければ意味がありません。

ファスナーの長さの20cmに本体のサイズを合わせていては何らコンパクトさの欠けるものになってしまうのです。

その点が重視する点です。

思うようなサイズにするために苦労する点があるということですね。

ファスナーに合わせて作りやすいようなサイズで作るのか、希望のサイズに仕上げるために苦労を買ってでもするのか、迷わず後者を選びます(^-^)。

【739】の続きとして。。。ファスナー始末を重視したことでのポーチ製作の行き詰まり【740】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

デザイン+製造は失敗の連続。。。

とは聞きますが、成功例だけをアップしたいもの。

けれどもその途中の苦労も惜しみなくお伝えしてしまおうかという記事になります。

結果上手くいかなかったさんざんな結果ではありましたが、次への道筋をある程度は付けてみました。

今回は、二重仕立てで作ろうとしたシンプルで無駄のないポーチになるはずのデザインの失敗体験の様子です。

非常にお恥ずかしながら、これが、リアルな記録なのです。

格好などつけるつもりはありません。

普通はあまり見せたがらないハンドメイド製作をご紹介する一人として、普通は隠してしまうような見苦しい失敗の体験を実直にご紹介させていただいてしまおうかと思います。

シンプルなのだけれどどうしても付けたかったファスナーカバーが原因

二重仕立てに縫い合わせた生地にファスナーを取り付けます。縁は折りたたんで内側へ折り込む形で収納。もしかしてこのまま縁を縫い閉じて仕上げればそれなりに良い見栄えだったかもしれません(^_^;)。

こういう形でいったんファスナーの縁を切りっぱなしになることを防ぐ対策をしてみました。

そのまま縫い付けずに、さらにファスナーカバーのタブを付けてしまいました。

このファスナーを覆うカバーが余分だとも言えます。

これ無しだともう少しスマートに出来上がったかもしれません。

それでも、どこか納得いくものではありませんでした。

あとがき

いずれ良きゴールがあればと思います。

次にやってみることは、一度一重仕立てで作ってみるという手です。

本来一重仕立てはあまり積極的には行いません。

素材を分厚い芯地を必要としなくても大丈夫な生地を使用という条件付きですが、一重仕立てだと実現できることもあるかもしれません。

早速次にそれを試みてみます。

次回をお楽しみにどうぞ(^-^)。

シャドウケースってもっと大きくなくてよいの?ミニミニコスメケースの試作など【739】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回コスメケースというミニサイズのブランドコスメポーチの中で使う用のアイテムを試作。

以前の改良版です。

そして、同時に、ポータブルなコンパクトサイズの最低限なコスメポーチも試作しました。

2点の違いは、何かの大きなポーチの中で使うものであるということと、それ自体に入れて持ち歩くという違いです。

シャドウケースがもしかしたらもっと大きいのかも説

左-シャドウケース:縦6cmx横8cmxマチ無し 右-ポータブルメイクポーチ:縦1cmx横18cmxマチ無し

まず、自分でレビューしますと、左側は、型紙が一応底の部分がカーブを描いていたのですがうまく出ていません。

ここまで中途半端にカーブが出るならば、いっそ、「わ」にしてストレートの方が綺麗です。

右のような感じになります。

次回はわの型紙へ変えて再びトライしてみたいと思います。

蓋はスクエア調なカーブで綺麗に出ているかと思いますのであれで行きます。

シャドウケースって、ブランド品はもっと大き目の正方形のものがあったりで、この6cmx8cmには到底入りません。

その辺りを今後よく考えて、サイズ違いの類似のデザインを増やすのかなどを検討したいと思います。

ただ、あまりにいろいろというきりがありません。

ということで、ターゲットを絞ることの重要性に改めて気づきます。

私がお作りするコスメケースのターゲットの方とは?

イメージは単純ですが、私と同じような趣味嗜好の方です。

ブランド品がやはり好き。

現在私もビンテージのバレンチノのスエードポーチをメイクポーチのメインとしています。

スエードなんて、簡単に洗うものではありません。

そうすると、内側の美しいロゴ入り裏地が、メイクのシャドウやファンデーションの粉で汚れてきてしまいます。

そういうシーンの体験と想定から、ブランド品の内側を綺麗に保ちつつ使い勝手のよい取り出しやすいメイクアイテムにご協力できるというのが、こういう企画であるミニミニケースを布で作るというものです。

確かに、ブランドさんもファンデケースのようなものなどはご用意されているようですが、上が口が開いたままだったりでちゃんとしたものではないかと思います。

こういったものを、いずれハンドメイドバッグで今後増やしていく黒色の高級感あるジャカードなどのはぎれでお洒落に高級に作っていくのです。

その試作は、こういったカラフルなかわいいカラーのもので練習です。

もう1つのポータブルポーチのレビュー

再びこの写真へ戻ります。

自分でとても突っ込みたいのが、なんだか不自然に飛び出したファスナーがとても気になります(^_^;)。

せっかくコンパクトなサイズ感で考えたのにファスナーが場所をとってしまったではありませんか。

というこんな結果ではありますが、中身も見やすくて、ファスナーの構想自体は悪くないと思いました。

あとはファスナーの付け方ですね。

長年いろいろ作ってみて、ファスナーの縁を綺麗に隠すことがいかに難しいかを実感しております。

その経験から、縁を綺麗にということに意識してこういったタブを付けたのですが、何か目立ってしまいました。

よって次回はファスナーは飛び出さずにカットして自然になじむような存在にすることが目標です。

実は以前もこのファスナーの始末が完全にできなかったことでポーチはメインにやっていくことに限界を感じて現在もお作りしていません。

そこを時が経過した今、その後の技術とか考え方の変化でどこまで過去と違ったものを作っていけるかです。

自前の、某ブランドのバッグに附随するインナーポーチを見てみました。

ファスナーが一見同じ黒色でなじんでいるようでいたが、端の始末がしてありませんでした。

見栄えは一瞬良いです。

見栄えが違和感なければそれでよいのですかねー?

やはり、ハイブランドでさえも、試行錯誤の末、かっこよく、シンプルに作り上げるには省略した部分だったのかもしれません。

私としましては、やはり縁の切りっぱなしの部分はタブなどで何とか隠したいんです(^_^;)。縁が切りっぱなしなんて不安で仕方がありません。

あとがき

1つ簡単なポーチを作るにしてもこうしていろいろ奥が深いものです。

結局のところ、シンプルで無駄のない作りが一番粋(いき)でカッコイイのだと考えています。

そして、同時に、複雑な感じよりもむしろ、シンプルに作る方が難易度が高いようです。

今回使わせていただきました、白地にリボン柄の可愛い生地は、日暮里の生地屋さんです。

メルマガをいただいておりますが、コンスタントに生地が入荷されて面白いです。

ハンドメイド製作したコスメケースを実際のメイクの場面で使った中での新たな発見【736】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイド製作で「コスメケース」をお作りしています。

主に、ファンデーションケース、シャドウケース、ペンシルケースの3アイテム。

当初から徐々に改良をしていき、いかに使い勝手がよく無駄のないコンパクトな、それでも十分に必要な分が入れられるということを考えながら変化しています。

現在もシャドウケースをデザインを少し変えるところの手前で小休止していますが、いずれ新しいデザインで作っていきます。

その改良途中ではありながら作ったサンプルを実際に自分で使ってみて、その中で新たに発見したことなどをお伝えしますのが今回の記事です。

ポーチ内のケースの位置づけの様子

ブランドのスエード製の大きめのポーチの中にハンドメイドしたケースをこのように入れています。奥にファンデーションケースが、手前の白はペンシルケースです。

私のお作りするコスメケースのターゲットとの人というのが、ブランドが好きな人です。

それは私と同じような似た好みということになりますので、このように私がバレンチノのビンテージのスエードポーチに入れている様子が似たようなシーンが重なる部分の方に響けばと思っています。

ブランド品は高価ですので、コスパ良く長く使いたいと思うものです。

コスメポーチであっても決して安いお品ではないです。

ですから大切に長く使いたいと思うのが自然です。

そうしたところから、作りの良い、高級な内側の部分が汚れないように、直接粉の付いたスポンジや、チップやブラシを入れないというのが長持ちで気持ちよく常に使っていける秘訣。

そうしたことから、布製の、汚れたら洗えばよい素材に一度ケースとして入れて、それをポーチinポーチするという使い方を想定。

実際にメイクをしてみたことからの新たな発見

ペンシルケースの中身:使う順番で並べるとスムーズですね。真ん中の当たりのシャドウチップやシャドウブラシに粉が付いていて、それが、ケースの白い部分に茶色く付きました。これが直接ブランド物のポーチ内に付くと気分が違ってきますね。

気持ちよく使えること→長く使えることにつながるのではないかという私の考え方を込めました。

汚れても、ポーチの内貼りからは守られる、気になれば、定期的に洗えばよい。。

今回の私のブランドポーチなどは、丸洗いしてしまえば、一気に素材が傷みます。

スエードはデリケートでただでさえ傷もつきやすい素材のようですので、そのまま何も手を加えたくない、そんなところへお役に立てればと思いました。

ファンデ、シャドウ、ペンシルケースの存在のもう1つの効果

以前にバラバラで直接ポーチに入れていた時は、シャドウのフィルやファンデーションのフィルが割れたり、探すのに時間がかかりました。

しかし、こうして、布製のケースにふんわりと守られると、存在感が増し、探しやすいということも発見。

特にペンシルケースは、使う順番に並べて収納しておけば、作業がスムーズであり、ガチャガチャ探す手間が省けます。

いろいろ探しているうちに、粉がペンシルの蓋や本体に付いてさらに汚れが広がるという負の連鎖が解消できます。

すっきりと心地よく持てるということに幸せすら感じます♪。

あとがき

YOUTUBEの動画内でも最後にお話させていただきましたが、作り手の製造者というものの責務としては、お客様の手に渡った後の使い方の面にもよく気を利かせ、場面を想定していくことが1つあるかと思います。

そうしたことで、机上の空論のような大きく実際の場面とかけ離れたことを企画してしまうこともなくしていきたいと思っています。

わの部分の綺麗さを視線の行く箇所に活かしたハンドメイドシャドウケース【708】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

商品が綺麗な見栄えになることの1つとして、「ラインが綺麗に出る」ということがあるかと思います。

今回は、コスメケース企画の中で、シャドウケースにそれを盛り込んだ作り方をしてみました。

「わ」の部分の利用の効果

ポケットにも「わ」を使っていまして、それがポケットの入り口のラインになったり、底の部分になったりします。

その時に、「わ」で作った部分というのはもともとつながっている部分なのでなめらかで自然な綺麗なラインが出ます。

このことを活かして、裁断を「わ」で裁つようなタイプのシャドウケースを作ってみました。

底の部分が「わ」になる仕様のシャドウケースの裁断:右2枚が表地と裏地の本体、左1枚がフラップで出来上がります。

その結果を見てみましょう。

多角形のシャドウケース:フラップ先端と底の直線が「わ」で裁断した部分です。

うーん、私としては、これは無い。。。

可愛さ、エレガントさが足りないですね。

そもそもフラップにあのようなとがりを入れた覚えがないのに、なぜか綺麗にとがってしまって。。。

ということで、以前のカーブを描いたデザインが懐かしくなりました。

ただ、作りに関しては、つながった、「わ」でできた底の部分を中心としたラインが綺麗に出ています。

このことは、今回の試作が何かに活かせるヒントとなっています。

以前のデザイン:この方がかわいらしさがありますね。

改良しようとして、全体としては前の方が良かったケースということになりますかね。

けれども、わの部分を全く使っていないこのカーブを描いたデザインは技術を要しますね。

底のラインのカーブがなめらかとはとても言えません。

このカーブの角度を考えながら、サイズも考えながら、シャドウケースを再度研究していきたいと思います。

あとがき

このようなほんの小さなケースでも、中に込める工夫というのは奥が深いものです。

目標というのが、これを見たときに、当社製だとすぐに分かるような特徴ある部分ができることですね。

ポーチの海に配置する船のような存在でありたい、ペンシルケースの製作【689】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

コスメケースというコスメポーチの中で使うようなミニミニケースを型をいくつかに分けてデザインしています。

ファンデーションケース、シャドウケースなど特にフィルが割れやすいものは、ポーチの中で粉まみれにならぬよう、衝撃から守られるよう、クッション的な役割の裏地の付いた仕立てのミニミニケースに入れようという企画です。

このミニミニケースの中で、ペンシルケースというのを今回改良していきます。

結果はまだ改善点があり、次回へ持ち越しますが、何となく雰囲気出来てきました。

広げられるけれどコンパクトにもおさまるデザインのペンシルケース

コスメケース企画の中のペンシルケース:黒白のタータンチェックの余り布で作ってみました。

留め具は真ん中でマジックテープのタブ。

まだ、試作なので、左の方に変なステッチが入っていますが、今後このステッチは、中側に隠れます。

これが、収納する時の様相です。では、中側見ていきましょう。

ペンシルケースの中側:まだ完成品ではないので、ここから変わっていきますが、そもそもポケットが浅すぎます。そして、両サイドに取り付けるのを、片側だけにした方が融通の利くものになると今後片側のみにしていきます。

お化粧に対してこだわりのないシンプル傾向の私でさえ、これだけの量のペンシルが存在します。

すべて実際に使っているものばかりなんです。

これらを一度にまとめて、いかに使いやすくストレスなく使っていけるのか。

そんなことを追求しながら、次回当たりには完成型になるよう製作していきますね。

特に凝ったデザインでもないこの平凡なすっきりさというのもそういうテイストなんです。

あとがき

大きなコスメポーチというのは、そのままいろいろ入れ込むと、ガチャガチャと探すことでぶつかり合い、フィルがくずれたり、汚れたりすることが多いです。

この何とも嫌なストレスを解消するとともに、すっきとしたインテリアのような収納、まるで海原に浮かぶ船のようにふんわりとしたお部屋になればと思います(^-^)。

ミニインテリアのようなコスメボックスの中身に更なるケースをハンドメイド品で収納するアイデア【658】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

お部屋の模様替えとかインテリアがとても好きです。

そのインテリア好きから、コスメボックスの中もミニインテリアのような世界観で、自分ならではの配置と整頓にしていくところへ、ハンドメイド製作のミニコスメケースを入れていく環境のご紹介です。

ただただコスメケースだけをお作りしてご紹介してまいりましたが、その配置とか、どんな場所へ入れるのかというのが、ブランドのコスメポーチ、そして、コスメボックスへと段階をおって入れ物の中の入れ物といったような構造であることをご紹介したいと思います。

インテリアも、お部屋という箱の中に、たんすとか、棚を置いて、さらにそこにボックスなどを設置していますよね。

あれのミニチュア版みたいな考え方で、お作りしていますハンドメイドのミニケースを俯瞰してご覧いただければと思います。

私の例ですが。。。大き目コスメポーチがブランド品で持ちたい方へのご提案

ブランド品が好きです。

やはり作りが良いですし、お仕立ても特徴があったりします。そんな点に着目するのも面白いものです。

私のように、メインコスメポーチはブランド品が良いという方は多いかと思います。

コスメポーチはバッグの中では結構な存在感であることと、毎日使うものということでバッグのような感覚も一部あります。

ブランド品というのは、お品のご提案がほぼ一方通行だと私は思います。

一流ブランド品がお客様の声を聞いてそれをいち早くフィードバッグした製造をしているかというとそもそもそういったものではないと思っています。

自社のデザインをコレクションとして提案していってお客様に受け入れたもらうというスタンスで今まで来たと思います。

今後も有名なブランドというのはそのようなブランディングの力の効力で購入側も受け入れていくという形は残っていくと思っています。

ブランド力というのはそこまですごいものなんだと思います。

ビンテージ物であっても中古品であっても何ら同じことです。

よって、ここが今一つ、、、と思う点も受け入れていくしかない部分もあります。

そうするとそこに、不足部分とか、機能の拡張をした部分を補うということが出来そうな空間を見つけます。

ということで、私のコンセプトとして、ブランドポーチの補助的な役割ができるにふさわしい良質なお仕立てのミニミニケースといったお品を作っていくことになります。

こんな感じでほとんどすべてのコスメグッズが収納できるコスメボックスを持っています。好きなバラ柄。そして、縦長タイプの背の高いサイズのものです。いろいろこういったコスメボックスがある中では、この縦長タイプが私としては一番使い勝手が良いと思っております。取っ手が付いていることで、場所を移動して持ち運びができます。まるでメイクさんみたい♪。
最近見つけたビンテージのバレンチノのスエードの小花柄ポーチ。スエードがとても好きです。本革に花柄プリントは結構レアです。大き目サイズのポーチでこれごとコスメボックスの一番上にどーんと収納です。
さて、いったん小花柄のコスメポーチはよけて、それ以外の収納を見てみます。これは、コスメボックスの中の様子。仕切りをパンダンの入れ物で更にお部屋を作り、同じ種類のアイテムごとに収納。例えば、右上はヘア関係のクリームとミスト。右下はコンタクトの液と保存ケース。保存ケースが小さいので、自作のハンドメイドポーチに入れています。左下はエンリッチというような保湿クリーム。左上はお部屋のにおい用のセージの香りの芳香剤と、消毒用ジェル、そして眼鏡クリーナー。一番左のシャネルケースは、爪切り、ビューラー、眉毛をカットする小ばさみです。一番上はファンデーションの予備で(間違えて2個買ってしまったので)、自作のファンデーションケースへ入れて割れないよう保管します。
まだ右の空間が空きです。ここへ、こちらも自作のポーチで中身が予備用のペンシル類が入ったものを設置。空間がフルに埋まりました。
さて、最初によけておいたメインポーチ。これは、携帯してバッグの中に入れて使えます。正面のポケットにはぺたんこのクシと鏡。フェンディの物を入れています。
クシがなぜか2個になっていますが、ポーチと一緒に付いてきたものだったから増えたのだと記憶しています。鏡もコンパクトで可愛い丸型のペタンコのゴールド。左の方に少し写っています。
中身ですが、肝心な物がぼけてしまいました(^_^;)。ペンシル類が現在そのままinしていますね。これが今後は自作のハンドメイドケースのペンシル用のものによって、収納的なお部屋ができることになります。ここにたどりつく背景とか環境が今回お伝えしたかった内容となるわけでした。

随分といろんな入れ物があるものですね。

入れ物はそれだけで魅力的なものであり、私はずっと注目してきましたし、素敵な物が多いです。

そういった入れ物の仲間入りとして、小さい容積のこのようなコスメポーチの中で活躍してもらえるものを目指します。

あとがき

こうして見てみると小さな入れ物だってインテリアなのだという考え方をしてきました。

サイズが小さくなっただけで何ら大きなお部屋と同じことをしていたのです。

インテリアは世界観が生まれます。

化粧ポーチはそれに比べたら小さな空間ですが、開けた時に広がる、個人個人の特徴がとても楽しいものになりますね(^-^)。

そこへ私はハンドメイドで使い勝手の良い機能の小さなケースをお手伝いしたいわけです。