巾着ひもホールのサイドのコの字ステッチの曲がり角の位置の決め方としるし方【899】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

どうやったら製作する商品が綺麗にできるか。。

単純ではありますが、まずは、丁寧にはっきりとした理論で作るということがあるかと思います。

今回は、この丁寧ということにも関係しますし、はっきりとした理論ということにも関わる巾着ひものコの字ステッチの曲がる位置の徹底ということをご紹介したいと思います。

どこで曲がるの?コの字ステッチ

コの字の曲がり角は結構曖昧。

でもきちんと決めれば徹底したものにちゃんとなるかと思います。

コの字の曲がり角がなぜ大切なのかというと、コの字の短い線が後の巾着ひもホールのホールを作るステッチと重なるようにする仕様を決めたからです。

これが重なった方がはっきりとしていて、綺麗なんです。

少し見にくいですが、目打ちを使用します。コの字の曲がる周辺になるとミシンの金具で曲がる位置が見えなくなって視界から消えてしまうのです。なので、ずっと曲がるまで目打ちで曲がり角の決まった位置を抑えるというのが答え。

ただ、その決まった位置という以前に、地縫いの時に上から7cmの位置から縫うなど、縫い始めの位置も正しくないとそれによってずれますので、意味がなくなってしまいます。

よって、すべての作業が連動していることを意識して、地縫いの時の最初のスタート位置も正しくミリ単位で徹底するということになります。

股の頂点のような位置ギリギリのところが曲がり角としては良いですね。

もう少しコンマ単位では、股の頂点からわずかに内側が良いでしょう。

あとがき

常に、「なぜそのやり方なのか」こういうことがシンプルに説明できたりすると、商品に哲学なるものが込められます。

このことが、お品をより優れたものにするにあたってとても大切なのではないかと常に考えています(^-^)。

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