ご依頼者様から指示書をいただいて製作した多機能のハンドメイドバッグ製作記録、生地をお任せいただいた以外は、ほぼフルオーダーでした【3】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当記事は、実際に製作したオーダーメイドバッグが2018年10月の製作でしたが、その時にブログ記事にしておらず、その後の2020年7月7日に、YouTube動画を振り返りながら最初に投稿し致しました。

更には、過去のブログ総投稿数1,400あまりのすべてを、その後の2024年1年間で「手直し」する期間としまして、現在2024.08.09に当記事の順番になってまさにこの部分を追記しています。

今思えば、この時のオーダーメイドは、間違いなくその後のハンドメイドバッグ製作において、機能を重要視した製作に大きく影響を与えたことだったと思っておりまして、貴重な経験をさせていただきました<m(__)m>。

ある一人の人物の希望する作りそのものを受け入れ、その通りに製作をした生地以外「フルオーダーメイド」である記録の2wayバッグ(ショルダーとリュック兼用)をご紹介したいと思います。

生地のみおまかせ、それ以外のサイズや仕様はすべて指示書ご提示によるご依頼者様の希望通りの2wayバッグの製作

この時のオーダーメイド内容は、ショルダーにもなる、リュックにもなる、そして、ドラムのスティック入れも設置されている。。などいくつかの機能が明確でした。

指示書も書いていただき、ご依頼主様の頭の中が理解しやすいものでした。

友人が習う、ドラムの先生で学生の方(男性)、年齢が20歳前後。

学生様らしい緻密な指示書は、希望が伝わりやすい具体的なものでした。

では、指示書をいただいてから出来上がるまでの特に機能の部分にスポットを当てながらご紹介したいと思います。

ショルダーとリュックを兼ねたデザイン:指示書は1枚。写真に納まりきらなかったので、2枚で上下に
仕切りがしっかり決められた多数のポケット:小部屋をいくつか設ける設計のバッグになる見込みです。

生地は、綿/100%の日本製で黒、ダイヤキルトのような織柄が高級感があり、素敵です。

小物入れの充実:先程の指示書の一番下あたりが実際この作り。ペン・ケーブル・モニター・タバコ・ライター。
取り外し可能なリュックショルダー:2WAYでリュックとショルダーに使い分けたいとのご要望。

フラップ付きのショルダーバッグとリュックとの2wayというのは、当時では結構特殊だったと思います。

ペットボトル巾着:ペットボトル入れも設置。リュックではサイドの下の方、ショルダーではてっぺんに配置。
かっこよさも追求の赤いライン:デザイン的に赤の十字ラインを付けたいとのこと。この水滴は撥水施工中。
市販のイメージも取り入れたく、メッシュ素材の利用:メッシュのケースをポケットとして取り付け。
内側の様子:バッグをショルダー使いにした時にフラップを開けたときのすぐ内側。
ドラムスティック入れの機能:ドラムスティック(40cm用)ポケット(グレー)。黒は底板。

写真が横向きですが、左の方はドラムスティックの入り口で、スティックの上部(左側)を共布ベルトが支えます。

強力撥水加工:リュック仕様の上部はショルダーの片サイド。左側の手前はショルダー(車のシートベルト)。

あとがき

完成したしっかりしたフラップを閉めた時の正面の写真が残っていなかったのが非常に残念(+_+)。

本当は十字の赤いラインの表面を残しておきたかったです(^_^;)。

いろいろ学びの多かった全仕様お客様のオーダーというほぼ「フルオーダー」だったのでした。

この経験をいただきました、ご依頼者様そして直接の友人に感謝したいです<m(__)m>。

時代はその後、ショルダー使いが減っていった流れがあります。

健康志向の高まりや使い心地のレビューからか、左右に均等に圧力が配分されるリュックが体の歪み防止には最適で急激にリュック1wayが増えていきました。

自身ももう、2024年現在ではショルダーは製作しておらず、もっぱらリュック型ばかりです。

当時の2018年では、ここまで大半の人がリュックを背負う時代になるとは思いもしなかったので、いよいよ時が流れたことを感じます。

ただ、当時ならではの貴重さもあると思いますので、こうしてオーダー通りの記録に残しましてバッグ製作のヒントになればと、時が流れた2024年から振り返る形でお伝えしました(^-^)。