「立つ鳥跡を濁さず」、新居の引っ越し荷物を開封する前にまだやり残したことを旧居でやり遂げてそのドアを閉じた。。【910】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、2022年の2月頭に終えた引っ越しは、移動距離わずか900mとは言え、とても大掛かりな大きな人生のイベントであったと同時に、今後への変化の岐路だったと後で振り返って思います。

しばらく、新居では呆然としてしまう瞬間があり、今ここにこうして新しい場所にいることが信じられないくらい不思議だというような心持ちに何度かなったものです。

今思えば、「旧居を出る最後の最後で行ったこと」ということを是非ご紹介したいと思い、引っ越しから1か月ほど経過した今振り返って記事にしてみました。

引っ越し当時のことなどは、工夫したことや学び・教訓・アイデアなどを<引越シリーズ>というタイトルで①-⑭に投稿済みでございますので、よろしければ後程どうぞ。

引っ越しのその日、新居への荷物搬入後すぐに旧居に戻ってやったことは「旧居の大掃除」

当たり前なのか、そうではないのか分かりませんが、最後に掃除をしたくてしょうがありませんでした。

毎日月-金まで場所を決めて少しずつコンスタントに掃除をしてきたものですが、引っ越し間際では多忙でなかなかそのわずかな掃除時間もとれず、できなかったことが3日程ありました。

新居への家財を午前中に搬入してもらい、その午後から夕方にかけて、旧居へ戻り、残しておいた掃除道具と掃除機、雑巾を使ってお風呂・トイレ・キッチン・洗濯機のトレー・リビングのフローリングの掃除など全体を大掃除しました。

こんな風にのびのびと掃除機をかけたりできるのも、家財が何もなくなった状態ならではのレアケース。

とても気持ちが良い掃除でしたし、これこそが本物の「掃除」なのかもしれないと。

特に、家財があるために拭けなかった、フローリングと壁の間のプレートみたいな箇所。

あれって、結構ほこりが付着するようです。

片っ端から拭いてゆき、冷蔵庫が置いてあった跡地や、洗濯機のトレーは特に念入りでした。

洗濯機のトレー内は、黒ずみがあり、強力洗剤の粉を混ぜた「アトマイザー」で、シュッシュと汚れを落としながら、マイクロファイバーふきんをぞうきんに、黒ずみを一掃。

そして、ピッカピカになりました、まるで新品のように。。

これは、次に住む人が見学しても気持ちが良いであろうというところまでに自信を持てる程に仕上がりました。

ただ、20年程お世話になった旧居でありまして、どうしても起きてしまった壁の剥がれみたいな劣化はどうしようもなかったです。

「電気のブレーカーを切る」ということを忘れずに、これそがラストのタスクであり出ていく者の責任である

これはどの方でも引っ越しには当てはまることで、旧居を最後に出る時に「鍵を返す」ことと同じくらい重要事項として、「ブレーカーを切る」というのがあります。

結構忘れがちな事項です。

電話や書面での通知で、旧居の賃貸業者様からもチェック事項として事前通達はありますが、実際に「切りました」などの報告義務は特に必要ないので、忘れてしまうケースもあるかと思います。

しかしながら、これが結構重要事項なのであるということです。

ブレーカーに届く椅子がもうありませんでしたので随分困りましたが、ご近所様へ椅子をお借りしご挨拶をしながら返却。

そうして、すべてを終えて掃除道具を持って、遂に旧居のドアを閉めたのでした。。

あとがき

新居への荷物が到着後、早いうちに荷物を開封して新しい方向へ進めたいのものです。

しかし、どうしても旧居の掃除をしなければ、新居の荷物の開封をする気持ちにさえならなかったという程、お世話になったお部屋を綺麗にしたくてしょうがなかった「心地」に従ったものになります。

「こうした方がいいよ」ということをお勧めするわけでもないのですが、何となく最後に掃除をしたかった強い気持ちが離れませんでした。

いろいろ慌ただしく時が流れ、予定通りに実行されていき、結局時間がゆっくりとれるのが荷物搬入後だったということです。

ブレーカーを切って旧居を出た後は、もうそれ以来旧居に行くことはありませんでした。

新聞などの新居からの配布時期もうまく調整できていたので、何かを旧居のポストに取りに行くということも起こらなかったからです。

そして、その後は引っ掛かりのある気持ちはなく、新居での作業に専念していきます。

新居での開封は旧居を後にした翌日から2日ほどかけて行いました。

引越では、新居だけに目を向けがちですが、これまでお世話になったことを振り返る旧居の掃除や後片付けも重要な締めの作業。

今後の良き未来や発展にはどうも重要だと思えて仕方がなかったその強い気持ちが最後の大掃除の形だったと思います(^-^)。

住まいによってこうも違うコンセント事情、旧居ではたくさん使っていた延長コード、ほとんど使わない新居で余った分を美しく収納【909】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2022年2月頭にそれまでおよそ20年間済み続けた住まいを後にし、引っ越しをしました。

引っ越し前と後とでは、似た部分もあり、間取りが同じであることが一番の類似点。

しかし、いくら間取りが同じでも、深い部分では違いがありました。

延長コードがあまり必要ではなくなったということでした。

旧居でたくさん使った延長コードを回収し、まとめて保管することにしたのです。

その保管の様子をこのたびはお届けしたいと思います。

同じ30m2(10畳くらい)、旧居は延長コードを使いまくっていたのに、新居ではほとんど使わない違いは何だったのか

旧居も新居もコンセントのヶ所数は結構充実していました。

同じ30m2で、4-5箇所程2個ずつ上下で、そこそこ充実しているかのようですが、旧居の場合「クローゼット」があったせいで、その入り口の前面が家財を置けない分、他の場所に置いていたこともあり、一部コンセントの箇所がふさがれて宝の持ち腐れ的な部分がありました。

新居は、クローゼットが無い分、押し入れ的な物入れはあるので、洋服を吊り下げて収納はできないものの、物を収納する場所の容積が押し入れで結構事足りることになり、コンセントのヶ所が全く塞がれない状況になっています。

クローゼットのメリットデメリットをここで実感したわけです。

クローゼットが無い分、洋服はハンガーラックを別で購入しましたが、それよりも、コンセントが豊富に使えることがとても嬉しいです。

ということで、旧居で使っていた拘りのブラックカラーの延長コードのロング(2-3m)が余りました。

そうしてコレクションと化したのです(^_^;)。

こんな風にパンダンボックスに延長コードをバンドで留めて収納。延長コードコレクションです。

延長コードも長いタイプが多かった中、新居では少しだけ必要なこともその後出てきて、0.5mと1mを新たに追加購入。

せっかく余ったけれど長さが違うのです(^_^;)。

余ったものは、2-3mのものばかりなので、1mとか0.5mの使い道も時にはあるのだということで、またこれも新しい体験でした。

あとがき

YouTube動画の中でご紹介していますように、このボックスに、携帯電話の充電コードなども入れています。

原色カラーのミニバッグに入っているのがそうです。

その他、コードを収納する時の、バンドやクリップも動画内でご紹介させていただきました。

手前のポーチの中には、ストックのバンドや、簡易な1マスだけのコンセントタップなどの細かいものを収納。

こんな風に中身がまるわかりな風景でも、インテリアを意識した収納になります(^-^)。

インテリアクロスとしても使われる凹凸感ある黒無地の壁紙、撮影用の背景として使用する中でのロール状にして細長い袋に入れた大切な保管【908】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

いつまでたっても上手くならないこと。。それは、写真撮影です。

YouTubeアップなどの動画は、同じ一眼レフカメラを使っていますが、動画と写真との違いなのかMOVIE機能の方は、動きがあることで良し悪しがそれほど気になりません。

しかし、写真は静止なので良し悪しが非常に気になります。

もうかれこれ、写真撮影は幾度となく繰り返してきたものの、未だに上手い写真が撮れずにいます。

そんな中で、知人からの助言で背景を黒にすることでミステリアスで高級感のある写真が撮れると、近年「黒背景」を取り入れてハンドメイドバッグを撮影してまいりました。

このたびは、その撮影用の「背景」の紙製のクロスの収納の仕方をご紹介したいと思います。

元々送られてきた反物のような扱い方が一番傷みにくくコンパクトに保管できる「壁紙」の収納

この「背景」は撮影には大切なアイテムです。

大切なものは収納も大切にすることになります。

今までは、そのままどこかに立てかけていたのですが、このたび、引っ越しをきっかけに「あるもの」を入手。

それは、ハンガーラックのポールが入っていたビニール袋。

なかなか丈夫な袋で、細長くこの壁紙を丸めた時にとても合います。

元々はハンガーラックのポール入れだったビニール袋:細長は特殊ですので、貴重です。何枚も必要ないのです。
底部分は、デフォルトのままだと裂けてきますので、結んで固定。てっぺんは結んでほこりが入らぬように遮断。

あとがき

「インテリア」というものは、整理整頓された風景そのものを指すのではないかと近頃思います。

ただ、素敵に飾るだけではなく、余分は撤去、すっきりと整理整頓するような地味な作業さえもインテリアを素敵に作る要素なのではないかと考えます。

このたびのように、必要の無いものをすぐに捨てずに、別に活かせるかもしれないと取っておいたことが役に立つことがあります。

「1度で終わらせない使い方」は要するに「リサイクル」ですので、環境にもわずかながら貢献できることになります。

その後のことなのですが、当初の当ブログ記事投稿2022.03.06からおよそ2年半後の2024.07.24現在、ブログの「手直し」をしている最中です。

昔の記事に追記したり写真を見やすく差替えたり、そして該当YouTubeの概要欄に1つずつ個別記事のURLを順に貼って、2024年末でいったんこれまでのすべてを「循環型」の構造に完成しようとしています。

途中からやり始めたので、過去のブログ記事がまだYouTubeに貼れていないものがあるのです。

さて、現在の2024年では、実はハンドメイドバッグの背景を「白のジャガード布」に変えています。

黒背景は、切り取って記事などにも使いにくく、どうしても見にくいのでキャッチ―ではなかったです。

まあそれもやってみて分かったことですので、一度はグレー背景→黒背景とやってきたことは良き変遷です。

ジュエリーに関しては、白はかえって良くないです。

とはいえ暗い黒では全くダメでしたので、トーンを落としながらも高級感たっぷりに映ってくれる「シルバーグレーのラメ」生地で撮影が落ち着いています。

商業をする以上、在庫が無いものであっても備品や消耗品は必要なことも多いです。

事業活動で使用する美品ならなおさら大切に収納もしていきたいもの。

きちんとした収納も含めた「丁寧」な作業はきっと事業の成果に表れてくれるものではないかと思うのです(^-^)。

プラチナは今後の価値の高まりを予測する地金、多重の編み込みのたっぷりとした素敵な巾広ブレスを含むジュエリーコーデの表現【907】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者です。

かつては、18金のあのゴールドこそが華やかで素敵な地金だと贔屓にしていたのですが、長い年月を経、「本物志向のレンタルジュエリー」に関わらせていただきました中で、プラチナのあっさりとした素敵さに価値があると思うようになりました。

そして、これまでの収集時代からの続きで始めたレンタルジュエリーのラインナップも数々の改良の中で、現在割合はプラチナやK18WGのシルバーカラーもかなり多くなったと思います。

とはいえ、イエローゴールドのクラシックさや豊富さも大いに受入れ継続していきます。

このたびは、地金の良さが存分に味わえる宝石の付いていないタイプ、PT850製の美しい編み込みブレスレットをご紹介したいと思います。

多くの方は、ペンダントやリングは付けることが多いと思うのですが、ブレスレットはどうでしょうか。

そういった偏りのない、必ずブレスレットも入り込む3点セットは当レンタルジュエリーならではです。

その中のラインナップの1つにも入る、このたびのブレスレットの他のジュエリーとのリンクのさせ方や、共通の部分をどうとらえたかなどの視点でご注目いただければと思います。

白っぽくてしっとりと静かなプラチナへの好感度は今後更に高まるであろう、ベネチアンの編み込み幅広ブレスが作る世界観と役割

今回の編み込みは6本のベネチアンチェーンを編み込んであるもので、なかなか華やかです。

三つ編みよりも複雑に編み込んであるデザインの方がクセが抜けて、他のアイテムと合わせやすいと感じています。

PT850製の編み込み幅広ブレス。ずっしりとした重厚感を感じます。遠目には四角いベルトのような映りに。

ブレスレットのプラチナは白っぽくて素敵な輝きがあります。

ベネチアンチェーンだけをストレートにしたブレスもそれはそれでナチュラルな良さがあるかもしれませんが、こうして編み込まれるとまた新しい雰囲気が作り上げられ別物になります。

3点セット:ペンダントと「リングがオーバル型(マーキス型とも)。そんな2アイテムにこのブレスを投入。

ペンダントとリングは共通のオーバル型モチーフがリンク、ブレスの編み込みの隙間部分の何となくの形をこれらのオーバル型との相性があると見立てて決めました。

全く同じオーバル型ではなくても、中間的存在に位置するブレスならではの相性だったと思います。

編み込みブレスも見方によっては、「柄」ですので、全体の形の巾広だけではなく、隙間を含む柄の形を見たのでした。

ちなみに、ペンダントのチェーンもブレスのチェーンのベネチアンにぴったり合っています。

あとがき

私の役割は、お客様にご提供するジュエリーのセットを組んでいくことです。

ここにやりがいと楽しみを感じています。

この編み込みブレスがもし、私物だったとしても、ただ集めて保管するだけになってしまうのですから。。それが2020年レンタルスタート以前のジュエリーとの関わり方でしかありませんでした。

そのような使い道のない者ができることは、お客様に使っていただいて、楽しんでいただけるように全力で組み合わせご用意することなのです。

すごく不思議な事なのですが、他の方に楽しんでもらうためにあれこれ考案するということこそ最も望むやりたいことであり、本人が身に付けることでは決してないのです。

実はこの事業活動を通して別の喜びを見つけたということなのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

金の高騰がどれだけの振り幅であっても変わらないものがある、長い間「一番」に据え置いていた「おしゃれ感」は地金の価格に左右されるものではない【906】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近、また金が高騰しています。

金の高騰はアメリカの経済の安定感によって左右される影響が一番大きいとのこと。

それは、金が$と密接したものだからです。

金の価値のアップは不安感の現れと言えるようで、投資家は、いざとなった不安な時に金に交換することをしておくため、金に多くの人がありつく形になるというようなもの。

ジュエリー界の中では、ある意味「大騒ぎ」ということになっているかと思います。

では、この地金の金を大いに扱う、「レンタルジュエリー」をしている者として、何か影響を受けているのか、そして、この地金アップについての向き合い方などを今回はお話したいと思います。

もともと「おしゃれ感」を一番に据え置いてきた「本物志向のレンタルジュエリー」においては関係ない部分もある金の相場

確かに金の高騰によって、地金の価値が上がって商品自体の値段が上がるということであれば、商品を調達する際には購入ですので、当然影響があります。

ただ、見るポイントというのが、必ずしも地金を多く使っているとか厚みとか金高騰の値段アップに影響する点ばかりでもないために、そこはあまりその情勢に翻弄されない見方でおります。

古物や未使用品をミックスし、フラットにその良さを見ていまして、いつの時代に作られたのかなどから計る新鮮さなどとは無縁でいたいのです。

ただ、物は考えよう、金高騰で同じような見方もされることがあれば、競争になりますので、全く影響を受けないとも言い切れません。

以上は調達の面です。

そして、今度はご提供するレンタルに関してはどうか。

このブログ記事は当初2022.03.04に投稿したものです。

その役2年半後の2024.07.23現在「手直し」の順番がこの記事にもやってきました。

2022年よりも2024年の方が考えられないほどの金の高騰があります。

プラチナも金と並行しながら同様にアップ。

ただ、その差はいつか金がプラチナを抜かして以来変わらず金よりは控えめながら高騰はしているので、ジュエリーの地金全体に大変影響しています。

レンタルでは、その辺りの影響を組み込むのかどうかの方針を決めます。

もともと一番価値を置く部分が「おしゃれ度」であることが永久不滅の特徴があり、おそらく今後も変わらないと思います。

この点は、当レンタルジュエリーらしい形なのではないかと思っております。

とはいえ、2022年当時よりもさらにレベルアップしたラインナップにできた2024年、レンタル価格自体は昔に比べるとアップさせていただきました。

「本物志向のレンタルジュエリー」の3点1セットの組み合わせに、熱意や思いを込めていますので、相応しい価格にしておりまして、今後も変わることが無い「おしゃれ度」を大切に今後も引き続き活動していきたいのです。

あとがき

金の価値というのはものすごいもので、時に現金よりもはるかに信用があるとされるのですが、そういった行き着くゴールが「お金」の価値というところに対しては遠目で見ています。

貴金属に接してきた「個人事業主」を始めてからの人生、「おしゃれ度」を重視していなかったら、きっとこの金高騰に翻弄されて、もっと大騒ぎしていたかもしれないのです。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

超濃紺はほとんど黒のロット違いであると解釈、誤購入の濃紺ダウンを黒ジャージに合わせた立体的に映る黒コーデ【905】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ブログ投稿のかなり初期の記事で、【147】の記事がございます。

過去の記事【147】では、濃紺を黒だとの説明により入手してしまった濃紺の水玉ジャケットのどうしようもなかったエピソードを引用し、そもそも黒と濃紺を見間違えないための見方を綴りました。

とにかく選ぶ側が気を付ける見方を中心に、そして、販売者側にも注意喚起になればと投稿した記事でした。

あれから随分年月が経過しましたが、それでもまだまだ起こってしまう黒と濃紺の誤購入。

このたびも以前と全く同じケース、販売主様側の間違いで「黒です」との表記を信じて到着後じっくり見て分かったことでした。

なぜ「黒です」とまで言い切ることができてしまったのかというのも、限りなく黒に近い濃紺、「超濃紺」とも呼べる色だったからです。

こうして、受け取ってしまった濃紺をせっかくなのでそのまま着用していくというのがこのたびの内容になります。

どうしようもなかったのは、「黒」と思い込んでいる販売主様を信じたからで、注意の限界をどうしても超えてしまいます。

では、その後どのように考えどのように着用していったのかをご紹介したいと思います。

ジャージだから許されるロット違いのような立体感、誰の目にも「墨黒」だと映るに違いない

超濃紺のダウンジャケットの中に着る上下のジャージ(黒):普段着はこのような上下ジャージスタイル。

引っ越しによって、環境が大きく変わり、以前の建物が密集した近所の冬の温かさが一気に変化、郊外気味な風が吹き抜ける町なのです。

そこで、中綿入りの真冬にもお尻まで覆われたあったかいハーフ丈の中綿コートを購入したわけです。

きっかけは、少し前の2022年2月の雪が降る日々が続いた季節です。

あの時に、ぬくぬくと温かいコートが必要だと強く思ったのがきっかけ。

当然黒好きですから、黒を探しました。

ところが、マーケットサイトでは、「黒」との記載であったにもかかわらず、届いて数日経過後濃紺だと気づいたのです。

似た素材の同じ中綿入りの真っ黒のタイプとこのたびの超濃紺まず比べてみます。

こうして比較しないとなかなか違いが分からないほどの際どさ↓(^_^;)。

左-超濃紺のダウンコート、右-黒の薄手中綿ジャケット。こうして比較するとやっと左側が紺だと分かる程度。

こうして黒と比べると濃紺だと分かりますが、片方だけ見るとなかなか気づけませんでした。

ましてや、販売者様も黒と思っていたのですから、まずは言葉を信じてそう思い込んでいますので、黒と思って見てしまうのです。

このことは、新品ではあまりないことですが中古市場ではよくあること。

以前にも売り手様が古着屋様なのに、濃紺を黒として販売していてそれを購入してしまった別のウールコートのケースもありました。

古着屋様さえ間違えるほどの難しい色なのです。

濃紺だと判明するにいたった手がかり

以前にも【147】のブログで濃紺と黒とを判別する手がかりとして、他のパーツの色を見るという視点を持つというお話をさせていただいております。

今回も、そんな視点から見てみます。

襟のリブ:たまたま襟がリブの切り替えだったので、表地と素材が違うことで黒と紺の別を間接的にチェック。

表地と素材が違うのですが、お洋服は紺なら紺の裏地や別布を持ってくる「しきたり」がありますので、本体生地が濃紺であればこのリブも濃紺で決定されることが大部分。

実際に目で見ても黒ではなく紺であると分かりますが、こちらも非常に忠実に」超濃紺」に沿ったカラー、ある意味きちんと色合わせを忠実にされたお品と見ることができます。

裏地のステッチ糸の色:ファスナーでは気づかなかったのですが、ステッチの糸の色は濃紺だと分かりました。

とはいえ、リブにしてもステッチの糸の色にしてもかなり黒に近い際どさがありますので、難関の品物だと思います。

もしかしたら、通常の紺コーデにはかえって黒っぽく浮き過ぎるかもしれない超濃紺、黒コーデに合わせる方向が良い時もあるのでは

黒に限りなく近い超ダークネイビーは、こんな風に黒にロット違いみたいな差し色にもなるようです。

このたびの超濃紺ダウンジャケットがこの上下黒のジャージスタイルに羽織ることがおかしいのか。。

いえ、そんなことはありません。

コーデとしては、むしろ、上下黒に羽織る色のトーンが少し落ちて、立体感が出ます。

ただ、これがネイビーみたいな明るい紺になってしまうとまた話が変わってきます。

よって、いかにも黒に近い、黒のロット違いやチャコールグレーみたいだと映るようなトーンだったからこその出番なのです。

誤購入の失敗と引き換えに、新しいアイデアとご提案をいただいたような気がしてなりません。

超濃紺の行き場も困ることがあるかもしれない、そんな時の引き出しにこの考え方をしのばせてはどうでしょうか。

あとがき

ハプニングによって新たな発見があったこのたび。

かたくなに「黒ではない」と否定していたら。。と考えますと、一度受け入れてみる柔軟を持ったことで、更なるカラーコーデの深みを知るきっかけになったのではないかとかえってそう思えたのです。

黒と紺が交わってはいけないなどと、だれがいつ決めたのでしょうか。

タブーなどということがむしろ自由を束縛し固定観念を生んでしまうのかもしれません。

大切なのは、実際に目で見て何かを感じ取ることなのだと教えていただいたような気がします(^-^)。

毎日の就寝時刻を「0時代」という決意はルーティーンへ、時々起こる謎多き「片頭痛」の今の状態から「完治」よりも「改善」の喜びを重視した【904】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前の【774】の記事がざっくりと5ヶ月前で、大きな片頭痛が3か月おきに続いているというレポートの記事をアップさせていただきました。

その時に「これはまずい」とある対策をしました。

それは、就寝時刻を早めること、「0時代に寝る」という心がけでした。

原因や理由の解明ばかりに注目していてはかえって現実的ではないと、「悪い生活」を見直すことで治る体勢をまずは整えようと誓ったのでした。

そして、就寝時刻の決め事ををちゃんと実行して、その3か月後に大きな片頭痛が起こるのかどうかということを検証してみようと思ったのでした。

当初この記事【904】は2022.03.06に投稿しましたが、その後およそ2年半後くらいの2024.07.23現在「手直し」の順番であり、投稿内容を見直し追記や誤字脱字のチェックをしています。

「手直し」がこのようなかけ離れた時期になってしまい随分遅くて申し訳ないのですが、たくさんの記事をがむしゃらに投稿してきた期間もあり、現在の1,400記事の分量をとりあえず落ち着かせ、後は内容を高める作業に切り替えているのです。

よって、現在の「片頭痛」の様子は2024.07.23でご報告できることになりました。

実は、その後就寝時刻は「0時代」どころか「23時代」が実現できていまして、大きく生活スタイルが変わりました。

ひとえにこのきっかけも、2022年2月頭の「引っ越し」が大きかったと見ています。

その後寝込むほどの大きな「片頭痛」は起こったのか、謎多き「片頭痛」にひたむきに向かいながら過ごした2024年現在の状態

厳しい現状であるのが、「完治はしていない」ということです。

ただ、寝込むほどの大きな「片頭痛」はその後起こらなくなりました。

時々小さなものは起こることがあり、数時間寝ることがあるものの、以前の2日間丸ごと寝込むようなひどい状態になることはもうありません。

この就寝時刻を遥かに前倒しした結果は改善にはかなり影響したと思います。

複雑にいろんな状況が絡み合った結果の頭痛だと思っておりますので、就寝時刻の他に「運動不足」とか、もしかして「更年期障害」も相まったものかもしれないのです。

そして、2018年に患った3年越しの「ストレートネック」にも関連しているのかもしれません。

「ストレートネック」は2018年は気分が悪くなるほどのひどさであり、その後現在ではもう治ったと言っているほどの改善ぶり。

体全体の「ゆがみ」のようなこととも関係した「片頭痛」なのかもしれません。

いろいろミックスされていて、原因から実は外れているのかもしれないことさえも、自分で予想の付くものはすべて注目することにしています。

お医者様でさえ「片頭痛」の原因が分からないということですので。。

例えば、「左足首の固さ」。

これは、以前足を捻挫の2021年に接骨院の先生に予想していただいたことで、「左足首が対角線の右の片頭痛に影響していると思う」というコメントです。

元は長年の「パンプス」によるものでクセのある形に固まってしまっているとのこと。

これもちゃんと聞き入れ、お風呂やお風呂から出た柔らかい状態の時に足首を30回ずつ回すルーティーンを毎日、朝の足湯後と夜のお風呂の後に必ずやっている現在です。

あとがき

最終目標は頭痛が起こらなくなる事であり、引き続きルーティーンを続けてこれを目指します。

大きめの寝込むほどの頭痛に見舞われる場合というのは、3日以内であれば、それは「片頭痛」の範囲内、それ以上だと別の病気の可能性もあるとのことでそこは、気をつけたいところです。

ということで、就寝時刻を早めることを中心に、運動を欠かさない、足首を回すなどの努力を続けながら、以前の寝込む程の片頭痛は無くなったというところでいったん成果を上げています。

そして、このことも大切。

頭痛が来てしまったときは、「ああ、来たな」とふんわりと受け止めながら、「じゃあ寝よう」と自然に受け入れることです。

大騒ぎしたり、「なんで治らないんだろう」などの変な方向の追求は、向ける方向を間違えているのではないかと。

努力というものは、粛々と行うものであり常に治る嬉しい前向きなイメージを持ちながら続けていくことだと思うのです。

個人それぞれの弱い部分というのはある見方からすれば、「特徴」でもあり、「こうでなければいけない」という変な縛りは反対に余計なストレスで自由を奪うこともあるのです。

間違いなく改善はしていますので、引き続き「完治」を目指しながらのルーティーンこそ今後も大切なことになっていくと思います(^-^)。

K18YG/WGやPT850の貴金属のチェーン類の刻印の素早い見つけ方、留め具の決まった場所にあります【903】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在地金価格がまたしても高騰しているようです。

当ブログ記事は、当初の投稿の2022.03.02からおよそ2年半後くらいの2024.07.22に現在「手直し」を実施する順番です。

2022.03.02当時は、金が1g=¥5,000だったそれ以前から1g=¥7,000代になったいたことに驚いていました。

更に、その後世界的な情勢の不安もあったなどで、2024年現在では、なんと1g=¥10,000を突破しているのです。

このたびは、正真正銘の本物なのだという証でもある「刻印」について、その場所にスポットを当ててみます。

たくさんのジュエリーを見ているとなかなかユニークな刻印の場所がありましたので、このたびは、基本的な場所も含め、刻印の場所を3点のチェーン物に特化してご紹介したいと思います。

「ダルマ板の表面」「カニカンの側面」「観音開きの内面」の3ヶ所は今後能動的に探せます

刻印の表記の仕方はまた別の記事でご紹介するとしまして、今回は、場所のみにスポットを当てています。

「表面」への刻印:まずはこの王道な場所。ダルマ板への刻印です。最も一般的な場所。「K18 WG」と上下2段。
「側面」:次は、この場所。カニカンのサイドの平らな場所。「K18」の刻印。やはりここが一番面積が広い。
「内面」:巾広ブレスなどに多い折りたたみ式留め具の内側。まるで隠れるかのようにひっそりと。「PT850」。

もし、ブレスやネックレスチェーンに観音開きタイプがあったら、「内面にあるのではないか」と能動的に探すと今後は早く見つけていただけると思います。

このことを知っているのと知らないのとでは随分な違いだと思いますので、この機会にぜひこの知識を心にとどめていただいたら良いと思います。

あとがき

このたびは、チェーン類に特化した見つけ方の3選でした。

だいたいこのたびの3例の内のどれかでチェーン類の場合は見つかるのではないかと思います。

チェーン自体には刻印されることは物理的に難しいので、おそらく少しでも面積の多い留め具にされると考えると、留め具の中に必ず見つかると考えて間違いないです。

そして、3つ目のように、隠れていることもあるので、開閉式などのタイプは外側に無ければ内側にあるかもしれないということです(^-^)。

ついつい見落としがち、引っ越しして落ち着いたらすぐに確認したい事、「銀行やネットのWEB登録サイトの住所変更」も忘れてはならない重要手続き事項【902】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回の記事はカテゴリーに悩むところですが、引っ越しを<コーデ>へ入れたので、「暮らし」の1つの話題として、<コーデ>のカテゴリーで投稿させていただきます。

2022年2月の頭に引っ越しをしまして、<引越シリーズ>として、引っ越し時に共有していただけるかもしれないと工夫や学びを①-⑭のシリーズで記事をアップしました。

インテリアに関するネタも満載♪、よろしければ、お立ち寄りくださいませ。

このたびは、引っ越しで一段落した1か月後でありながら、まだやり忘れていたことが分かったことがあります。

よく言われる引っ越し時の基本的なタスクの仲間に入れるべきだと思う事柄をご紹介したいと思います。

実際にうっかり忘れていたという事実から、もしかしたら見落とされてしまうこともあり、非常に重要な事柄でしたのでこうして記録に綴らせていただきたいと思います。

引っ越しの際によく言われているやっておくべきタスク、抜け落ちていた2つの事項も重要な自己責任項目

まず、基本的な引っ越し時に誰もがやるべきことという、ネット情報などでも多く書かれていたり、旧居の賃貸業者様からの資料に載せていただいていたりした事項を振り返ってみます。

・【転居届】・・・郵便局様に転居する日が決まり次第、おおよそで、新居のポストに入れることを開始する日を申し入れます。

その後旧居に郵便物が届いても、最大1年間くらいは新居へ転送していただけます。

・【免許証の住所変更】・・・警察様へは出向きますが、署内ではとても簡単にやっていただけます。

免許証の裏面に新しい住所が記載され、次の免許更新時には表に載り、裏面が空白になるといった流れ。

・【古物商の変更届】・・・「古物商」の免許がありますので、同じ警察様の部署違いで免許証と同日にお世話になりました。

こちらは免許証よりもやや時間がかかりますし、「住民票」が必要。

・【wifiの接続解除と新居でのwifiの申し込み】・・・旧居はオーナー様がご負担くださったものでしたが、新居では自主払いに変わったところが大きな変化。

そのまま同じ業者様が話がまとまりやすいと、個人払いに切り替えながら同じ業者様で継続。たまたま初期接続費用無料キャンペーン中であり、嬉しい偶然でした。

・【電気・ガス・水道の中止と新居での開始手続き】・・・これも少し失敗がありまして、お電話口の方に申し伝え方を、「旧居での停止と新居での開始との両方です」と言わないといけません。

たとえ、新居の住所などをお伝えしたからと言って、手続きは開始だけしかされていなかったということが実際にありました。

もっと気を使ってほしかったというのが本音ですが、いかに自己責任なのかという厳しさを感じます。

よって、無駄が無いように一度の電話の会話の中で、中止と開始とを両方共はっきりとした言葉でもってお伝えするというところが非常に大切。

水道に関しては、旧居は家賃の附随費用に含まれていたので水道代としては発生していなかったのですが、新居では水道代は別という違いがあり、うっかり申し込みを忘れていてあわててぎりぎりで申し込みをしたという実体験をしました。

これも気を付けたい点です。

・【銀行やネットの登録サイトなどの住所変更】・・・これがこのたび忘れていたことになります。

銀行のネットバンキングのアカウントも忘れがちですが、ちゃんとやる必要があります。

その他通販サイトは、非常に多くのネットサイトに登録してありましたので、変更を兼ね、今後も使っていくサイトのみに順次変更していきました。

半分以上がもう利用していないサイトだったり、何とサイト自体が廃業していたこともありました。この機会に「会員登録の解除」も検討し、デジタルの整理整頓ということをお勧めします。

登録情報と配送先が分離していることが便利なのでだいたいそうなっています。

両方共見直す必要がありますので、アカウントだけではなく、「配送先」も直すようにすることが大切です。

実際に、アカウントだけしか変更せず、配送先を前の住所のまま気づかず進めてしまい、たまたま近隣の引っ越しだったので何とかなったのですが、遠方の場合は大変です、お気をつけくださいませ。

現在は使用していない銀行様や保険会社様の住所を変更していないことも注意です。

これを放っておくと次の年末少し前の保険会社様からの控除証明書が前の家に送られてくるでしょう。

話の行き違いや紛失の原因になりますので、大切な健康保険等の加入中の住所の見直しなどは忘れがちながらとても大切なのです。

実は、こちらも実際に生命保険の会社様へ住所変更を届け出ていないことが分かりまして後からやった1つでした。

あとがき

なかなか完璧にはできないものの、1か月経過して結構落ち着いてきた今だからこそ、改めて見直してみる必要があるのです。

引っ越ししたその年の終わりまでくらいは、年度の書類にかかわりますので、油断することなく手続きを早めに完了しておくことをお勧めしたいです。

「住所」はネット時代にはあまり身近な情報に感じなくなってしまうものですが、「何者なのか」を表す1つの証明として非常に大切なことであり、軽く見てはいけないということです。

<経理>エクセルで自作の棚卸資産表へのダイレクト入力案、これまでの事前の明細表の存在を抹消し棚卸資産表1本化へ【901】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前の記事で、「個人事業主」の経理としての「棚卸資産表」関連の記事は結構お読みいただいているようで大変光栄です。

読んでくださった方、どうもありがとうございます。

棚卸の内容を含むすべての経理関係に関しては、タイトルの頭に<経理>というワードが付いていまして、そのタイトルの記事はすべてこうしたこのたびのような決算や日々の仕訳にまつわる内容ですので、どうぞ今後ともよろしくお願いします。

そして、良い工夫が見つかれば、是非共有しようではありませんか。

「棚卸資産表」に関する記事は過去のものも含めてこのたびが3度目。

過去の記事も当記事も「手直し」で見直していますので、その後大きく変わった部分に関しては書き直したり、その後の情報を付け加えたりしてチェックしております。

ちなみにこの記事は、当時2022.03.01投稿のものを、およそ2年半後の2024.07.22に手直ししている現在です。

ただ、アイデアとしては、当記事の内容が最新版のアイデアでして、2024年現在もこのやり方で続行中です。

ハンドメイドバッグの材料が非常に細かく、特にネックになるのですが、細かい1点ずつのアイテムの種類も「棚卸資産表」へ1段ずつ写真付きで記載している現在。

過去は、「棚卸資産表」が出来上がるまでには1ステップ「材料表」というような類似の表を事前表として作っていましたが、このたびは、間の作業は省略し、直接「棚卸資産表」そのものを日常的に管理すれば良いのだという考え方に発展したものです。

「棚卸資産表」を突然期末に作成するのではなくて、常にリアルタイムで更新していくイメージのやり方です。

単純でクリアな表になることは大変望ましいことだと思うのです。

「棚卸資産表」へのダイレクト入力法がシンプルで効率的だという考え方へ切り替えました

今までは、「材料表」というような別の表があって、その表から情報を引っ張りやすくした工夫にとどめていました。

が、決算時の実体験からは、分量が多い時には、結構その引っ張るという移動作業すら手間がかかり、時間を要することが分かりました(専用ソフトの場合は引っ張ることが組み込まれ自動で表れるのかもしれませんが。。)。

棚卸資産表の資料となるような別の表から情報を引っ張ってくるその手間を省いて、棚卸資産に該当するアイテムを購入時にすぐに実際に確定申告で使用することになるエクセルの棚卸資産表に入力していくという方法がこの度の新しいやり方です。

エクセルを使ったやり方ではもうこれ以上ダイレクトなやり方はまだひらめいていないので、このたびが棚卸資産表に関する記事のいったん集大成的なものになります。

余談ですが、棚卸用の既成品ソフトがあればそれも良いと思います。

しかし、ここでは、低コストの「自作のエクセルで作る棚卸資産表」をベースに考えた案なので悪しからず<m(__)m>。

棚卸資産表(材料):映っているのが生地の明細が集まった部分。写真付きの方が自分も分かりやすいのです。

あえて、前期の在庫も載せているところも動きを視覚的に分かりやすくした表です。

今期の在庫が「***」と空欄である理由は生地を製品に使用したから消化したという意味。

在庫ではないのに表示はされているわけで、「すべての履歴を記録として残す」という意味の、以前の1ステップ前の「材料表」の性質を残しているのです。

確かに在庫がないのに掲載するので、野暮ったいのですが、必ず一度調達した材料が一度は、「棚卸資産表」に掲載されるという点ではすべての材料の変遷が残り、クリアです。

棚卸資産表(製品):昨年は多くが「***」の空欄、今年多くを製造し、売れ残り、在庫になったという見方。

この表は、仕訳の時に必要になる合計金額が下の方に出てきていますので、次期には、これをコピーして、左へスライドさせることで、毎年同じ表を続きで利用する使い方です。

仕訳の時に去年の資料をいろいろ調べる手間を省くために、最初から載せておく、これはかなり時間の有効活用と言えます。

そして、黄色い部分(今期)に、まだ1年後くらい先ではあっても何か材料(棚卸資産)を購入した時に都度入力しておくのです。

その後、その棚卸資産だと仮に設定して表に入れてあったものが、期末には販売して出ていっていたという動きはここから売上計上の際に抹消します。

そうしますと、決算時の手間としては出来上がった表をチェックするのみで良いので、身軽になります。

あとがき

今回の新しい考案に関しては、考え方の違いで賛否あるかもしれません。

最終的に在庫にならなかったものまでとりあえずいったん載せたりするわけですので。

目標とするゴールというのが、最初からブレずにに変わっておりませんでして、「分かりやすくスピーディーな作業ができる」というところになります(^-^)。