貴金属のチェーン類の刻印の素早い見つけ方【903】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在地金価格がまたしても高騰しているようです。

少し前に金が1g¥5,000くらいなのかー、すごいなあと思っていたのに、現在、¥7,000代行ってませんか!?。

これには大変驚いています。

今回は、そんな貴金属の中のチェーン類であるブレスレットを例に、細かくて探しにくい刻印がどの場所にあるかということをレアな例も交えて3箇所ご紹介したいと思います。

よくある場所、ひっそりとした分かりにくい場所など

刻印の表記の仕方はまた別の記事でご紹介するとして、今回は、場所のみにスポットを当てますね。

まずは、この場所。プレートへの刻印です。これは多いのではないでしょうか。見にくいですが、K18 WGと上下2段に刻印されています。
次は、この場所。カニカンのサイドの平らな場所です。過去にカニカンでもこの場所ではなく、面積の狭い場所にあったこともあり、それぞれの製造業者様の意向なのでしょう。K18の刻印です。
3つ目は、巾広ブレスなどに多い折りたたみ式留め具の内側です。内側ともなるとなかなか見つけにくい、この場所はややレアな場所かもしれません。PT850の刻印です。

あとがき

リングは面積が狭いので刻印は比較的見つけやすいですが、チェーン類は附随パーツも多く、場所の選択肢が多いと思いがちです。

そんな時、今回の3例でも共通しているのがすべて留め具にあったという点です。

まずは、留め具を最初に探してみると見つけるまでのスピードが速くなると思います。

そして、3つ目のように、隠れていることもあるので、開閉式などのタイプは開閉の両方の場合で探すというのも見つけやすいですね。

三つ編みなのにクールな雰囲気になった、自作ステンレスネックレス【833】

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

まえがき

いつごろかなあ、2010年頃からでしょうか。

ネットで売っているアクセサリー用の金属の材料を見ていて、好みの長さのペンダントチェーンやネックレスを作ることを思いついて作ったことがありました。

自分の好みの長さも実現できていたので長く出番がとても多かったネックレスがありました。ここ2021年になって自分の中でモデルチェンジの時期を感じ、どうしようかなあと思っていたところ、思いついたアレンジがあります。

今回はその、もともと自作していたネックレスを更にアレンジして作ったネックレスをご紹介したいと思います。

三つ編みしたのが三つ編みっぽく見えないかっこよさ

こんな感じで突然完成していますが(^_^;)。

前の状態の写真が見つからず、変化が分かりにくいですね。

同じ長さの3本の粗喜平(あらきへい)という透かしの多いチェーンだった3連ネックレスだった以前の状態をリフォーム。

三連をそのまま活かし、三つ編みして、両先端を丸カンに通してまとめてダルマ板と引き輪を取り付けて完了。

とても簡単な作業ではあるのですが、それもやり方をある程度知っているからで、何もこういうパーツをいじったことのない方は、少し驚くかもしれません。

基本的な丸カンなどの扱い方さえ学べばその先のアレンジの世界が大きく広がります。

エコノミーな価格で素敵なネックレスが出来てしまうので、とても素敵なことですね。

いろんな意味でこのネックレスは素敵に変身できました。

粗喜平だったことで、三つ編みが分かりにくく、それがかえってラフでクールな感じに映ります。

そして、隙間が多いことで清涼感もあって、夏の半袖Tシャツなどにもマッチ。

夏のTシャツにペンダントやネックレスが少しキザになってしまうことがありますが、このネックレスだとそういった緊張感があまりなくてかえって良いです。

ただ、今回のチェーンは細かいチェーンのパーツ1つ1つが隙間が無く、カットしにくかったということ。

これは私も今後の課題ですが、通常、ネックレスチェーンの材料のステンレスであれば、パーツ1つ1つが外しやすくカット口があることが多いので、もっとやりやすいかと思います。

私の今回のチェーンは、どちらかというとアクセサリー用ではない工業向きの材料としての長いチェーンのカット売りだったので作りが違うのかな?。

お勧めコーデ

こういったネックレスですが、お勧めコーデをご紹介したいと思います。

先程上述で少しお話しましたが、まずは、何気ない日常着に合ったりするかと。

ということで、

・夏の半袖Tシャツ(無地がお勧め)

・スウェット

・ジャージ

・トレーナー

こんな感じの、あえて、日常着らしいものにどうかとお勧めしたいと思います。

そして、ちょっと違う方面で、

・ボタニカルな柄のワンピース

・幾何柄のワンピース

こんな風に、柄が入っているのだけれど、このネックレスをなじむように同化するかのように着けていくという着け方ですね。

何かのご参考になればと思います。

あとがき

もし、ジュエリー好きで、エコノミーに自作してみたいということであれば、ステンレスの材料を集めて自作するという手があるということです。

金属アレルギーでなければシルバー925の方が素材が柔らかくて扱いやすいのでやりやすいですが、なにせこの金属の高騰で18金と共に高価になっていますので、類似の色のステンレスは代替品として活躍してくれると実感。

金属アレルギーなのでジュエリーを楽しめないということは決してないということですね(^-^)。

七宝ジュエリーの柄の雰囲気の解釈【831】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

七宝焼きという名産品があります。

七宝焼きの手法というものがあるので、その技術で作られる七宝焼きなるものは世界中に存在しています。

当picturesqueの住んでいる地域でいうと、七宝町という町が有名な産地になります。

今回は、七宝焼きのジュエリーを数点コレクションしたのでご紹介したいと思います。

その魅力、使いやすさなどをお伝えしたいと思います。

そして、他のジュエリーアイテムとの同時使いの時の全体コーデの雰囲気の自分なりの解釈などのご参考になればと思います。

七宝焼きジュエリーのご紹介

七宝焼きジュエリーコレクション:色がカラフルなところがお洋服に合わせやすい♪。

では、1アイテムずつ行きますね。

薔薇柄のビッグペンダント:バラがエレガントです。プレート型なところがクラシック。ビッグサイズの縦が4cmほど。
フランス製:百合の紋章や古城がヨーロッパ風。
日本製と思われるバングル:シンプルな和彫りのような柄が合わせやすいお品。
ボタニカルな巾広リング:台はシルバー色に見えますがゴールド。
こちらも巾広リング:鳥や梅の花が和風。台がゴールドです。

雰囲気の解釈例

少し迷ったことがあります。

これらを組み合わせて同時に着ける場合です。

薔薇のペンダントに赤のバングル、そして、下のリング2つというのも同じ七宝焼きなのですし、花柄という繋がりで同時に着用も解釈としては1つありそうです。

しかし、どうも、それぞれが別のように感じて仕方がなかった。

ということで、今思うのは、この中には3種に分かれるかなと。

場合によっては4種。

薔薇のペンダントは非常にエレガント。

これだけの存在感であれば、ブレスは無地のゴールドの金属だけのものを。

リングは薔薇ペンダントの中のグリーンの部分の翡翠のくり抜きリングなどをと考えます。

そして、赤のバングル。これは、フランス製のブルーのペンダントと合わせても良いかと思います。

そして、リングはブルーや赤の混じったマルチカラーのリング。

そして、最後、リング2つは同時着け。

翡翠のネックレスとブレスのグリーンの無地にこれらを一緒に。

その場合、このリングを同じグループにするのか、それとも分かれるのか。

ここは同じグループでも良いのかなと思ったり。

そんなセットの組み合わせを考えてみました。

また後の記事でこれらを使ったセットの組み合わせになったご紹介をしたいと思います。

あとがき

先ほど、「解釈」ということの例を私の場合でご紹介しましたが、この解釈こそが価値観とか個性です。

同じアイテムでも人によって解釈の仕方が違うから楽しいし興味深いのです。

その人らしさ、人となり、を表すのが、いかに物自体からではなくて、その後のコーデとか装いからだったりすると言えるのではないでしょうか(^-^)。

アクセサリーが粋に映る、形をそろえる手法【826】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在のレンタルジュエリーへの何かヒントになれば。。そして、値段関係なしにおしゃれ価値を高めるには。。という研究もあり、コスチュームジュエリーを自分自身で身に着けてみることをしています。

今回は、そうして、いわゆる、偽物、メッキ、おもちゃジュエリーとも言われるような装飾品をいかにかっこよく見えるかということを「形」をそろえるということで実現できるというお話になります。

四角い形のものを集めてみた

四角いモチーフというのは私が一番好きな形です。

特徴があってクールな雰囲気を感じています。

3点四角い雰囲気のアイテムをご紹介します。

AVON社製のタッセルペンダント

まず1つ目は、タッセルペンダント。エイボンのもの。

エイボンはコスチュームジュエリーのビンテージ物の中では特にお洒落だなあと思ってきました。

シルバー925でもないただの金属ですが、きらめいていて、作りが良いです。

タッセルも、こういった硬いイメージの金属なのに房になるというところがすごく面白い。

ブロックを組み合わせたようなスネーク柄みたいなチェーンも個性的です。

これが四角いイメージに感じたのは、タッセルをまとめるスクエアのパーツの存在感と、その他のチェーンの角々しい作りですね。

スクエアパネル装飾のリング。この茶色は銅みたいな素材なのか、メインの金属と種類が変えてあります。お洒落です。

こういったリングもパネルが四角でスクエアなイメージにマッチしそうです。

作りが良いですね。パネルの茶色も洒落ています。

六角形の台が四角と相性の良いゴールド台のストーンリング。幅広です。

何も四角にとらわれずとも、こうした六角形のモチーフが並んだものでも、同じ多角形の仲間として四角との相性はあります。

そして、巾広リングのこういうタイプというのは、正面から見た時にリングが四角く長方形に映るので、四角コーデには「あり」だと思っています。

ということで、3アイテムをご紹介しました。

四角いイメージを作りたい場合にこんな風に形を意識したパーツの部分までにも目を向けてそろえていくと、かっこよくすっきりとしたまとまりができると思います。

さらに、その他のコーデにも四角を意識して、ベルトのバックルがまあるい物よりはスクエア寄り、靴の装飾や、つま先の形、バッグのデザインが丸みを帯びたタイプか、四角い雰囲気かなど他のアイテムも相まって全体コーデが作られるとなると、とりあえず、ジュリーだけの中での形の意識というのがその一部を担うのが分かります。

あとがき

こうしてジュエリーをこだわっていくと、ジュエリーから始まるコーデというのもありなんです。

私は現在そのように洋服を決めている最中です。

このジュエリーのセット組があるから、これに合うようなお洋服を。。。

こんな決め方は、従来の洋服に合わせて小物を身に着けていくという観念を覆す、真逆の発想。

けれど、何に重きを置くか、何を主体にするかを変えるとまた新しい発見とか楽しみができますね。

今回は四角でそろえたご紹介でしたが、これをヒントに、ハート、ひし形、楕円型、星型、フラワー型と特徴ある形がいろいろあって好みの拘りができそうですね(^-^)。

「にせもの」の中の「合成石」のレベル【823】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在「本物志向のレンタルジュエリー」というレンタルジュエリー業をさせていただいております。

この、本物志向という点は、地金の18金やプラチナに徹底、石は天然石に徹底、そして、ほんの一部あるコスチュームジュエリーは、一流ブランド品尽くしのセットと、すべてをある意味、本物志向として営んでいます。

と、そういったお品とは対極にある、「にせもの」ということに、今回は目を向けてみます。

お客様に本物をすべてご利用いただいた証(あかし)として、自分は、にせものジュエリーを身に着けるということをしています。

さて、このにせものと一括りされる分野ですが、その中でも特に作りの良い、本物にとても似た見栄えのお品があります。

それが合成石を使ったジュエリーというものです。

今回は、この合成石ジュエリーにスポットを当ててみました。

なぜ、合成石には、本物みたいな名前が付いているのかの理由

よく、合成ルビー、合成エメラルドなどという言い方を聞きますが、私も最初は、何か図々しさを感じたものでした。

合成なのに天然石みたいな名前で気を引こうとしているのでは。。。

そう思ったのです。

しかし、それはある意味正しい表現の仕方だと分かりました。

合成という言葉には深いものがあったのです。

この定義は、天然のストーンの成分=化学構造を真似して同じ構造を人工的に作った状態を表すというものなんです。

そう考えるとなかなかのものです。

例えば、こちら↓。

合成ルビーと合成ホワイトトパーズのリング。

ものすごく本物っぽい作りに見えますね。

これが実際目の前で見ると、綺麗だけど、うーん、これは偽物でしょう、と分かります。

天然はもっときゅっと引き締まったような小粒になります。何か繊細さがあるのも天然で作られた本物の特徴です。

このダイナミックさも合成ならではの出来なのでしょう。

このように、天然に近いような様相にもなるこのストーンの内部が、実は、化学組織を全く同じくしてあるからこの様相なであるということが重要ポイントなのです。

そして、さらにもっと近づくために、台をきちんと使い、手間のかかった仕立てをされたお品となれば、もっと似てきます。

そういった意味でこのリングは、宝石寄りなにせものだと言ってよいかと思います。

時々、合成石のものも宝石と呼ばれるのも、実は、この内部の化学構造にあったということです。

そう考えますと、プラスチックとかただの金属だけのコスチュームジュエリーに比べれば、実は合成石のにせものはレベルが高いという考え方もできるかもしれません。

が、しかし、それも、にせもの分野の中でのレベルです。

天然であるファインジュエリーの分野とは雲泥の差であることは言うまでもありません。

合成石のジュエリーを実際に手にしてみた感想

実は、このリング到着ホヤホヤでした。

ここまで作りの良いにせものは初めてですので、まずは、このデザインのお洒落さに感動でした。

そして、シルバー925でもない、ただのメッキの金属の台の部分も厚めで、良質なのが分かります。

全体にボリューム感あるリングになります。

おそらく、夜の暗い場所や、映画館などのシーンでは、天然でも合成でも分からないかもしれません。

よく、結婚式など用にダイヤモンド風なお品のネックレスやブレスやリングがお勧めされていますが、ああいった注意が散漫になるようなシーンでは、注意喚起が別の所に行きますので、身に着けているお品というのはまじまじと見つめられることがありません。

よって、ぱっと見華やかであれば良いということを考えれば、落としやすいああいった出先のシーンというものに、合成石の活躍場所のヒントがあるかもしれません。

picturesqueのレンタルジュエリーの今後の方針の再確認

ここ最近も、ダイヤモンドの代替品がどんどん工業品として研究の成果が出ているようです。生み出されて行っているようです。

研究が盛んで、その背景には、人気のダイヤモンドをより身近に広める目的とか、天然ダイヤモンドが閉山とか、環境破壊の問題の観点から採掘をひかえる方向に行っていることもあるかと思います。

当レンタルジュエリーの考え方としては、そういったダイヤモンドの代替品が多く生み出されてこそ、その一方で、より天然の価値は高まると思っています。

しかし、その代替品の価値は天然に勝ることはないと思いますので、これまで通りの本物志向は当然継続です(^-^)。

確かに天然ダイヤモンドに関しては特に、ここ最近、天然のおしゃれなものはレアで、見つかりにくさは私も感じています。

こういった近年の入手困難な流れの中での人気による品薄なのかなあと自分なりに思っています。

あとがき

本物、偽物と一口に言っても、偽物分野にも広がりがあるということがお伝え出来たかと思います。

こういった今回ご紹介のような合成石のジュエリーは、シーンを選んで使っていくと良さそうです。気が散漫になりがちな混沌とした旅行先などのシーンなどでは、価値が低いことが逆に安心だったりします。

<出会い>大粒のスモーキークォーツペンダントトップ、水晶らしい透明感【819】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリーの「特徴」というものが色濃く出ているお品はやはり魅力的だと感じます。

いろんな特徴の中で1つ、サイズが大きいというのがあるかと思います。

プチと呼ばれる良さもあるのですが、結局はいろいろ目にしてきましたところ、大粒ということにはより価値があるという考え方をしています。

今回は、ビッグサイズのスモーキークォーツペンダントトップをご紹介致します。

水晶の透明感あふれる逸品、ビッグスモーキークォーツペンダントトップ

K18YG台で、縁枠に一部PT900も装飾されたスモーキークォーツのペンダントトップ:縦がバチカン含まずに2.5cm程。ビッグサイズです。

とても迫力があるお品です。気持ちが良いくらいのダイナミックさです。

装飾の縁の縄模様にPT900も使われています。

ここ近年、金銀同時の着用という地金の組み合わせコーデがプチ流行みたいですね。

スモーキークォーツは水晶の仲間です。茶水晶という呼び名もあるみたいで、透明感ある茶色の天然石を見た時は、スモーキークォーツかな?と思ってほぼ正解です。

ほかに類似品があまりないので、見分けやすいですね。

あとがき

こんなに暗い色なのにとても魅力的なのは透明感も1つ相まっているからだと思います。

ダークカラーでも鈍いにごった石であるとまたこれが難しい(^_^;)。そういった意味でダークカラーと透明感のバランスがとれたスモーキークォーツは親しみやすいのかもしれませんね。

茶色って優しい色との相性が良くてすごく全体のコーデが優しくなると個人的に思っております。サーモンがかったピンクのお洋服などに、クリーミーなベージュ色などに差し色として活躍してもらえそうです(^-^)。

<出会い>ボタニカルな透かし彫刻をかわいくとらえてみる、ジェダイトのペンダントトップ【815】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

翡翠はネフライトの数が圧倒的。

今回は、希少と言われる方のジェダイトの透かしペンダントトップのご紹介です。

和風ととらえがち、あえて洋風で可愛いテイストのとらえ方

縦が4cm近くあるビッグサイズの部類のジェダイト透かしペンダントトップ:K18YG台でボタニカルな彫りが素敵。

翡翠やメノウはもともと国産も産出されるなど和風な雰囲気も多いデザインになっているものが多いです。

せっかく今回、柄としてはエキゾチックにもなるようなお花も入っている彫りなので、かわいく西洋風にとらえるのも素敵になるだろうと思いました。

こういったグリーンに色彩でいうところの反対色(補色)なる赤色などをスパイスしたら可愛い感じになりそう。

あとがき

グリーンと他の色の天然石が一緒になったお花デザインもありますが、グリーン1色でも、お洋服の柄の色、ベルト、パンプス、バッグ、など小物使いに反対の色を入れていくことで、グリーンだけのクセの強さは緩和されるかと思います。

ペンダントトップの周りからちらりと溢れている色は、台がK18YGであるからです。

これも黄色という色味が加わって、良い台です(^-^)。

<出会い>シェルの滑らかさがよりエレガントな扇デザインのペンダントトップ【812】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

この季節はお食事会などが多い季節。

少しエレガントな装いにと今回そんなイメージのあるペンダントトップをご紹介したいと思います。

デザインに特徴のあるエレガントなシェルペンダントトップ

扇形のシェルペンダント:K18YG台に一部ダイヤモンド使いの装飾。そして、シェルは白蝶真珠製。縦はバチカン含まずして3cm程。横の広がりは最大4cmまで広がっています。結構大きいです。

こういう扇形のデザインにフリルがあるものがあまり見つけられません。

そういう意味ではこのお品のフリルを表現した溝がとても美しさの効果に起因していると思えます。

真珠の珠を身に着ける古典的なフォーマルな装いとは違ったフォーマルさが感じられます。

あとがき

ペンダントトップにこれをチョイススタということは、この後のブレスやリングもこれと関連付くものにしたいわけですが、ここからが私の頑張りどころです。

結構クセのあるデザインなので、これに相応しいブレスやリングは。。。

ということである意味挑戦です。

レンタルジュエリーの内容のレベルアップの様子【811】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」というキャッチフレーズで、ファインジュエリー中心のレンタル事業をさせていただいております。

私の場合、ネックレス、ブレス、リングの3アイテムを1セットにとりあえずコーデして、そのままスーツのように同時に身に着けられる状態をご提供しております。

よってセット組になっての1点ということになります。

その後、レンタルが成約した後であっても常に1セットずつを細かく見直して、腑に落ちなかったり、お客様が本当に満足していただいているのかどうかを読み取りながら時々差し替えとか変更をさせていただいております。

今回は、この差し替えなどを実際にしてきた、before-afterがどんな感じの変化なのかというその内容をお見せしたいと思います。

なぜ差し替えをする必要があるのか

後で、4セットの変化を写真でご覧いただきますが、そもそも、差し替える理由というものを先にお話致します。

レンタルジュエリーをスタートしたのが2020年の7月末になります。

古物が多く含まれるビンテージジュエリーも魅力的でたくさん取り入れたいので、中古品市場では事業者としては仕入れ時に必須となる「古物商」の免許を取得するところからスタートしました。

少し余談なのですが、ネット販売やネット事業としてこういった古物も扱うことが含まれるレンタルとか販売の場合、最初の古物商登録から、「変更届」という形でネット活動の要請を警察さんへ届け出ます。

私は古物商の免許をいただく時に、何か勘違いや無知でミスをするといけないので、「行政書士」さんへ依頼する形で書類の記載や登録をお願いしました。

その中で、きっと私が自分だけでやっていた場合にミスをしたであろう、この「変更届」の必要性をちゃんと念押しで教えてくださいましたので助かりました。

ネットでせっかくうまく活動していても変更届無しでもやってしまえるので、ここが落とし穴。

少し、曖昧なので、思わず見落としがちで、結構多くの人がミスする点だと思います。

私も全く何のことだか最初分かりませんでしたが、そもそも最初の登録自体が、店舗運営における設定のようなのです。

それをネット運営へ切り替えるのが黙ってやってはいけない、違反になってしまって罰金などの刑に処されることになってしまうということのようです。

是非お気を付けくださいね。

ということで、話を元に戻しまして、なぜ、差し替えをするのかという点です。

そもそもスタート時には、とりあえず今まで集めてきたそこそこ多い数のジュエリーを自分は使わなくてただ集めているだけだったことを、誰かに使っていただくということで、対価をいただくということが事業になるのではないかと考えたことがきっかけ。

そして、現在スタートから1年半程経過しました。

とにかく思い立ったら早く1歩を踏み出してしまおうとそのまま何も改良せずに、集めたものを事業用に移行しました。

唯一最初にやったことと言えば、ブランド物のロゴの入ったアイテムを改造して使っていたものがあったので、ブランド様へ連絡をとり、商標権の侵害があるのかどうかの是非をお聞きし、規約に反するものを排除することだけ行いました。

ということで、ほぼそのままの内容を持ってきたので、今、時を経て見てみるとボリュームが足りなかったり、平凡すぎたりなど細かい点で、私自身が腑に落ちないアイテムが目立ってきました。

これが差し替えの理由です。

目標とする結果は、レベルアップ。

やはり、なぜレンタルをご利用いただけるのかを考えたときに、レア度やレベルの高さはとても重要であることに注視し始めたのです。

ここ最近では、より、正確な方向でレベルアップできるように、シュミレーションをはかります。

単純ですが、写真を組み合わせて、実際の身につけたときのジュエリーだけのコーデが完成されているかのような状態をしっかりと考案するということをしています。

差し替えの例4セット分のご紹介

では、差し替えの様子をご紹介したいと思います。4セットピックアップしました。

1(before):ネックレスと時計の差し替えを考案。ネックレスは同じものを3本使い。3本でボリュームがでて華やかにはなりましたが、バラバラで、1本ずつはよくあるお品であることが気になりました。時計はFENDI。こちらは後に、FENDIづくしのこだわりセットへ移動しました。
1(after):ネックレスは、1点だけで多重構造の前のテイストも活かしたものでY字デザイン。前は地金がK18WGでしたが、PT850に変わりました。時計は移動していったので、ここへ、前のネックレスだったパものと同じデザインのパイプロープx3本。ただ、この3本も現在は分離しているので、1つにまとまった3連仕様に変えていこうと思っています。ネックレスと同じで、バラバラだと結局他にもあったりするものになりますので、この3連の1アイテムということが実現できれば、レアになります。
2(before):アメジストのスクエアにこだわった大小の重ね付けでも十分個性があるのですが、もっと特徴を出すために粒の大きさを大きくする差し替えをしました。
2(after):前の大きい方のペンダントのアメジストを今度は小さい方にして、新たに大粒のペンダントを配置。写真では縮小して映りますが、実際、ペンダントの大きい方は、リングの大粒のものよりももう少し大きいのです。この差し替えで私も何か腑に落ちまして、ホッとしました。とてもよかったです。今後は、ブレスがバラバラの3点なので、これを1つにまとめて3連ブレスにカスタムすることを予定しています。フィガロチェーン。喜平チェーン、ベネチアンチェーンと種類の違う3連が一つにまとまって面白いブレスになります。このセットはベースがすべて、K18YGです。
3(before1):ここからは変更が劇的になっていきます。最初こんな感じのクリーミーな翡翠中心のセットでした。地金は写真には写りませんが、ネックレスの留め具がつぶし玉に至るまでK18YGというこだわりです。ただ、そうは言っても、同じK18YGの地金が使われたお品との比較で、こういった連とか天然石だけのものは勝負にならないと言われています。
3(before2):いったんこうなりました。ネックレスに1色天然石を増やし、リングにK18YG台のネフライトを取り入れました。しかしながら、これでもまだ引っ掛かりがどこかにありました。思い切った変化とは言えません。そして、いよいよ、大きな決断をします。地金のペンダントへ変更しようと。
3(after):ここへ到達しました。K18YGを今までの分を取り戻すかのようにたくさん登場させました。けれども、翡翠のクリーミーなテイストであったということを名残として残しました。葡萄デザインの房は翡翠とメノウが中心。リングは希少なラベンダー翡翠。パープル色が余りに鮮やかなのはほぼ着色してあります。そんなあたりもしっかり研究し、熟考して、天然の色の含浸無しの本物のお品を。。と思いセットにしていきます。ブレスは卵型のモチーフを他アイテムと関連付けてこのブレスに。。
4(before1):こちらで最後のご紹介です。3と同じで途中段階を2度踏んでいます。最初このようなグリーンアメジストとレモンクォーツの2連からスタートでした。この宝石質の研磨された連は、高価で、材料としてもなかなかのお品だったのです。黄色とグリーンのバイカラー綺麗ですね。しかし、これも、2つに重なる部分がぶつかることなどの解消で一度下のように変化しました↓。
4(before2):他の天然石も組み入れ、ロングネックレスへと。そして、リングにK18YG台のアイテムを追加。元のリングは別のセットへ移動。リングの左は大粒のシトリン、右はカナリートルマリンという蛍光色が特徴の黄色のトルマリンです。この辺りでも、連物の限界を感じました。一斉に連の物を廃止する決断をこの辺りで決めました。
4(after):上は全部廃止なので、丸ごとの差し替えに。。そんなタイミングで、入手しにくい、ダイヤモンドペンダントの大きなやつに出会います。元はブローチだったので見つかったのだと思います。幾何風デザインが合わせやすくテーパードカットもかっこいいビッグペンダントです。もう最初の面影はない思い切った差し替えでした。

あとがき

今は、コツコツと少しずつ差し替えてレベルアップをはかっていますが、長い長い目で見たときに目標とするところは、事業内容の発展です。

当レンタル事業の「本物志向のレンタルジュエリー」の名に相応しいお品になるようにとこうした見直しや実際の差し替えを行います。

お客様が心から満足していただけるように時には思い切って変えていくこともさせていただいております(^-^)。

まずは、私が腑に落ちたものでなければいけませんので、その辺りは実直に見る意識でおりまして、ダメなものはダメと素直に感じ取り、レベルアップの階段を登っていきます。

高級な地金や天然石をまとわぬメッキ素材のコスチュームジュエリーの価値はどこにあるのか【809】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、「本物志向のレンタルジュエリー」というキャッチフレーズで、地金が18金やプラチナで、天然石が組み合わされた、貴金属とか宝飾品、宝石といった部類のジュエリーのレンタル事業をさせていただいております。

事業にすべて本物を根こそぎご提供した事業者である私の宝石箱の中身というのが、メッキやブランドコスチュームジュエリーの自主カスタムのもの。

これらの事業の本物と対極にあるお品を数点のみ時々たまのお出かけ時に身に付けます。

今回は、本物志向を謳っている者が、その目線を持ったまま、対極にあるメッキ素材やコスチュームジュエリーの部類のお品に、「作りの良さ」とか「おしゃれ感」を見つけていくということをしてみました。

ビンテージ市場にある素敵なメッキジュエリーのメーカー

今回、3アイテムのメッキジュエリーをご紹介致します。

AVON社製:まずは、ペンダントトップです。房タイプでチャームが先に付いて素敵です。シルバー部分も何ら925素材など一切使われておらず、ALLメッキ。実際の着用は、チェーンをステンレスに変えていて、首に当たっても金属アレルギー反応が出ないよう自分使いにカスタムしています。ここでは、ブランド様の商標権の配慮で元のオリジナルの部分のトップのみのお写真です。

AVONは、エイボン・プロダクツというどちらかというと現在では化粧品のイメージの強いメーカー。

実は、わたし、隠れAVONファンで、化粧品の部類の、メイク落とし、アイライナー、アイブロー、アイシャドウがすべてAVONです。

顔に乗せた時の粉やペンシルの付きが非常に良く、滑らかで、他の一流ブランドのコスメに近い良いレベルだと思っています。

そのエイボンがこういったメッキジュエリーを昔作っていたようなんです。

ビンテージジュエリーの中でたまに見かけます。

このチャームもガラスに色を入れたような決して高価な素材というものではないのですけれど、丁寧にデザインされれていて、色が付いていることでお洋服にも合わせやすいです。

チャームがひらひらと舞うイメージが湧き、楽しいですし、やはり一味も二味も際立つおしゃれ感があります。

MONET社製:モネはかつて百貨店などに専門ショップとしてあった記憶があります。こちらもシルバー色ではありますが、ALLメッキ。時計のような作りがそのままブレスになっていて、留め具もきちんとしたパチンと留まる作りの良いもの。厚めで金属をたっぷり使ったお品は高級感あるコスチュームジュエリーのようです。

今では難しいことなのかもしれませんが、1980年代頃はMONETのお店の店員さんのお話によると、18金を表面にメッキしてあったようで、とりあえず、購入時の時点では、フルに18金が塗られ、様相が18金と同じでした。

地金価格のアップした現在では、K18のコーティングはあまり見かけませんね。

ビンテージ物の中にあるあまり使われていないものの中には、そういったものもあるかと思います。

aliexpressのサイト内のお店:ダブルリングの台はピンクゴールド色。

こちらは、ブランドは特に無名のようですが、作りがとてもよく出番も多いです。

中国のサイト、アリババが運営のaliexpress(アリエクスプレス)で購入。

このサイト内のメッキジュエリーはお洒落です。

何かこのサイトは、こういった小さめの工業品に長けているかのように見えました。

以上3アイテムをご紹介しました。

メッキジュエリーの使用シーン

こういったメッキジュエリーは最初から高額なお品ではないことを心得ていますので、使うシーンを工夫すると良いです。

例えば、暗がりの場面。

明るくなければ、宝石も何が何だか分かりません。

なので、特に本物であると映りにくい場合に、華やかには装うもののこういったメッキの出番があるかと思います。

そして、旅行です。

遠方への外出というのは気が散漫になりがちであることと、もしも忘れたり失くしたりすると見つけにくかったりするもの。

最初からそういったリスクがあるので、後で嘆かなくても良いような気軽に着けられるこういった質のものが活躍してくれます。

反対に本物というのは、人と近くで会うようなシーンですね。

ぱっと目に入った時に、その金属の本物の輝きとかダイヤモンド、天然石の美しさは本物ならではの良さがありますので。

あとがき

今回ご紹介したメッキジュエリーが素敵なブランドさんは他にもあり、「サラコベントリー」などは有名かもしれません。

一般に宝石と呼ばれる素材の部分である、地金や天然石を取っ払った時に残る価値というものは、「作りの良さ」と「おしゃれ感」だと思っています。