その後の他のアイテムとの組み合わせコーデがしやすいジュエリーの形とは【992】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリーも高価になってきていますので、できるだけコスパの良いジュエリーを購入したいものですね。

今回は、購入時のジュエリー選びの際に、「出番がちゃんとある」ような他のジュエリーアイテムとも組み合わせしやすいような形というところに焦点を当ててみたいと思います。

よく、クローゼット内に、その時は衝動的に購入したけれど眠っていて出番の少ないお洋服があるように、結局は、他のアイテムとのコーデですので、なかなか合う相手が見つからなく結果出番がないというのは非常にコスパが悪くもったいないですね。

そういった洋服というのは、冒険的なハイレベル過ぎるお品だったのかもしれません。

良いと思ったのだから素敵ではあるのだと思いますので、組み合わせる相手さえ、事前に決まっていたなら、眠ったままということはなく着用の機会があったかもしれませんから。。

出番が多いジュエリーの形2選

左はオーバル型と呼ばれる楕円形。右はシャープ感あるひし形です。

この2つのデザインを出番の多いものになる形としてチョイスしました。

1)楕円

左のオーバル型(楕円)はカーブが柔らかいふんわりした形です。

これがペンダントトップだった場合の、ブレスレットとかリングの形を考えてみます。

まあるいカーブのある形であれば、全く同じ楕円でなくてもそれはそれで単調ではなくて、楽しいものになりますので、楕円にとらわれることはありません。

1つは、丸ですね。まん丸は、楕円と相性が当然良いです。

そして、フラワーの丸いカーブだらけのふんわりしたタイプのものですね。

フラワージュエリーもこの楕円が花びらに使われていたりして、とがったタイプの花びらでなければとても相性が良いのではないでしょうか。

その他、この楕円部分の形が入った優しいカーブのデザインのリボン型などもよろしいかと。

2)ひし形

そして、右のひし形です。

こちらは、左の楕円とはむしろ対極的で、とがっていてギザギザした面持ちです。

これには、同じひし形でも良いですが、正方形を角度を変えた位置になった同じひし形に映るモチーフがあるもの。

そして、星のモチーフもこのとがり部分がリンクして合ってくるかと思います。

あとは、ギザギザタイプの輪郭のモチーフのものですね。

三角モチーフも良さそうです。

左の楕円の時に出てきたフラワーモチーフも花びらがとがったタイプのギザギザした形のお花であればむしろこちらのひし形に合うかと思います。

あとがき

形をよく見て合わせていくことで、全体でコーデがすっきりとまとまります。

「美しさ」ということを考える時に、華やかで色とりどりであることだけではない、「整然としている」ということもこの美しさというものの1つだと思います。

何やら、美学なるものがここにはありそうですね(^-^)。

どのジュエリーアイテムにも取り入れられている「マーキスカット」モチーフの素敵さを味わう回【554】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「マーキスカット」というカットがあります。

アーモンドのような葉っぱのようなとんがったモチーフです。

マーキスカット:アーモンドのような尖ったモチーフがスタイリッシュで魅力。

この「マーキスカット」のカットは宝石を切る時のデザイン名なのですが、由来はそもそもどこから来ているのでしょうか。

それは遡ることフランス革命以前になります。

王侯貴族の時代、ポンパドール夫人という今でいうカリスマ的存在でおしゃれアイコンの一人である女性がいました。

ポンパドール夫人は、男性の地位を表す、①公爵:こうしゃく、②侯爵:こうしゃく、③伯爵:はくしゃくの中の②の侯爵=マーキスの彼女、当時では位の高い愛人である「公妾:こうしょう」でありました。

陰に隠れた存在と言うよりも、スポットライトを浴びた存在だったと思います。

そのポンパドール様が身に付けていた、と同時に当時に多くの女性の間で流行した形だったのがこの形。

これがマーキスカットの由来とエピソードです。

このたびは、この「マーキスカット」がデザインに素敵に取り込まれているジュエリーのご紹介になります。

マーキスカットはジュエリーアイテムのどこにでも登場するオールマイティーなデザイン

まずは、マーキスカットのダブルリングから。

K18YG台のアメジストのマーキスカットのダブルリング。なかなか個性的です。

ダブルリングは、真珠とかお花モチーフの丸いタイプでは多く注目してきましたが、このデザインは珍しい1品です。

マーキスカットが地金でデザインされている例:1パーツ1.5cmの存在感です。
マーキスカットが2種のストーンのバイカラーネックレス。台はK18YG。サファイアとダイヤモンド。
レモンクォーツのペンダントトップ:くっきりと美しいマーキスカット型です。

このように見てみると平均的にどのジュエリーアイテムにも取り入れられているようです。

この形にいったんのめり込むとすごく気になる存在になるくらいの美しさです。

あとがき

このたび、めいっぱいマーキスカットのジュエリーアイテムをご紹介致しました。

マーキスカットは何と言ってもその形が特徴が強いので、ジュエリー同士の組み合わせの際には、「形」を意識して同じ形でそろえて素敵な組み合わせができる可能性が高いと思っております。

お花とかハートなどの丸く優しいラインにはない別の素敵さがある独特の魅力を持っているのが「マーキスカット」の存在感なのです(^-^)。