今あるこの3次元の目で見て感じたそのままの感覚だけを大切にしたカラーストーン同士の組み合わせ【1406】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者です。

ジュエリーの中の宝石を世界四大宝石と呼ばれるストーンでなければいけないなどのどこから出てきた教えであろうというような縛りを失くしたいと思っております。

実際にすべて平等に鉱物から人間の叡智を得て宝石になったカラフルなストーンに本来差別など必要がないと思っているからです。

このたびは、この今目の前にある3次元の中の存在のジュエリーのカラーストーンを、光を得ながらそれぞれの色に映っているそのままを感じ取り、固定観念無しで感じたままを相性良く組み合わせていきたいと思います。

色合わせの視点が微妙に違う切り口の3選でご紹介したいと思います。

マルチフラワーリングの融通性がペンダントトップの大ぶりストーンとの相性を近づけてくれた

①全く同じ色が共通:全くと言っても本当は少し違ったりするのですが、だいたい同じです。

リングはマルチサファイア、ペンダントトップはサファイア含むペリドットやガーネットやトパーズも登場。

しかし同じ色がすべてリングのサファイアの中に入っているのでした。

②どの色にも一致していない新たな色の投入:別の新しいレモン色が加わったのに相性あり。宝石ならではです。

マルチカラーが混沌としているのでかえって新しいカラーの投入が納得感。

「マルチカラーの中の1つの色と同じ」という考え方と少しずれた考え方です。

③マルチカラーの一部がメインカラーに少し触れる:これが一番難しかった。ピンク同士が何となくリンク。

ロードライトガーネットのピンクパープル色が中間色。

リングのマルチトルマリンストーンの中ではピンクの部分が別の石の種類であるにもかかわらず何となく近い色に寄っている事実をこの目でじっくり確かめたのです。

ピンク色のストーンは他にも多種ありますので、この考え方は別のケースでも引用できそうです。

もし、ロードライトガーネットがもっと明るいストーンだったなら。。もし、トルマリンリングがもっと明るいマルチカラーのリングだったなら。。というケースでは決して相性は無かったと考えますと、この少し暗めのバランスこそが絶妙です。

あとがき

随分マルチカラーに助けられることがあります。

こんな感じの役割りですかね→、「複数の色が集まることでいったんカラーの寄り具合をフラットにしてくれる」というような。。

この度の場合、3選どれもが、リングがマルチカラーというケースばかりでしたので、ペンダント1つではない、ブレスレットもありリングもあっての3点1セットに組み合わせたことで助けられることがあるのです。

ジュエリー自体にも新しいことを教えてもらっているのだと思いました(^-^)。

ストーンの面積を広く使った四角の大粒ジュエリーに惹かれて。。カラットなどの数値を見ずに目で見て感じる重厚感【738】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者です。

「高級地金+宝石」に特化した3アイテムを1セットにあらかじめ組み合わせた点が特徴です。

そして、全体的にどれもが「大きめ」という特徴もあります。

ジュエリーの「大きめ」を、「大粒」「大ぶり」「ビッグ」「メガ」などというワードで表現。

確かに小さい良さもあるのですが、小さいことは実現しやすくどうしても普遍的。

全体を俯瞰して見た時には、希少価値はやはり大きい方に軍配が上がるようです。

そうしたニッチな部分を担おうというスタンスで全体が大きめで取り揃えております。

その中で、自身も好んで止まない形が「四角」。

このたびは、宝石の姿になった「四角」の魅力となぜ四角が美しいのかということもお伝えしたいと思います。

四角の美しさには面積の広さによる壮大さと整然さを感じる

どこか「安心感」のような心地が感じますのも、日常的な親しみのあるお部屋の窓・ドア・柱と同じ形をしているからということもあるかもしれません。

そして、角の無いカーブよりも縁までめいっぱい広がったところに迫力が感じられ壮大だという印象になると思います。

これは自身の感覚なのですが、四角には「クラシックさ」も感じます。

心のどこかで、まっすぐにそびえ立った「建物」をイメージしているのかもしれません。

この整った感じは、ジュエリーにとどまらず、バッグの形などにも通じるところです。

ファッションコーデにおいて、いかに「形」がキーワードの1つになるのかということでしょう。

大粒と呼ばれるようなバチカン含まずに2cm以上縦の長さにも及ぶものもあるジュエリーアイテムの集まり。

四角フォルム、大変美しいです。

写真では分かりにくいのですが、実物はどれも迫力のアイテムです。

面積を広くとるこのカットは、元の鉱物をできるだけ活かした形の1つです。

ただ、鉱物のままの面積をそのまま活かした究極の形となりますと、例えば水晶などはとんがった多角形型になったり、いびつな形そのままだったりするところがカジュアル過ぎます。

いびつな形の天然石がなぜそのままの姿で売られているのか。。の答えの1つにもなると思います。

宝石になるということであれば、必ず研磨とカットがマストとなるわけです。

あとがき

宝石の情報が多々溢れ、いつしか数値で判断するようになってはいませんでしょうか。

確かにこのたびのような大きめは、当然カラット数の数値もすごく高いです。

しかし、もう見た目の感動でその答えは出ていると言えるのです。

やはり、見た目で受ける印象ということは、データによる既存の数値よりも大切なのではないかと思っております。

なぜなら、数値は1つでも、印象は多数に及ぶからこそです(^-^)。

ヴィンテージの天然石ネックレス2本、もう1色の天然石を加えマルチカラーロングネックレスへのアレンジで増やす「出番」【734】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここに2連の色違いネックレスがございます。

薄グリーンが「ニュージェイド」、薄ピンクが「モルガナイト」。

2連を重ねてバイカラーで使う装い方に限界を感じ、一度見直します。

同じ長さの重ね付けはしっかり重ならないのでカジュアルなのです。もう1色ブルーを加えてロングへ。

モルガナイト(ピンク)が随分汚れていますので、後で洗います。

アクアマリンを追加。まだこの状態では、アクアマリンがゴムの連になっています。3種を順番に配置します。

ということで、この連をバラバラに解体して組み直し、ロングネックレスへ仕立てる作業を致しました。

いわゆる「ハンドメイド」でできる範囲であり、ストーン選びが無限の可能性ということになります。

お気に入りのストーンであれば、留め具を高級地金の18金やプラチナにもできますので、こうした自作の技術を覚え、トライしてみてくださいませ。

K18YGの留め具に初めて使用した、長めのつぶし玉がきらりと光るロングネックレス

では簡単に手順をご紹介します。

グリーンとピンクのネックレスを解体。ブルーも投入。おおよそ同じくらいの珠数。右上の留め具はK18YG製。
モルガナイトのピンク色が非常に汚れていました。珠交換は洗浄のチャンス。石鹸水xぬるま湯で付け置き。
いつもは、球状のミラーボールを使用しますが、初のシリンダー型。彫りが美しくつぶしやすそう。K18YG製。
ロングネックレスともなるとやや重みがありますので、やや太め14号の釣り糸(テグス)を使います。
まず、引き輪にシリンダーパーツをペンチでカシメて取り付け。縦が1cm。穴が一番大きいブルーが端。
こんな風に色が偏りなく散らばりました。こうして、マルチカラーらしくなっていきます。
完成:やさしいトーンの調子がそろったパステルマルチカラーロングネックレスです。
留め具のシリンダーは、ダルマ板程の長さがあります。この留め具部分も高級感のポイント。
108cm程度の長さのロングネックレス。一連使い・2連使いが可能。

以上、お仕立する過程でした、洗浄の写真が1枚あれば良かったですが撮影していませんでした<m(__)m>。

材料である天然石の選択、多種の中から最もピンポイントなものを「色・形・種類」で検索して見つける

もともと2連だったバイカラーのネックレス2本からの変化としては、一度に装着できること、そして、バイカラーからマルチカラーになったことで、コーデの幅が広がる見込みができたことが大きな効果です。

マルチカラーというのは3色以上のことを指します。

2色よりも3色の方がミックスされて偏りが消え、馴染みやすくなると言えます。

工夫した点は、そもそもアクアマリンのチョイスという点です。

本来、ニュージェイド、モルガナイト、アクアマリンと並ぶことはあまりないからこそ独自の色展開が生まれるのです。

それでもパステルカラーの雰囲気を活かす元の2色だった時の美しさはそのまま続行したつもりです。

あとがき

このような連のタイプのジュエリーは実は、全く受けが悪いです。

「トホホ」なのですが、自身は好み。

おそらくこうした連物は、「パワーストーン」と見られてしまい、お目が高いジュエリー好きの方は、「高級地金+宝石」に価値を置かれています。

そういったことを感じ取り、当「本物志向のレンタルジュエリー」では、当初ラインナップにあったこうした天然石の連物、真珠も同様に2022年に完全廃止。

もともとニュージェイド(薄グリーン)が祖母からの譲受のネックレスだったことで、重ね付けにヴィンテージ品のモルガナイト(薄ピンク)に出会い。。というストーリーが自身の中にはあったのです。

確かに譲受のネックレスはそれを受けた運命ですので付けたいところなのですが、それ1点ではどうしても昔臭さが出てしまって躊躇することがあります。

そのような時に、このたびのように新たなストーンを加えたアレンジをして出番の可能性を広げる工夫が上手くいけば、そのままで眠っているよりも天然石自体が喜んでくれるのではないかと思うのです(^-^)。

宝石になる前の鉱物的位置付けを知る、ジュエリーそれぞれのストーリーを語り継げればと思う【600】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「天然石と宝石の図鑑:松原聰 監修/塚田眞弘 著」を拝読。

図鑑のような鉱物の本は、宝石に関わる者としては宝石とのストーリーを探る上で大切だと読ませていただいております。

本の中にも登場した3つの意外な興味深い点をピックアップしながら、ジュエリー集めをしている自身と結び付けてアウトプットしてまいりたいと思います。

今までの知識やイメージがいかに表面的なものであったのかを知るほどの3つの新しい学び

興味深かった3点の内容をピックアップさせていただきたいと思いますが、これまでのそのストーンとの自身の関わりを結び付けながら綴ってまいります。

<1>エメラルドは難点の多い石、良い品物を得るにことは困難で、実際に敬遠しているストーンである

エメラルドは世界四大宝石の1つに並んでいます。

それだけ魅力的な石ではあるのですが、反面、とても扱いの難しい石だと分かります。

内包物を含みやすいので、そのままでは丈夫な宝石にならないので、加工処理によってオイルや樹脂を投入して耐久性を高めることをしての宝石なのです。

そのような手を加え過ぎたものに本当に価値はあるのか。。

それを問うた時に、「いいえ」と自答。

天然そのもののエメラルドという入手はほぼ不可能だと考えざるを得ません。

これまで、エメラルドが一部に入っていたジュエリーアイテムでさえも、占める面積はわずかなものでした。

しかしながら、フラワーの葉っぱの部分に素敵に使われ、たったわずかのかけらであってもうっとりする美しさがありますので、その良さは認めるところにあるのです。

リフォーム屋様のお話でもエメラルドの扱いが難しいというお話をよく聞きましたし、それほどエメラルドを持つことに当然積極的になれませんでした。

この事実こそが、難しいストーンなのだという実直な答えであり、包み隠さないそのままの実状なのです。

多くの人が、そのことを知り、もはや難しいストーンだという目で見ますので、反対に真贋の目も厳しく、ほぼ「あきらめ」のような状態として敬遠されているストーンだとも考えられます。

<2>ムーンストーン、ラブラドライト、サンストーンは同じ仲間

以前からムーンストーン、ラブラドライト、サンストーンいずれも実際に持ったことはございましたが、この3つを別々に考えてきました。

同じようにクリームがかったような様相が確かに共通だったと今思えば似ていました。

今回の本で、これら3つが、同じ「長石類:ちょうせきるい」という鉱物の仲間だということを知り、驚きました。

それぞれ、違いは細かくはあるものの、大まかには同じ仲間だったというところが意外、考えてみたこともなかった新しい知識でした。

鉱物の括りは、出来上がったジュエリーの括りと比べると大きくかけ離れているギャップがあるのです。

どちらが本来の姿を現しているのでしょうか、宝石は「商業色」が入るので人気を取るためのまとめ方がされることも多い。

どのストーンをもフラットに一括りするところに鉱物の本来の姿が映し出されるのです。

世界四大宝石のエメラルドも、鉱物「ベリル」の仲間は、「アクアマリン」や「モルガナイト」の「半貴石」と呼ばれるストーンなのですから。。

<3>トルマリンに電気が帯びる理由は、結晶の両極が違う+(プラス)-(マイナス)であるから

トルマリンは別名「電気石」と呼ばれています。

なぜ電気が関係あるのかというところです。

それは、結晶の両極が性質が異なるから、+と-の性質を互いに持ち、電気を帯びる性質になるというもの。

トルマリンのカラー展開が美しいことには目を向けていましたが、そういったストーンが持つ性質の面でも他と違う特徴があったことが新しい学びです。

トルマリンは13種ほども展開があり、トルマリンという名前もグループの総称であり、1つのストーンを指すだけの名ではないのです。

種類が豊富なだけ成分の違いもそれぞれなのだということになります。

あとがき

お洋服も表面的なところではなく、素材の糸の撚り方に及ぶ細部まで追求するとその背景やストーリーが見えることがあります。

例えば、「ミックスツイード」という素材がなぜ美しい溶け込むようなカラフルさなのかは、その糸は撚糸(ねんし)の時にもやっと細かい糸がすでにミックスカラーになって1本の糸を作るからなどの例もここ最近の読書からの学びです。

やはり手間がかけられた良質なものを選ばないとなかなか奥が深いものではないのです。

多くの人々に良さを知ってもらうという本当の意味は「良質さ」「優れた点」を製造側が伝えることにあるのでしょう。

ジュエリーにもファスト的な量産品が見て取れます。

そういった壊れやすく間違っても「良質」とは言えない部分の懸念がある(実際に破損の過去がございました)品物とのはっきりとした差別化を明示することはとても重要です。

こうして知った鉱物に関する新しい知識は、宝石になった時のご紹介の時にはドラマチックなストーリーと共に語ってまいりたいと思います(^-^)。

ペリドットが集まった尖った木の実のような抽象モチーフのペンダントトップの使い道の豊富さ【471】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」という事業をさせていただいております。

ここから約50投稿に渡り、この<ジュエリー>カテゴリーで、新しく出会ったアイテムをこのようにご紹介していくことをしてまいります。

自身のコレクションではなく、お客様のレンタル用の品物になります。

ご紹介の投稿をする中で、自身の見方で選んだ理由やエピソードなどをめいっぱいお伝えしたいと思います。

18金やプラチナ台の高級ジュエリーですので、美しいきらめきがお写真でもある程度伝わるかもしれません。

装いのヒントになったり、意外と気軽に身に付けられる日常の装いの小物にもなるのだという気さくさを合わせてお伝えできればと思います。

近寄りがた過ぎる超ハイジュエリーではなかなか出せない「抜け感」も当店のラインナップで身近な使えるアイテムを目指します。

どんな印象に感じられるかを思い浮かべながら楽しんでいってくださいませ(^-^)。

抽象的なデザインの万能さ

ペリドットのペンダントトップ。台はK18YGです。松ぼっくりのミニチュアみたいなフォルム。

裏面の台の形から見ると、しずく型のようなフォルムです。

このように18金の台に乗った天然石のカットデザインの影響もあり、ベースの台のイメージからはもっと膨らんで表現されています。

はっきりした丸型とか四角型では「クセ」も強くなり、これに合う、これにはちょっと合わないなどの不釣り合いが顕著。

それに比べると、こうした抽象的な形は比較的どんな柄のお洋服にでも、どんな分野のお洋服にでも違和感はありません。

そもそもペリドットの黄緑色がK18YGの台によく似合います。

形式的な言い方では、黄色とグリーンが類似色にあるからすっきりと安定して目に映るのですね。

あとは、自身のアイデアなのですが、こうしたコンパクトなモチーフのペンダントトップを40cm程度のショート丈のチェーンで合わせがちなところを、ロングチェーンの採用で差別化をはかります。

80cmロングのチェーンに合わせたペリドットのペンダントトップ。

ギザギザした周囲に対して、角あずきのチェーンがマッチ。

3点セット:その他のジュエリーとの組み合わせを考えてみました。

ブレスレットはゴツゴツした様相のチェーン編み込みタイプのK18YG。

ペンダントトップのモチーフのゴツゴツ感とリンクします。

リングはマルチフラワー3連K18YG台。

暖色系のフラワーは黄緑のトップとカラーの相性が良いです。

地金は3点共共通に揃えてまとまりを強くします。

あとがき

ペンダント、ブレスレット、リングという3アイテムを1セットとして組み合わせを考えていくのが自身のお仕事の役割。

こんな感じで、セット物に関しては、ジュエリー同士だけであらかじめ組み合わせを決めておきます。

単品物は、ペンダントの場合トップとチェーンのコンビだけで終了、また、ブレスやリングはそれぞれ1アイテムだけで1セットですが、それらも、他のアイテムとの組み合わせ可能なように配分よく意識的に集めていきます。

以上は、当レンタルジュエリーにおける事業者としての組み合わせの自身のケースですが、この考え方は万人に共通で行けます。

おうちのワードローブにおかれましても、多忙の中バタバタしてジュエリーの組み合わせを考えるよりも、あらかじめ組んでおいて、お洋服にベストマッチな組み合わせをパッとセットごと選ぶという「時短」が実現できます。

もしかして、自身の組み合わせその通りがベストではないのかもしれません。

その辺りはフィードバックをいただき感じ取りながら入れ替えをしていくこともします。

もしくは、自身の心境の変化も大切にし、入れ替えなどもあり得ます。

そうして、リフレッシュも時々はかるような見直しもしてまいります。

とにかく、使っていない時も眺めているだけでも幸せを感じるような素敵なジュエリーコーデを目指していきます(^-^)。

ブルーとピンク好きな方にお聞きしたいこと、2連段差のネックレスはどちらのトパーズが長い方が見栄えが良いのか?【454】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

コントラストがある程度ある天然石を同時付けするネックレスにおいて、自身が悩むことがありました。

それは、「本物志向のレンタルジュエリー」開始当時の2020年の頃のことです。

ブルートパーズとピンクトパーズの連ネックレスの段差重ね付けでその悩みは発生しました。

一緒にご覧いただき、1つのご意見を持っていただければと思います。

とりあえず天然石の珠の連の長さそのままに従って決めた色違いのネックレスの段差のカラーの位置の比較

〇ネックレス:短い方38.5cmはブルートパーズ、長い方44.5cmはピンクトパーズの段差。留め具はK18WG。
〇ブレスレット:ダイヤモンド1ctのテニスブレス。台はK18WG。
〇ブレスレット:K18WGの木目調のブレスレット。ヘリンボン柄みたいで、シングルの割には太め。
〇リング:K18WG台に、ブルートパーズやピンクトパーズなどの寒色系のパヴェのマルチカラー。16号程度。
5点セット:元の連をフルに使った自作の段差ネックレスは玉の数に従ってこうなりました。

何となく違和感があるのはコントラストが利き過ぎた2点だからでしょうか。

なかなか腑に落ちなかった段差の配置でした。

例えば、太口ボーダーの柄の配置の時に、グラデーションになった3色:白、グレー、黒をバッグの底に黒を持ってくるという考え方は、「重いカラーを下の方へ」という腑に落ちる考え方を配置に落とし込んだもの。

しかし、それが正解かどうかは分からないものです。

ちなみに、反対の位置になった様子はこちら↓。

段差を上下入れ替えてみたシミュレーション:やはり全体を俯瞰した写真じゃないと判断付きにくいですね。

このブルーとピンクも白っぽく遠目では映るブルーを上に、濃く映るピンクを実際に下側にしたのは重みのイメージをある程度考えたことで当初は納得していました。

その後、2022年にはこうした連物はALL廃止。

「高級地金+宝石」が徹底された本格派ジュエリーに特化したラインナップへと大改良があった「本物志向のレンタルジュエリー」でした。

そうして、その後のセットは、こんな風に↓。

3点セット(新案):もうかつてのバイカラーの面影は有りませんが、リングが少し似ています。

もはや、以前のセットからの変更のセットではないかとのように見えますが、これが該当します。

あとがき

このたびの、ブルーとピンクの配置のどちらかというのは結論は出さずに問題提起のままに致します。

ピンクとブルーコンビをファッションやインテリアに取り入れている方は結構いらっしゃいますので、きっと独自の考え方をお持ちだと思います。

もし、この記事に到達したご縁がございましたら、一度考えてみてくださいませ(^-^)。

手作りネックレスに「意味」を入れていくことで高まる「価値」、元は同じ生まれであるベリル3兄弟の連ネックレス【398】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2010年代「パワーストーンブーム」にふんわりと便乗させていただいた過去。

自作で連のネックレスやブレスを随分作ったものでした。

最初は、「アメジスト」「オニキス」「スモーキークォーツ」と以前から知っていてあこがれていたストーンのをとことんつなげて輪に形作り、どんどんあこがれを現実のものに。。

そうして連のストーンを探す中で新しく出会ったり、新しく知ったストーンも出てきました。

書物によれば、「地球上には5,000種以上の天然石がある」のです。

ほんのわずな天然石の種類しか知らなかったその頃、徐々に「石問屋」様のおかげで新しい天然石を知っていったのです。

連の中でも「マルチストーン」に対してはとても魅力を感じました。

このたびは、その1つ「ミックスベリル」というネーミングで入手のカラーストーンでネックレスを作った完成品を含む、ジュエリー同士の組み合わせを考えていった様子をご紹介します。

ネックレス自体を作る場面を映しました回は別の記事の【153】に綴ってありまして、そちらへお立ち寄りいただくと製作の様子がご覧になれます。

パステルカラーが非常に美しく優しい「ミックスベリル」の正体も当記事【398】でお伝えしたいと思います(^-^)。

鉱物時代のロマンが感じられる3色のマルチストーン、その集結にこそ意味があるショートネックレスから始まるジュエリーセット

〇ネックレス:珠のサイズは縦15mm相当で横10mm強の大粒。K18WGの留め具含む43cm。 

「ベリル」というのは、元の鉱物名であり、その後混じる物資の違いにより、いくつかの別のストーンに分かれていきます。

ブルーはアクアマリン、グリーンはエメラルド、ピンクはモルガナイト。

自身の判断としては、このいびつさこそが天然の証のようであえて粒のそろっていないこれらが素敵に見えました。

2010年代は、すでに地金価格もアップの真っ最中でしたので、留め具として使用のK18WGの「引き輪」「ダルマ板」「つぶし玉」だけで合計¥10,000に近いお値段だったのです。

パワーストーンのイメージのこうしたネックレスに18金の地金の留め具を使うことがレア。

シルバー925ではなかったところに特徴を入れていったのでした。

〇ブレスレット: 白にライムグリーンが混じる「ネフライト:軟玉翡翠」のくり抜きバングル。内周は19cm。
〇リング:「シャネル」製のプラスチックリング。このシリーズが素敵。透明カラーでオーロラ加工入り。
3点セット:白っぽさを平均的に感じる淡い組み合わせ。形は目に映る「やわらかい四角」を共通に。。

季節は春っぽさがあると思います。

天然石の連ネックレスをたくさん作ると同時に集めたのがくり抜きバングルやくり抜きリング。

本当にたくさん探してとことん集めたものでした。

たくさん集めた理由は、それぞれがお似合いのネックレスやリングと合うようにとセットごとに考えていったから自然と増えていったのでした。

良き体験であり、パワーストーンブームを実体験した真っただ中にあったことがとても有意義でした。

あとがき

その後、パワーストーンブームは下火に。。

当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップもスタート当初はこのたびのセットを番号に入れていましたが、その後天然石の連物をすべて廃止。

そして、ハイブランドコスチュームジュエリーも廃止。

2022年には、18金やプラチナの高級地金と宝石の「本物ジュエリーだらけ」のラインナップに改良しレベルアップしたのでした。

結局、「レンタル」の価値というのが、気軽にコレクションできる範囲を大きく超えた「高級ライン」ということで、「企画のミット」に「ニーズのボール」を受け止めた次第です(^-^)。

ダークカラージュエリーに綺麗な色の差し色を入れていく、スモーキークォーツを主役に据える綺麗な色のストーンの存在価値【434】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

とにかく茶色が「ホッ」とする私。。

インテリア、過去のお洋服にわたり茶色を好んできました。

しかし、お洋服に関しては、10代の頃からさんざん茶色を試してきて思ったのが、「難易度の高さ」と「田舎っぽさ」でした。

「装う」ことは「見せる」こと。

他人目線の重要さを追求するようになったことでお洋服に関しては、茶から卒業して離れてゆきました。

反対に、お洋服そのものを茶色にするのではなく、白やピンクやベージュに「差し色」として活躍できるベルト・靴・バッグなどの小物と同じようなスタンスでジュエリーの茶色を使うことをしてみたのです。

このたびは、茶色の代表格のようなストーン、「スモーキークォーツ」が美しいジュエリーセットをその後の変遷とともにご紹介したいと思います。

暗めの茶色をジュエリーの組み合わせの中だけで、まずは、綺麗なカラーの差し色を投入するという工夫をしました。

暗い色の美しさとはどんなものなのかということを存分にお伝えできればと思います。

眼鏡チェーンなどにスタイリッシュに利用できる小粒のスモーキークォーツのロングネックレスのまとめ方

茶色に綺麗な色を3連リングで入れていきます。

同色の茶色も自然な関連付きとなるよう取り入れました。

小粒スモーキークォーツセット:ネックレスは2連使いもできます。ブレスはお揃い。
〇ネックレス:K18YG留め具の「スモーキークォーツ」の4mmの64面カットのロングネックレス。98cm。
〇ブレスレット:ネックレスと全くのお揃い。18cm。こちらも留め具はK18YG。
〇リング:天然石の瑪瑙(メノウ/アゲート)の3色のいずれも14号程度のくり抜き多面カットリング。

当初、「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップに登場のこのセットでしたが、他にもスモーキークォーツは登場していました↓。

こちらは、1.5cm四方程の大きな粒のスクエアの多面カットのロングネックレス。

連物の廃止後は、スモーキークォーツのペンダント中心の本格派ジュエリーへ

2022年では連物は、「本物志向のレンタルジュエリー」では、すべて廃止。

地金がたっぷりと使われた「高級地金+宝石」の本格派ジュエリーへと姿を変えました。

スモーキークォーツがペンダントになっているスクエアな四角モチーフ揃いのセット。

パワーストーン寄りに考えられがちなスモーキークォーツを立派な宝石と解釈したセットです。

そして、残念なことに、ペンダントが欠ける事件が2022年に起き、残ったリングを別に活かしました↓。

3点セット(新案):ダークなスモーキークォーツに対してはマルチカラーを引用がお勧め。

四角フォルムを活かしながら、スモーキークォーツが素敵に映る組み合わせを考えた結果です。

ここでも、ダークなスモーキークォーツと対極の綺麗なカラーを引用しています。

あとがき

スモーキークォーツがあまりに明るく綺麗な場合、色が処理によって調整されていることが多いです。

途中でご紹介のビッグな四角いペンダントの暗さが天然です。

どちらかというと本来カーキがかった茶色なのだそうです。

そんな知識も持ちながら、和名「茶水晶」のこのストーンに接してみてくださいませ。

ベージュや白のお洋服が多数の方はきっと出番があると思います。

色のトーンによっては、グレーにもマッチすることがあります。

言葉では、「暗い」「地味」などのマイナスイメージなストーン、その「陰」にこそ美しが隠れていると自身は考えています。

その美しさを引き出すために綺麗な色のストーンの役割があるのではないかと。

綺麗で華やかなカラーのストーンが必ずしも主役ということはなく、時には、まるで「黒衣:くろこ」のような役割をすることがあるのです(^-^)。

カラー際立つペリドットの多重ネックレスの馴染ませ方、ゴールドの地金たっぷり使いのジュエリーと合わせることから始めてみる【448】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

宝石には様々なカラーがありますが、時にうっとりするほどの美しいカラーながら、浮いてしまうのではないかという心配から、選択から外れることがあるかもしれません。

そういった際立つカラーのストーンの1つが「ペリドット」。

黄緑色がエキゾチックではあるのですが、それ1点のジュエリーだけが際立ってもも、最終的には装い全体に馴染ませたいものです。

このたびは、ペリドットの連物のロングネックレス(自作)という究極なデザインを例に、浮いてしまいがちなストーンの馴染ませ方をご提案致します。

カギを握るのはK18YGの地金、ペリドットには間違いなくゴールドカラーの地金の方を組み合わせにお勧めしたい

地金は主にK18YGのゴールドとK18WGやPT850/900などのシルバーに分かれます。

ストーンによっての相性は多少あると思いますし、互いに映えるような良い関係になる方の地金がまずは相性良しと見てよろしいかと思います。

ぺリドットに関しては、イエローゴールド(K18YG)の方が生き生きとしたジュエリーに組み立てられると思うのです。

よって、元々自作の連物のペリドットロングネックレスの留め具もK18YG製で設置していたことにリンクしてブレスやリングをゴールドに寄せ集めました。

そして、もっとゴールドのボリューム感を増やすにあたってゴールドベースのハイブランド時計も投入。

4点セット:ペリドットがそれほど浮かないように感じてくるのもK18YGの地金の影響ではないでしょうか。
〇ネックレス:2本。長さ84cmのペリドット4mmの四角。長さ74cmのペリドット6mm程度の多角形。
〇ブレスレット:K18YG製の61cmの「ペーパークリップ」デザインを3連ブレスレット使いに。
〇ブレスレット:時計をバングルのように扱います。「グッチ」製。文字盤はオーロラの白。

1990年代のヴィンテージものの時計です。

〇リング:K18YG台の、珍しいスクエアリング。真ん中の1粒は、ダイヤモンド。サイズは、14号程度。

とても個性的なリングで、自身の2010年くらいの収集時代の時からのものです。

このたびのこの組み合わせのセットは、2020年に開始の「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップに当初は並んでいたものでした。

その後、2022年では「高級地金+宝石」に特化した、「本物ジュエリー」を追求してこうした天然石の連物ネックレスや時計、ボリュームが普遍的なリングなどは廃止。

このセットの中ではレンタルジュエリーに現在も残っているものはございません。

事業者として出来ることは、実際のラインナップのもの以外でもあらゆるジュエリーに関することをご提案することだと思っております。

「ペーパークリップチェーン」は、透かしが「柄」になって他のジュエリーと組み合わせる難易度が高いというのが、過去の組み合わせに悩んだ経験からの感想です。

そんな中でも、四角いフォルムのものと相性は唯一良いと思いました。

あとがき

今回は、少し大げさにペリドットが多重になってより際立つ例でお伝えしましたが、その他、「カナリートルマリン」という黄色い蛍光色のストーンなどもどちらかというと黄色みなのでイエローゴールドと相性が良いと考えられます。

コーディネートの基本的な色相環も役に立ちまして、ペリドットのグリーンとイエローゴールドの地金の黄色は隣り合う類似色同士。

なじみやすいのは「類似色」にあたるカラー同士だという考え方が入っています。

そもそもストーンと地金のコンビ自体が納得できるものなのかさえ選ぶ時点で考えるところがスタートだと言えます。

とはいえ、複数の同じストーンをお持ちであるならば、差別化としてもう1方は地金を違うものに。。など、それぞれが1点ずつのまたとないアイテムであるような集め方が豊富なコレクションに繋がるのではないかと思います(^-^)。

「優しい中間色のストーンがあれば」と行き着いた先にあった、「アフリカンレッドアベンチュリン」の自作ネックレスとブレスの活かし方【456】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

あれは、2015年前後のこと。。

「パワーストーンブーム」の全盛期辺りに、留め具を高級地金に設置して自作のストーンジュエリーを製作。

その中で今まで知らなかった中間色の美しいストーンがこの世にあることを知ります。

どれも「キャンディ」のように美しい質感に対して、随分夢中になったものです。

そんな中で、サーモンピンクの「アフリカンレッドアベンチュリン」に出会います。

「アフリカン」と頭に付く「レッドアベンチュリン」は、オレンジにわずかに寄ったいわゆるサーモンピンク色でした。

そして、最もストーンが美しいと感じる(あくまで自身の感覚ですが)キューブ型にはまった当時、ネックレスとブレスを製作。

その2点にリングを地金のK18YGでそろえて和風なセットを作ってみたのです。

このたびは、素材がリングだけ地金という別物素材を相性良く取り入れていくコツのようなことをお伝えしてまいりたいと思います。

キューブ型の粒は四角フォルムに映る「平打ち型」のリングが相性が良い

よく、ブログ記事でもお伝えしていますが、形を同じで合わせるジュエリーの組み合わせを考える時に、アイテムそのもののフォルムだけを見るのではなく、遠目で目に映るところをシミュレーションや想像(イメージ)で考えることをお勧めします。

〇ネックレス:「アフリカンレッドアベンチュリン」のキューブカット6mm。長さは70cm。留め具はK18YG。
〇ブレスレット:こちらも「アフリカンレッドアベンチュリン」。留め具K18YGの6mmのキューブカット。

キューブカットはネックレスよりも急カーブの輪であるブレス、付けた時に硬いので長めに作りまして19cmくらいです。

留め具は付けるものの、実質バングルのような感覚で考えると良いと思います。

〇リング:左2個はK18YG。15-16号。一番右が茶メノウのくり抜きリング。17号程度。

リングが重ね付けを自由にできる豊富な3個。

これらのリングは遠目では指にはめた正面から、サイドからなど横長の帯のように映ります。

それは、四角フォルムに合いやすいという映り姿の形です。

リングは和風な柄です。

和柄の「青海波:せいがいは」に似ている左側と、木の実柄の真ん中。

珍しい茶メノウの巾広のくり抜きリングもサーモンピンクに色の相性が良いです。

同じ色でリンクではなくても、「相性のある色同士」ということも時に考えるとポテンシャルが広がります。

5点セット:和柄のお洋服にも合うのではないかと想像が膨らみますが。。その後大きくレベルアップの改良。

実は、自作ネックレスとブレスも2022年のラインナップの大改良ではすべて廃止になっています。

とはいえ、この時の自作から始まった組み合わせの考案はあるべき道のりだったと言えます。

この和風のイメージは、後のレベルアップの際にもすごく印象に残っていたので、その後こんな感じに取り入れ、和風を表現してみました↓。

3点セット(新案):和風テイストです。このリングが昔の和風リングの面影があるものになっています。

今は無き、「アフリカンレッドアベンチュリン」のネックレスとブレス。

連物には、地金が不足するので、どうしても「レンタル」では価値が見込まれないのです。

仕方がないことなのですが、こうした過去の記録はご提案としては残したいと思いました。

本当にエレガントで素敵になると思います。

連物は、お洋服と溶け合って素敵になることが多いので、お手持ちのお洋服に欲しい連を石問屋様で検索してカラーから探すこともできます。

お世話になった石問屋様は、「ケンケンジェムズ」様でした。

ありがとうございました<m(__)m>。

あとがき

誰かのお力を借りずして何もやってこれなかったと思います。

今まで知らなかったストーン情報を知ったことで自作のネックレスやブレスを体験できたことは、持ち前の分野の担当外の事を大きく他の事業者様や人にお世話になったわけです。

自身の役割は、「コーデ」のご提案だと決まっています。

とにかく、「装い」や「組み合わせ」をとことんこうしてお伝えしてまいりたいと思います。

現在の「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップ外や、過去多かった天然石の連物、コスチュームジュエリー、素材がたとえメッキで出来ていたノーブランドジュエリーだったとしても「素敵なものは素敵」なのです。

重視するたった1つのこと、それは「おしゃれ度」ですから(^-^)。