メンズアイテムの安定感とクラシックさの吸引力、流行の波をくぐり抜けて最終的に残るのは古い時代を残したモデル【618】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

タイトルに関しましては、願望も含めた考えです、この記事にたどり着いてくださいました機会に、どう感じられたかの意見を持ってみていただければと思います。

以前ありふれた日常の街の風景の中に、こんな一場面が飛び込んできたことがあります。

知らないおやじさんが楽しそうに取っ手付きのセカンドバッグを持ち歩いていました。

さり気なくすれ違っただけのほんのわずかな時間でしたが、その頃バッグのデザインを考案中で、アンテナによっておじさんのセカンドバッグを見ることにいざなわれました。

ちょうどファスナーを開けておられる最中、中身が分かりぎっしりといろいろなお店のカードサイズのものが見えてしまいました。

今から出かけるお店のポイントカードかクーポン券を分かる位置に取り出していた場面だったのかもしれません。

そのポーチは、特に凝った感じの素材でもなくナイロン系のグレーのような色だったと記憶しています。

決して華やかとは言い難いおじさんらしい素材でしたが、そのコンパクトさは優れていました。

必要最低限の中身がぎっしりと詰め込まれた保存箱を兼ねたような使い方が、「らしさ」に溢れ素敵だと映ったのでした。

街角でのおじさんのセカンドバッグからの着想、ベーシックさとミニマムな魅力を花柄ミニボストンへ落とし込んだ

ちょうどこの時期に小さな容量のバッグのいくつかのデザインを考案中でした(2019年頃)。

そのようなタイミングで、アンテナが良きご縁に反応したのか、おじさんのセカンドバッグからの着想で写真のミニボストンバッグを考案できました。

ポーチの延長のような取っ手付きのショルダー付きのミニボストンバッグは、表地のジャガード柄が無ければ非常にシンプルなものです。

おじさんが持っておられたメンズアイテムは、かえってまっさらな正直さがありました。

特に余計な「流行」などとは無縁の、クラシックで最低限の機能さえ果たせればそれでよいというような方針さえ感じるものでした。

そんな点こそが美しい、たとえ仏頂面な表面をしていてもそれが分かったのでした。

おじさんがなぜそのセカンドバッグを気に入って持ち歩いているのか。。の理由にリンクする部分がきっとあるかと思います。

いかに世の多くのバッグが、背景の「流行」を背負ってしまっているのかを感じたことも1つの矛盾、本来はベーシックで基本的なタイプが占めていてもよいものですが。。

レディース分野に不足していることへのメンズ分野からの引用に関しては、はるか昔にかの有名デザイナー様が行っていたことでした。

「ガブリエル・シャネル/通称ココ・シャネル」様は、メンズアイテムにしかなかったツイードなどの素材を、レディース分野に落とし込んだのです。

メンズアイテムには、昔からの伝統が宿り歴史が眠る素晴らしさがある。。そんなことも老若男女問わず広めたという功績が優れているのです。

こうした「シャネル」様のインスピレーションは、後の「ユニセックス」という概念への何かしらの道しるべになったかもしれません。

あとがき

現在の2026年ではもっと時代が進んでいると思います。

例えば、トラディショナルなグレンチェックのスーツからのレディース用への紳士的なパーツを消滅させてしまうようなかつてのアレンジ。

メンズテイストに寄り過ぎたバランス調整は、他の小物アイテムで工夫することもできるという視点も重要。

人間の身体的特徴までも利用しながら、上述の例のグレンチェックパンツスーツをエレガントなロングヘアへのバランスで調整できたりするものです。

「装いをすべてを含めた全体コーデとして考える」という文化が徐々に浸透している最中にあり、装い方の成熟への歩んでいるのではないかと見ています。

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書き手:ピクチャレスク

限度はアイロン台の幅に収まるところまで、雑貨品作りの小さなパーツを集めた効率の良い接着芯貼り【615】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびご紹介しますのは、ハンドメイド作業の正当なる効率化の一場面です。

大切な作業を省略した量産態勢とは違い、1枚作業するのもまとめて作業するのも同じ「質」であることが前提のまとめ作業になります。

1点物・プチ量産いずれにも対応できる考え方、根底にある丁寧さは揺らぎません。

接着芯を大きな面積で裁つ、隙間をミニマムにコスパ良く並べまとめてアイロン接着の共布ひもパーツ

短冊状のパーツの接着芯貼り(10枚分):接着芯の糊面を上にして、パーツを配分良く載せます。
粗裁ち:少し余分を見た最低限の粗裁ちをします。
アイロン台の幅内に収めた配分カット:このたびの全10枚の短冊パーツでは5枚ずつの2分割がアイロン台の幅に収まる分量でした。
アイロン接着:下からアイロン台・クッキングシート・接着芯・パーツ生地(ふせた状態)という重なり方です。

アイロンは地の目の向きに並行にアイロンを置くだけです、5秒以上接着のかすかな音を感じながら同じ分を少し重複しながらずらしていきます。

「ゴシゴシこすらない」ことはマスト、「地の目の向きに並行」というのも仕上がりがビシッと正確に接着されるためです。

特に緩い織りの生地などはこの接着の良し悪しで風合いが変わってしまいます。

アイロンの幅以内に収めることの重要性も、生地の歪み防止の1つ、5枚同時でもたった1枚でも同じ注意点です。

短冊パーツ1枚ずつの裁断完了:ここでやっと接着芯付きの短冊パーツが裁断できました。

あとがき

このたびのような場面は決して完成品では見ることができない部分です。

短冊状のパーツは結びひもになるパーツでしたが、販売されているどれだけの共布ひもに接着芯が貼ってあるでしょうか。

接着芯が貼ってあるとハリコシが驚く程高まり、リボン結びもしっかりとした輪郭のクリアな結び目になることが特徴です。

洗ってもヘタレにくく、むしろ販売されているその場の見かけよりも、その後の使用の日々で実感していただけることになります。

非常に地味なシーンではあったのですが、いかに世の雑貨品が購買時の売れるかどうかにフォーカスされているのかがその後の経年でめくれてくるのです。

ユーザー様が購入前に知らない情報、これを先にお届けすることで、本当の意味で良いお買い物への道にご案内できたなら大変光栄でございます(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

縫い代パイピングの綺麗な仕上げ、折り線の1mm程度右を縫い最後の縫い閉じで更なる厚み調整ができる【613】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.06.10からおよそ5年後の2026.09.09にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直しています。

5年経過した2026年現在も、一重仕立ての底やマチの縫い代始末に引用しているのが「ラッピング」です。

別名「パイピング」とも呼ばれ、ストレート裁ちでもバイヤス裁ちでも該当する呼び名だそう。

カーブにはバイヤス裁ちの方が向きますが、ストレートの部分にもバイヤス裁ちを使っても良いですが、伸びる融通がかえって問題になるかもしれません。

更にバイヤス裁ちははぎれを多く生み出してしまうもったいなさがあると思いますので、ストレートとの使い分けが良いと思います。

このたびは、ストレート部分ですので、ストレート裁ちで行っています。

ラッピングは厚手の生地の縫い代始末に引用可能、観音開きの折り線から少し右隣りを縫うと良い

ラッピング(ストレートパイピング)のコツに焦点:四つ折り観音開きで均等配分の折り線をアイロンで付けておきます。
その後の作業手順(左下から右上へ):折り線の1mm程度右側を縫ったら、反対側へ返し縫い閉じて完成。真ん中でもアイロン。

一番最初の1mm右側を縫うということの意味は、YouTubeで投稿者様からのご教授でした。

自分なりに読み解いてみましたが、平均的なブロード程度の生地ではこのまま問題なく最後の縫い閉じのステッチが反対側にも上手に貫通すると思います。

しかし、やや厚手の生地(このたびの動画のような8号帆布の場合)などは縫い閉じのラッピング布の縫い代分量もアイロンを使い調整しながら反対側に上手く重ねることがコツです。

そして、最後にもう1つ、それでも重なりがずれるものですので、縫い閉じのステッチを1mmなどという際どい場所ではなく、もっと内陸部に入った3mm程度がお勧めです。

あとがき

他の投稿でも時々別の生地でラッピングの様子をご紹介していまして、現時点での一番最新の投稿は【1538】です。

生地そのものに厚みがあるゴブランなどは、縫い代三つ折りさえ難しいことがあります。

そんな時にラッピングが引用できますが、ただどうしてもその選択しかない場合にとどめた方がよいと考えます。

そのままの生地で三つ折りで始末できるとコスパも良く、別生地との相性に悩むことがありません。

両方の考え方を混合した姿が、現行の一重仕立てのエコバッグ「切餅」の内部の仕様です。

サイドはそのまま生地を三つ折り、底とマチのみ別布ラッピングという分かれ方、これが最も相応な姿なのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

半月型デニムポケット作り、一重仕立てならではのカーブラインの出し方の悩みを「菊寄せ」で解決しました【605】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグ作りではポケットも立派なパーツ、決まって二重仕立てで作ってまいりました。

ポケットのデザインが四角であれば「わ」を利用した二つ折りで「中表」に縫い合わせひっくり返して1パーツに。

また、半月型のカーブのあるポケットならばこちらも「中表」に2枚を重ね、返し口をトップに決めてカーブを縫ってひっくり返せば同じように1パーツのポケット袋が出来上がっていました。

一重仕立てのカーブポケットを作る機会は、デニムエプロンを作らせていただくお仕事を賜ったことがきっかけです。

このたびは初めての一重仕立てのカーブポケットを作るケース、レザー用の「菊寄せ」の手法を引用させていただきました。

素材はセルヴィッチデニム14oz程度、レザーに似た硬さや厚みがありますが、緻密なレザーとは違うほつれの事情もあり、引用させていただきながらもデニムらしいカーブの出し方を考案してみました。

レザー製のL字ファスナーの角などに利用されている「菊寄せ」、一重仕立てのデニムポケットに引用可能

YouTubeにて本革の解説をされていた投稿者様のおかげで知ることができました、ありがとうございました<m(__)m>。

何度も動画をリピートしながら、私からもアウトプットできるまでに複数を実体験。

デニム生地のパーツの周りにはロックミシンを予めかけておくのが良いです。

縫い代1cmで真っすぐの線を先にアイロン、カーブ部分にははみ出さないように控え目にボンドを塗布。

カーブの部分は左右あり片方ずつやっていきます。

まず片方を半分の真ん中を目打ちで折り、山を2つ作ります。

そして、片方の山のど真ん中を目打ちでつぶしながら小さな山が2つ出来ました。

更に小さな山もそれぞれど真ん中を目打ちでつぶして全体を均一な皺に均等配分してならします。

この時のコツが「皺を内陸部へ追いやる意識でカーブラインから遠ざけること」だそうです。

これを丁寧にやっていき、アイロンでボンドの糊を追い接着すれば、自然なカーブラインで出来上がります。

デニムは硬さがあるので、比較的やり易いですが、その後デニム以外の生地でトライしたことがありまして、全ての生地に対して可能であると思いました。

あとがき

このたびの一重仕立てポケットは、どうしても一重仕立てでなければバランスが合わない場合だけにとどめています。

そうするとバッグではほとんどその機会は無く、お洋服のポケットの場合に限られることだと思うのです。

それでも、一度はこうして学ぶ機会があったことは非常に貴重なノウハウをいただいたと思っております(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

バッグ交換使用の日々、美しい桐生ジャガード大袋はバッグ収納用の容器としてお部屋のインテリア品になっていた【602】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.06.03からおよそ5年後の2026.08.29にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直しています。

通常は後で貼ります当時投稿の同じ内容のYouTube動画通りなのですが、このたびは動画の結果が失敗に終わっていまして、「インテリア収納のバッグ」というコンセプトは同じで別の製作物をご紹介します。

日々バッグを交換しながらお洋服に合わせて複数のバッグを持つ現状があると思います。

そうした使い替え用のためには収納もしっかりしていきたいと、「バッグinバッグ」構造の収納をご紹介。

インテリア用のバッグは動きが少ないので長持ちであることも同時にお伝えできればと思います。

外に持ち歩く以外のバッグの活躍の場はその容量を活かした収納、インテリアを兼ねた素敵な柄物バッグ

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インテリア収納バッグ:<サイズ>縦50cmx横52cmxマチ23cm。表地は「桐生ジャガード」、裏地はカーキグリーンヘリンボン。

上の写真のビッグバッグを最初に作ったのは2017年くらいのこと、一重仕立てでピンタック無しの単純な構造でした。

その後バッグを作る技術も高まった2023年、仕立て直しによって丁寧に作り直します。

裏地を付け四隅にピンタックを入れることで、非常に立派に生まれ変わったのが写真の姿です。

正面から見ておよそ正方形に映るスクエアバッグになりますが、1辺50cm越えの寸法は思い切った大容量バッグです。

外へ持ち歩くとどうしても消耗して擦れや破れの可能性が高まりますが、お部屋で収納に特化した使い方は傷みが滅多に起こりません。

この仕立て直しによって更にしっかりとしたフォルムになりましたので、おそらくこの先20年の長持ちが見込めます。

今まで20年使ってきた自作のポーチなどの例からもこの20年長持ちの予測はあながち大袈裟ではないと分かります。

2025年のハンドメイドバッグの生地収集の時に同種の生地を入手して「ハッ」としたのです。

ここで初めて、2017頃に出会っていた美しいダークカラーの大花柄の生地が「桐生織(きりゅうおり)」であることを知ったのです。

2017年では、生地の詳細を控えておくことさえしておらず、生地の詳細を見逃していたのでした。

「桐生ジャガード」は「群馬県桐生市」の産地品、柄違いの同じ色合いの生地に出会って初めてこのような美しい生地の存在を知ったのです。

美しく時々うっとりと眺める程の生地ならば、永続的に考えインテリア使いとした方が相応しいのではないかと思えて仕方がありません。

一方で「使い倒すバッグ」という日々の持ち歩きバッグは、デニムなどの元の生地の硬さや織りの緻密さを活かしどんどん味わい深く使ってゆけば良いのです。

このような「使い分け」の内の片一方、「インテリア使い」の場面をこのたびお届けしました。

あとがき

バッグの「使い分け」は、「コスパの良さ」を生むのではないかと考えます。

人の趣味嗜好によっては、「使い倒す」用バッグがインテリア風な美しい生地で選択することも。。そして、実際の丈夫さは1種類ずつの生地の性質によってバラバラです。

このようなバラつきをある程度まとめ、一人一人の価値観に対応できる均一的な丈夫な姿になればと願って生まれた工夫が「全面キルト」になります。

キルトは装飾的な一面もありますが目的は生地の固定と強度を高めます。

緩い織りの生地や元々硬めの織りの生地は、分け隔てなくバッグの作り手の裁量で固定、これも付加価値になると思うのです。

2026年現在の裏地付きバッグは表地にも裏地にも両方キルト仕様を徹底、「ダイヤ」「ボックス」「ストライプ」「ボーダー」「バイアス」のバラエティー豊かなキルトの種類の中から選択しながらバッグを作るスタイルです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

表地が華やかに映り内側がシンプルという一般的な構造の見直し、バッグの内側の創造性・芸術性の追求【584】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

かなり前の投稿になりますが【127】で車のシートベルトをボーダーパッチワークに仕立てたバッグを3点製作していました。

完成していた【127】は2020.05.23の投稿であり、ご購入は2021.05.26でぴったり1年後だったと振り返ることができます。

知っていただくまでの期間を短くすることは今後の課題ですが、そもそもご購入をご決断いただけたということがとにかく光栄でありまして、素晴らしい成果です。

このたびは、表地のみならず内側にも装飾性があったバッグのこの結果を今後に活かし、巷ではあまりこの考え方をされない裏地の価値についてお話したいと思います。

人に見せるための表面の華やかさにとどまらない、ユーザー様自身がうっとりと眺める程のバッグの美しい内側を作りたい

2020年に完成したシートベルトバッグ:ナイロン100%。ボーダー状にシートベルトを並べたパッチワーク。
バッグ内部の裏地:元々素材がユニーク、ポリエスエステル/100%でフクレ加工生地。立体型のポーチ付き。

このポーチは取り外し可能なマジックテープで位置を固定してある仕様、焦げ茶という超地味なカラーながらも随分エレガントです。

ダークカラーでここまでにエレガントになるのですから、マルチカラーや花柄がここに来るようなバッグの組み合わせも見込めるのです。

入り口の留め具:マジックテープで共布のシートベルトを使いながら裏地も先端に使用したタブ式です。
発送時の様子:「しおりタグ」を同封して、丁寧に包み込み発送しました。「しおりタグ」については別の投稿にて。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.05.26からおよそ5年後の2026.08.11に、ブログ記事の「手直し」の順番でタイトルから見直し全文を綴り直してまいりました。

実は2026年でもこの考え方を引き継いでいまして、表地が無地でどんな高級生地でも柄物は裏地に配置するスタイルを主流にしています。

ただ、例外もあってインテリア生地の分厚いジャガードのマルチカラーのものなどは表地に配置する方が自然ですので柄が表地になることも少しだけ。

それでも共通するのは、裏地をむしろ表地よりも華やかなイメージで考える点です。

これも趣味嗜好やスタイルなので、正しいのかどうかをさておきます。

大半が人から見える視点が重視され表面に力点があることが多いのですが、実際に使うユーザー様自身が楽しめる心地良きバッグが忘れられているように感じるのです。

更にはネット販売においては、ぱっと見のかわいさは表地に素敵な柄が出ていれば分かり易いのでほとんどが柄物バッグだらけです。

そんなハンドメイドバッグ界隈の中、いつか理解されたいと願いながら、本当の出番の多さは表地が無地ライクであることだと信じています。

この考え方をすると、生地依存・生地頼みが薄れ自分自身の製造スタイルになっていくことができます。

どれだけの高級生地でも柄ならば裏地にするというスタイルは、生地すべてをニュートラルな目線で見ているということの証明です(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

セルヴィッチデニムの風合いの変化のきっかけは雨と洗濯、週一程度のエコバッグの使用で変わり映えの無い姿が急に加速する瞬間【463】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

実は、1年間ある実験をしてまいりました。

当投稿日2021.03.25の1年前の2020.04.10スタートで、新品のセルヴィッチデニムエコバッグの風合いの変化を調べる内容。

実際に週に一度のまとめ買いのお買い物を続け、使用する中での変化の様子を毎回帰宅後に記録しました。

使用環境としては、①たくさんの食料品を詰め込む②週一度の使用という頻度です。

写真は結構な数にのぼり、1年後にその変遷をまとめデニムの風合いの変化のきっかけも見つかりました。

デニム素材で製作するバッグやお洋服、その未来を事前にイメージするための1つの引き出しになれば光栄でございます。

毎日同じアイテムをじわじわと使用などしない物に溢れた現代、デニムの風合いの変化は決まって雨とお洗濯がきっかけ

まず早速ながら、1年間の変化の記録をとった感想を先に述べたいと思います。

ジーンズを毎日じわじわと洗わずにはいていくことで出来上がる味わい深い色褪せやくったりとした表情、これはかなり「夢のような話」になってしまったと思います。

物品が溢れる現代、かつての作業着であるジーンズを毎日はき続けるなどという環境がありません。

おしゃれな方であればあるほど毎日交換しながら色とりどりの装いを表現をしているものです。

ましてや週に一度という頻度のお買い物では、劇的な変化は出ないであろうと思ったのが4月スタートの最初の3か月でした。

ところが、雨の多い7月をきっかけに一気に風合いが変化していきました。

4月:セルヴィッチデニム製(14oz)エコバッグの新品が完成した未使用状態。
5月:ほとんど変化はないと言えますが、わずかに柔らかさを感じる風合いになっているとも見ることができます。
7月:たまたまお買い物の帰りに雨が降り始めた時のそのままの写真。全体に雨に打たれました。

この直後に、雨の汚れ落としとリフレッシュを兼ねて洗濯機にかけお洗濯を致しました。

9月:デニムの白糸の姿が表れ始めた頃です。きっかけはやはり7月の雨とお洗濯が大きかったかと。
3月:翌年に入り、スタートからの1年後の姿です。ものすごくカジュアルな風合いになったと思います。

このたびは、デニムの風合いの変化を見たのですが、この実験と同時に別のことが判明。

ピンタックの角が、他の場所よりも際立って色褪せしていると分かったことです。

ある部分だけの劣化のようなことはアンバランスなので、その後このモデルを見直すことにしたのでした。

取っ手のみを上部に縫い付けていたことは、たくさんの食料品を入れた重みに対しては部分的な圧力のかかり方という意味のアンバランスさが気になりました。

こうした姿を見て、底に縫い込んだ長い支柱ベルとを前後で「よいしょ!」と持ち上げる構造が長持ちの秘訣なのではないかと閃き新モデルを考案↓。

後に生みだされた定番モデル「切餅:きりもち」:このデザインの起源は実は今回のデニムエコバッグなのです。

一重仕立てでもデニム・帆布・カツラギなどのハードな厚み生地を選択することで、立派なバッグになります。

エコバッグを越えたメインバッグにも昇格できる可能性を秘めた作りの良い一重仕立てなのです。

こちらは、いずれ他の2デザイン一緒にまとめ3種のバッグの作り方としてコンテンツとして売り出すよう勧めています。

あとがき

描いた夢のような徐々に味わいが増していくような記録ではありませんでしたが、これこそが現実的な姿なのかもしれません。

バッグを1点しか持っていない人こそ現代では稀有な存在、いくつかを使い分けているものなのです。

複数を時々使うことは、傷みの起こりが遠ざかり長持ちになる良い持ち方だと思います。

このたびのような気軽な一重仕立ての洗えるバッグは、あえて雨の日専用として、その味わいを高めることを兼ねながら他のバッグとの使い分けができそうです(^-^)。

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デニムに宝石のようなミックス生地を組み合わせた意外、セルヴィッチデニム製のビッグなヘルメットバッグの信頼感を持てる横顔【462】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

セルヴィッチデニムのようなごつごつしたカジュアル感たっぷりの素材でエレガントなバッグが作れるのか。。

このことは、当バッグの製作においては長年のテーマでありカギを握るのは丁寧なお仕立てに加え、裏地の選択にあります。

一度デニムに対する固定観念を取っ払ったところからのスタート、エレガントとは対極に考えがちなカジュアルテイストを敢えてエレガントに寄せる方針で製作しています。

このたびは、3点連続製作のトート型ヘルメットバッグの2点目が完成しました。

「ジェットヘルメット」から「オフロードヘルメット」まですべてサイズのヘルメットをカバーするようなたっぷり容量です。

融通が利く折り畳みになる点にもご注目いただければと思います。

あまり見ない底面でもひそかに支柱がぴたりと重なり合っていた。。内部が高貴な美しさを放つエレガントなデニムヘルメットバッグ

使用生地:表地(濃紺)-セルヴィッチデニム(14oz)、綿/100%、日本製。裏地(暖色系ミックス)-モールベロア、ポリエステル/100%、日本製。
前後の支柱の底での重なり:内部はこのように支柱の両端を待ち針で固定してぴったりと重ねておきました。
完成品の支柱ベルトの底の合致:ぴったりと合いました。良質さを感じる1つの重要な場所です。
内部のダイヤキルト裏地:7cmのダイヤキルト裏地はこのように美しく配されました。際立つ元の生地の美しさ。
ヘルメットバッグ(裏地はモールベロア)完成:<サイズ>縦36cmx横41/72cmxマチ30cm。
十文字状の留め具を使用した時のフォルム:畳まれたサイドが突き出さない正方形のような状態です。

ジェットヘルメット入れとしてはこの使い方で十分。

30cmのマチの迫力:市販ではここまでのマチはなかなか見つからず。ハンドメイドならではの強味と言えます。
斜め上の角度から:そこに置いているだけのかっこよさも併せて演出できるようなバッグでありたいと思います。

あとがき

超ビッグバッグですので、製作には時間がかかります。

こうしたバッグを販売する際に、サイズの違いによる価格の反映は尤もだと思うのです。

コンパクトなバッグは面積が狭く、あっという間に作業が進むことがあり、その点は作り手とユーザー様との価値観のギャップがある点かもしれません。

生地の広さは、その後のアレンジへのポテンシャルを残すもの、このビッグヘルメットバッグも「仕立て直し」によって別のデザインにもある程度変更が見込めます。

多種多様なニーズや経年後の気持ちの変化を大切にすると、「仕立て直し」という文化も自然とあり得ることなのではないかと。

だからこそ最もミニマムですっきりとしたデザインはそんな可能性を残すのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

14ozセルヴィッチデニムのヘルメットバッグの裏地は美しきミックスモール生地、大きな面積の中の7cmダイヤキルトの緻密さ【460】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ミックスカラーがまるで宝石のよう美しいモール生地、このたび3点連続製作のビッグヘルメットバッグの2点目の裏地に取り入れてみました。

まだ完成には至っていませんが、前半のダイヤキルトをかけた場面をご紹介したいと思います。

ヘルメットバッグ自体の完成は、後の投稿の【462】でご覧いただけます。

デニム濃紺に相性良きイエロー系ミックスモール、ビッグヘルメットバッグの面積から見る7cmダイヤキルトの1マスのサイズの許容

使用生地:表地(濃紺)-セルヴィッチデニム(14oz)、綿/100%、日本製。裏地(暖色系ミックス)-モールベロア、ポリエステル/100%、日本製。
生地ズーム:セルヴィッチデニムはかなり緻密な作りをしていることが分かります。モールはカラーが豊富で綺麗。

3点の裏地をそれぞれ変えることで、共通の表地デニム生地の濃紺に施すステッチ糸の色もそれぞれ変えていきます。

このたびの裏地のモール生地に合う、オレンジ色のステッチ糸を選んでいます↓。

柱ベルトの底での位置合わせ:きちんと繋がるように合致することを徹底すると美しく仕上がります。

コツとしては、待ち針を端っこではなく、このベルトの左右を先に留めること、ベルト自体には針も通りにくいですし、左右で動かぬよう固めるという意味の位置です。

事前の内陸部の待ち針:これでもまだ不足しているといった感覚、縁だけの待ち針では皺やたるみが起こります。
7cmダイヤキルトステッチ:接着芯・キルト芯(中綿タイプ)・ハード薄芯の多重構造でしっかりと固定。
7cmのダイヤキルト完成:バッグ本体の面積が大きいので7cmダイヤキルトがたくさん出ています。
7cmダイヤキルトのズーム:途中で内陸部にも待ち針を平均的に打つという徹底により、皺やたるみを回避。
裏面:作図は裏面で行います。角を直角二等辺三角形に底辺を最初に引きスタート、7cmの平行移動で作図。

このたびは、ここまでの進捗度、表地には支柱ベルトを取り付け、裏地には7cmのダイヤキルトをかけ終わったところまで進んだということになります。

あとがき

ヘルメットバッグには、ポケットは付けないことにしましたので、裏地にキルトがかかればこの先はスムーズ。

この後は、Dカンとナスカンタブを合計4箇所付けて、表地と裏地を合体して完成という流れです。

カジュアルなイメージのセルヴィッチデニムですが、創造的な姿のバッグになれば裏地1つで表情も変わるということです。

1点目は黄色系小花柄でかわいいヘルメットバッグに、今回はどちらかと言うとユニセックスですが共通するところは、エレガントさです。

こうして複数のアプローチでヘルメットバッグを仕立ててまいります(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

小花柄中綿キルトで内部がプロテクト、縮めばジェットヘルメット用に広がればオフロードヘルメット用に展開する14ozデニムバッグ【445】

アイキャッチ画像445

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび1点のヘルメットバッグが完成、裏地が小花柄の中綿ダイヤキルトでふんわりヘルメットをプロテクト、表地は14ozの濃紺デニムで黄色いステッチで完成しました。

続く2点は、表地のみ共通で、ステッチの色が変わり、裏地が変わるということで同じモデルでも違いが表せる1点物志向として比較してお楽しみ下さいませ。

このたびは、初めて作った超ビッグヘルメットバッグであり、支柱の底での重なりが不十分な点は次回への課題です。

デニムに可愛らしい小花柄を肉厚なカーテン地から選んだ生地のバランスも感じていただけると良いです。

1点で「ジェット」「オフロード」双方のヘルメットのサイズの違いにも十分対応できる、14ozデニムのトートバッグ型ヘルメットバッグ

使用生地:表地(濃紺)-セルヴィッチデニム(14オンス程度)、綿/100%、日本製。裏地(小花柄)- 2級遮光プリントカーテン地、ポリエステル/100%、日本製。
Dカンタブの厚みの限界:最初共布の14ozデニムでトライしたものの針が折れるほどの硬さで断念、ちりめんへ。

たまたま持ち合わせのちりめんが濃紺であったことで、濃紺というカラーが決め手になり代替としました。

特殊な入り口の留め具構造:巷のトートバッグでは見つからない構造。ヘルメットが飛び出さないように十文字。
ビッグヘルメットバッグ完成(14ozセルヴィッチデニム):<サイズ>縦36cmx横41/72cmxマチ30cm。

3点中1点目のこのたびにしか無い部分は、①裏地が黄色系の小花柄②5cmのダイヤキルト③ステッチの糸の色がライトイエローという差別化は価値としました。

オフロードヘルメット対応の広げた使い方:サイズの横が72cmに広がりゆったりと収納できる設計です。

このサイズを知るために、予めインスタグラムでオフロードヘルメットの持ち主様にお聞きしましたデータです、ありがとうございました<m(__)m>。

支柱ベルトの底での重なりの課題:このたびは意識しておらずずれています。今後はここをぴったりと合わせます。
お洋服とのコーデ例:同じ濃紺デニムスタイルでイメージ。

あとがき

実際にバイカーであった14年間のヘルメット事情を知る者が、理想としたバッグはかなり現実的なものです。

アメリカンバイカーでしたので、小ぶりなジェットヘルメットしかこれまで着用はさせていただいてまいりませんでした。

ただヘルメット着用及び収納体験は十分に活かすことができ、さらに大きなヘルメットがあることも知っていました。

バイカーにとって、場所を要するヘルメットの収納は結構な悩みなのです。

このような実体験から、様々なヘルメットにも柔軟に対応できるゆったりサイズのバッグのお役目を願ったものでした。

続く2点目と3点目の完成は間に別の投稿がたくさん入ってしまいますが、【462】と【637】でご覧いただけます(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク