エコバッグ作り手はこう体感している。。底とマチのラッピング布は6.5cm巾の四つ折り観音開きが作り易く成功率が高い【1538】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、1点バッグが完成、ここ最近連続製作していますエコバッグ「切餅:きりもち」の素材違いの一連です。

全部で5点、このたびが3点目となります。

エコバッグは2026年に確定した「定番3モデル」の中では唯一の一重仕立て。

一重仕立てというのは、贈答品などにも多く登場するのをよく拝見します。

消耗品ではあるのですが、それならば粗悪の作りでも十分なのでは。。ということに対しては対極のスタンスをとっています。

やはり末永くお使いいただける一重仕立てのエコバッグであることが一番望ましいと信じていることが根底にあります。

土色ヘリンボンにブルー幾何柄をベルトに配したエコバッグ、服地の風合いを持つことがお洋服に合わせやすいことを願う

複数を連続製作する中で、いよいよ本格的にノウハウ自体を「動画コンテンツ」にまとめていくための確認の段階が訪れていると感じています。

製作の1過程ずつの中でポイントになる部分や手順のメモを記録し、以前一度完成した説明と見比べながらの製作でした。

これまで数多くこのモデルを作ってきていますが、まだまだこの製作で得た新しいノウハウもあるほど。

コンテンツ作りがいかに奥が深く、決してたやすいものではないことを実感しています。

使用生地(全2種):表地(濃ベージュ)-綿混デニム調ヘリンボーン、綿混、原産国不明。配色(ブルー系幾何柄)-幾何学模様綿プリント、綿/100%、原産国不明。
配色生地のコントラスト:茶系とブルーの珍しい組み合わせはある意味挑戦でした。
マチのラッピング:先に本体を等脚台形に折り、端から1cmを二重縫い。次に6.5cm幅の共布をくるみます。
くるみ込む様子:「パイピング」とも呼ばれる縫い代のカバーです。右は縫い閉じ部分のアイロン。
下のステッチ線を的確に隠す調整:生地の厚み+αを最後の縫い閉じの分量で調整。赤の点線は飛び出しのカット。

やや難しいのは、厚みが均一ではなく、真ん中の底のラッピング部分との重なりが原因で山のように膨らんでいることです。

下のステッチ線の隠れ方は、ぎりぎりで隠れている状態でなければ裏面とのラッピング布の幅が合いませんので、覆い過ぎは注意です。

完成した底(1か所)とマチ(2箇所)のラッピング:裏面にも同じような幅で貫通していることが成功です。

ステッチはやや多めの3mm程度、浅くしがちですが反対側に確実に貫通するためです。

ラッピングの交わり:底のラッピングに対して垂直に走る両サイドのラッピング。型紙6.5cm幅は作り易いです。

どうしても裏面の幅が縫った面と揃わないことがありますが、綺麗な方(縫った側であることが大半)最終的に見えやすい方に計算します。

この「向き」の解説については、またの機会にお伝えしたいと思います。

完成したエコバッグの内部:一重仕立てなのですべての縫い代が隠されています。三つ折り・ラッピングは丸見え。
支柱周りの皺の原因:このたびの生地におそらくストレッチが入っています。これが皺の原因です。

そもそもポリウレタン入りは元は服地、一重仕立てバッグには不向きなのでしょう。

どうしてもストレッチ入りの生地を選ばざるを得ない時は、待ち針で支柱ベルトの縫い付けを固定することである程度解消できるかもしれません。

エコバッグ「切餅」濃ベージュヘリンボン完成:<サイズ>縦41cmx横37cmxマチ17cm
斜めの角度:他の人からはこのように映ることが多く、ピンタックがスタイリッシュに紙袋風に映ることが良さ。
その他の角度:サイドや底。底の支柱ベルトの井の字が美しいです。
畳んだ様子:サブバッグ的な存在の袋物の良さはたためること。使わない時の収納し易さと丈夫さとのバランス。
バッグ使用イメージ:スーツライクなモデルのバッグ、ここまでの正装にも違和感無し。

あとがき

別名「土色」とも呼ばせていただいているほど、赤味のある茶色の一歩手前のようなベージュです。

この田舎っぽくなりがちな色をいかにスタイリッシュに仕上げるのかは配色生地の存在も重要でした。

出来上がってみると、「花柄だったらもっと良い組み合わせがあった」などと思うところはありますが、この配色生地は非常に魅力的なマリン系のような幾何学模様。

また後日の別モデルの製作で表地のヘリンボンは登場しますが、その時には2度とこのたびのブルーの配色生地は登場しないのです(このたびで使い切り)。

このような一発屋的な点が生地の多品種小ロット製造の実態です。

お世話になっているメイン材料である生地、この製造実態の性質を活かすとやはり1点物との相性が良いと思うのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

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