<経理>ハンドメイド品製作者向けの棚卸の仕方-カウント編-【850】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ2日程棚卸作業に入っています。

個人事業主の棚卸は、1月1日から近日中に行うのが良いと思っています。

あまり先になると、その後の作業で、材料などの在庫が変わってしまい、2021年の12月31日時点ではどうだったのかに遡ることが困難になりかねないからです。

棚卸は、素早く2-3日で終えてしまえるような工夫をすることも大切。

今回は、その工夫の内の1つ、場所をしっかり決めてカウントしやすくしている様子と、この後行っていく棚卸資産表を作成するにあたってのその表の工夫も一緒にお話したいと思います。

以前に、棚卸資産表を作るまでの工夫などの記事もアップした過去がありますが、今回は実際に棚卸する物品をご紹介するのがメインになります。

ハンドメイドバッグでは、完成品、生地、附属が棚卸するものです

まず最初に、完成品である残ったバッグをカウントするのがスムーズ。

私達のような個人事業主の完成品の在庫はそれほど多いものでもありませんので、数えやすいです。

期の途中で時には廃棄をしたものはすでに、廃棄した日を記録して、その合計額で商品廃棄損の仕訳は済みです。

そうして残ったものをカウントして、「原価」でアップして、合計金額を計上します。

この「原価」という金額を導くには、ハンドメイド品が完成した時に、その都度必ず原価表というのを1品ずつ作ってきていますので、この時期にその金額を見てそのままアップするということで楽をします。

普段の細かな原価表作りがここで活きるのです。

棚卸しというのは、この決算の時期だけのものと思いがちですが、実はそうではなくて、年中意識して、まめに少しずつその手掛かりになるものの情報をインプットしている実態が実はあるのです。

生地や附属を普段から整理整頓してまとめて保管しています。
棚卸の時にはケースの中を数えるだけでよいです。
あちこち散らばっているのはカウントしにくいですし、時間がかかってしまいますね。

製品の棚卸の次は、生地と附属ですが、附属の方が私は種類が少ないので、こちらを先にやります。

そして、最後に生地です。生地は1点物志向なので、1種ずつ多種を地道に掲載してきています。

生地の在庫が結構ある理由は、見つけた時に早めに調達していかないと二度と入手できないことになりがちだからです。

生地は意外と同じ物が継続して生産されていないのが現状のようです。

その都度違ったものになっていくからこその1点物が作りやすかったりするのですが、その反面で、在庫としてキープしておくということがどうしても出てきます。

よって、多く調達した後の「つけ」として在庫が増えます。

去年2020年の年末付近にとっても多くの生地を調達していました。

それなのに、2021年の製作が思いのほか少なく、2022年は2020年調達したものをメインに使っていくことになるのです。

生地に流行があまりに入っていると、このスパンでは追いつきません。

私がお作りするハンドメイドバッグの生地の志向の「流行のないもの」という方向であることの事情も1つここに見られるかもしれませんね。

附属品は、糸が全部で100本以上ありましたし、芯地も5種類程を使い分けているのでどうしてもボリュームがあります。

その他、ファスナーも必要な時にすぐあるようにと100本以上をキープ。

残りは、ショルダー金具などの線コキ、ナスカン、Dカン、タルカン、巾着ひものループエンドなどですね。

それぞれ、細かくサイズも分けることで、購入時のサブ的な表(材料明細表)からそのまま棚卸資産表へ移動してこれば良いので作業がスムーズにしやすく最大限に工夫しています。

附属品は、例えば、ファスナーだと、シングルと両開きの2段だけに分けます。

シングルの方には、長さの違う30cmとか50cmも混じりますが、シングルファスナー使う部分がデザインの中のテリーヌだけなので、あえて1行にまとめるのです。

逆に、ナスカンであると、メーカーさんによって、ゴールド色とシルバー色とお値段が違うので、同じサイズでも2段に分けたりします。

これが、自分にとって把握しやすい都合の良いようなリストとなっているのです。

同じお品でも値段が違っている場合、別の行にしてあることで、原価表も作りやすいのです。

こんなお話をしていますと、表が見たくなりますよね。

今回の生地は、-カウント編-です。

次の番号の【851】が-仕訳編-になりまして、そちらにも是非お立ち寄りどうぞ(^-^)。

あとがき

棚卸も、結構大変ではあるようですが、結局は事務作業なのです。

こうしたことは時間をかけずに、サクサクこなし、あとは、本業である事業活動に精を出すのが望ましいと思っています。

そのために、スムーズにできる工夫や案を考えていくことをして、この作業で悩みすぎたり、苦労し過ぎたりすることがないように、スムーズな決算を実行していけるよう何かお手伝いが出来ればと思っています。

玉結び、玉止めをアイロンで内側に寄せて表に見えないように隠す方法とその他の途中段階の製作場面【849】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回、年始の一番最初の製作の場面をお届けします。

年末に途中だった、「アート寄りなハンドメイドバッグ」ということで、赤x白ツートンカラーのバニティバッグの続きです。

些細なことながら1つの学び

小さなことですが、玉結び、玉止めを一応丁寧にやっているので、せっかくのそれが、表に見えないようにしたいです。

今回そんな場面がありました。

ポケットの縫い付けの際に、てっぺんをあらかじめステッチした時の玉結び、玉止めが外へ飛び出しがちな場面です。

ポケットの内側:こうしててっぺんにステッチをかけた際に玉結び、玉止めの糸が外へ飛び出しがち。
こうしてアイロンの熱で押さえて、内側に追いやります。そして、その上を固定のミシンで縫い付けて、外へ飛び出さなくするという方法です。

アイロンの意外な使い方の1つですね。

今更ながら本日そのことに気づきました。

その他の製作途中の場面のご紹介

今回は、段階としては真ん中なので、いろんな作業がありました。

取っ手を付けたのですが。調節機能のある取っ手にしてみました。
実は、後々、この線コキがアーティスティックな一部分となります。種明かしは後日の完成の時の記事アップにて。
内側にポケットを2個、真ん中から対照に取り付けました。
蓋のマチの部分である細長いパーツ。これを表地、裏地共に、内側に1.5cmの縫い代で折り込み、ボックス型にステッチを1周かけました。このステッチの位置は重要で、この後の作業のファスナーの縫い付け、蓋との合体の時に、今一度この線をなぞって線が重なるように縫い付けるので重要なステッチだと言えます。

あとがき

この「アーティスティック企画」というのは、私にとりましては、本来表に出さないものをどんなくだらないことでも、思いついたのだから、アウトプットしていくというかなり攻めたものです。

この企画を通して、「自由」ということのすばらしさをお伝えできれば良いなあと思います。

特に、私は、前のどこかの記事でも書きましたが、アートな才能というものは自負していません。

けれども、どの人にもその人らしさがある限り、その特徴を表す手段はあっていいと思っています。

それをこのハンドメイドバッグの製作物で表す手段にしたもの。

アーティストと呼ばれる人だけがアーティストではなく、一人一人がアーティストなのだというコンセプトがあります(^-^)。

<経理>2022年1月1日スタートの経理書類のデジタル保存についての心得【848】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2022年1月1日からの経理の計上は、エビデンス=証憑(しょうひょう)がデジタルで必要であるという法律がいよいよスタート。

実感としては、現在1月4日午後ではありますが、もやっとしたものになります。

自分なりには、要するに、会計ソフトのアップロード覧が設けられたそのお部屋にスクショなどをした領収書や納品書、請求書のオリジナルの写真をアップして保管しておけばよいのだね。。。という解釈をしています。

根本的な解決策はたった1つ、会計ソフトを導入すればよい

とても単純ではありますが、今まで自作エクセルや、紙ベースで行っていた人は、とにかく会計ソフトを導入して、あとは、会計ソフトの会社さんに質問をしていけばよいというのが私の中では最も安全で正確な解決策であると思っています。

すでに私は、2018年個人事業主スタート時から会計ソフトの「マネーフォワードクラウド」様にお世話になっております。

それでも、会計ソフトへの入力時に並行して、紙ベースも仕訳を記載したり、内容の説明を記述したりして、A4の用紙が証憑として常にベースとなっての保管をしてきたので、かなり大きな変革になります。

結構深さのある箱にたくさんの用紙がぎっしり。すべてが証憑の集まりで、上から古い日付順です。末尾の書類(最新のもの)を見る時は、よいしょっとひっくり返して見て、その後、そのまま底であった部分を蓋にして閉じていました。この作業がなくなるということは大変革。ボリュームある書類の山がここで終了となるわけです。

今までの7年間保存の代りが、デジタル保存義務になるので、紙ベースのストックが突然2021年1月1日の計上からなくなるということですね。

デジタル保存の方法などについて

いきなり紙がなくなることが、まだ何か違和感を感じてしょうがないです。

これもいずれ慣れていくのでしょうね。

<デジタル保存の例>

例えば、本日、2021.01.04に、合計請求書の発送にコンビニで切手を購入して発送する作業があります。

まず、¥84の切手を1枚購入のレシート。これを写メします。

そして、それを会計ソフトさんが年末までに設けてくださった証憑添付の欄にアップロードするということです。

そして、そのレシートを見ながら、直接仕訳計上をソフトへ入力。 

84 通信費    合計請求書発送用切手x1枚購入 ファミリーマート〇〇店  現金 84

といったような感じです。

これを、今まで私は、まず、レシートをA4の用紙にのりで貼って、マーカーで税込み金額と日付の下辺をマークし、横に摘要と同じ内容を手で書いていました。

そして、この仕訳も日付と共に右下に書いていました。それを見ながら経理ソフトへ入力していたのです。

そうすることで、何か間違い入力があった時などに元のものとしてA4用紙に綴られたレシートなどと見比べたりしていたのです。

ただ、これもかなりやっていることが重複しているので、作業としては1つだけということに今後はなるのですね。

ここで思うのは、摘要欄の説明がかなり重要なポジションですね。

万が一科目を間違えたり、勘違いの場合、この摘要から今一度考え直しのヒントが見つかったりするかもしれないので、その仕訳をするにあたって「シーン」が思い浮かびやすいような摘要の書き方というものも重要になるかもしれません。

証憑を会計ソフトにアップロードした後は、もうパソコン内に証憑のスクショなどを保管しておく必要がないと思うのか、1年後の確定申告までは保管しておくのか。。。その辺りも個人の裁量ですね。

1年分くらいは、パソコンに分かりやすく日付別にストーレッジを設けて、保管しておくのが何かあった時に、慌てなくて良いのかも。

その結果必要ないなあと思えば、もう翌年からは都度都度で消してゴミ箱に捨ててしまって良いのかな。

そんなあたりを会計ソフトさんへ質問している最中です。

何分、突然の変革で私もかなり驚いております(^_^;)。

タイムスタンプ

こういうデジタルの場合、ズルや不正の解消という対策かで、「タイムスタンプ」というものが義務付けられています。

このタイムスタンプが実際に視覚的にはどんなものなのか、あまりよくわからなかったのですが、結局、会計ソフトを導入していれば、会計ソフトさんが作ってくれた証憑の保管のところにエビデンスの写真が入っていればそれがタイムスタンプの代替になるか、タイムスタンプを実行してくれたことになるのかでこのタイムスタンプ問題は解決できます。

とにかく会計ソフトに1仕訳に1つずつ必ず証憑をアップロードして添付しておけば問題ないようです。

あとがき

今回の、大きな変革は、実は、法的には、その途中でいくつか段階を踏んで行き着いたようで、多くの人がちゃんと納得できるような、後追い計上であっても有効な長めの期限を設けたりに改正されている結果のようです。

今日明日でなくても、忘れていた計上を1年後にも追加できるようなタイムスタンプの有効期限もあるようです(実際は2年かと)。

いよいよ本格的に、クラウドの世界に入っていくのではないかと感じています。

私としては最初の写真のように、今後の書類の山がとても不安であったので、その点が良いタイミングで解決してもらえました。

なかなか有難いです。

1年に何度も購入した500枚入りのA4コピー用紙、ブラックとカラーだけのインクカートリッジ2個を何度もセットで購入してきた今までを思うと、今後かなり経費が抑えられるかと思います。

インクカートリッジもプリンターを長持ちさせたいので、純正を購入していましたので、2個で¥5,000以上です(これでもネットでは一番お買い得のお店で購入しています)。

私としては、あまりにも今まで、今回の法改正に関しては、アンテナをはりめぐらせていなかったので、とても驚きました。

が、結局は、今まで自分が丁寧にやってきたことの重複部分の省略と、よりスピーディーに分かりやすく計上していけるチャンスであるととらえました。

その中でも何か自分なりの工夫が生まれれば、個人事業主ならではの経理の手法の一例として、また記事にアップしてまいりますね。

4デザインのみにしぼった2022年に製作していくハンドメイドバッグ【847】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2022年に入りましたね。

早速1月1日にやったことの1つにHPのフッターの部分のコピーライトの英文の文言がありますね。

あれを2022に直しました。

あの部分て実は自動変換ではなくて、時計と連動しているようなプラグインを導入していなければ、手動で変えねば変わらないのです。

それを知ったのが去年。

2018年スタートでコピーライトの部分の表示がまだ、当HPのワードプレスさん自体もプラグインを導入してなくて、難しい暗号みたいなstyle cssなどというような名前だったかな、これを入力せねばならず。ネットでググってその説明がされているようなブログ記事を探しましたが、見つけても結局分かりませんでした。

そうして、まあいいや、絶対必要な物でもないようだとあきらめていたころに、ワードプレスさんが2019年くらいから急にアップグレードして、ぐんと今までより使いやすくなりました。

その段階で2020年以このフッターの部分も編集できるようになっていることに気づき、とっても嬉しくて、2020って直したら、そのまま2021年を迎えて、2021年の途中で「あれ?」と、2020年のままであることに気づきました。

自動で更新はされないようなのですね。

よって、もしかして今後は分かりませんが、今のところは、手動で編集していくということで、2022年の1月1日にやることのメモに書いておいたわけです。

さて、今回は、2022年スタート時点にあたって、年末ぎりぎり、もしくは、年末と年始のはざまでいろいろ考えながら、最終的に決断した、ハンドメイドバッグのデザイン、2022年に製作していくデザインをお伝えしたいと思います。

なんと驚きのたった4種だけなんです。

4種のデザインだけを作っていくことにした

2022年製作していく4デザイン:左上から、「餅巾着」、「テリーヌ」、¥卵焼き」、「切餅」。

よく、YOUTUBEやブログをご覧くださる方は、あれ?、「巻き寿司」がないと思われるかもしれません。

年末までは、巻き寿司も続行する予定でした。

しかし、巻き寿司のデザインというのは、実は、上の4つの「テリーヌ」と全く同じ作りなのです。

そこへショルダーなどが加わったり、形が縮小されていたり、ポケットの種類とか、カーブの角度が少し違うことで違うデザインのように見えるかもしれませんが、基本的な作りが同じなので、本当に1日前位の事、今までの過去の実物を手にしてみている時に決断しました。

「巻き寿司」は廃版です。

デザインを少なくすることで、1つ1つを去年よりもう1歩踏み出して高めるということを、数多く製作しながら2022年はやっていきたいと思います。

そして、更に、2022年ならではとして、2種のデザインには、ダイヤキルトをかけていくということにしました。

4種のデザインそれぞれのレベルの高め方

「餅巾着」・・・表地にはダイヤキルトを今後入れていきます。

ダイヤキルトというのは、飾りということの他には、実は、強固に保つ役割があるとのこと。

薄い生地であっても、気にせず自由に生地を選び、一定に中綿のハード薄芯でキルト生地にしていくと全体に統一感があります。

厚手の生地で作ったと同じようにエレガントな薄手の生地でもしっかり感を実現していこうということです。

「テリーヌ」・・・こちらはこれで結構定着しました。このまま続行しますが。撥水生地を表地も裏地も使っているのが特徴です。大切なものを入れるビジネスシーンに安心なバッグです。

この見つけにくさの打開策というのが、撥水生地専門の生地屋さんを探すことですが、もう実は探してあるのです。

それなのに、思うように2021年はサクサクと作っていくことが出来なかったので、2022年は、このデザインをもっと製作していきたいと思います。

「卵焼き」・・・こちらもデザインは、続行ですが、ダイヤキルトをこのデザインにもかけていきます。そうすることで、筒形の変形を防ぎ、しっかりと綺麗に立つということを徹底して実現しようと思います。
「切餅」・・・今まではカーテン地で多く製作してまいりましたが、それは、支柱の長さが150cmくらい一気に必要で、継ぎ目を作らない意向なので幅の広いカーテン地を横取りで裁断してきて作ってきました。もしかして、同じ生地ではなく、支柱を専用の生地に確保すれば、着せ替えみたいに、例えば、ゴブラン地などでも本体は作れるかも、、、と思っています。

ゴブラン地などのような厚手は、重なると縫えない悩みが過去にあったので、その悩みを逆手にとって、一重仕立てで活躍してもらえば、ちょうど程よく縫うことができて、しかも丈夫。

もしかして、カーテン地よりも、エコバッグっぽくないメインバッグにもなるようなゴブランなどの分厚い生地の出番を多くするような方向も良いのかもしれません。

そうと思いついたら、やはりやってみるべきですね。

ゴブラン織りなどはプリント物が多いので、無地が無いかもしれませんが、黒ベースで花柄などは良いかもしれません。

日本製、スペイン製、ベルギー製、トルコ製あたりでレアな生地が見つかるかもしれません。

あとがき

4種のデザインをそれぞれ高めながら、ハンドメイドバッグをできるだけ多くお客様にお届けしたいと思っております。

黒テイストにいよいよ本格的に変化しきるのが2022年になるかと思います。

また、製作時には記事にアップしてまいりますね(^-^)。

バニティバッグ-キルトによる生地強化整ったフォルムの実現【846】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

年末最後には、ミシンを使うという作業をして終了しました。

その作業は、キルトがけ。

以前にキルトはヘルメットバッグの裏地で取り入れたことがあるのですが、今回は、バニティ型のデザインの表地に入れるという点が初になります。

キルト無しに比べたキルトありの効果

今回製作中の「卵焼き:バニティバッグ」は、側面がどうしても反りがち。

仕方がないことですが、これの解消にもなるかもしれないキルトがけとなります。

その理由が、この構造を見ていただくとご理解いただけるかも。

表地である赤白水玉生地にはすでに接着芯が貼ってあります。そして、楕円パーツのてっぺんと底部分にカットした2枚と、側面の長い長方形パーツ1枚をこうして、表地とハード薄芯の間に中綿を挟み込み待ち針で固定。
そうして、表地のパーツ合わせて粗裁ちの部分の中綿やハード薄芯をカットするという工程です。ボンドなどは使いません。
ハード薄芯にシャープペンシルで真ん中から二等辺三角形を描き、その底辺を縫い線に等しく作図。最初の二等辺三角形の長さは特に3cmである必要もないです。1本描ければ、あとは、横へ3cmずつ幅をとり、ストライプ状に作図していきます。そして、ダイヤキルトを作るので、対称の向きにも(十字)作図。その上をミシンでひたすら縫い付けます。最初と最後は返し縫いを少しして、玉結び、玉止めもまめに1本のステッチごとにします。

こういったパーツになってからかけるキルトの良さは、お店にある既製品のキルト生地だとカットした時にステッチが途切れてしまいますが、そういうことが起こりません。

長持ちする1つのポイントでありメリットだということです。

こちらは、側面パーツの方。こちらは、角から数センチの二等辺三角形の底辺を結んだ1本の線をスタートに、横へ3cmずつ作図。対称の向きにも作図。そして同じようにステッチします。最初の二等辺三角形の斜辺は特に長さはどうでも良いですが、2-3cm程度くらいまでにしておいた方が、縁の方までキルトがかけられるのでしっかりしたものになりますね。

キルトがけに関しては、待ち針が大切であること

少し前に段階を巻き戻ししますが、この時に待ち針は端っこだけです。しかし、この後、カットしてからは、真ん中の方にもおよそ等間隔でところどころに待ち針をして、ステッチの時にしわが寄らないようにすることが大切。ステッチが待ち針に当たってもいけないので、直前で裏から外しながらキルトステッチをかけていくのです。そのまま待ち針を付けたままだと待ち針にミシン針がぶつかりやすいので、そこは新調にゆっくりと、待ち針を外しながらのステッチとなりますね。だからこそ手間と時間を要する作業になるわけです。
しかし、出来上がった時の喜びは大きいものです。3つのパーツのキルトがけが完成。非常に美しく出来上がりました。3cm四方の正方形を90度傾けたダイヤキルトの完成です。

あとがき

出来上がりのダイヤキルトがかかった生地はもとの1枚仕立てに比べて雲泥の差。

厚手の1枚の生地に匹敵するほどの強固なものになりました。

そうすると側面の所が反るのをかなり解消できると思います。

今回は、年末の夕方の作業をここで打ち切り。

次の作業からは、通常の作業工程と同じことをやっていくことになります。

キルトがけをすることで、余分な時間を要するということですね。

しかしその効果はあるということです。

その効果を完成で改めて実感し、また記事にアップしたいと思います。

お楽しみにどうぞ(^-^)。

グレーと黒だけのワードローブに合わせていく靴のすすめ【844】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、自分のワードローブを来年分決めましたのでご紹介したいと思います。

最初から決めてしまうの?という驚きが聞こえそうですが、基本、ジャージスタイル。

ほんの時々のお出かけの時に迷わずスムーズに決められるよう、数点のみの外出着の集まりです。

今回は、ブランドをアルマーニに統一。アルマーニコレツィオーニ、エンポリオアルマーニ、ジョルジオアルマーニの3つのどれかばかり。

アルマーニは立体裁断とのことで、非常にデザインが良く、ニットなども素材が細口で良質です。

そして、私がハンドメイドバッグでも取り入れているジャガードも多く見つかります。

そんなアルマーニ類を古着市場で見つけたものの集まりです。

色は黒とグレーしか登場しないところも拘り。

グレイッシュなワードローブを作ってみました。

数少ないミニマムなグレイッシュワードローブ:ALLアルマーニの古着x8セット。

細かい季節ごとの上下セットのご紹介

これまでもずっと、もう上下の組み合わせを決めてお洋服を着てきました。

着回しということは差が出てしまうのでやっていないんです。

少し個性的ですかねぇ。

自分としてはこれが一番納得した着方になります。

ワンピースだとそれ1枚ですよね。

あの感覚です。

では、季節ごとにご紹介していきますね。

納得したものだけを厳選ということで、季節ごとの配分とか偏りがありますが、それも結局気持ちに従ったものとして、無理矢理妥協で選ばなかったということになります。

真冬(12月-2月):真冬が実は一番期間としては長いのかもしれませんが、これしか見つからず1セットのみ。しかも何かのハプニングで、チャコールグレーと聞いていたのが濃紺であったセーター。しかしお品はとても良いです。エンポリオアルマーニ。パンツもエンポリオアルマーニのチャコールグレーのスラックスです。
梅春(3月-4月)/晩秋(10月-11月):季節を順に進めてご紹介してまいりますね。梅春と晩秋は真反対の季節なので共通といった考え方でミニマムにしています。グリーングレーの7分丈セーターはアルマーニコレツィオーニ、薄いブルージーンズはエンポリオアルマーニ。このジーンズかなりレア。アルマーニの中でジーンズというのは、多くが「アルマーニジーンズ」というブランドのラインです。エンポリオアルマーニとしてジーンズを作っているのがレアなんですね。しかも人気の薄ブルー色。これは、グリーングレーという難しめのトップスのセーターに合うアイテムを探しての結論になります。
春(5月)/秋(10月):こういった定番のブラウスもあると良いです。しわが寄りにくいアイロンかけなくてよいものが好み(^_^;)。黒のブラウスはジョルジオアルマーニ。昔のものだとは思いますが、何ら古臭さを感じない古着です。パンツはワイドでエンポリオアルマーニ。黒ベースです。白のボタニカルな柄入り。アップで寄ってみますね↓。
とてもこっています。幾何柄のジャガードに、ボタニカルな木の葉のプリントです。こういったジャガードも取り入れていることが多いのもアルマーニの特徴。私のハンドメイドバッグの生地選びのジャガードの豊富さにリンクすることもあり、このブランドが好きです。
初夏(6月)/初秋(9月):上はグレージュといったような色のサマーセーター。ジョルジオアルマーニです。下は、アルマーニコレツィオーニのブラックジーンズ。ブラックジーンズはとても大人っぽくて合わせやすいです。裾のラインをテーパード寄りに自分でお直ししています。上述のようにアルマーニコレツィオーニもジーンズを作ることが比較的珍しいです。お仕事着のスラックスが多い中、希にデニムがあることがあります。
初夏(6月)/初秋(9月):上はエンポリオアルマーニのドレスライクなTシャツ。ずっしりと思いもので、袖口などがエレガントにまとめてあります。パンツも同じエンポリオアルマーニのゴムウエスト。少し大きいです。トップスをインして、特徴あるベルトで飾ろうかと思っています。パンツは裏無しで薄手。実際は写真で映る色よりももっとベージュがかっています。
初夏(6月)/初秋(9月):Tシャツとスタイリッシュなスカートという異色の組み合わせ。Tシャツはネオンカラーのスパンコールロゴ付きのエンポリオアルマーニ。スカートもエンポリオアルマーニ。Tシャツxデニムというよくある装いのイメージから脱して、新しい組み合わせを作っていきたく思いついたコンビ。気取らなくて素敵になりそう♪。
Tシャツのロゴ部分に寄ってみました。スパンコールがネオンカラーでとても目を引きます。黒に映えますね。上にすでに、同じ季節用に黒のTシャツが無地で出てきているので、今度は色を入れてみました。このカラーによって靴とか小物が決めやすくなるんです。
盛夏(7月-8月):上はジョルジオアルマーニのグレーのタンクトップ。ボトムはエンポリオアルマーニの紺のジャガードのスラックス。パンツの柄が分かりにくいですね。寄ってみます↓。
ボタニカル柄です。非常にエレガントな世界観。紺難しいですけれど、こうして柄が入っていると幾分か合わせやすくなるのかもしれません。
盛夏(7月-8月):上は、アルマーニコレツィオーニのノースリーブブラウス。下はエンポリオアルマーニのロングタイトスカート。

以上の全体では、8セットをご紹介しました。

1年分でたった8セットです。たまにしか着ないとはいえ、これだけの数少ないミニマムなワードローブであることに驚かれるかもしれません。

古着も簡単ではない、なかなか納得いくものが見つからない中、更に、上下をぴたりと組み合わせていく、、その途中段階が私にとってはとても貴重な時間です。

今回ワンピースが入りませんでした。

アルマーニの中でワンピースとなるととてもかしこまったものが多いので、今回は、あまりピンと来たものが見つかりませんでした。

パンツが大半を占めましたね(^_^;)。

では、次に、いよいよ本題の、パンプスを合わせていくということを数例ご紹介したいと思います。

グレイッシュな洋服に靴を合わせていくポイント

では、2点の洋服に対して靴を決めてみます。

持ち合わせの12足の靴:圧倒的に黒が多いです。
このセットに合う靴の候補3つ。:結構候補は多そうです。一番無難なのは、黒の透かし。季節感もあり、とんがったシャープ感(ユアクリス)もTシャツによく合います。2つ目の候補は赤。Tシャツのマルチカラーの中の少ない部分の色とのリンクの赤(ポリーニ)。マルチカラーの場合は、少ない面積の部分とのリンクの方がバランスが良いです。3つ目(ブティックオーサキ)は、柄の形のリンクです。これが一番思いつきにくいかも。Tシャツの柄のとがった感じと靴の柄のとがった感じを合わせています。
ランセルのパンプスのグレーを持ってきました。色が縦にグレー1色でIの字のように並びます。この単調な感じに、ジュエリーのパールなどをブラウスのフリル周辺に多重に装うと素敵になります。あえて余計な色を足さないタイプのコーデですね。この場合今度はバッグなどをパープルやあずき色など少し変化のある色で装えば、全体としてはなかなか華やかになります。
3つ目。おまけです。YOUTUBE動画の中には出てきていない当ブログで追加したコーデです。こういったレンガ茶の靴(リーガル)もややクセがありますが、黒っぽい強い色との相性があります。ここで靴を差し色にしたのだけれど、関連付けとしては、ネックレスにこういったオレンジ系の色の鼈甲、琥珀、カーネリアンなどの良質な天然石の存在感ある色を、そして、ベルトやバッグを同じようなオレンジ茶で意識してみるとぼやっとした無彩色コーデがうんと変わってきます。あとの2つの靴は、ただの黒ではなく切替でグレーが入っていたり(ヨシノヤ)、ビーズ装飾で色がツートンみたいになっていたり(グッチ)で靴が立体的に映る様相です。こういったものは、すごくこの上下セットのようなものには効果が出ると思います。ただただ黒いパンプスを合わせるよりも是非、1クセあるようなデザインのパンプスを活躍させると良いです。

以上が靴の当てはめ方の例でした。

ご参考になるところがあれば幸いです(^-^)。

あとがき

今回、この記事を書いていて思いました。

人のワードローブもあれこれ見てみたい。。。

何か編集社のようなこと、他人のワードローブをのぞき見させてもらって、私も参考になる学びがあるとともに、私からも何かお伝えすることができたら。。。

そんなことを思ってしまいました。

何かの形で実現できるといいです。まずは、身近な家族や友人からやってみたいですね(^-^)。

「パラレルワールド」から1つの道を選択してきた今の自分の道の再確認【843】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在「日本経済新聞」の夕刊のみ読んでいます。

アナログのペーパーでお届けいただいて、夜寝る前に読んでいます。

本や新聞は、デジタルはあまり好きではありません(^_^;)。

新聞と言えば、朝刊も夕刊もそれぞれ一番最後の面の一番下に小説が掲載。

夕刊は、毎年1年間の連載になっています。

2021年は、「ワンダーランド急行:萩原浩 著/タケウマ 絵」で、新聞ならではの毎回の挿絵入りという点が字がぎっしりの単行本との違いかもしれません。

ネタバレもいけませんので、ざっくりとした感想を書きたいと思います。

「バックトゥザフューチャー」や「仁」のようなタイムスリップが軸

過去に戻ったり、未来を見たり。。。

これは永遠のロマンかもしれません。

映画やドラマではそれが再現されていて、とても魅力あるストーリ―になっています。

今回の連載も、このタイムスリップというのが軸になっています。

ただ、そういったタイムスリップものとの違いも見られました。

パラレルワールドの数の違いです。

通常過去に行き、そのことで、未来がもう1つ違うものになるというのが定番と言った感じでしたが、もっと複数のパラレルワールドの存在を私たちに見せてくれたのがこのお話。

もやっとせずに、はっきりとパラレルワールドの仕組みみたいものの解釈を伝えてくれているようでした。

そして、ところどころに盛り込まれる格言のような強い文章が印象的でした。

全体には、とても読みやすい文章で、洒落も効いていて、身近な題材もふんだんに盛り込まれている、ワクワク感のあるストーリ―となっていました。

結末への疑問

こういった連載物というのは、新聞の最終日にストーリーの完結を合わせていかねばならないのだと大変さをふと思いました。

私がどうこう心配することではありませんが(^_^;)。

最後の場面は、「あれ?」というのが率直です。

これは、ハッピーエンドなのか、それとも。。。

こういう、新聞や雑誌の連載物というのは、後に本になるのですかねえ?。

それは、著者様の意向なのでしょうか。

とにかく、全体としては、楽しく読めた小説でした。

新聞の連載物は歴史小説も多々あり、近年難しい言葉の言い回しや漢字の読みにくさが結構続いていました。

ここで、コロナ禍で新しい時代に入ったと誰もが感じることと並行して、この身近な今まさに周りで起きていることの様子を描いたような内容は新聞の連載ならではのものと言えるかもしれません。

あとがき

読書は、2018年個人事業主スタート時点から図書館へ通いながら勉強を兼ねて、自身の事業分野と関連したものを中心に読んできました。

けれども、よく言われる、他分野からのヒントというものがあることも耳にし始めました。

幅広く、あえて特定せずに読書をすることが良いと聞きます。

小説に関しては、このカテゴリーの<読書>の中では、今まで、「銀河鉄道の夜」の感想を、【365】で書いたのみ。

昔のストーリーであり、誰もが良く知る物語であることもあり、思いっきりネタバレをしていますが、今回のワンダーランド急行は、まだまだ新しいのでその内容は実際に読まれてのお楽しみです(^-^)。

この連載を読んで1つ思うことは、今あることのありがたみとか感謝というのは、別の世界を見て気づくことも大いにあるのかもしれないということです。

当たり前のことにこそ感謝し、しっかりと見ていくことの大切さが感じられました(^-^)。

年末の大掃除が特別でもない、クリーンな気持ちで過ごせる3つのもの【842】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

いよいよ、年末最終日も近くなりました。

私も得意の掃除をあれこれし始めています。

と、ここまで掃除をしてきて、この年末にだけというわけでもない、日常に使える、引っ越しの時などにもご検討いただけるようなすっきりした気持ちになれるようなアイテムとかポイントを今回は3つ見つけましたのでご紹介したいと思います。

お掃除からの学びはそれこそ人それぞれ。

私ならではのポイントとなりますので、もし新しく感じていただけたことであるなら取り入れてみてくださいませ(^-^)。

これは、良い効果が出ると思った3つのこと

では、順にご紹介してまいりますね。

1)マイクロファイバーというふきんを定番にしておく

こんなに大量でなくても、3枚程で十分。

長持ちしますし、なんといっても、パイルカットの毛先の繊細さが細かな汚れを綺麗に落としてくれます。

これと何かの洗剤を併用するとさらにパワーアップです。

普通のタオルから作った雑巾は無能とさえ感じます。

2)100均の吸着マットのすぐれた機能

台所であっても、インテリア質のあるこのマットを敷きます。プラスチック製のチェストの引き出しに隙間も細かくカットすることで敷き詰めができます。日本製のお品ならではの質の良さ。以前ここに新聞紙を敷いていましたが、すぐにずれてストレスでした。
何か見ているだけでもすっきりと気持ちが良く安心感がありますね。引き出しを開け閉めがしょっちゅうのキッチンでは、固定されて鍋とかお皿などが動かないということに大変効果的なのです。ダイソーさんやセリアさんでの購入です。素晴らしいお品♪。

3)一見汚れがないようなところでも実は汚れている

最後は、グッズではなく、ポイントのようなことになります。

こういった壁は白であることが多いです。

一見綺麗に見えますが、1年経過の中で実はちょっとした汚れがついていることも。。

1)のマイクロファイバーの雑巾で綺麗に見える部分でもこすりますと、黒く汚れが付きます。

実は汚れていたということです。

よって、とにかく手を加えていない部分はいったん拭いてみるというのが3つ目のポイントとなります。

ということで、3つご紹介しました。

大掃除、お引越し、日々のルーティーンなどに何かお力になれればと思います(^-^)。

あとがき

不思議なもので、掃除した後のすっきり感というのは、気持ちの面が大きいですね。

手を付けていないところも、今ここでやっておいた方が良いかな、と思うことの積み重ねがすっきり感をより高めるかもしれません。

整理整頓、模様替えなどがとても好きなので、そのたびに、後の満足感やすっきり感もたくさん味わって来ています。

このブログ内では、カテゴリーに掃除や整理整頓の分野を設けていないので、<コーデ>という分野へ入れました。

インテリアなんて言うカテがあってもよかったかもしれませんが、インテリアの模様替えなども一応<コーデ>のカテゴリーにしております。

今後も、おうち作業なども高まる中で、おうちライフをいかに快適にすっきりと楽しく過ごすかの1つのこととして、整理整頓とか模様替えがあるかと思います。

この辺りも、また、当ブログ記事で実体験としてなどアップしてまいりたいと思います。

2021年やり続けてきたルーティーン-健康面-【841】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

いよいよ年末最終が目前ですね。

ここで、今年1年2021年の間に、私がルーティーンとしてずっと続けてやってきたことを、健康面でまとめてみました。

来年の目標などを決めるご参考に何かお力になればと思います。

健康面でのルーティーン7つ

思えば、結構たくさんの事をルーティーンにしてきたのだと思いますが、やること1つ1つをそれぞれ当たり前にしてしまえば、何も苦ではなくなります。

特別な事ではない、当然の動きなのだと思えば、自然に続けてきた結果として残っていきます。

特別に考えない、ということが1つベースにあるかと思います。

7つの健康面のルーティーン・・・2021年これらを続けてきました。

一番上から補足的に内容と効果をご説明したいと思います。

<朝晩の足湯>

朝起きてからすぐ、そして、夜は、夕方くらいのお洗濯の際に残り湯を使える関係で18:00あたりに1日2回やってきました。

ゴムバケツと呼ばれる大きなたらいのような桶。

ゴム製なのでそれほど野暮ったいものにも感じないです。

「ゴムバケツ シャロー」でネットでググってみてください。

カラフルな可愛いものがネット通販で売っています。ちなみに一番大きいサイズの直径が40cm程度のものを使っています。

ポイントは、深さ。足湯はくるぶしが隠れなければ意味がないと言われています。

接骨院の先生のお話だと、くるぶし付近にある大きな脈を覆う意味でくるぶしが隠れる必要があるのだろうとのことです。

膝くらいまでの深さの足湯も種類としてはあるようですが、そこまでは湯やガスの使い過ぎ。

特に何か特別な目的が無い限り、足湯はくるぶしのタイプで十分だと思います。

そして、保温機能のないただの容器の私のような場合、最初に少し高めの45度設定で湯を入れます。

足湯の最中は41度くらいが良いとのことなので、最初は冷めることを想定の45度にしておくといった私なりの工夫です。

そして、約数分ですが、湯が冷めていくまで足びりびりとする間は続けます。

冬は当然冷めるのが早いです。

<ビリーとピラティス>

次はエクササイズ面。

ビリーとピラティスを連続でやっていきます。

ビリーというのは、あのビリー隊長さんの動画です。

一世を風靡したDVDになった腹筋プログラムの③というやつを今年は中心にやりました。

腹筋プログラム③はバタバタしないので、静かにできますので、夜などもやれます。

何かと作業が夜にずれ込みがちだった2021年は、もっぱらそれでした。

けれども、他にも有酸素運動的な汗をたくさんかくような健康的なプログラムもあるので、2022年はそっちのやつもやりたいと思っています。

とにかく1日やらないと気持ちが悪いくらいのルーティーン化でほぼ毎日続けてこられました。

だいたい30分から40分くらいの間の時間を使います。20分だと少ないと思います。後で効果が出るのは、もう少し多めの時間です。

ビリーの後は、お水を飲んで少し休憩した後ピラティスです。

ピラティスも、はあはあ、ぜいぜい言いながら運動の連続で行うことが危険とされています。

呼吸を使うので、ゆったり落ち着いていないと良くないのでご注意下さいね。

連続とはいっても、間に休憩を入れて、あらためてピラティスに入っているのだということをここでお伝えしておきますね。

ピラティスはヨガよりも地味ですが、実際無理過ぎる動きが無くて、効果も大きいと私は感じています。

ピラティスは少し無理強いしすぎる動きのものが多く、私も以前足などを傷めたことがあるので、ある意味危険です。

それが続いたので、思い切ってヨガは自分だけですることは辞めました。

ピラティスも、ちゃんとしたDVDの監修付きのものがよく、「tipness:チップネス」というピラティス専門のクラブ監修のDVDを昔持っていて、それを暗記できたので、それしかやっていないです。15分程です。

例えば、ピラティスにもヨガにも共通である動きの、「ハンドレッド」も入っていますし、その他、「スパインストレッチ」とか「ローリング」などという名前が動きに付いていて、すべてが、体の調子とか、脈、骨や筋肉など「整える」という効果です。

これが一見地味なので、効果があまりないように思えますが、呼吸との同時進行で効果的な運動だと考えます。

実際、ピラティスをやった後のすっきり感とかリラックス間、ほぐれた感じが大きく感じられます。

<無添加食品>

無添加食品に本格的に興味を持ったのは、変なしこり(粉瘤:ふんりゅう)が出来て、手術したことがきっかけでした。

脇の下の少し外側に1個、右の腰の少し下に1個。

脇の方は長年ずっとあった中大きくなっていって26歳くらいから持っていたものが、42歳くらいで、激しいエアロビクスの運動の汗によるばい菌をきっかけに膨らんで、切除。

腰の方は、そこからわずか2年後くらいにすでに大きくなっていることに気づき、切除。

この2つが同じ物かどうかは分かりませんでしたが、先生も原因は不明とのこと。

「分からない」とのことでした。先生も分からないということならば、自分で仮設を立てることに。。

そして、おでき=余分なものという考え方で、なんとなく脳裏に、添加物の事が思い浮かびました。

合っているかはわかりませんでしたが、食品添加物を洗いざらい見直し、魚、肉、卵、生野菜、牛乳、ヨーグルト、果物、これ以外の物は何かしらの加工食品であるとの認識で、お菓子、パン、ハム、練り製品、ラーメン、うどん、すべてのものに対して無添加を意識し始めました。

裏面の原材料を見るとほとんどが添加物らしきものでぎっしり。

そこで、無添加食材専門のサイトをネットで発見。

そうして、加工食品をたまに購入する時は、ネット通販で、(ヤフーショッピング)、「自然の味」という無添加ブランドのお品を購入するようにしています。

最寄りのスーパーだとほんのたまーに添加物の少ないものがありますが、目を凝らさねば見つからないくらいレアです。

無添加は高価であり、レアだと言えますので、なかなかコンスタントに入手も難しいですが、無添加を多く取り入れているスーパーもありますので、そんな視点で行くスーパーも選んでいくと良いかもしれません。

最寄りのスーパーで見つからなければ、ネットがありますから(^-^)。

酢、醤油、ソース、ポン酢、塩、砂糖などももちろん無添加が存在していますので、よくつ使うものだということでなおさら意識しています。

砂糖も、あの真っ白さが毒だという考え方ができます。

漂白によるあの白さはもう今や手を付けることはありません。

きび粉とかてんさい糖などの茶色をした砂糖しか購入していません。混ざってしまえば結局同じ味です。

<立ちパソコン>

立ちパソコンは、その名の通り、立ってパソコン作業をすること。

2021年の2月くらいからスタートしました。

今まで座っていたのを立って作業するのです。

今このブログ記事を書いているのももちろん立ちパソコンをしています。

この効果が、10か月くらい経過したここ最近に表れたようで、洋服のパンツのウエストやヒップが以前はけなかったものが履けるようになっているようだったことにチョイスの幅が広がってとても喜んでおります。

立ちパソコンはおそらく、<ビリーとピラティス>のエクササイズとの並行の効果だと思います。

立っているだけでも筋肉を使うということなのですね。

今は慣れてしまい、椅子の存在を忘れています。

時々はほぐすために、ごろーんとベッドに寝そべるのもこれも必要ではあるかと思います。

ずっと立っていることが良いということでもないという接骨院の先生からのお話も聞いています。

パソコンとの目線の高さを最初にきちんと無理のない設定をしないと、かえってストレートネックなどになってしまうといけないので、その辺りはご注意を。

そして、パソコンを使う作業中に変な傾くような姿勢もかえって悪循環なので、そこはきちんとまっすぐに立つことができている姿勢をキープせねば意味がないですね。

そういった意味で、ピラティスで骨をまっすぐにする運動というのも良い組み合わせだったと思います。

時々、矯正のような接骨院や整体に行ってメンテナンスしてもらうと良いかもしれません。

<就寝時刻0時代>

就寝時刻が以前夜中の1時半が基本で、2時に突入することもありました。

片頭痛の原因が分からない中、私の仮説としては、この就寝時刻の遅さの積み重ねに大きな原因があると思っていました。

何とかして寝る時間を早めようと、無理のない出来そうな、続けられそうな時刻というのが、0時代には寝るという決め事。

ほとんどが1時直前にはなってしまいましたが、それでも、1時半や2時よりもたとえ30分でも早く寝ることができてきました。

そうして、片頭痛の起こり具合と照らし合わせると、現在の2021年12月29日では、ここ1か月程全く起こっていないことに気づきます。

少し前だと、時々、弱い片頭痛が起こっていて、鎮痛剤のEVE-EXというのを1度だけ飲んだりすることもありましたが、またそこから1か月位の現在では全く起こっていないです。

鎮痛剤も、飲んでも効かなかったので長いこと飲んでいませんでしたが、飲めるようになったということです。

変な表現ですが、片頭痛が強めの人には通ずるかもしれません。

ということで、就寝時刻を早めたことで片頭痛が起こらないということが少し効果を感じてきました。

ドーンと大きな2日程寝込むような片頭痛は、次は1月に起こるサイクルの計算でしたので、まだ1月が来ていないので、本当に効果があったかどうかがまだ何とも言えませんが、起こる気がしないです。

このことは、片頭痛に特化したブログ記事をまた、1月が終わった時点でご報告したいと思います。

それがいよいよ現実的に効果が出たということであれば、片頭痛でお悩みの方へも堂々とお伝えできそうです。

まだ、今は、何とも言えませんが、そういえば、長いこと片頭痛起こっていないなという段階に現在はなります。

<牛乳増⤴>

もともと骨太で牛乳が好きですが、今までは、1週間で1Lパックを購入するとなぜか決めてきました。

しかし、もっと飲みたいのです。

飲みすぎも良くないとのことですが、1週間に1パックというただただ買い物の都合に合わせただけの量を見直し、1.5倍くらいに増やしました。

なくなったら補充に購入ということへ変えたのです。牛乳ならコンビニでも単独購入できますもんね。

この効果がどうなったかは分からないですが、固定された1週間に1パックというしばりを無くして、求める分量を飲むということへ変えていくことにしました。

ヨーグルトも同じです。

乳製品も大事ですので、こんなことをちょっとしたことですけど変革してみたわけです。

<生ジュース週2>

最後の項目になります。

生ジュース/スムージーを週2で実行してきて、かれこれ10年近くになりそうです。

以前、ネット生地で、「週2回以上の生ジュースが認知症予防」との何とも当てにならないような内容を見たことがきっかけでしたが、実際お通じが良いですし、おかずやサラダにした場合には難しい多い量の野菜がジュースに出来るので、なかなか便利なアイテム。

ということで、ルーティーンとしてずっと続けていて、今年の2021年もずっと実行してきたことです。

いろんな種類が作れます。¥2,000-¥3,000程度のミキサーをポイントで購入したなんでもない初期費用だけです(^-^)。

ニンジンが余っていれば、同じ赤系で、トマトと一緒に他のバナナなども混ぜれば飲みやすくなるようなミックスのもの。(トマトは入れ過ぎると固まるので、ほどほどに。。)

無理せず、美味しくできるには、牛乳、ヨーグルト、きな粉、砂糖も入れてまろやかにしていってとにかく続けられる飲み物にした方がよいというのが、私からのお勧めの飲み方です。

ということで、2021年のルーティーンとして実行してきた7項目のご紹介でした。

YOUTUBE動画にもまとめましたので、どうぞ(^-^)。

あとがき

今回は、-健康編-でしたが、〇〇編ということで、もう1つ-仕事編-というようなものを年末最終日までにYOUTUBEをアップしたいと思います。

お仕事面、事業で2021年にやってきたことですね。

是非お楽しみにどうぞ(^-^)。

多重リボン作り1つに試行錯誤を重ねた記録【840】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

年末まで残りあと3日程。

この中で今年2021年最終の製作が、「アーティスティック企画」のバッグです。

根本は実用的でありたいので、定番のデザインにアート要素を入れ込んでいくというアレンジといった感じのもの。

元の型紙は定番型の物を基本的には使います。

飾るだけとかとんでもない個性的なものということではなく、ちょっとした面白みや遊び心を取り入れたようなものです。

とりあえず、そんな企画を思いついたのだからと、年末までに一歩、半歩でも足を踏み入れておきたいと思って取り掛かっています。

今回は、まだ大きくは進めませんでしたが、アート寄りになるにあたってはポイントの部分なので、試行錯誤に時間をかけました。

やったことは、リボンの製作になります。

その些細な場面であっても新しい学びがあったので、書きたいと思います。

ロックミシンを使う手法

三つ折りであると綺麗に縫い代が隠れますが、今回は、多重リボンを作ろうとしています。

重なる部分が多いので、三つ折りだと、がたがたとして、非常にずれやすいです。

よって、ロックミシンを使い、始末しておくことで二つ折りのみであまりでこぼこせずに縫い代を隠すことにしました。

こんな風に横の長さを1cmずつ差をつけた長方形のパーツを5枚用意。10cmからのスタートで1cmずつアップ。そして、ロックミシンを全部の辺にほどこします。本来、ロックミシンの糸の色を赤にすると良いのですが、ロックミシンの糸交換はあまりやらない方針で、今回の場合少しロック部分が目立ってしまいましたが(^_^;)。
試行錯誤の一場面として、まず、こんな風に折る順番を長い辺から先に。そうすると、下のようになりました↓。
多重リボンいったん出来上がり。ただ、こんな角度から見るとロックの部分が一部見えて、綺麗にすっきりとしたものではありませんでした(*_*)。やり直しです。ここで再び試行錯誤を繰り返しました。
縫う時は表側からがコントロールしやすいので、こちら側からステッチをかけました。
先程と折る順番を変えています。裏側を見てみます。この違い分かりますかね。
短い方を先に、長い方を後に重ねているのが上と違います。この効果が意外にも結構出たのです↓。
先ほどよりもかなりすっきりしていますよね。折る順番を変えただけでこの効果です。
下側から見てもロックが見えませんね(^-^)。
その分横から見た時に少し見えます。けれど、最初の向きの時よりも隠れていますね。
ということで、折る順番を変える対策というところに、試行錯誤の結果行き着きました。

随分いろいろ試してみました。二重ステッチをかけたりとか、ロックを隠そうと更に隅っこだけを部分的に三角に折り込んだりもしましたが、結局ボコボコしてしまい、綺麗に縫えない事態にもなり、これらの方法はすべてボツ。

試行錯誤の末に多重リボンが出来上がりました。

このリボンが多重型であるという種明かし

実は、この多重リボン、多重にした理由があります。

もう1つアイテムを兼ねているんです。

さて、そのアイテムとは。。。

今回のリボンは、このアーティスティック企画にはポイントとなる部分です。

なので、綺麗に、丁寧に、素敵に作らねばならなかったのです。

では、この物語の続きは、また後日に(^-^)。

あとがき

普段の定番型のデザインを淡々とお作りしていく途中に、コンスタントにこういったアート寄りなものを挟み込んでいこうと計画した企画になります。

そして、時々、ご覧いただく際に気持ちが揺さぶられることがあればと思っています。

私は、もともとアーティストなどという者ではないですが、アイデアということは大切にしています。

時々思いついたアイデアを何かの形で表していくということを、分かりやすく、もっと思い切ってやってみようと思ってこういったことを始めてみました。

今後も楽しみにしていただけると嬉しいです(^-^)。