軽くてハリコシのあるキルト用に使ってきたソフト厚芯がいよいよ品薄に、在庫品の薄手の生地が代替品になるのか【1284】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、「ワンショルダーナップサック兼リュック」というアイテムを作ろうとしています。

使い方に展開があり、ワンショルダーで気軽に背負えることに加え、リュックにもなるものです。

そういった機能はおのずと、縦と横の長さがある程度均等であることが使いやすいようです。

ヴィンテージ物のバッグで筒形の巾着のワンショルダーがあるのですが、巾着では「サイド」である場所が背の部分にもなるには、全体の良きバランスが必要なのです。

ワンショルダー兼リュックのイメージ:正面が巾着ではサイドに当たります。
同時に、この面を背面としてリュックとして背負えるデザインにするということです。

おのずと、筒形のような奥行きが均等であることが使いやすくなるイメージです。

早速実験、5cmのダイヤキルトを在庫の薄手生地でかけてみた検証結果

黒のポプリンという生地に5cmのダイヤキルトをかけました。
裏面には、ソフト厚芯を今まで当てていましたが、麻混の麻/55%、ポリエステル45%の生地を代用。
なかなか写真のみでは難しいのですが、感触としては柔らかすぎました。

柔らかすぎると同時に、重いのです。

ここでソフト厚芯がいかに素晴らしい材料であったのかを実感します。

ハリコシがありながらも軽い材料であり、通常の表地使いの生地では得られない良さがあったのでした。

とりあえず、今回は、このまま進めます。

そして、完成した状態ではどうなのかというところも見ていきます。

ただ、このキルトの時点でもうすでにソフト厚芯との違いを大きく感じています。

この検証があまりにも良くなかった場合には、次に、まだ在庫には持っている「ハード薄芯」でもやってみたいと思いますが、おそらく、ハード厚芯では今度は融通の利かなさが出ると予想します。

ややごわつくのです。ハリコシもありながらしなやかさも必要なのです。

最終的には、ソフト厚芯に代替となるにふさわしい類似素材を新たに探していくことになりそうです。

あとがき

こうして研究をしてみて思うのは、いかに隠れた場所にもすぐれた材料があるのかという点です。

出来上がってしまうと中身が見えませんので、商品というものは「装飾」などに重点が当てられがちです。

私の方針でもあるのですが、長い時間をかけた納得をしてもらうことが後の信用に繋がるという考え方をしています。

今は分かってもらえないかもしれないけれど、いずれは、長持ちすることで、その良さと価値が伝わればという志(こころざし)です。

こうした雑貨品であるアパレル品に限らず、食べ物にしても、住まいにしても大きなものから小さなものまですべてに当てはまることではないかと思います。

表面だけを重視した工夫では、その効果は一瞬の瞬きくらいのものでしかないのではと。

<パッチワーク企画⑧>黒系と少しカラーが入ったコントラスト前後2面使いが楽しめる2点目の完成-ナップサック4点連続製作【1187】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在<パッチワーク企画>と称しまして、パッチワーク生地で作ったナップサック(餅巾着)を製作中。

全部で4点のナップサックが完成しますが、今回は2点目が完成しました。

これで半分ですね。

【1178】では1点目の完成品がご覧になれますので、もしよろしければ、【1178】の投稿にもお立ち寄りどうぞ(^-^)。

今回の2点目の特徴は1点目と同じ黒系なのだけれど、モノトーン色でまとまった1点目に対して、少しカラーが差し色に入ってくる点です。

そして、もう1つの特徴は、初の試みである「後付けポケット」を取り付けた様子を見ていただけます。

ポケット付け忘れのミスからの考案が逆にかっこよいデザインになった吊り下げ式ポケットの設置

バッグの内側のポケット:取り付けは、巾着紐ホールのステッチに重ねます。
そして、更に縦にも固定すると丈夫に設置できます。
カードやキーが余裕で入る程度のサイズのポケットです。
できるだけ余計な縫い目は見えない方が良いと巾着ホールのステッチに沿ったのですが。。。
しっかりハギ目を合わせてステッチしなかったために、縦が左にずれでしまいました<m(__)m>。

細かい部分ですが、ピッタリ表地と裏地を合わせてステッチをかけるべきでした。

そこは反省と学びです。

餅巾着(パッチワーク企画2点目):縦30cmx横35/49cmxマチ15cm
:こちらを一応背中に見せる使い方をメインとするショルダーの「わ」の向きにしています。
こちらを背中に見せる使い方もOK。
ショルダーの付け根の「わ」は反対向きになりますが、目立つ場所ではありません。
横顔です。このリバー渋るタイプは横顔の素敵さも特徴です。

せっかく両面使いが違う雰囲気で楽しめるお品ですので、使用していない時にポンと何気なく置いているだけの様子が素敵であるというシーンもあるということを意識すると良いです。

ナップサックは昔からあるアイテムで学生時代のサブバッグにも共通に使っていた記憶があります。

キューットひもをしぼることで、入り口を開閉する役割と同時に、そのままひもがショルダーになるという、なんという無駄のない機能であることかと先人のアイデアに感嘆。

このシンプルで無駄のない必要最低限さが魅力です(^-^)。

あとがき

やっと2点目の完成です。あと後半2点が残っています。

そんな状態で、現在2022.12.29を迎えています。

あと1点今年中に作ることが出来ればと思いますが。。。

残りの2点は急にカラフルになっていきます。

1-2点目の黒系で黒色パーツを使い果たしました。

3点目はパープル色が特徴、4点目はベージュ系といった感じをパッチワークシートからは感じますし、そういったパーツを集めた配置をしました。

ただ、出来上がらないと分からないところもあり、そこがワクワク感があります。

1つ、このパッチワークでバッグを作って行くことで思っていることは、材料の調達が新品の生地ではなく、はぎれであるところがとても意味があるということです。

確かに新品の生地だと、スムーズに短い時間で仕上がっていく簡単なアイテムです。

このはぎれの場合、パッチワークであることで日数をかけていき、過去の使用済の生地の余りの部分を見ることで、一度取り扱った経験があるその思い出のようなものがふんわり浮かんでくるのです。

しかもその生地がバラバラでたくさんのストーリーが詰まっているとも言えます。

そうしますと、このストーリーが詰まった価値というものが分かる人というのは、ハンドメイドバッグを作っている人ということになるのです。

ポケットを追加したい時に♪後から取り付け可能なフラップポケット【1186】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

小さな事であっても、「失敗からの学び」は大きいものです。

また、「ただでは転ばない」という強い言葉もとても好きです。

現在製作中のパッチワークナップサックの途中にポケットを付けなければいけなかったのですが、準備してあったにもかかわらず、縫い付け忘れてしまいました。

その後気づかず、裏地の返し口を縫い閉じてその後も進めていったかなり最終段階で気づきました。

せっかくなので、今までたどってきた作業はやり直さずに別の案を考えました。

それが、「後付けポケット」です。

手持ちのハイブランドのバッグでそのような作りのお品がありましたので、すぐイメージは浮かびましたが、そのお品は、ファスナー使いのポーチが共布紐でサイド部分に挟み込んで縫い付けてありました。

そこから、私なりにアレンジしたタイプの全く別のデザインのポケットを考案しました。

フラップポケットを上からまっすぐ吊り下げる仕様

手持ちのハイブランドのバッグでは、ポーチの位置があまり定まっていない点が、紐でつながれていながら探しにくいものでした。

そして、よくねじれるのです。

そこで、全く同じやり方をせず、自分なりの考案をしていきます。

安定感あるには、上からの真っすぐの吊り下げが位置が固定されてい見やすいです。

吊り下げ式ポケット:これだけで1つの商品みたいなポーチになっています。

あまり見かけないユニークなタイプです。

そのしっかりした様相は、まずは接着芯を貼り、更に、全パーツに全面にボンドでハード薄芯を貼ったからです。

この硬さが高級感がありますし、カーブも綺麗に出ました。

ハード薄芯を使用していないとふにゃふにゃで歪んだラインだったと思います。

もとは、フラップポケットで縫い付けるパーツをそのまま利用していますが、壁みたいな役割の新たな一周り広い背後の「わ」のパーツも利用しました。

上のひもはそれほど長いものではなくて、挟み込んで、上部を縫い付けます。

その縫い付ける位置はここを予定しています↓。

本来ポケットを縫い付ける位置とだいたい同じ位置に来るように紐の長さを設定。
巾着ひもホールのステッチに重ねて数度の返し縫で、自然な縫い付けができそうです。

これで、むしろ、素敵なデザインになるかもしれないということで、失敗をなんとかフォローしたのでした(^_^;)。

あとがき

こんなシンプルな作りのナップサックにこれ以上の工夫なんてあるわけがない。。。

そう思ってきましたが、今回のような失敗の際に工夫が生まれたのです。

条件の限られた中で、どうにかしてポケットを取り付けようと考案していったその結果は、むしろこのデザインが特徴のようなアイテムになったことに驚いています。

限られた条件の中、手段が豊富ではない、厳しい中で何とか考案していくことで生まれたものの素晴らしさがあると思いました。

今後のハンドメイド商品の製造では、少なくとも、完全オリジナルの考案ということは1つのポイントになると思いました。

まずはそのエピソードやストリーからして違ってきますので、なぜこのデザインが生まれたかなどを語る際にはこの「ドジ」な失敗経験が常に生きるのです。

ミスや失敗は苦い思い出ではありますが、冒頭のように、「失敗からの学び」や「ただでは転ばない」ということを常に心の中に持って今後も活動していきたいことを誓ったものです(^-^)。

<はぎれ><パッチワーク企画⑦>黒系の中にもポップな柄のカラー部分を入れ込むシート作り【1182】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、<パッチワーク企画>と称しまして4点の種類がバラバラのパッチワークシートがベースになったナップサックを製作中です。

今は、2点目の製作のパッチワークシートが出来上がろうとしているところです。

結構パッチワークシートは手間がかかり時間を要しますので、一度ここで途中のパッチワークシートの場面をお送りしたいと思います。

1点目の時は全体的に黒系でした。

今の2点目は、こちらも黒系なのですが、少しカラーが入ってきました。

出来上がってみないと分からない面白さと完成では見にくいコンビを今ならではの場面としてご紹介

パッチワークシートも予想が付きにくいのがマチで隠れる点です。

底部分やサイドの部分がマチによって視界から消えますので、なかなか出来上がりが1枚仕立てよりも想像しにくいのがパッチワークの面白いドキドキする点です。

製作中の2点目の特徴は、黒系の中にこうしてカラーが少し入ってきたことです。

もとは、はぎれの整理整頓でスタートしたことですので、やりやすい真っ黒からスタートしていきました。

そして、2点目の現在には、まだ相変わらず黒が多いのですが、次のカラーも少し黒とのコンビで入ってきたのです。

パッチワークシー((ナップサック1点分):上は表地、下は裏地です。

できるだけ表地は厚手が行くように、裏地の隠れる部分には、バラバラの種類の生地が行くように、薄手が行くようにと工夫しています。

ストライプのような柄が結構豊富なシリーズですので、縦の線が集まっていますね。

表地のポップな街の風景画の柄は、黒系の中に映えてスポットライトを浴びるかもしれません。

今ここで見ますイメージとマチが隠れることによって、まずは、どのシートも底の部分の1列が見えなくなります。

そうしますと随分実際は雰囲気が変わってきますので、それが面白いと思います。

あとがき

次回のこのシリーズの登場では、ナップサックの「餅巾着」が完成した場面をご紹介できます。

4点は、結果どれも違うテイストのナップサックになるでしょう。

何かこのことから、今後のパッチワーク物の製作のヒントが生まれればと思います。

心配していたマス目の変な切れ目はあまり感じません。

同じ種類の生地をつなげた方式が大き目の生地みたいに映るからでしょう。

本来は、組み合わされることのない生地同士も、パッチワークの集まりであったからこそ一緒に1点のバッグの中におさまっていることが奇跡的で価値になると思われます(^-^)。

使用生地の選択肢がうんと広がる巾着共布ひも真ん中2枚はぎ案【1179】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近、デジタルコンテンツ制作とパッチワーク企画のパッチワークシートで作るデザインが共通していまして、ナップサック型です。

ナップサックはリュックのように背負いますので、ここへショルダーを兼ねた巾着ひもを共布で作るということをしています。

その巾着ひも/ショルダーの長さがある程度長く必要なのです。

これまでは、150cmの型紙で1枚仕立てで作る一続きのものとして考案したのですが。。。

150cm巾の生地がレア過ぎる、狭い巾の生地にも対応した型紙への変更

150cm巾の生地というと、カーテン地とかインテリア生地に多いのですが、大きな生地というくくりで見るとレアな巾です。

やはり、多くが、みんなが好まれる綿/100%のプリント生地であったり、服地の多くも日本製であると巾は108-112cm辺りが多いです。

確かに1枚一繋ぎは途切れ目がないので、「高級の証」という考え方があります。

が、しかし。。。

現実的なことを考えると、150cm巾限定でこれを作る気になるかというと、とても敬遠されることになるのです。

気に入った一番の生地があるのに、生地巾が不足しているために妥協したりあきらめなければなりません。

それを思うといたたまれません。

そこで、ある決断をします。

意味のある2枚ハギであれば、それは、高級云々を上回る立派な哲学が入るのではないかと。

そして、もとは、150cmであった1枚の型紙を、80cmを2枚ハギ合わせで1本にする仕様へ変更しました。

少し気になっていた長さの不足分も同時に長くすることで、
2枚ハギの160cm程度(正確には縫い代が1cmずつ消えて158cm)の長さの型紙へ変更です。
その後、製作では、更に両端が1cmずつ縫い代で消え、ひも自体の最終仕上がりは156cmです。

早速この実験をしておりまして、結果はグッド(^o^)丿でした。

巾着ひもがフルに開かれた時に、本体の一番長いてっぺんも十分に広がることができました。

ここで、2枚ハギの仕様が始動です。

2枚ハギのハギ部分の強度についての工夫

基本的には、可能であれば1枚一繋ぎが丈夫であるという理論です。

今回は、やむを得ずハギにしましたが、ハギは「強度が弱い」とか「不安」なイメージがあります。

それを、「大丈夫ですよ」と納得していただける工夫をしております。

まずは、全面に接着芯を貼ることです。

全面接着芯は当たり前になっている私の製作ですが、これが意外と生地そのままで作られているお品も多いのです。

ぱっと見は中身まで分かりませんので、手間が省かれる部分のようですが、触ってみたりしたそのハリコシ、その後の経年でその違いは明らかです。

そして、更なる工夫がこちら↓。

ハギの地縫いは二度縫いで、さらに、表からハギ目の両端2mm程度にステッチをかけ固定します。
ひもの出来上がり:両端の固定ステッチはこんな風に出ます。
巾着ひもホールに通した状態のハギ目の位置:ど真ん中でハギを作ったので、
サイドの本体のハギ目の延長上の位置にあり、もう1本のひもの内側に隠れます。

どうでしょう。目立つものではありませんね(^-^)。

強度の強さをしっかり徹底しておけば、見た目は目立つものではないのです。

これで、1枚繋ぎにこだわる必要がなことをお伝えできればと思います。

このハギの方法で、本来一番大切な作業である、生地の選択というものを制限のないめいっぱいの渾身のチョイスができることになります。

80cm以下の巾の生地というのはあまりありませんので、この80cmの型紙は、ほぼすべての生地に対応できると思います。

あとがき

この型紙で作るナップサックの本体の容量は限られたものです。

非常に大きな旅行バッグに重さが10kgもある荷物を入れてのハギ目というのは、これまた強度の不安があります。

しかし、今回ご紹介のハギ目で作るバッグが、コンパクトなナップサックでありますので、その容量とのバランスも考えるとハギ目はあっても大丈夫という判断です。

もし、このハギ目の案をいろんなケースに応用する場合には、支える重さがどのくらいが最大限であるかなどを考えるということも同時に補足したいと思います。

<パッチワーク企画⑥>黒系の無地ライクとボーダー柄前後2面使いが楽しめる1点目の完成-ナップサック4点連続製作【1178】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

パッチワークシートに時間をかけましたナップサック型、「餅巾着」の1点目が完成しました。

パッチワークシートのその後の作業は、割と円滑です。

やはり、シート作りがとても手間が入った作業になることを実感しますねー(^_^;)。

全部で4点の表地、裏地共にパッチワークである餅巾着が出来ていく中で、その1点目です。

それぞれ使用のはぎれが違うので、どれも違った味わいが感じられる点が面白いと思います。

両面使いが全体コーデの可能性を広げてくれる

1点目の完成:<サイズ>縦29/49cmx横34cmxマチ15cm

ショルダーのDカンへの縫い付け方が「わ」であるので、一応先端が裏側に隠れるようにこの無地ライクの面をメイン使いに設定しました。

しかし、そのショルダーの取り付け位置などそれほど目が行くところではありませんので、そのまま反対側をメインにも気にせず使えます。

メインというのが、他の人の目に映る背中と接触の無い後ろにあたります。

グラデーションみたいにパッチワークが整頓されて、もはや一続きにさえ見えます。
これは、同種類の生地を連続配列した効果だと思います。
横から見た感じはこんな感じです。

さらにいろんなショットをご覧いただきましょう。

無地ライクですがオパールですので凹凸感があり美しいです。
木の実みたいなボタニカルな柄の黒色オパールです。
底の隠れる部分にこれらの生地が来ています。
真っ黒ですが、生地の種類の違いが細かく分かれます。
内側には、カードやキーが入るミニポケット付き。
この生地は別のストックから裁断しました。
今後の黒っぽい製作にまた利用していきます。
内側のポケットの無い側:モカ色も入りますが、
生地の柄のラウンドなお花を集めていまして、ある程度柄の雰囲気を統一。
入り口を開けた時はこんな様相です。

パッチワークの配置がなかなか考え易かった1点目の製作でした。

黒を中心としていますので、ジャガードなどはあまり違和感はありません。

この後からの2点目からは、カラーも多く出てきて少しパッチワークの組み合わせの難易度も上がっていきます。

現在はすべて配置は完了でして、あとは作り上げていくだけになっています。

残り3製作もその行く末をお楽しみにどうぞ(^-^)。

パッチワークバッグはどんなコスパなのかを生地用尺に換算して考える

少し話は逸れますが、この<パッチワーク企画>をしていく中で、あることを考えました。

それは原価のことです。

これらの生地は元は、生地を多く調達したもののはぎれであったわけです。

1点製作には、パーツの合計枚数が、横4枚x縦4枚x2面x2(表地と裏地)=64枚。

パッチワークパーツ1枚が横が17.5cmなので、生地巾の短めで考えて、110cm巾÷17.5cm=6枚とれます。

このデータから、生地巾110cmでの用尺を算出してみました。

パッチワークパーツ1枚の縦は12.5cm。

6枚で縦12.5cmの用尺であるから、64枚では。。。考えます。

64枚 ÷ 6枚 x 12.5cm ≒ 133.3333cm → 約1.3m となります。

表地も裏地も合わせて1.3mなのです。

そこへ、ポケットの別布と長いショルダー1.5m分の幅5cmの型紙x2枚分もありますので、ざっくりと0.2m(20cm分)追加して、約1.5mくらいでしょうか。

例えば、@¥1,000/mの生地を平均としますと、1.5mx@¥1,000/m =¥1,500/点という原価。

その中に@¥3,000-¥6,000/mなどという高級生地も含まれるわけですので、そういった点はお得です。

ただ、はぎれなので一続きではなくて、途切れているものであるということになります。

あとがき

原価を見てみると何となくどのくらいでご購入ならコスパが良いかなどが分かりやすくなりますね。

ところで、この原価のようなことを見ているうちに、更にあることをひらめきました。

今後、何かを製作していく時に、原価をあえて共有しようと思います。

そんなスタイルの人が一人くらいいても良いのではないかと思います。

原価はみんなが隠していることです。

原価が分かるとそこへ積んだ利益がばれますので、それによってご購入されなくなる可能性もあります。

けれど、私は反対の考え方をしてみました。

作り手様にも参考になるのはこの一番隠された原価の部分。

それが、良いお品を見極める購入者様にも有効であると見ました。

ここを研究したような内容の発信を視野に入れていこうと思った今回の製作でした。

やって良かったと思っています。

そして、2019年辺りからなかなか動かなかったはぎれが一気に大きなお品を作ることですっきりしていくことも良い2022年最終の締めくくりになりそうです。

<パッチワーク企画⑤>パッチワークのハギ目がずれた時はステッチで合わせる【1176】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、ここ3年間にストックし続けてきましたはぎれを一掃し、パッチワークでバッグを作るという製作をしています。

同時4点進行中で、現在はパッチワークシート製作中にあります。

4点共、裏地もパッチワークなのです。

パッチワークの配置とどんな表地と裏地に組み合わせるのかということまでが決定済み。

今は、ひたすら製作してくという段階に入りました。

パッチワークシートに一番時間がかかりますので、シート完成後は結構進捗度が増していきます。

作るデザインのバッグというのが、ナップサック型です。

私の考案デザインの中では、「餅巾着」というネーミングの、ふんわりした使いやすいデザインです。

このデザインをパッチワーク生地で作ります。

試作品として、ダイヤキルトをかけたものは製作済ですので、キルトに類似なのだけれど非なるパッチワークで作るとどんな感じになるのかも楽しみです。

どうしてもハギ目がつながらない時どうしたらよいのか

ここまでの進捗度で思うことは、そもそもパッチワークの裁断こそがミリ単位で正確に行うことが重要であるということです。

特に、このたびの企画が、パッチワークパーツの枚数が豊富で、できるだけ大きなサイズの物を作るというテーマで行っていますので、パーツの数が多ければ多いほど「ずれ」が起こりやすいのです。

最初の裁断の1mmの誤差が、その後2mmくらいになっていくことも。。。

そう考えると、まずは裁断の正確さがポイントとなります。

その上で、④でお伝えしました、待ち針をハギ目から順番に打っていくというハギ目のそろえ方のコツもまとめましたが、なぜかそれでもずれるのです。

確かにここではハギ目をそろえているのですが。。。

今回は、そうした前段階で工夫してきても、それでもハギ目がずれた時の対策をお伝えしたいと思います。

それで、十文字が2mmくらいずれることがあり、その対処方法を最後に表からするステッチでカバーするということにしています。

ハギ目を見ていただくと十文字にならず、縦の線が左へ2mm程ずれているのが分かります。
これはもう今更やり直したりということではなくて、このまま行きます。
そして、その後の、表からのステッチを幅を統一することでこのハギ目が目立たなくなるのです。
目線はステッチに焦点が当てられます。

あとがき

一番良いのは、完璧に十文字のハギ目ができることですが、それがずれることもあるのがハンドメイドということでしょうか。

しかし、ずれがどの箇所にも起こっているような生地として販売されているパッチワークは、見たところカジュアルなものでした。

おそらく機械で組み立てられたものだと予想しますが、ハンドメイドの良い所は、ずれやすいことと同時に、ピッタリにも徹底できることだとも言えます。

私も、訓練中ということなのかもしれませんが、ずれた箇所はできるだけミニマムにとどめたいものです。

全体としては、ぴっちりそろっているハギ目である美しいシートになるよう残りのパッチワークシートも続行していきたいと思います。

<パッチワーク企画④>ミシンパッチワークのハギ目が十文字に美しく交わるための準備【1174】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在製作中のパッチワークシートのご紹介を続けてまいります。

①から始まり、完成まで番号が連なっていきます。

シリーズでお楽しみどうぞ(^-^)。

パッチワークシートを作った上でやっとバッグを作って行く段階に入りますので、その材料を作っているのが現在と見ることができます。

少しずつ手間をかけることで、またとない生地同士の組み合わせが実現します。

パッチワークで作るには大きめサイズのバッグになりますので、たくさんパッチワークの破片を使います。

そのことが、本来表地と裏地の2種で作る政策との違いです。

複数のいろんな生地の集合で1つになっていることの価値や美しさもあるという点を見てもらえると幸いです。

ここではっきりしてきたのは、ちょうど4点のバッグが表地も裏地もパッチワークシートで出来上がる見込みです。

そして、気になるバッグのデザインなのですが。。。

ナップサックに決まりました。

私が、この先ダウンロード型のデジタルコンテンツにまとめていく「餅巾着」です。

巾着袋やトートバッグも考えましたが、ここ数か月たくさん製作してまいりましたし、実際に作ってみたダイヤキルトがかかったナップサック型が非常に使い勝手が良いことを実感。

ダイヤキルトで作るナップサックとパッチワークで作るナップサックの違いも私も見てみたいですし、ちょっとした実験もさせていただくことも兼ねています。

やや不足しているラインナップのナップサック型を4点共パッチワークで完成しようと決めました。

パッチワークの並べ方が独特で、同じ種類を点在させずに、片寄せて集結する並べ方です。

その1つのグループの色や柄を他のグループと更にくっつけて並べていくスタイルです。

前回までは、最初の細かいパーツを横に4枚ずつ並べて縫い合わせてつなげる作業が終了しています。

今回は、それを縦に繋げて1枚のパッチワークシートが完成していく様子をお送りします。

十文字のハギ目のそろい方の徹底のための2つ

パッチワークはブロック型ですので、縦も横もハギ目が出ます。

そのハギ目が十文字に美しくぴったりと出ることを目標にしていきます。

そもそも、最初の裁断が物を言うというのが1つで、裁断をミリ単位で正確に行うことでこの十文字のそろいに影響があります。

そして、もう1つの十文字ぴったり対策は、今回の作業の縫い合わせの時の待ち針です。

待ち針をハギ目から打っていく:待ち針は端っこからその間をとっていく留め方が流儀みたいなものですが、
パッチワークの場合ハギ目から打つということをお勧めします。
こんな風に中表の2パーツの縦のハギ目をピッタリ合わせて待ち針します。
まずは、ハギ目の3箇所を固定。そこは動かさずその間での調整になります。
さらに間にも細かめに待ち針を打っていきます。
十文字の重なりの成功場面。:綺麗に十文字が重なりました。
パッチワークシートの裏側:こんな感じにすべて1cmの縫い代が両割れして平たく固定されています。
十文字失敗の箇所:こちら裏面ですが、1mm程ずれてしまいました。ハギ目が縦に連なっていませんね。
最後に糸の色を生地に馴染むように交換しながら、ハギ目の両サイドを1-2mmでステッチ。
縦も横も行います。これでシートがかなり固定されます。

パッチワークにすることの中で起こる悩み

いろいろな生地が集まるので、薄手の生地がヨレッとなることがあります。

悩みもあります。それはヨレっとしわが寄ることです。

アイロンがけを一応するのですが、これだけハギ目が多いと仕方がないことだと思います。

今回は、このヨレがあまり目立たない巾着型ですので、接着芯が貼ってあるこの状態でそのまま表からのステッチを入れていきました。

もし、しっかりとしたトートバッグ型で行く場合などは、このステッチの時に、裏側にハード薄芯をシートとして当て、待ち針で留めて、このステッチを入れることで違った感じになっていくと思います。

巾着袋ではしっかりし過ぎるのでやりませんでしたが、キルトと同じ考え方で、このステッチの時が裏側に接着芯意外の芯地をさらに当てるタイミングです。

あとがき

今回のこの場面で、まだ表地だけが出来上がったに過ぎません。

引き続き裏地用に決めたグループも同じように作業していくことでやっと1点目の材料がそろったことになります。

こうして、手間をかけながらじっくりと製作していくパッチワークバッグになります。

今回の十文字が美しく出るためのコツも、その場のテクニックではなくて、最初の裁断の正確さが大いに影響することがそもそも重要なことだと分かります。

1つ1つの最初から最後までの作業のきちんとしたことの集結で出来上がるものだということを、パッチワークが教えてくれるのです。

まずはこれを認識、外注作業によってつくられたコンテンツは著作権が自分だけじゃないこと【1173】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「コンテンツビジネスによく効く、著作権のツボ:八代英輝 著」を読ませていただきました。

この本はある目的を持って手にしたものになります。

現在制作中のハンドメイドバッグの製作手法のコンテンツ制作をしています。

いずれ、多くの方にそのデザインと製作手法が私から著作権を解放した自由な商業利用可能なお品になってご利用できる共有型です。

こういったことは著作権の本来の自身の権利を守るという考え方と対極にあるスタイルであるし、せっかく自分が生み出したアイデアを手放すということは心理的にも躊躇するものです。

それが、私の場合このデザインや手法さえ広まれば、自分だけのものでなくても良いとの結論に至り、それを形にしていくことになりました。

同時に、こういった考え方も1つあるのだという、「自身の考えたことを手放すスタイル」もご提案できそうです。

そのきっかけは、自分で製作してもその完成品のバッグやリュックがあまり広まらなかったことのあきらめからでした。

ただ、あきらめるからやめるのではない、別のルートに舵を切ったという次第です。

これは、やめなかったことで実現できることだと思っています。

実際、今後も私自身も共有型なので利用させていただけるのです。

そして、これまでと同じように、ハンドメイドバッグも作り続けることもしていきます。

ただ、私だけのデザインやアイデアではなくなるということなのです。

コンテンツの冒頭では、著作権についての注意事項やルールに賭ける時間を多くとらせていただきました。

それくらい著作権が大事であり、その著作権に関するお話の部分だけでもコンテンツのユーザー様は、初めて認識する事項も出てくると思うのです。

その重要さ重くとらえ、今一度自分がお伝えする話の内容と照らし合わせるようなつもりで、いったん制作を止めて、学ぼうということになったのがこの本を手にとった理由です。

外注が含まれるコンテンツは著作権が複数存在することの認識

以前は、私もお恥ずかしながら著作権はシンプルに1つだけだと思っていました。

実は著作権の中にも枝分かれでいろんな種類があったのです。

私は著作権という言葉だけを使用して、ハンドメイドバッグの生地は生地製造メーカー様の著作権があるからそれぞれの生地について守るように。。。などというお話の仕方をしています。

確かに、この本を読む前に生地を一から自分で製造しない限り、少なくともハンドメイドバッグでは著作権が2つは存在するのです。

1つは、デザインの案を考え、手法を考えた自分が自明のものとして持たせていただける著作権、もう1つは、生地メーカー様の著作権です。

そんな風にいろんな材料があるとそれぞれの材料の種類ごとに著作権が別の権利者のものであることで、著作権の集まりでできているのがコンテンツなのです。

まずはこの認識が大切です。

よって、特に著作権の量が莫大な映画などは、違法コピーなどとんでもない複数の著作権の侵害をしているという見方をすると大変な罪なのです。

コンテンツのすべての著作権をフリーにすることの危険

私が現在制作、今後も作って行きたいハンドメイドバッグのコンテンツも、含まれるすべての著作権をフリーにすることがまずい、もしくは不可能です。

それは、上述の材料の生地はご提供はせずコンテンツご購入者様が独自で調達するので、責任はご本になるわけですが、そのほかにまだ著作権があるのです。

それは、そのコンテンツのソフト自体の著作権です。

これをフリーにしてしまうと、コンテンツをコピーして、転売が可能になり、中身無視のただのコンテンツというそのパッケージだけに価値を付けた商業利用が可能になってしまいます。

この辺りを、この本を読む前にも気にしていまして、最終的に転売禁止の判断をルールに設けました。

そうすると、私独自のルールがやはり必要になりますので、コンテンツ内でも、そこもじっくりご説明しています。

ということで、私が著作権フリーを謳っているのはある一部分の著作権だけなのです。

それは、自明の私に与えられた著作権である、「型紙、デザイン、手法などのハンドメイドバッグのある1つのデザインに関する商業利用の自由」だけで、その他は私がどうこう決められるものではない他者様の著作権なので、不可ということがほとんどなのです。

これを勘違いしてもらわないようにしっかりご説明に時間をかけるということになるのです。

その時に、著作権のどの部類の著作権なのかというのが今回の本の中で分かれば。。と思いました。

あとがき

「コンテンツビジネスによく効く、著作権のツボ:八代英輝 著」。

本の著者様は、お名前でピンとくると思います。テレビに多く出演されている方です。

その例もテレビなどのケースが多く、具体的で読みやすかったです。

ただ著作権の複雑さには重っ苦しいものがありました。

私のように必要に応じてという読み方ではないにしても、この世の中がいかに著作権で囲まれているのかが見えてきます。

だから、こうなんだね。。。という疑問などが紐解ける瞬間がありました。

テレビがそのままアーカイブでYOUTUBEで流せない理由などもあるのです。

ライブだと良いということも実際にライブ的にYOUTUBEで流されている番組だけは見つかることの答えが著作権にあったりします。

ご一読の価値は大いにあります。

著作権に関しては、当たり前くらいに意識するべきだと思いました。

私のハンドメイド分野では、著作権があまりに無視され過ぎていて、リメイクが最も顕著です。

この本の中のリメイクは主に映像のことであり、たくさん並んだ中の1か所という位置付けであったので、ハンドメイドのリメイクに関しては今後もっと勉強する必要があると思っています。

なぜなら、リメイクしたいからです。

リメイクしたいのに、商業利用がどうしても不可能なので、そこが壁です。

ちっとももったいない洋服をSDGsを意識しながら活かすことができないのです。

ただ、もったいないことだけに焦点を当てていてはいけないのもとても重要です。

作り手が一生懸命努力した証のお品を簡単に解体して違うものに作り変えてしまうことが、相手の気持ちを踏みにじった行為である。。。それがSDGsであるわけがありません。

むしろ権利を侵害した、対極にあるひどい行動になるのです。

洋服のメーカー様にリメイクして商業利用しても良いかを実際にお問合せしますと、答えは決まって「ノー」です。

なので、リメイクも単純に何かを作って売るという考え方では成り立たないし実現できません。

じゃあどうすればリメイクできるのか。。。

日々考えています。

透け感ある服地のネイティブ柄ジャガード生地のリンク先は、マルチカラーのラメ生地【865】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、大きな流れで「餅巾着:もちきんちゃく」という名前のリュックデザインに特化した連続製作中です。

製作の中で改良点を見つけてはどんどん改良するということをしながら、目指すところは、「おしゃれ感」「十分な機能」を高めるということです。

このたびは、季節感を少しだけ取り入れた「透け感」ある素材を裏地に使い、黒ベースのマルチカラーを取り入れた製作をします。

ファッションに対しては、古着ライフを続けておよそ15年。

バッグや靴もすべてリユース品です。

いっそのこと流行なんてなければ良いのだと思うことがあり、そのような思いが、「流行を無視」したような製作に表れているのかもしれません。

このたびは、事前の生地の組み合わせの場面になります。

「なぜこれらを組み合わせて製作するのか」の答えがここで分かります。

こんなネイティブ柄もある、マルチカラーのラメとの組み合わせに考えた黒ベースの3生地

ハンドメイドリュック「餅巾着」をこの3種の生地で製作予定:左が表地、真ん中が裏地、右が巾着袋地。
<表地>ラメ入りシーチングプリント、綿/100%、日本製。

特にベースは凝った素材ではないと思いますが、このマルチラメが特徴たっぷりです。

地のカラーも真っ黒ではなくて濃チャコールであるというところも、少し優しい雰囲気です。

<裏地>トリアセテート(こういう名前の生地)、トリアセテート/55%、ポリエステル/45%、日本製。

一目惚れというような惹かれ方をした生地です。

おそらくブラウスやワンピースやスカートに仕立てられる素敵な姿を想像しますが、あえてバッグの裏地というのはどうでしょうか。

この引用が大きなご提案になればとも思います。

固定観念抜きの引用元を問わない自由さから生まれた選択です。

素直な原色カラーが黒や白に映え大変美しく正統派な雰囲気のネイティブ柄をつくっているかと。

このガサガサ感が暑い季節を感じさせる要素です。

こういった本来のカジュアルイメージより少しずれたエレガントに寄った感じが新しいと注目した生地です。

<巾着袋地>生地名不明、混率不明、原産国不明(生地屋さんからいただいたもの)

黒無地です、おそらく喪服向けの日本製の生地ではないかと。

全体に素材感を「ざらざら感」で統一していくのです。

今回もダイヤキルトを表地にかけていくので、一番左の表地のラメ素材は、今この写真のイメージから、また少し変わるかもしれません。

あとがき

こうして、意外性のある生地の組み合わせとか、個性的な感じを「服地」からも引用することで工夫しました。

表地のラメなどは、調達時期が結構前になりまして、画像のデータで見ると、2020年10月の調達。

もう、1年以上は経過したものですが、今この生地を生地屋様で探してもどこにも見当たりません。

だいたい1年くらいで、入れ替わってしまうのが生地の流れ。

その時にしかない出会いというものがあるものです(^-^)。