くすんだ色のコーデに迷うワンピースこそ、真珠の出番、ヴィンテージあこやロングネックレスが一番効果が出るお洋服【1320】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

誰もが1点は持っている真珠のネックレス。

多くは、決まって弔事に黒の喪服に利用するための必須アイテムとしてでしょう。

私も同じように1点一連のプリンセスレングスは弔事用なのですが、もう1点カジュアルに着崩したパールを実現したく、真珠好きとしてはすごく使いやすい1点のヴィンテージ感たっぷりのロングネックレスを持っています。

ヴィンテージあこやロングネックレス:ヴィンテージ物で1m超えのロングはレア。見つけにくいロングタイプは、ショートをつなげた自作。約2点+ブレスのあこやをつなげて粒のサイズ違いのロングネックレスをハンドメイド。

こうして、自分の思うがままに長さやデザインをある程度実現できるのが珠になった連ものの天然石です。

その中で真珠は1つどの時代でも色褪せることのない定番アイテムだと言えるでしょう。

ただ、同じ色褪せということの実態に関して言えば、その質は悪いです。

仕方がないのです。

真珠というものは、お手入れをよほどしっかりせねば、経年により、色が悪くなる運命の繊細な素材なのですから。

ただ、私としては、お買い得に仕入れたあこやなので、質が悪い点は許容範囲。

かえって、その質の悪さがカジュアルに付けやすいのです。

これがきちんとした良質なままを保っていたらおそらく気軽には付けることはできなかったでしょうし、そもそも入手時のお値段が高くついたと思います。

よってこの姿で正解なのです。

さて、今回は、この気さくに身に付ける目的のあこやロングネックレスを時には3連使いしながら楽しみ、コーデしていく際に、どんな色のお洋服が最も真珠を持ってきた効果が大きく出やすいのかというお話になります。

真珠は基本的にどんなコーデにもそれなりに合いますのでそれ以上の深堀りがもっとコーデの奥深さに繋がればと思います。

カラーを3つのグループにその違いをもって分けたそれぞれに真珠を合わせてみた3択

4色の種類で並べてた3種のカラーはそれぞれテイストが違います。

これらにそれぞれあこやロングネックレスを合わせてみます。

パステルカラーとの相性:もともとパステルカラーは優しくフェミニン。
合わないということはありません。より一層フェミニンさが増します。
強めの色との相性:コントラストが激しいです。一番左の黒が弔事にあたるコーデ。
くすんだ色との相性:実はこのカラーグループが私からのイチオシです。

この中で一番効果があったのはどのグループかということです。

私の意見は、一番最後のグレイッシュなくすんだ色のグループです。

一番上のパステルは相乗効果が出ますが、元の色自体だけでそのエレガントさが表現できますので、真珠を入れる効果の影響は少しだけだと考えます。

2段目の強い色は、真珠の白と対照的なのでパンチの出るコーデになります。

これは、ある意味コーデの難易度が高そうで、どの色もパーティーっぽくなりすぎてしまう難しさがあるからです。

そうすると、着崩すには、ロックっぽい装いにしたり工夫が新たに必要かも。

そうしたことから、一番下のグレイッシュは、この真珠無しでは今一つ華やかさに欠けるのですが、この真珠を持ってくるとうんと華やぐのです。

この真珠無しではコーデの成功は無いとまで言えそうなこの一番下のくすんだ色。

効果の大きさで見ると、絶大であると見ています。

実際に一番左の薄グレーのワンピースにあこや真珠を付けたことがあり、程好いお出かけ着になってくれました。

もし、お手持ちに、くすんだ冴えない色のワンピースなどをお持ちであれば、それこそ真珠の出番なのかもしれません。

あとがき

あくまで、気さくに身に付けられる真珠の装いとしてのご提案です。

高級なピカピカの真珠や高価な南洋真珠などはきちんとしたお洋服に合わせることが望ましい場合もあるわけです。

ただ、高価だとのイメージのある南洋真珠のマルチカラーこそ大いにギャップを感じてもらい、こんな風に魅せることも何か新しい装い方かもしれません↓。

カジュアルなイメージのつなぎ(オールインワン)の黒+南洋真珠+グレイッシュなパンプス。
バッグも程よいエレガントさも感じるボストン型などがバランスが良さそうです。

南洋真珠をエレガントに装うからマダムになり過ぎるのです。

そこからの方向転換は、思い切ったカジュアルアイテムとのコンビにしてみることも1つアイデアとしてはどうでしょうか。

ここ近年、真珠をTシャツと組み合わせるなど、真珠がカジュアル分野進出しているようです。

かつてのフォーマルの象徴であったイメージから新しく時代が変わったのかもしれませんね。

新しい装いのバランスが生まれたと見てよいでしょう(^-^)。

取っ手付きのコンパクトなジュエリーボックスに収まるレンタルジュエリー業者本人の手持ちジュエリー【710】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

レンタルジュエリー事業をさせていただいてる私本人のジュエリーボックスの中身はどうなっているのか。

今回はそのような内容の記事です。以前【416】でも一度ご紹介させていただきましたが、その後にまた変化しまして、もっとコンパクトになりました。

意外だとおもわれるかもしれませんが、これが私の方針でございまして、自分の手元にはお客様が楽しめるような良質なジュエリーは置いておかない、すべて事業へご提供するというものです。

日々、ジュエリー探しなどに余念がない状況の結果というのがこんな形であるということも興味深いものかもしれません。

5セットだけのmyジュエリーのご紹介

私の手持ちのジュエリーは、5セットのみ。

このセットというのも、レンタルジュエリーと同様で、ネックレス、ブレス、リングの3アイテムを1セットで組み合わせています。

それが5セットということです。コンパクトなジュエリーボックスに漫画に出てくる宝石箱のようなイメージでざっくりとランダムに入れ込んでいます。

こんな木製の装飾性がある木製ボックスに入れています。<サイズ>縦9cmx横23cmx高さ6cm。開閉のつまみに「KOSE」の刻印が。株主優待のお品あたりかなと予想。

実は、この木製ジュエリーボックス、ある特徴があります。

曲げわっぱのように、底が曲げられているのです。

これ、実は当たり前ではなくて、ある種の技術だと思うんです。

通常ボックスは、途切れ目があって合体しますが、1枚の板がつながっている状態を曲げてこのように丸みのある底のフォルムを作った作品だということです。

では、OPEN♪。早速ジュエリーポーチが見えました。これは、ペンダントが4点あり、ブランド別に色分けの目的、長いチェーンが絡まらないようにする目的、そして、今回のこの記事やYOUTUBEなどでもペンダントトップはチェーンがALLステンレスでブランドのトップとは別物を組み合わせているので改造に該当し、発信してお見せできないのです。よってトップを隠してブラインドするということもあり、今回ポーチのままお見せします。

では、5セットを順にご紹介いしてまいりますね。

<1/5>:ペンダントチェーンだけは見えるようにポーチからのぞかせました。前述のようにロングのステンレス+ゴールドカラーメッキのチェーンです。時計をブレスレット風に。リングはフェイクのパールのダブルリング。台はメッキです。パールデザインは、時計(マーガレットハウエル)の文字盤が丸くて白いものとよくマッチすることが分かります。隠れているペンダントも実は、フェイクパールが付いています。ゴールドとのコンビです。
<2/5>:ポーチからはあずきチェーンが見えます。こちらも同じくロングで、トップはゴールドxピンクのブランドのコイン型。バングル、リングはおそろいの溝ご彫ってあるもので、ステンレス製。なかなかゴールドカラーののメッキがはがれず、良質です。
<3/5>:チェーンのデザインがボックス調です。ここで想像していただきたいのが、ボックス調のチェーンを組み合わせたということは、トップはスクエアなのではないかと。そうです、トップはスクエアにブランドロゴの抽象的な透かしが入るトップです。ブレスは、喜平チェーンがビッグな感じの金貼りのお品のようです。MONET(モネ)というところのもの。このブランドは過去の1980-1990年くらいの間にK18YGを貼ったお品が多く百貨店にありました。やはり、ステンレスにゴールドカラーのメッキのお品よりも、本当の18金の貼りがしてあるようで、今ではこのような贅沢な作り方はなかなかされないかと思いますが、質感が非常に良い。リングは、多角形型のステンレス。かなりキズが付いていますね。
<4/5>:こちらはチェーンがラウンドチェーンになりました。こちらもロング。トップはラウンドチェーンに相応しい、コイン型。上にすでに出てきた<2/5>のコイン型とブランドが違い、こちらはゴールドのみです。そして、ブレスがなかなかエキゾチック。メンズサイズなので緩いですが、時計みたいにはめる良い作りで、たぶんステンレス製だと思います。柄が面白いですし、1つ1つのパーツもクラウンを横向きにしたような凝ったものです。リングは平打ちリングの巾広で、ステンレス製。ステンレスもここまで美しいのかとこうして見てみるとそう思えます。
<5/5>:最後は、やはり、何かと出番がありそうなあこや真珠のセット。あこや真珠は淡水真珠よりも高級ですが、これらは、ビンテージの質が良くないもののより集めです。これが良い状態であったり、珠のサイズが8.5mm以上の花珠(はなだま)級であれば、レンタルジュエリーにアップしているところです。粒は6-7mm程度で普通でよくあるものですが、こうして、ネックレスは、違う種類のショートネックレスを4種ほど解体して、1本のロングにカスタムしました。そうすると、3連のショートネックレスとして、2連のミドルネックレスとして、1本のロングネックレスとしてなど使い方が豊富にできます。ブレスは2本で重ね付けで良い雰囲気を出したコーデができそうです。リングは、こちらも真珠の珠が非常に悪く、黄ばんでいたりするもので、その3個を同じ指に付けるとなかなか華やかです。
もともと豪華でなくとも、密集した重ね付けの効果で1つだけよりもコーデが華やかになる例の1つです。同じようなリングというところもポイントです。エレガントな装いとは違った、カジュアル感あるラフな装いにとてもこういった気軽な質が向いているという考え方です。

とこのような感じでレンタルジュエリー事業者本人のジュエリーボックスの中身をできる限り詳しくご紹介しました。

高級品など1つとして入っていないです。ただ、ジュエリー好きならではの工夫で、個性あるものにはなっているかもしれません。

あとがき

今回登場してきたお品は、ステンレスのゴールド系のものはほとんどが「alliexpress(アリエククスプレス)」という「アリババ」という中国の企業が運営するサイトで海を渡って輸入したものです。

輸入と言っても、$建てのお品をボタンを押していき、クレジットカードで購入しただけで、待っていたら届きます。

$は、クレジット会社さんの明細に掲載時には、¥換算されますが、高価な物ではありません。

日本だとなかなかああいったロングチェーンのステンレスは入手困難。

中国のサイトのALLIEXPRESSはそうそういったアイテムにとても長けているようです。

今回のそういった安価ではあるけれど質がなかなか良いお品は自分で使って、いかにコーデを楽しく素敵にしていくかの研究に充てています。

また、安価だということで、「本物志向のレンタルジュエリー」とキャッチフレーズが付いた当レンタル事業にはレベルが合わないということもあります。

そして、今回のペンダントトップが誰もが知る有名ブランド品のアレンジの物なので、個人使いの範囲内に収めないと著作権侵害にあたるとブランド様へのお問合せでご回答いただいたことがありますので、こんな感じに行きつきました。

結局、そうなるべくして、私が自分の手元で自分使いをするしかないお品の集まりが今回の5セット。

とても究極であり、選択肢が他にはない、こうするしかどうしようもなく行き着いた結果の5セットなのです。

宝石を取り扱っているから、自分が華やかに着飾るのではない、すべてをお客様のためのお品にご提供するという方針をこのたびお伝え出来たかと思います。

今後も、良いお品、素敵なお品を見つけた時には、いち早くお客様にお届けできるように日々ジュエリー探しの旅をし続けていきたいと思っております(^-^)。

<出会い>理想のペンダントやブレスの実現に向けて。。。チェーンのカスタムとあこや真珠のブレスのアレンジ【695】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

こんな感じのジュエリーのデザインがあればなあという思い浮かべたアイテムが本気でほしい時、自分で作っていくことが1つの方法としてあります。

特に凝ったことはできなくても、イメージに近いものになれば、なかなか探しても見つからないよりは一歩近づきます。

凝ったものは、既製品だと早く見つけた人がゲットして、SOLD OUTであることも多いです。

今回は、私、レンタルジュエリー事業者が、個性的で充実したお品をそろえるにあたってどうしても見つからなかった2アイテムをカスタム的な感じで作った記録です。

あこや真珠の3連ブレスレット

まず、あこや真珠自体がここ近年入手しにくくなっています。

理想のデザインは、珠の整った照りツヤの良い良質な3連のブレス。

シルバークラスプが素敵で、珠のサイズもそこそこなボリューム感がほしいと探した結果見つからず、自作へ踏み切りました。

あこや真珠の3連ブレス:一番外側がピンク系なのが分かりますね。内側2連は、どちらかというとグリーン系です。写真では珠のサイズが分かりにくいですが、決して大きくはないんです。6-7mmの間です。けれども3連になることでボリューム感、華やかさを出します。8-9mmの花珠(はなだま)級の3連のブレスなんて簡単に見つかるものではないようです(^_^;)。

3連にしても2連にしても長さが同じでないことが、組み立てとしては正解のようです。

同じ長さにしてしまうと座りが悪く、上に積み重なってそれも上手くいかず、ねじれたままだったりするようです。

けれど、今回、これも一番内側が短すぎて、改めて後日組み直したいと思っています。

また、つぶし玉が頑丈でなくて、華奢過ぎたので、一部割れていて危険です。

つぶし玉もボリュームを出し、テグスも可能な限り太目で行きたいと思います。

このことは、画像だけでは分からないので、私が正直に語ったこの文言で本当の事をお話しています。

ステンレス/925のチャームロングペンダント

チャームロングペンダント:まだチャームが未到着ですが、その準備にとどまりました。段差を付けて、動きのある活動的な楽しい雰囲気のペンダントを目指します。長さは、チェーンのみで90cm級のロングです。先端のチャームはおへそに到達する予定。

この状態ではパーツはすべて、ステンレス。フィガロチェーンです。

遠目過ぎますので、アップの写真をどうぞ↓。

ALLステンレス:この後到着後取り付けるチャームはすべて925になりますので、このステンレスの意味は金属アレルギー対応の策となります。

チェーンは首のところに触れますので、金属アレルギーには一番影響します。

それを完全対策するということで、デザイン性に富んだチャームのみ925でそれ以外のパーツはすべてステンレスです。

フィガロチェーンは、私のレンタルジュエリー事業のK18YG、K18WG、PT850などのチェーンでもなかなかレアでほとんどなく、このような80-90cmあるような超ロングは未だに一度も見つけられずにいます。

よって、その分を可能なステンレス製で、ロングサイズ感のあるフィガロを楽しんでいただけると思いながらワクワクしてお作りしました。

あとがき

ジュエリーに関しまして、そのままのデザインをビンテージならではのものと受け止め、その味わいを見るお品もあれば、今回のように、理想のお品をアレンジして作っていくお品もあります。

今回も、あこや真珠の連のブレスの場合の長さの違いなどについては、リフォーム屋さんからご教授いただいたことで、私としてもちょくちょく教えていただくことも多いです。

フェイクパールと本真珠を見分ける確実な2点のご紹介【692】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

レンタルジュエリーの事業をさせていただいております。

picturesqueのレンタルジュエリーにも真珠のセットが10セット程あります。

その中には、フェイクパールというのは1アイテムさえ入れていません。

すべて本真珠になります。

ここ最近思うのは、真珠の採取高が少ないのかな、、、ということ。

そして、古き良きお品である真珠も以前より見つけにくくなったことです。

しかし、真珠というのは、冠婚葬祭に定番のジュエリーですので、必ずニーズは一定にあったりするので、人気というかそれを求める人というのは、この世にセレモニーがある限り不動のものだと思います。

今回、素敵なデザインのパールブレスを入手しまして、それを例に、本真珠の見分け方をつかんだことで、早速、その決め手の点を2点のみの確実な点でご紹介したいと思います。

いろんな可能性がある中、これが確実といった2点の見どころ

本真珠の見分け方につきましては、真珠をお取り扱いされているプロの宝石商の方々がたっくさんYOUTUBEなどでその見分け方を発信されています。

私もいくつか参考にさせていただき、視聴させていただきました。

どうもありがとうございます<m(__)m>。

そのいくつかの見分け方のコツの中には、こうだと本真珠の可能性が高いというものもあれば、確実であるというのが混在しています。

そこで、宝石鑑定の資格などを一切持っていない私が、ただただ真珠が好きでたくさんの真珠を見て、持ってきた経験も含めて、今回決定的になった2点のみをお伝えします。

こちらの下の写真、実は、本真珠ではないブレスレットになります。

購入させていただいた販売者様も全く分からないということで事前情報はありません。

自分の目で見て判断することになりました。大変良い機会を得たということになります。

デザイン性が凝ったパールブレス:最終的な私の判断は本真珠ではありませんでした。ただ、貝パールの可能性はあります。

まず、1点は、「重さ」です。同じくらいのボリュームの本真珠と比べてはるかに軽い。

比べなかったとしても、ずっしりとした重工感が本真珠にはあるものです。

そう考えたときに軽いということを感じました。

ただ、このブレス。かなりその辺りが良く考えられています。

重さをアップするためと思われる、クラスプのパールの飾りの数が8個もあります。

このことは裏を返せば、本真珠にはせいぜい1粒を真ん中に飾る程度の飾りであるということ。

ただ、それは可能性の範囲内なので、今回の決めての2点には入りません。

そして、2点目です。

真珠をこすり合わせたときの、ざらざら感や引っ掛かり、これがあるのが本真珠だというのです。

このブレスは、ツルツルでしたが、手持ちの本真珠はどれもこれとは異なるざらざら感、引っかかり感がしっかり感じられました。

ということで、①重みがあることと、②こすり合わせたときのざらざら感、引っかか感があることこの2点が確実性の高い決め手だと私は思いました。

よく見分けるポイントの中に出てくる、SILVERの刻印がクラスプにあるというのも、あてにはなりませんでした。

このブレスにはしっかりと刻印があったからです。

もし、もう1点い決め手となる点を入れるとすると、珠の穴のくり抜き具合が、綺麗にくり抜かれているか、割れたりいびつだったりしていないか、この綺麗な方が本真珠だとのこと。

これは、すべての穴がいびつだったり、ヒビが入っていたりしたのを見ました。

しかし、比べる相手の本真珠の方が、ぎゅっとしっかりとつなげて間にクッションも入っていたので無理矢理引っ張ることをしたくなくて、比べておりませんので、今回③には入れませんでしたが、これもおそらく大きな決め手になるかと思います。

②のこすり合わせも強くやるとキズの原因なので、優しくやるということが注意点です。

易しくこするだけで分かりますので。

あとがき

と、こんな感じで、鑑定士でもない私が、この2点は確実に見分けられる点だと思った本真珠の見抜き方でした。

とても嬉しかったです。

本当は、このブレスも本真珠であれば嬉しいところですが、そうそう、この様相で本真珠が見つけられるということはないということですね。

このフェイクパールのブレスは、実は、珠の糸が切れていますので、自分でつなぎ直して、コスチュームジュエリーのように、自分使いをしていこうかと思います。

今まで、真珠が好きで、とにかく本真珠ということで、本真珠ばかりを見てきました。

そうすると、見分け方という点では疎かったと思うんです。

やはり、その反対のフェイクパールも手にしてみて、見比べてその違いがどの点なのかなどを研究したことが一切なかったので、本真珠を持ちながら見分ける力はなかったのですね。

けれども今回とても良い学びになりまして、今後はしっかり見分けていけそうです。

そして、フェイクパールであっても、今回のようにすぐに本真珠ではないと見抜けないほどの良い作りの物も多いということです。ちゃんとシルバークラスプが立派に据えられて、オシャレ度も高い。

珠の間に糸の結び目も丁寧に入れられて手間がかけられたお品なのです。

ということで、コスチュームジュエリーと言えども、良い作りであるというところは見どころであると思いました。

素材が天然であればそれは良いお品だという判断がいかに簡単すぎる判断であるかということを考えさせられる今回の経験でした。