全10着以内でそろえるALLビンテージのALLシーズンワードローブ【729】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

いよいよ季節が変わってきました。

この記事を書いている現在は、暑い夏の残暑が消えつつある秋の入り口。

お洋服もノースリーブからそろそろ袖付きに移行し始める頃です。

今回は、私の例ではありますが、ALLビンテージ服でそろえたとってもミニマムなワードローブのご紹介をさせていただき、ビンテージ服のすっきりとした数とか、そろえ方などの例としてお話させていただきたいと思います。

仕事着がある場合、ALLシーズン10着以内可能

私の場合、個人事業主をさせていただいておりまして、お仕事スタイルがジャージです。

よって、引き出しにたたんで収納のジャージの上下が基本的な毎日の装いなので、クローゼット内にあるハンガーにかけた洋服というのはすべてお出かけ着。

ALLビンテージ古着の7着:左から、1①Givy(レナウンルック)、②Teresa Vanburen(センソユニコ)、③Parcecue Mode(パスクモード)、④不明、⑤INED(フランドル)、⑥Homme et Femme、⑦ARTESANIA by BEAMS BOY(ビームス)

そうしますと、ALLシーズンでは、計7着のみに現在はなっています。

春と秋を共通にすると、3シーズン分として、1シーズンに2-3着ということです。

冬だけは結構長いので、3着にして、後は2着ずつというのが現在。

すべて古着になります。

かれこれここ10年以上になりますが、新品の洋服を購入したことがありません。

古着の良さというものを知ると、もう新品に目が向かなくなってしまうようです。

以前は、ハイブランドの古着2ブランド程のお気に入りをひたすら集めて着ていました。

ブランドを絞ることでテイストも良い感じで、らしさも統一して気持ちが良いものですが、問題点も出てきたんです。

ブランドにこだわることで色や柄が好みの物が簡単には見つからない点です。

その結果、結局、得意でない紺色の購入に至るなどの結果、あまり出番がなかったなどということがありました。

そういった経験から、現在はブランドを気にせず、品物の良さを見るようにしています。

時にはノーブランドと呼ばれるようなみんなが知らないようなメーカーさんのお品もありますが、ノーブランドというのはただの呼び名に過ぎません

必ず、どの洋服にも立派なブランドネームが付いているわけで、それは列記としたブランドである証なのです。

このように私自身は自分の洋服の見つけ方が以前から発展してきました。

ブランド名にとらわれない、本当に良い作りの物を自分の目で見て、判断して購入するということに至っています。

有名ブランドさんの作る物なので間違いがないという考え方も正解です。

確かに名が知れたブランドのお品が悪いということはほとんどなく、その名のもとに、それにふさわしい仕事がなされているのも事実です。

けれども、そうでない光の当たらなかったお品の中にもきらりと光るお洒落さなどを見つけることができたときの喜びというものは、新しい発見をしたようで、とても貴重。

ビンテージ道の到達点には、こんな喜びがあるようです。

ビンテージ服の魅力

ここで、古着がなぜそこまで魅力的なのか。

これをお伝えします。

まずは、古き良き味わいがあるということです。

現在の古着と呼ぶようなビンテージ物では1980年-1990年代のものがそれにふさわしい経年です。

ただ心配しているのは、今後、ファストファッション全盛期のお品が古着になった時に数は多いけれども古き良き味わいがあるかというと、その点がクエスチョンですね。

そして、話戻します。次には、古着の魅力として、1点物ということですね。

個性がこよなく発揮できそうな他と被りようのない品数の少なさです。

同じお品を探そうと思うとなかなか見つけにくい点が逆に、それしかないという価値になります。

けれども、上述のように、ファストファッションであふれかえる古着市場になってしまった場合、それも似たものがたくさんある市場になるのかと思うと、本来の古着の魅力がどこかへ行ってしまう懸念がありますね。

こんな魅力を持ったビンテージ物を渾身の1着ずつとして丁寧に慎重に選んでいくわけです。

これがなかなか難易度が高いというかレベルの高いことです。

ファストファッションは簡単でした。

失敗してもまた購入し直せばよいほどの格安で、同じ物があふれかえった状況だったからです。

けれども、その難しさが、いわば、「ビンテージ道」とも呼べるビンテージのコーデの技術を高めていける奥深い趣味の道であるかと思います。

あとがき

一部のトップ企業を残しては、今後、同じデザインを大量生産として作る構造がなかなか成り立たなくなり、購入側も今までと洋服の見つけ方を変えていくことをお勧めしたいと思っています。

渾身の1着を丁寧に選んでいく洋服の選び方をしながら、もうすでに作られている古きお品の中からも選んでいくことで、これまでは無駄であった誰の目にも触れられなかった在庫のようなお品をどんどん減らしていく。

購入者である私達も、自分自身のコーデの技術も以前より高めていくことでお洒落な着こなしの人になっていく楽しく新たなる道をご提案したいと思いました(^-^)。

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洋服の最小限生産から少数購入、古着購入への動きへの期待【683】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

【645】の記事で、本を読み始めるにあたっての発信というものをアップさせていただきました、

「グリーンファッション入門―サステイナブル社会を形成していくために:田中めぐみ 著」をこのたび読み終えました。

たくさんのサステイナブルへの試みや意識が、この本が書かれた10年程前よりもはるかに高まった昨今。

私も、自分に何かできることをと考え中です。

大きく事が動くのは、消費者の行動にかかっているのかもしれない点

ファッションの業界では、製造業者はこれまで、大量の洋服をはじめとする、物品を過剰に作り出してきました。

そうでなければ事業がまわっていかない事情も含みます。

そして、結果、現在そういった方式がもう成り立たなくなってきたと言ってよいのかもしれません。

この大きな転換の時期に最小限の量の製造数に大きく調整せねばならないことが望まれます。

そうすると当然、大量ということで成り立ってきた事業は過去のままでは、パンクしていく。

例えば、自ら製造し、供給した洋服を、古着としてまた買い取ることでバッグし、リサイクルの循環を作り、「ループを閉じる」というような、廃棄が伴わないサイクルが出来上がるのが理想だとのこと。

自社の製品を責任を持って、その行く末を見届ける、これも1つの良き役割の例だと言えそうです。

そうして、先に、製造側がサステイナブルを強く意識した動きをしていくことで、今までのように手あたり次第ごろごろ転がっていたような安価な洋服が、数が少ないことで、高額/良質なお品となる。

この影響で、購入者側は、あれもこれも購入できないので、渾身の1チョイスを大切に、洋服を少しだけ持ちながら着まわすようになる。

そして、更に必要な場合、新品では高価すぎる場合に、ビンテージなどの古着の出番。

古き良きお品の中から、渾身の1着を有難い価格でゲット。

こんなシナリオを浮かべてみました。

古着に今まで目を向けなかった人も、そういった分野にも目を向けざるを得なくなる。。

私のようなプチ事業者でもできること

私も、事業内容としては、ファッション関係。

今まさに、とても大きな問題と、その転換をせねばならい時期のさなかに自分もひっそりと存在しています。

1消費者でもある自分ができることというのは、古き良きお品の古着をご紹介して、「こんな真新しい古着もあるのだ」とか、「古いお品というのはこのような魅力がある」、「とても作りの良い手間が込められたレベルの高さ」などを発信していく役割を発信する場所としてはあると思っています。

古着への抵抗がある方もまだまだ大勢。

汚れている物を着たくない、質が劣るのではないか。。

そのようなことを説得していくことができるのは、そもそも自分が、いつしか古着が新品よりもある意味魅力的な事に気づいた時以来、10年以上も古着だけのスタイルで来たという事実から十分な説得力というのは持ち備えていると自負。

ここ最近私自身も、洋服の量がミニマムで、クローゼットの中がとても気持ちの良い収納になったことで、気分が上がっています。

余計な量を購入しなくなったのです。

不思議なもので、こんなこと1つで、大きく気持ちが変わるものです。

インテリが好きであったこともあり、クローゼットがすっきりすると、インテリア映えが、より一層高まったことに感動しております。

少ない洋服を着まわすことの楽しさというのが一方であるので、「少ない=だめなこと」という、固定概念は捨てて、逆に素敵なことなんだということ、これにも、事業をしている者自身が発信して説得していくことが可能な見込みを感じます。

あとがき

こうして、見てみると、単純な話が、古着に切り替えるだけで、かなり大きな一歩が踏み出せるということです。

サステイナブルがもとめる最終目標というのは、「地球の本来あるべきより良い姿」ということなんです。

身近なことから、少しだけの些細なことかもしれないけれど、一人一人が簡単に始められることがあるようです。

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ビンテージアイテムのショッピングの醍醐味、夏に冬物を、冬に夏物を競合せずに購入【611】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

長年のビンテージ服好きな私ですが、アパレルの流行、季節を中心とした誘(いざな)いに逆らうかのようにショッピングすることがあります。

真冬のスエードのロングブーツを真夏に購入するという極端なショッピングの例が1つあります。

1点物のビンテージならではの季節外れのショッピング

やはり、季節外れの物をなかなか見ようとさえしないことが多いので、多くの人がその季節らしいファッションアイテムを探すのが常です。

そうすると、季節が外れたアイテムというのは、その該当季節に出会ったならば、競合だったりしたはずなのに、真逆の季節ではマークされていないことがよくあります。

そういった状況の方が、すんなり気に入ったアイテムを入手することができやすくなります。

ランセルのスエードのロングブーツ:かかとがぺたんこで逆にロングブーツとしては個性的。サイドのゴールドの丸いパーツもとても華やか。

いかにも真冬にはくようなロングブーツのスエードのアイテムですが、これが、該当の季節、もしくは、その手前の晩秋などでは、他の方達もこれに目を付ける可能性が高くなります。

けれども、真夏であるとそういったことが起きにくいというもの。

他のアイテムでもトライできそうですね。

季節外れのショッピングは、季節に沿った企画をする本来ファッションの流れを逆手に取ったものです。

時々利用してみる価値はある手法であるかと思います。

あとがき

アパレル商品は、季節に沿ったものを短いスパンで生産せねばならなかったりすることも、無理矢理短い時期にスピーディーに詰め込み過ぎる部分があり、ゆったりとした気分に沿ったショッピングがこのタイミングと同じかと言えばそうとも言えません。

今までの、雑誌とか宣伝の影響、アパレルの大手のそういった昔からのやり方に翻弄されてそれに乗じていた部分がありますが、ビンテージ市場ではそういったことがなく、本当に良いと思ったものを自分のペースで、好きな時期に見つけることができることをもっと利用したらよいと思います。

季節が細かく分かれていた日本は特にそういうファッションアイテムのトレンドの提案にはよくはまっていたのだと思いますが、いよいよ季節も、夏が長くなったと感じています。

5月あたりから、半袖を着て、ずーっと10月後半までは、約半年。

ある地域であれば、半年夏のファッションといっても大げさでない部分もあります。

そういったことから、本当に着たいものとはどんなアイテム?などと、冷静に考えてみると、長い目で見て、自分を知るということにつながるかもしれません。

装いが自分の表現であるというのは、同じアイテムの少ないビンテージ市場で特に感じることです。

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そろそろサシティナブルを本格的に意識していこうと決意して読み始めた本【606】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ近年「サスティナブル(永久持続性)」という言葉がかなり真実味を帯びてきました。

当初はそういう意識とか、考え方の領域から、実際に一流ブランドさんが、ビーガンレザーなどと謳い、本革である動物の革を使った商品をとりやめる、毛皮をもう作らないなど商品の根本の素材の見直しが至る所で行われ始めました。

ただ、ビーガンレザーというのは革の様相を少なからず残すことができるのでまずのステップとして入った領域だとは思うのですが、いわゆる、人工皮革とか合皮なんです。

結局、言葉の一人歩きで、ビーガンという言葉が正当な感じがしますが、以前にもブログでよくアップしてまいりました記事の中でも、合皮などは、劣化がとても早く、長持ちの物では決してないので、それが永久持続性なのか、という点に疑問が。。。

ということで、そんな疑問も何かの勘違いで、本革生産よりもはるかにそこに貢献しているものなのかもしれない、そんなあたりを自分で把握したいと思い、1冊の本を手にしました。

この本はかれこれ10年前に書かれた本なので、そこから、急速にここ数年でもっとサスティナブルが叫ばれてきていますが、まずは、とりあえず、読んでみようと思った次第です。

「GREEN FASHION グリーンファッション入門 サステイナブル社会を形成していくために:田中めぐみ 著」です。

まだほんの読み始めなのですが、読む前の時点での私のそういったグリーンファッションという分野に対して思うことなどをお伝えしたいと思います。

また、読み終わった後では新たな感想があるかと思いますので、それは後の記事として、今回は、その読む前の記事ということになりますね。

本革の無駄をとても感じたエピソード

かなり前のことですが、やはり高級感があるということで、ナイロンバッグなのだけれど持ち手が本革レザーであるバッグを使っていたことがあります。

ところが、ナイロン生地は1枚仕立ての簡単な作りなので、いずれ、角のマチの部分がすれて、間もなく穴が開いてきました。

そうして、そのバッグも終了の時期かと思いきや、取っ手が恐ろしいくらいに何ともないという状況がありました。

その時に、「非常にバランスの悪いバッグだ」と思いました。

1つの商品の中で消耗度の違う材料を組み合わせてあるので、片方がダメになって変え時である一方で、もう片方のパーツはまだまだ使える。。。

ここに非常に無駄があります。

つまり、本革、お品が良すぎるんです。

もしくは、ナイロンの生地の仕立てが手を抜き過ぎている。。

いずれの考え方もできました。

こういう商品は、その場のかっこよさとか、商業用の売上を重視したその場しのぎの点が否めません。

このことに関しては、何かとても気分が良くない経験をしたことを覚えています。

それっきりそこのメーカーのバッグは卒業です。

このことは、後の自分のハンドメイドバッグ製作にも教訓として活かしています。

本革レザーと生地との組み合わせが後々、使っていく中で満足できるものになるのかどうか。

その場の高級感だけでは、いずれ、長い目で見たらそれっきりの商品になってしまうのでは。。

これをよく考えます。やはり、末永く使われる商品でありたいですので。

すべて本革レザー:黒

本革のバッグを1点作った時の値段というのは、ノーブランドが作ると3万円程度の価値しか付かないと聞きます。

これが、一流ブランドであると、そのブランディングが大半の価値を占めて、20万にも30万にもなるということです。

そう考えると非常に良質過ぎる素材の意味が分からなくなります。

更に思うのは、そこまでの良質な素材のデザインのバッグをずっと使い続けるのかどうか。

大半は途中で飽きたりして手放すことが多いです。

なかなかずーっと使い続けていくってないですものね。

結果コスパが悪い商品だったことになってしまうのです。

そうすると、それ相応の適度な良質さで長持ちする良い作りとのバランスでできた商品の方が無駄がないのかもしれません。

本当の意味でコスパの良い商品を追求することも、サスティナブルへの関心なのかもしれません。

もうすでに存在している過去の本革レザー商品を大切にする考え方(リサイクル・リユース)

もともとビンテージ好きの私としては、過去の本革レザーのバッグなどはとても魅力で、良いお品が今後もまだまだ見つかると思っています。

ただ、過去の物の中にも、流行があって一癖あったり、現在では何か不格好だったりする点を補う対策がないとなかなか受け入れられません。やはりカッコイイのがファッションです。

それが、リフォームだったりリメイクだったりします。

お品というのは一流ブランドのものだったり、名が知れていないメーカーさんのお品であったとしてもそれはそれで間違いなく自社ブランドなので商標権、著作権があるのですね。

そうすると、なかなか簡単に、リフォームにしても、もちろんリメイクなどということは違うものに作り変えてしまうわけですから、侵害をしてしまって問題になるという壁があります。

この壁何とかならないものかと常に思っています。

洋服にしても、例えば、とても良質な洋服を作っていた某メーカーさんが倒産してしまい、過去の在庫が残ったその在庫自体は、「破産管財人」という人物だったり会社だったりに権利があるようです。

しかし、実際の話、それは、その時の在庫だった商品に関してです。

私も詳しくは分かりませんが、確かに「在庫」は破産管財人に権利が渡されるにしても、商品自体のデザインだったり、過去の人手に渡ったりして現存する商品の「著作権」ということになると、これは、永久にデザインしたデザイナーさん個人に厳密にはあるのではないかと思うんです。

違いますかねえ。その会社の社員だったのだから、その会社のもので、最終的に破産管財人の権利なのでしょうか。詳しいことが分かりません。

過去に購入したいろんな人が手持ちで持っている商品だけれども、着ないからヤフオクやメルカリで販売するような古着もうーんとそれ以上に残っているのかもしれません。

伝統ある老舗メーカーであればあるほど、その莫大な量の資産たるものが存在します。

過去のままの姿で今後人の手に渡るということだけだと、もともと使われずに残った、売れずに残ったわけですから、なかなか入手したい人が現れず、厳しいものになります。

それを、もっと柔軟に、リメイク、リフォームして違うお品に変えることで、それなら着れそうだ、このアイテムに変身したなら、こっちなら持ちたいなど幅が広がると思うんです。

現在著作権などの垣根は強固なもので、解放されていないのがほとんどだと思いますので、そういう作り変え、大幅な手直しをすることがただただ「違反」になってしまいます。

洋服の古着のリフォーム、リメイクについて

私も過去に、YOUTUBEとかブログでリメイクをアップしていましたが、それさえ、禁止事項なんですね。

自分で使う範囲内や身近な人に無料であげるだけということでも、YOUTUBEアップこそが広告収入が付きますので、思いっきり商業利用になります。

そして、ブログにしても、無料ですが、そういったことを助長するとのことで、あるジーンズメーカーさんが、ブランドの侵害であるから阻止したい意向を直接お電話でお聞きしたことがあります(私の方から問い合わせたことに対する返答です)。

なので、なかなか、最初の製造主が著作権を解放するということが難しい点なんですね。

このことは、長い時間をかけて研究していきたいと思っています。

リメイクができると、うんとやれることが開けてくると思えてなりません。

リメイクをOKにしてくれるブランドメーカーさんとか、製造業者さんなどが増えてくるとよいと思いました。

あくまで、作り手の意志なので、リメイクしたい側の人がどうこう希望したって、当の権利者が首を縦に振っていただかなければ実現しないことですものね。

あとがき

リメイクは、一から洋服を作ることより、入り口としては、はるかに簡単には入れますので、多くのリメイク者は現れそうです。

その分、著作権の解放をする人はほとんどいないという現状ですよね。

シャネルの創始者の、ココ・シャネルなんかは、意外と、著作権に関しては寛大だったようで、コピー商品がその分多く出回った時期があったようですが、そんなこと以上に有名になったという大きな財産を得ました。

真似されていくことに逆らわず、解放することこそが結局は自分自身の事業のメリットになり、益になるというココ・シャネル見方がある意味正しかったと言えます。

ニコニコのマークの、「スマイリーフェイス」なども、著作者が最初から著作権を放棄したからあんなに誰もが知るマークになったと言えます。

けれど、その中でも別の面で問題もあるかとは思いますので、一理あるという言い方がよいでしょうね。

そのように極端なまでに全面的にフリーにしなくても、リメイクさせてもらえる何か手立てはないものかと思っています。

ということで、サスティナブルの今後を考える時に、既に存在している過去の古き良いお品を使いやすい、もしくは素敵にアレンジできる、リメイク、リフォームの分野への開放については、私も注目していきたいと思っております。

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「ファッション産業論」を読んで-商品ご購入後の行く末、長持ちについて【288】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ファッション産業論:富沢修身著

創風社

これまでのファッションの業界のざっくりとした軌跡のようなことを見るという意味では読んでよかった本です。

グラフや図が緻密なのが特徴で、硬めの文章が特徴です。

おそらく、学生の参考書とか教科書のような使われ方をされているような本だと思いました。

きっかけというのが、「過剰消費」にあるとのこと。

日本と世界と両方から幅広くファッション産業の変遷とか現在、今後の見通しを述べられています。

今後を考えるには過去の変遷も重要だと思いますので、そういった意味ではお勧めです。

ただ、2003年に出版されているので、かれこれ15年以上が経過。

その後の業界がかなり変わってきていて、さらに、ここ1年で、ファッション業界はコロナ禍で劇的な変化が起こっています。

だからこそのこういった過去の変遷の本も読んでおくのは良いかと思いました。

主に10程度の章に分かれていて、世界の様子と日本の様子の両方がピックアップされています。

サイクル型と呼ばれるファッションの時代について

もう本の内容からは外れますが、過剰消費の解決につながるようなことがあるので、そのお話です。

洋服にチップが埋め込まれ、生産者から消費者までの経路、そして更にその後も消費者がどれぐらい利用して、どこへ行ったかの行方が分かるデータを1点1点の商品に埋め込む策ということがスタートしているようです。

こういうことが当たり前になった時、過剰消費の対策として、必要でない量は生産しないとか、物を大切にリユースする動きなどがより身近に意識できるかと思います。

とてもこれは楽しみですし、私も自分の作るハンドメイドバッグに取り入れたいなどと何もコストなども考えずに思ってしまいました。

きっとそのチップの性能のことからコストは相当な物なのかな?

しかし、それを嫌う人もいるかもしれません。

お金を出して買ったのに、どういう行く末になろうと自由ではないか、そこまで追跡されるのか、などと見られている感が消えず抵抗があるかもしれませんね。

けれどそれも広まって、当たり前になったり、慣れればそういう抵抗感も消えるのかもしれません。

いずれにしても、そうならざるを得ない方向に働く力は強いと思います。

あとがき

YOUTUBE動画の中では、主に、リユースの事について古着を新しく映るコツとして新しいアイテムとの組み合わせなどをご提案しています。

ありがとうございました。

終わり。

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ビンテージTシャツに潜む危険-30年物アディダスのTシャツのロゴがまるまる劣化した事件【406】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

私は、ここ数年、ビンテージとか古着の洋服ばかりを買うようになりました。

おそらく、ファストファッションの影響かと思います。

なぜなら、ビンテージ物や古着は、1点物の考え方だからです。

どうも、同じものが並んでいる様子、誰もが着ている洋服というのは魅力のないものだと私は感じます。

自分らしいお洒落をしようとするならば、ファストファッションはかなり難易度も高いといえます。

そして、古き良き年代の洋服がとても粋であったり、面白味があるということも相まって古着が好きなのです。

今回は、おそらく、私と同じように古着が好きで、特に、Tシャツなどを集めたりしている方が経験されたことがあるかもしれない、もしくは、今後注意しなければならないとことをお伝えしたいのです。

私が、実際に最近遭遇したビンテージ事件からご参考にしていただきたいと思います。

よろしくどうぞ。

事件は、洗濯後に起こった!

ここ最近、この記事をアップしている時期が真夏にさしかかりました。

涼し気な、メッシュのスポーツ素材のような感じのTシャツがとても気になっていました。

すでに、カステルバジャックというブランドのマルチカラーが鮮やかなメッシュTシャツに大満足していて、もっとこういうメッシュのものが欲しいと思っていたのです。

カステルバジャックのキャラクターメッシュTシャツ:カラフルな楽しい色使いとメッシュの素材が良質で、ヘンリーネックも素敵です。(ポリエステル/100%:イタリア製)

そんな中見つけたのが、こちら。

アディダスの同じメッシュ素材、ポリエステル/100%のTシャツでした。

どうでしょう、カステルバジャックと同じようにメッシュで、マルチカラーで、華やかさもあり素敵ですね。

アディダスといえば、三つ葉マーク。トレフォイルと呼ばれているマークです。

胸にロゴもしっかり入っているのが購入の決め手でした。

カステルバジャックにしても、アディダスにしてもメンズの大きめサイズです。

仕事着とルームウェアを兼ねて、ボトムにフィットしたパンツを合わせるので、パンパンなヒップを隠したり、透けたりするのを隠す意味もあり、丈が長めの70cm-75cm辺りが条件です。

そうすると、レディースでは到底このような70cm以上の丈はないので、メンズのLとかXLあたりになります。

そうしたかなり絞られた少ない中で探したのがこのアディダスのTシャツなのでした。

いつも私は古着を購入すると、着用する前に、すぐに一度洗濯機で洗います。

何やら、USEDには、気が入っているからとのことで、洗濯するとよいような情報をどこかで目にしていました。

そして、事件はこの洗濯後に起こりました。

洗濯ものを干しているときに、あれっつ?

他の洗濯物の特に黒のタンクトップとかパンツ類にラメのような粉がくっついているのです。

なんだろなー、と思いながら、干していき、今回購入のアディダスを干す番に。。

すると、あーーっつ!!

とても驚いてしまいました。

ロゴがすっかり消えているのです。

これだ、この塗装がはがれて、黒い物に移ったのだと分かったのでした。

ということで、この洗濯後のアディダスをご覧ください。

洗濯後の状態:わずかにロゴの塗装が前側も背中側も残っていますが、ほぼ全滅です。しかも、はがれた場所がベタベタとしていたのでした。

これでは、アディダスなんだか、何なんだか分からず、古びた感じの印象にもなっています。実際のロゴ部分以外は大変綺麗なんですが。

ということで、この原因を考えてみました。

おそらく、PVCのような素材の劣化するタイプの印刷塗料が、長年の時を経て、劣化したのだということが分かりました。

このアディダス、30年前の1980年代後半あたりのお品だということです。30年ともなれば通常は、立派なビンテージ物。

30年も前のTシャツというアイテムが残っていることがミラクルで素敵なことなのですが、こんな状態では、ビンテージとはもはや呼べないですね。

大きなロゴに使われている素材を予想して注意をはかる

このような体験から、ビンテージのtシャツなどのロゴが刺繍で作られているのか、アップリケなのか、プリントなのか、などで、30年後になると劣化する結末をむかえるのか、永久的に長持ちしていくものなのかがある程度分かります。

今回の場合は、科学的な染料で塗ってあるようなプリントタイプでした。

こういうケースが一番注意ですね。将来劣化が予想されます。

刺繍のロゴの場合は、素材が糸なので、永久的ですので劣化の心配はないです。

また、アップリケも布であれば、永久的です。

問題ないです。

アップリケが合皮の場合はやぶれかぶれに将来なる可能性がありますね。

今回の科学的な塗料も詳しい素材までは分からないですが、おそらく、空気にふれた瞬間から劣化が始まるPVC、合皮などと同じ性質を持っているのだと思います。

ここで勘違いしてはならないのは、じゃあ、大切に引き出しにしまっておけばよいではないかとのことですが、それでも保管の箱の中で空気に触れているので、同じことです。

だからこそ、よりがっかりする事態が起きるのでしょうね。大切に保管していたのに、劣化した。。。となるのです。

あとがき

なかなか、こういう事件に遭遇しないのは、現代いかに、洋服が短い間に手放されているかということにあると思います。

寿命を迎える前に、目の前から消えるから、その行く末を知らないわけです。

ビンテージの業者さんも、しっかりとしたこういうことを知識として持つことも大切ですね。

何しろ怖いのは、洗濯する前は、気づかないし、剥がれ落ちないから通過してしまうものなのです。

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ウエストが小さくても、このお直しで、一流ブランドスカートがおしゃれにはける夢あるリフォーム【207】

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

とっても素敵なスカートなのに、ウエストが小さいせいであきらめざるを得ないと思う状況という経験をされたことがあるかと思います。

今回は、そんな時、ある条件によっては、はけるようになるかもしれないという夢あるリフォームのお話です。

小さいウエストがリフォームではけるようになる条件とは?

とてもうれしい夢のあるお話です。

何もウエストなど気にせずに、気に入ったスカートがすっぽりはければよいのですが、特に今回お直しすることになりますタイトスカートなんかは、ウエストが小さすぎるのはもちろんのこと、大きすぎても、かっこよくないものです。

ちょうど体にフィットする感じの履き心地が一番カッコイイのです。

ということで、小さすぎるウエスト60cmほどの細いタイトスカートを今回はピックアッップしました。

クリスチャンディオール(プレタポルテ)のヒッコリーストライプの裏付きタイトスカート:黒x白

なんとクリスチャンディオール♪。

私は、よくこのブログでも語っておりますが、古き良き味わいのデザイナーズブランドが好きで、一流ブランドの古着を探しては、着ています。

このタイトスカートもなかなか凝っていて、ダーツの部分とタックの部分に分かれているという面白い作りです。

タックの部分というのは、前にポケットがあり、そのポケットの延長のデザインを兼ねて、タク型になったラインが自然です。

そして、さらに、前の左右共に、タックが、そして、後側には、ダーツが、左2つずつの計4本が。。。と非常にダーツやタックを多く使って、全体に立体感を出しているデザインであるといえます。

さて、このダーツが、まず1つ目のポイントです。ウエストは60cmしかない細身の状態ですが、これだけたくさんのダーツやタックがあるということは、それをほどけば、広がるのです。

となると、この数の豊富さは、かなり夢がつまっているではありませんか。

通常、どのタイトスカートもダーツは、1つまみ、1.5cmほどが目安です。1つまみで1.5cm分ということは、倍なのですから、3cm分が1か所において広げられると考えてよいです。

今回の場合は、すべて、ダーツをとってしまうとウエストが広がりすぎますから、一部分残したいところを選択できるというすばらしい環境があるわけです。

そして、2点目のポイントとなりますが、ヒップも調べる必要があります。

せっかく、ウエストは小さくできても、ヒップが小さければ、バランスが悪く、結局窮屈なままです。

このタイトスカートは好条件でした。ヒップもウエスト60cmのヒップにしては、意外な88cmほどもあったのです。

サイズ表記もSのこの商品ですが、ウエストは、60cmほど。ヒップは通常L相当の履き心地である88cmありました。このヒップがゆとりがあったことが、大変好条件となりました。

なので、そもそも、ウエストの細すぎるタイトスカートをお直しするために目を付ける点は、①タックやダーツが多めであること、②ヒップもかなりゆとりがあること、この2点の条件がそろうと、お直しが成功してかっこよくはける可能性が高いということが言えます。

どのダーツを残すかの選択をします

ところで、先ほど、全部のタックやダーツを取ってしまったら、ウエストが広がりすぎるということを書きました。

そうなんです。意外と、ダーツって、前述のように、1か所で、3cmも広げられるので、それを左右ですでに6cmも可能です。

ということは、今度は、広げすぎないようにバランスを考えねばなりません。

ちょっと、写真を見てみましょうか。

スカートの前側のタックとダーツ:脇側から順に見ていって、まずポケットがあり、すぐその隣にタックがあります。そして、ダーツが来ます。

まず、前側を見ますね。少し写真が見にくいかもしれません<m(__)m>。

スカートの脇から順に見ていきます。

まず、ポケットが現れます。そして、ポケットの延長のようなデザインで、ポケットの一部として、タックが現れます。

そして、その後、再びタックが現れます。

左右対称なので、反対側も同じことです。

そうすると、このポケットの一部になっているタックを触るとポケットまで形が変わってしまうことになるかと思い、今回、この前のポケットのすぐ隣のタックの左右とも残すことに決めました。

そうすると、消去法で、前側のタックを左右まずは、取ることになります。

次は、後側を見てみましょうか。

スカートの後ろ側のダーツ:左右2本ずつあるのがご確認いただけるかと思います。

後ろ側は、タックはありません。

2本ずつのダーツが左右に対象に入っています。

今回考えた結果、お尻の一番高い位置に近いダーツを残し、脇に近い方左右を取るということにしました。

ということで、全体で、4個取るという作業をしました。

リフォーム出来上がりを見てみます

動画内では、ミシンで縫うところなど作業箇所が全くないのですが、次回そういった箇所の身をアップさせていただくようにしますね。

全部ほどいたわけではないので、残してあるところはその上から、再び、ダーツを取った部分は当然ほどけていますから、きちんともとの縫い線跡にできるだけ沿って縫います。

元のように地縫いをし直します。

最後に、ベルトを別生地で延長して取り付ける作業をします

さて、地縫いが終わると、あとは、ベルトです。ここで1点難関がおとずれます。

そっくりさんの生地を探したのですが、ぴったりって見つからないものだということです。

この季節ヒッコリーストライプはたくさん生地も出回るようで、確かにたくさんあったのですが、この柄と全く同じとなると、微妙に色が違ったり、柄の大きさが違ったりで、結局のところぴったり一致のそっくりさんは見つからなかったのです。

それで、どの基準を大事にするかを考えました。柄基準なのか、色基準なのか。。。

意外に、合わせてみると、柄は大きさが違うことよりも、色が違う方がはるかに違和感がありました。

ということで、見つけたそっくりさんは、極細なんだけど、色目がぴたっと合った生地。

不思議と柄の大きさが違ってもあまり違和感は感じないので、これでOKとしました。

その選んだ生地が、こちらです。

ベルト継ぎ足し用の別生地:極細のヒッコリーストライプで、色のトーンはほぼ一致しています。同じ大きさの柄で色のトーンが違うものは、逆に違和感がありました。

そして、中のベルト芯も継ぎ足すのですが、よくバッグ作りに私が使っているハード薄芯を継ぎ足しました。

中側に見えている白いベルト芯の延長は、ハード薄芯でつなげ、本体は、極細のヒッコリーストライプ生地でつなげて、アイロンで割り、開いた部分を内側に隠れるような位置でくるみ込み、ミシンでたたいて、閉じます。

そして、出来上がったつなぎ目が、これです。

極細ストライプ別生地で完成しまし:11cmくらいの長さのつなぎ目部分です

こうして、ウエストが最終的に72cmとな

りました。完成です。

タック部分が前に残り、ダーツが後ろ部分

に残り、デザインを完全にはくずさずに、活

かしたままのお直しができました。

あとがき

今回このような大胆なな60cm→70cmというウエストのリフォームができたのも、もともとのデザインや作りに助けられての成功です。

ということは、そもそも、品物をチョイスする時点で、目の付け所を、ダーツとか、ヒップに置き、そのうえで購入するというところのその最初の時点こそ重要です。

大まかに言ってしまうと、高級なものは、お直しもしやすい作りであるということも言えるかもしれません。高級なものは生地を贅沢に使っていますから、ゆとりが多いものです。

逆に安いお品物は、コストを抑えるために、最小限のことしかしていないことが多いです。

結局安いお品は、コスパが悪いともいえますね。

こんなところもご参考になったらと思います。

では、YOUTUBE動画を貼りますので、どうぞ、こちらもご視聴くださいませ。

今回は、リフォームするにあたっての可能性の見極め方が中心で、作業が全く動画に残されていなくてすみません。

違う機会に、作業の場面をお届けできる動画をお作りします。

けれども、そもそも、リフォームが十分可能な見極めが、商品購入時にあるということがとても重要でもありますので、今回も今回で大切な点をご紹介させていただいています。

是非どうぞ。

ありがとうございました。

私がお作りする、バッグの販売もしております。よろしければ、是非こちらも、ご覧くださいませ。

こちら

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デニムジーンズ裾上げ2通り:三つ折りを含めてカットの場合と三つ折りをほどいてカットの場合【248】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

リーバイス501。

私は、USA製をチョイスして古着で5本持っていました。

今回この501のあるワードローブに新たに、2本の今まで持っていなかった薄いブルー色を加えることにしました。

このような少し色のトーンの違う爽やかな薄色のブルージーンズをワードローブに加えます。

とても楽しみなのですが、裾直しをせねばなりません。私のようにネットのリサイクルショップで古着を買う場合の裾直しは、お願いできる店もあるのかもしれませんが、ほとんどそのようなサービスはないでしょう。

ということで、こういった場合特に、ジーンズは古着で購入の機会も多数あるかと思いますので、自分で自宅での裾上げをご紹介したいと思います。

裾上げの仕方が2通りあること

この私が今回行う2本のリーバイス501ジーンズは、実は、全く同じやり方ではございません。

違う点があるのです。

かかと周辺を出来上がりにしたいので、この場合5cmほどカットの必要があります

この写真は、セピア色がかった方がもともと長めなので、長めではきたいにしても、デフォルトのままでは、ひきずってみっともないのでカットを5cmします。

この5cmカットをするにあたって、股下を測ると自分の股下がある程度把握できますね。私もやってみました。

股下の測り方:股部分の縫い目が十文字になったど真ん中の交わった点から、折り曲げた出来上がり線の裾の先端までを測ります。

股下の測り方ということで、今後も何かにお役立てくださるといいと思うのですが、まず、股部分のど真ん中が十文字になってハギになって出来上がっているのがズボン型です。

この十文字の交わったど真ん中1点から裾までの長さが股下となります。

ちなみに、私の場合、75.5cmでした。

しかし、これは、私が長めでパンプスではきたいので、2cm程長めに設定したのもありますので、実際は、股下は73cmあたりといったところでしょうね(^_^;)。

ジーンズは、生地が立つぐらいごわごわしているので、長めでクッションのようなしわを入れることでかっこいいと思ったりもします。

なので、長めにはくわけです。

しかし、これは、嗜好の違いがあるので、ぎりぎりのまっすぐな形の裾の様子で表現したいということであれば、出来上がりの先端を私が、かかとの下の方までというのに対して、アキレス腱の下の方とか、かかとから、1-2cm上部分とか分かれるところだと思います。

はい、それで、カットする長さなのですが、古着なので、もとの長さが違うことから、セピアがかった方は、5cmカット、水色の方は3cmのみカットということになりました。

左:セピアがかった方・・・5cmカット 右:水色の方・・・3cmカット

そうしますと、この5cmと3cmで少しやり方に違う部分が出てきます。

5cmカットの方は、先端のデフォルトの三つ折り始末をほどかなくてもよい分量です。

それは、カットして、三つ折りを1.5cm幅で2度折るということをしてますので、もともとそれをしてある先端の1.5cmx2=3cmを最初から差し引いて少なくカットして帳尻を合わせればほどく手間が省けます。

5cmカットなので、5-1.5x2=2cmカットで出来上がりが合います。

この場合2枚分重ねて、裾先端から2cm部分をまとめてカットです。

<5cmカットのセピアの方>左:裾から2cmで印をつけます 右:2枚まとめて2cmの印通りにカット

こんな感じであとは、縫い代1.5cmを2回折り曲げて、三つ折りして裾が上がります。

もう1つの水色の方は、3cmの部分なので、三つ折り部分を、現在の状態で、三つ折りされているところをほどいてからやらねば、なりません。

ギリギリの先端をカットしたとしても、三つ折りの縫い目が残ってじゃまなので、結局ほどくと同じ作業が入ってきますので、まずは、リッパーでほどいてから、先端から3cmの部分をカットするいってみれば、本来のやり方になります。

<3cmカットの水色の方>左:リッパーで元の三つ折りをほどきます 右:ほどいて伸ばした状態の先端から3cmを今度は、1枚をぐるり1周してカット(この場合は重ねるより、この方が綺麗にカットできます)

写真のハサミの位置が悪いですが、正しくは矢印の近くの線が当初の先端部分なので、そこをカットします。

いよいよ三つ折りしてミシンがけをします

ついにこの時が。。

2本とも1.5cmの縫い代を2回折ってミシンで仕上げます。

この時に、少々コツがあるんです。

縫い始めと終わりは、返し縫いがありますから、返し縫のやぼったい縫い目をなるべく隠すために、スタート時点を内股部分寄りにしています。

やりやすいのは、生地の薄い外側ですが、いずれにしても、内股部分の折り伏せ縫いの重なったごわごわした硬い部分を通らねばなりませんから、最初の方で通っていこうという考え方をしています。

つまり、ミシン縫いの一番の難関部分が最初にやってくるということです。

折り伏せ縫いは本当に厚みがあり、固いので、縫う前に、三つ折りした状態、もしくは、1つ折った状態でも、金づちでコンコンとつぶすということを行うと縫いが少しスムーズです。

また、後の動画も見てくださるといいのですが、適度な力で良いので、立体的すぎる三つ折り部分をつぶして、厚みを少し薄くするのです。

金づちで縫う直前に膨らんだ三つ折り部分をたたいてつぶします→効果は少しだけあります

このことが、絶大な効果があるというわけではありません。やはり、ジーンズの折り伏せ縫いはどんなものもごわついて固いもの。

ただ、この作業で少しましになるというものです。少しでもミシンの通りが良くなった方が良いですから、私はデニムの裾直しの時にはいつも行っている作業です。

特にリーバイス501は生地が集めのデニムですから、なおさらです。

そして、もう1点ポイントがあって、難関を一番最初に持ってくるとはいえ、本当のスタート地点を一番固い部分にしてしまっては、余計に大変です。

そうではなくて、少し、手前の2cm程前からスタートして、返し縫は平らな部分でしておいて、ミシンの動力の勢いもつけて難関の山へ登っていくという流れをたどるのがよかろうかと思います。

なので、このスタートは難関の少し手前、というキーポイントをどうぞ、覚えておいてくださいませ。

そして、すべての裾がこのように縫えたら、できあがりです。

5cmカットの方と3cmカットの方の出来上がりの見比べ

<3cmカットした水色の方>:

もう1つの5cmカットの方がこちら。

<5cmカットしたセピア色の方>

パンプスをはくので、長めにした裾上げでしたが、もっとすっきりと短めでも違う意味でかっこいいかもしれませんね。

あとがき

YOUTUBE動画もございます。どうぞご視聴くださいませ(^-^)。

このような感じで、カットの分量によってやり方が一部変わってくるというお話があったわけですね。

古着はなかなか裾上げをやってもらえないことが多いですので、ご参考にどうぞ。

ありがとうございました。

私が自らデザイン、製作しましたバッグもございますので、どうぞご覧くださいね。

こちら

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