大きなデニムリュックの裏地に決めた素材、大容量に相応しくデニムに相性が良いパサ付き感も歓迎【674】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、ビッグリュックを作ろうとしています。

近所の方からのオーダーが入り、ありがたくお作りするものです。

とはいえ、十分に打ちあわせが出来ず、セルヴィッチデニムの余り記事を有効に使い、そして裏地も勝手に選定。

大容量のお買いもの用のリュックなので、当然たくさんの物が入り、重さもかなりのものになることを想定しますと、影響するのが生地の傷みです。

使っていくのだから、ある程度すれたりなどはするにしても、簡単に破れたりはやはりコスパの悪い質の劣った商品になってしまいます。

表地は頑丈でも裏地もそれに伴って頑強に仕立てていきたいのです。

ジーンズに見られる「スレキ」が良い例で、何十年もはき続けた結果、生地がもともと負けている「スレキ」が先に破れるバランスの悪い現象が起きます。

何十年もはく想定などしていないから仕方がないとも言えるのですが、これがハイブランド様では何十年も先を見越した案を考えられる様子を感じることがありました。

そこには到底及ぶものではないにしても、この考え方はとても尊敬できるものです。

このたびは、表地の経年に伴いながらも裏地も良い持ちをするような仕立てを目指します。

どんな生地を選んだのかをどうぞご覧くださいませ。

ブロードやローンでは厳しそうな場合に選択する裏地生地にもう少し肉厚の「綾織り」の先染めチェックを選んだ

表地が綿なので、裏地も綿で行こうとしておりまして、少しお洒落に柄入りにしてみました。

生地名が不明ですが、黒x白xモカグレーで成り立つシックなタータンチェックの先染め生地です。

この彩にご注目、とても丈夫な織りであると見ることができます。

お洋服をたくさん見てきた方はよく分かっていただけるかと思いますが、先染めチェック=綾織りが大半です。

綾織りというのは、生地の織り方の中でも特に頑強なのです。

端の毛は、耳の部分です。糸の太さとか密集具合がこの部分を見るとある程度分析できます。

全体に肉厚ぎみな目の詰まった生地なのです。

ストライプの先染めとも迷いましたが、このチェックに入るモカグレーの素敵さでこちらを選択。

ストライプの方にはモカグレーは入っていませんでした。

こうして、重いものを入れ、かつ大容量入れる時に負荷が裏地にも当然かかってくるので、簡単に破れたりはしないしっかりとした裏地にするためのファーストステップとして、生地の選定が重要であるということでした。

あとがき

その後なのですが、、こんな風にビッグリュックを完成。

縦に長いタイプです。

表地と裏地をあらかじめ中表にプレート状のパーツを作り、外表で組み立てていく独自のやり方です。

今までブリーフケース型のA4横をナイロンで作ったり、ボストンバッグを作ったりしてまいりました時の同じ手法です。

ただ、サイズを変えるだけで全く同じやり方なのに随分雰囲気が変わるところに驚きがあります。

このやり方は縫いやすさがあるので、綺麗にできるというメリットがあります。

製作も難易度が高すぎるものは疲れ果ててしまいます。

それよりもいかに楽に作れるかという工夫もあるべきことだと思っております。

オーダーのお客様、本当にありがとうございました(^-^)。

お洋服に流行がある以上、その素材「服地」と呼ばれる生地にも流行はある、「モアレ」がバッグや雑貨にも向く理由のまとめ【666】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「ブーム」とか「流行」などといったキーワードがこれまでのファッションの根幹を支えてきたような気がします。

それがここ現在に至っては、流行中心のあまりに短か過ぎるサイクルが崩れつつあり、流行は無くても良いのではないかというような考えにまで至っております。

その材料である生地にも流行というものがあるのでしょうか。

あります、理由は流行のあるお洋服の材料だからということになります。

とはいえ、手作りの方ばかりが集まる生地屋さんにおいてはそれほど流行の波に乗りたい方は多くはないように解釈しております。。

というのも自作というところが流行のある量産品とは対極にある製作だからでしょうか。

そんな風に見ていた中で、珍しく複数の生地屋様の店頭でも生地の流行を見た気がしている素材が「モアレ」。

凹凸感があり、高級感もあるうねりの柄が入った「モアレ」の構造と、ジャガードとのコンビで実際に入手した生地の写真を見ていただきながら「モアレ」について深堀りしていきたいと思います。

「モアレ」とはどんな生地なのかを深堀りしました

そもそも名前の響きがエレガント♪。

見た目の木目調とも、ウエーブとも言える柄が素敵な生地です。

「転写」というプリント加工の1種なのですが、「モアレ」単独よりも、「ファイユ」や「グログラン」といった横畝(よこうね)の織りがベースの生地と一緒に組み合わせると素敵に柄が浮き出る効果もあるようで、実際に見たものはすべて横畝が入っているモアレでした。

モアレは、ここ数年急浮上したので新しい生地なのか。。と思いきや、いやいや昔からある定番とも言える生地だったのです。

手持ちでよくお世話になっている本、「洋服地の事典 -サンプル生地つき- :田中道一 著」を開きます。

学校の教科書のような、資料のような、実際に生地サンプルが丁寧に貼ってあることに大変驚く本。

昭和56年発行(1981年)の今から40年程も前の昭和の真っただ中の本です。

しかし、その内容は驚くほど定番です。

基本的な今でもずっと健在の生地達がぎっしりとリストアップされています。

もし、生地を1から学びたい時にもとてもベーシックであり、役に立つ本であると思い、時々開いて目を通すことをしています。

この昭和の本の中にも、ちゃんと「モアレ」が掲載。

「加工生地」というコーナーです。

少なくともこのころには生み出されていた生地であるわけです。

モアレのあの木目調のうねりは、もともと畝(うね)のあるピケのような生地をベースに後加工してできる柄になります。

生地はニットでなく織物がベースで行われます。

加工用のローラーには、横に走った線が彫刻してあり、加熱したローラーに畝の入った織物生地を通すことで、その線の段差による柄ができる、それがモアレだということです。

もともとモアレというのはフランス語。

「ローラー」とか「段差」というのがこの加工のポイントになります。

実際に出来ていく様子を見れていないのでイメージが湧きにくいですが、以前あれが、もともと織柄(ジャカード)だと思っていたので、そうではなくて、後加工のプリント柄だったのです。

後加工の種類には、他にプリーツとかフクレなどが思い浮かびますが、またこのモアレはそれらとは違った種類の後加工です。

モアレ織ではなく、モアレ加工という言い方が、実際の作業に相応しい呼び方になります。

流行っているような生地をハンドメイドバッグにあえて使わない方針

なかなかのへそ曲がりです。

少し流行っているような感じがするとそれには手を付けないという動きをしています。

ハンドメイドバッグにはモアレは一度もお作りしていないですが、モアレという名前ではなかったけど、これがそうかなと思う生地が1点のみ発見されました。

裏地に使おうとドットジャガードが気に入って、これにモアレ加工もしてあったという生地が見つかりました。

「モアレ」複合型の生地:ドットジャカードとのコンビなので複雑ですが、この木目柄はモアレだと思います。

ごめんなさい。映し方の向きが縦横反対です<m(__)m>。

生地名は、ジャカードテーブルクロス、綿/57%、ポリエステル/43%、日本製です。

モアレという言葉は使われおらず、ドットジャカードが主流みたいに名前が付けられていますね。

もともと畝の入ったベースにドットジャガードも入りモアレ加工もありと複合型で賑やかな生地だと見ることができます。

こちらの生地は、<はぎれ>のカテゴリーで投稿の【655】の記事で、「壁掛けメモホルダー」を製作しています。

「モアレ」は全体的に厚みのあるごわごわした素材感であることが多いです。

よって、カーテン・クッションカバー・バッグなど生地が丈夫な方が良いアイテムには向くことになりそう。

当初、バッグの裏地に使おうとしていたのですが、表地のニットに馴染まず、「壁掛けメモホルダー」に使おうとなった経緯がありました。

当生地で製作の「壁掛けメモホルダー」(【655】記事より)。

あとがき

このモアレという生地がなぜここ数年急浮上なのかきっかけがよく分かっていません。

ただ間違いなく、これまでよりも風格を表している生地のように見える1素材でしたのでこの度ご紹介致しました。

好むフクレ加工などはまだまだマイナーな存在。

今後の生地の発展の中で、後加工技術というのはもっといろいろ出てくるであろうとある書物で拝読。

しかし、アパレルのニーズが少ないとこういった生地もなかなか出番がないものです。

「モアレ」も昔からあったことはあった生地でしたので、まだ多くの人に知られていないトラディショナルな素敵な生地も他にも多く存在しています。

生地が好きで多く実際に取り扱うことも多い者ができることをこのたび発見。

昔からあるが、まだ多くの人には知られていなかったり、世代が大きく変わって、おばあちゃんはよく知っているけど、孫は初見だったりする魅力的な生地をお伝えすることを今後も続けてまいりたいと思います(^-^)。

10cm・5cm・2.5cmというきりの良い寸法を手早く型紙に表現、「アパレル専用型紙用紙」をハンドメイドバッグの型紙作りに利用【634】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

アパレル業界勤務において事務方は「原価表」を作成することがあります。

経理部とはまた違った、営業部署で「見積り」として初期に算出するものでした。

とにかく材料をすべて積み算することで原価を見積もることで、過去のデータも大いに活用しました。

その中で出てきた議論、「型紙は材料なのか」ということに対してなのですが、こう考えております↓。

「型紙は、1製品に必ず存在するもの、それなしでは製品を作ることができない。それなしでも製品を作ることができる「製品収納袋」が「消耗品費」という一般管理費の考え方に対しては、やはり「型紙」は「材料」なのではないか」という考え方を持っていました(20代の頃のお話)。

型紙はハサミや縫い針などの道具とは違うのだけれど、実際の製品にそのままの姿では登場しませんので特別な存在です。

こんな風に見解が分かれる型紙、ハンドメイドバッグにおいても大いに活躍しています。

その時に、バッグ専用として厚紙では作らず、お洋服と同じ、アパレル専用の型紙用紙を使用させていただいております。

このたびは、その型紙用紙がいかに効率的な寸法で示されているのかということと、その分かりやすさを大いに利用することの勧めを綴ってまいりたいと思います。

直線の多いバッグには向いている、1マスが5cm四方の型紙はオーソドックスなサイズ感に活かされる

「アパレル用型紙用紙」は、1マスが5cm四方。

10cm単位の単純なサイズで暗記できるほどの寸法の分かりやすさをいただけます。

そして、5cmの半分の2.5cmにも印が示され、2.5cmという数字もよく引用しています。

例えば、厚手の生地の三つ折りは、1cmずつだと縫い代が完全に隠しきれないことで、2.5cmの半分の1.25cmずつ折り曲げる三つ折りなどにも引用しています。

型紙は出来上がると、どのデザインのものかを示し、右下にシールを貼りながら、袋付きファイルへ収納。

表面には一度出来上がった完成品の写真を掲載し、イメージを分かりやすくします。

64穴ファイル用のフィルポケットタイプの袋の利用:型紙に関連付いた分かりやすい写真をピックアップ。

こんな風に収納して保管できるのも、用紙の適度な柔らかさのおかげです。

これでもかなりのアナログですが、生地で製造するものは今だに遥か昔と何ら変わっていないアナログな場面も多いのです。

何せミシンで手作業で縫っていくことこそハンドメイドなのですから。。

アパレル縫製工場様が実際に使っているという型紙用紙。特徴は茶のクラフト紙であること、柔らかさが中間的。

パッと見て見やすいとよく言われるグリーン色が線に使われているのが印象的。

この矢印の向きも非常に重要。

生地の地の目の縦向きにこの矢印を合わせて生地の縦横向きを型紙で把握しています。

この矢印もいろんな使い方があるので、商品自体の縦向きであったり、柄の方向だったりとバラエティに富んだ使い方ができると思います。

そして、このはっきりとした5cm四方のマス目。

ハンドメイドバッグも5cm単位での修正が多く見やすいです。

5cmくらいからの変更が目で見てすぐに変化が分かるサイズ感だと思います。

そして、さらにその半分の2.5cmに、ポッチが打たれています。

これも非常に使い勝手がよくて、きりの良い、22.5cmとか7.5cmなどで設定をして、鉛筆や定規を使わなくても良い型紙製作が可能です。

時に、多角形のデザインには、斜めにハサミを一度で印を目安にカットすれば、斜めの線であっても定規や鉛筆は不要です。

そして、カーブの時の円も、コンパスをこの用紙自体の目盛りに半径を合わせます。

サイズ変更などは、2.5cm単位で修正する方向にして、跡が残りやすく、記憶にも残りやすい修正をすることにしています。

よほどでなければ、ミリ単位などの調整はバッグにはそれほど無いです。

とはいえ、例外はあります。

細い紐用の共布パーツなどでは、ミリ単位で幅が違うと出来上りにも違和感が感じられ、1cm単位で区切ることをすることがありました。

用紙の幅に対する不満、以前あった細幅が廃番か!?、バッグの為の型紙用紙ではないと実感する場面

以前、この目盛りが入った型紙用紙の通常95cm巾の半分くらいの45cmというものをネットのお店で購入いたしました。

あれが、ハンドメイドバッグには非常に使いやすく、コンパクトサイズで良かったのですが、現在は見つけることが全くできていません。

上が95cm巾の現在使用のもの。中にマス目が印刷されています。下は45cm巾。

こういった型紙は良くなかったという例としましては、厚みがある下のようなものです↓。

お勧めしないタイプの型紙用紙:点線は2.5cmの部分。矢印や点が無いので使いにくかったです。
こうして比べると、確かに右の方が紙質は丈夫で厚手ですが、目盛りの分かりやすさは左がダントツです。

ところで、左のアパレル専用の紙質が中間的な柔らかさであることに理由があるよう。

布を裁断する際に融通が利くのがある程度柔らかさも求められるとのことからのものです。

あとがき

このタイプの型紙にしてから型紙製作にかかる時間が随分スピーディーになりましたし、綺麗に作れるようになったのが不思議。

型紙1つのことで、出来上がりにも影響していくことに驚きました。

それぐらい型紙が重要なアイテムであるということになります。

型紙に対して思うこと。

これ無しでは決して製品が出来上がることはないと考えると、目には映らないが、製品に溶け込むように存在している「デザイン」にイコールだという見方もできます(^-^)。

実物サンプルとはかりさえあれば可能、比率を利用した算出方法で分かるセルヴィッチデニム生地のoz(オンス)【603】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

作業ズボンとして世に生み出され、その後世界的なお出かけアイテムになった歴史的なアメリカ生まれのブランドジーンズ「リーバイス501」。

この原料であるデニム生地は13.5ozだと語り継がれています。

「oz(オンス)」は、密度が関わる重さを表す単位としてデニムに利用されています。

デニムの希少ささえもはかられるこの「oz」、数値を聞いただけでデニムに触れた感触までもイメージすることができる重要な単位です。

このたびは、情報不足のまま入手したデニム生地であってもozが分かる方法をお伝えします。

必要な物品は、①はかり②はぎれ、これだけです。

隠れて見えなくなっている情報を掘り起こす、「はかり」を使い「計算式」による算出のみでデニムのozが分かる

セルヴィッチデニムの14ozと12ozの見た目:そっくりなのですが、織りの緻密さは左側がぎゅっと引き締まっていると感じました。

「oz(オンス)」は、質量なのですが、ここには見た目の織目の緻密さ(密度)が大いに関係していると言えます。

硬めに織り込まれたぎっしりのデニムは実際に重く、緩めな織りのものは軽い、この点も「oz(オンス)」の値の数値の大小に大きく影響します。

とは言え、片方だけを見るという現実的な状況からは12ozのデニムを14ozと予想して勘違いしてしまった失敗があります。

そこで、情報不明なままでもはかりで部分的な重さを計ることで、「割合・比率」の概念を使いながら算出する例をお伝えしたいと思います。

必要な既存情報一覧:上の3つすべてを計算式の途中で使っていきます。

実際に行った作業順に番号で綴っていきます↓。

1)面積が算出しやすい四角パーツのはぎれを準備・・・27.5cmx30cm。

2)実物の生地見本0.275mx0.3m=0.0825m2・・・重さは40g。

3)生地見本のozは、40g÷28.3gx1oz=1.413oz相当と換算。

4)3)の1.413ozを基準である0.84m2の場合のozに合わせます。

5)0.0825m2で1.413ozということは、0.84m2では何オンスなのかという式・・・0.84m2÷0.0825m2x1.413oz≒14.3oz。

はい、答えが出ました♪約14オンス、同じく計算で2オンスの方も12.4オンスと算出。

約12.5なので、12オンスのわりにはしっかりしたものであると見ることができます。

現実的にはお店で反(たん)になっていると先に購入しないといけない、この部分が情報が無いこと自体に対する不満です。

当然ながら一番良いのは、生地屋様が「oz(オンス)」の情報を製造元からちゃんと入手して下さることだと思います。

あとがき

たった2オンスの違いと言えども、並べて比較すればその差は歴然、一方で比較対象がなければオンスの判断が難しく、「10オンス越え」「12-14オンスの範囲」などと表現されることがあります。

ベーシックなジーンズに使われる14オンスの感触としては、「ずっしり」という重みのこの「ずっしり」の言葉もかなりのヒントになるかと思います。

現物のデニム生地を目の前にしている者は、このたびのようにオンスの算出が必ずできるということです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
Writer:picturesque

布製バッグに打ち込んだカシメパーツの外れ、バッグの寿命を長く永続的に保つための前向きな金属パーツの廃止【601】

アイキャッチ画像601

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドバッグのワンポイントにもなる「ヒネリ錠」、これがあるからこそハンドバッグの表情が豊かになります。

しかし、それも第一印象の範囲の中でのメリットであり、その後の使用の日々の中で、ある日突然ポロリと外れる日が来る可能性を孕みます。

バッグに使用できるとされている金属パーツは多数ありますが、ざっくりと固定されている軸の部分にフォーカスしますと、「カシメ」「ネジ」「縫い付け」になると思います。

当ブログ記事は、最初の投稿が2021.06.03で、およそ5年後の2026.08.28にブログ記事の「手直し」の順番がやってきました。

2026年では、縫い付けタイプのみが永続的であるというジャッジに行き着き、「Dカン」「ナスカン」「線コキ」のみを使用すると決めています。

このたびは、実際にたくさんの金属パーツを布製のバッグに利用してみた者が感じた「手応え」「感触」の部分を綴りたいと思います。

写真では表現しにくい「心地」の部分こそ重要です、蓋を閉じ背を向けられているような「仕方がない」という考え方に真正面から向き合い解決していきたいと思いました。

バッグに利用可能なカシメパーツを実際にたくさん打ち込み体験、永久的ではない脆さに不安を感じた確かな感触

カシメ式やネジ式のバッグ用金属パーツ:左上は「差し込み錠」でネジ式、右下3種は打ち込みによる「カシメ」の種類。

金づちで7回程打ち台を使わせていただきながら平らな硬い面の上で打ち込むことで、正確に真っすぐにパーツ同士がカシメられバッグの部分的な「留め具」になるのです。

「片面ハトメ/アイレットカン」は、丸くくり抜かれたところに、紐が通せるスタイリッシュなホールパーツ。

「ヒネリ錠」「差し込み錠」は、蓋付きのハンドバッグの入り口の留め具です。

打ち込み式パーツにトライしていた頃のパーツの収納:パーツ・打ち台・トレイ・金づちなど(ダンボールはNG、硬い場所が必要です)。

こうして、だいたい一通り金属パーツをバッグに付けてきた者が実際の感触として思うことは、「不確かさ」でした。

おそらく、何十年も持続するパワーではないことがその打ち込む時の「不確かさ」という感触ですでに分かっているのです。

当然ながら、取り付けたバッグを眺めて「引っ掛かり」「不安」「懸念」の気持ちを必ず感じてしまうのでした。

この心地悪さをバッグを作った本人が感じている。。これこそ確かな「不確かさ」の証明です。

あとがき

2026年現在でも引き続き利用している僅かな金属パーツは、前述の通りすべて「縫い留め」による設置です。

ミシンのステッチがいかに信用できるものなのかは、バッグを毎日使った4年後に解体して部分的な劣化部分を調べながら仕立て直しをしているたまたまの今に関連付きました。

Dカンの取り付け部分は何事も無く4年後の今も健在でしたし、ミシン縫いの返し縫いステッチの頼もしさを実感しました。

世に物があふれてしまった昨今、本来のパーツの目的さえも紛れて分からなくなってしまっていますが、パーツ屋様はこうおっしゃっています↓。

「カシメパーツは、本来レザー向きのもの、布には相性は悪い」と。。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

巷に溢れ返る黒リュックの「黒無地撥水加工生地」にズームin、4種の美しい織り目の違いを見比べ難しい差別化の糸口を探りたい【354】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

街を行き交う人々。。2010年代までは多くがショルダーバッグを見かけていたことが記憶にあります。

そして時は2020年代へ。。ちょうどその狭間の時期の「コロナ禍」。

私の受け取り方では、この2020年辺りを境に、街行く人々が一気に「リュック」に変わったことをキャッチ。

そして、リュックの定番の「黒無地撥水加工生地」が日常的な素材と定着したのでした。

このたびは、巷に溢れ返った黒リュックにも、細かな素材の違いがあることを全4種の互いに違う生地で確かめたいと思います。

一見同じの黒無地撥水生地をズームで眺めることで分かる織り目の違い、オックスはブロック・タッサーはボーダーのような織柄の別

同じ黒無地の撥水加工生地4種:遠目では同じように単調に映ります。これらを左から順にズームしてみます。
①一番左(黒):撥水加工ナイロンオックス、ナイロン/100%、日本製。

レンガのような並びの四角いマスが特徴の織り目がオックス織の特徴です。

②左から2番目(黒):撥水スパンライクナイロンワッシャー、ナイロン/100%、日本製。

織り目と名前が結び付けられていない点がやや不明慮ですが、縦縞の織柄ベースのワッシャー加工の生地という解釈です。

③左から3番目(黒):防水・撥水コットン100%、綿/100%、日本製。

こちらも②と同様で、ベースの縦縞の織の種類が示されていないネーミングで、非常に不満があります。

とりあえず、私の方で「ピケ」と呼ぶことにします。

撥水生地はナイロンだけではなく綿もあるのです。

③のような綿ベースの生地は、元の生地の綿らしさが風合いとして残るのが特徴です↓。

③の綿/100%の撥水加工生地の質感:切り口や表面のカサカサ感がナイロン/100%との違いを感じます。
④一番右(黒):撥水加工ナイロンタッサータイプ、ナイロン/100%、日本製。

のっぺりとした黒無地の中では、細かなボーダー状のうねりが美しい「タッサー」、おそらく人気の生地なのではないかと予想します。

同じ黒無地の撥水加工生地でも、個人形態のハンドメイドバッグ製作で可能なのは差別化です。

黒無地という平たい括りからの更なる深堀りは、それぞれの生地構造がよく分かり、実際にバッグになった時の違いを感じ取る良き入り口であると考えます。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.01.30にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直してまいりました。

まさにこのタイミングで、黒の撥水加工生地に特化した定番デザインを考案しようと決意したのが2025年中頃だったのでした。

2026年には、「鏡餅:かがみもち」という名の大小2部屋構造のリュックを黒の撥水加工生地に特化して進めていこうと思っております。

なぜ黒の撥水加工生地に特化したいのかというのは、ファスナーを伴う楕円形の構造はファスナー付けに馴染みやすいややハードな素材であることが理由の1つ。

そして、撥水という機能の付加価値を重んじるユーザー様のお得感や安心感を得たい気持ちを汲み取りたいこともあります。

更には、当ハンドメイドバッグ製作活動のラインナップの「切餅」「餅巾着」に続く3種目のデザインが同じ「餅」で潔くまとまる1つのラインの完成を目指す地点に立つことができたことです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

どのデザインのどのパーツなのかを区別する型紙シール右下貼り、既存の矢印マークは地の目や柄の天地の向きに役立てる【353】

アイキャッチ画像353

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグ製作におきまして、できるだけ定規を利用しなくても良い寸法の1つに「型紙の目盛りによるサイズの把握」があります。

当ブログ記事は、最初の投稿の2021.01.29からおよそ5年後の2025.12.23にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し全文を綴り直しています。

写真に掲載しました白地の型紙用紙は、その後アパレル業向けの茶色いカラーの用紙を使っている現在で、ちょっとしたことですがその違いがございます。

ただ、型紙に元々印刷されている5cmごとの格子状のラインと、その半分の2.5cmにある点と矢印マークは全く同様に載っているので、用紙の材質の違いだけです。

さてこのたびは、この型紙用紙を使わせていただいた型紙に独自の工夫も加えている点をご紹介。

型紙1パーツずつに貼っている「型紙シール」についてご紹介したいと思います。

より良きバッグを確実に仕上げるためであるというその目的や役割を、是非感じ取っていただければと思います。

どの型紙にも右下にシールを貼る整えから製作が始まる。。既存の矢印マークは生地の地の目の向きや柄の向きの徹底に利用

型紙シールの作り方:「A-ONE」様の型番「72312:12面」の宛名シールを利用。記載内容が盛り込めるサイズ。
パーツへの右下貼り:これを統一して、型紙を畳んだ時にも右下に見えるように保管しています。
細長パーツに貼った場合:上下は真ん中に配置しましたが、右寄りは変わりません。

ちなみに、内容の一番上はバッグのネーミング・2段目は一般的なバッグのフォルム・3段目はパーツ項目・一番下は4つのボックス枠に左上から右下へと①表地②裏地③接着芯④不織布芯のパーツの数を記載。

この写真の場合は、不織布芯の「ハード薄芯」専用の型紙という見方です。

サイズが共通する同じパーツは、この中に表地・裏地・接着芯がフルに記載されることが多いです。

パーツがシールよりも小さい場合:横がはみ出しますので、ハサミでカットしてサイズを型紙内に収めます。

過去に、シールを裏面へ折り込んだことがありましたが、ラインが崩れますので裁断に影響してしまいます。

引き続き10cm以内の細かいパーツ:ここへシールを貼ると矢印のマークが隠れてしまいますが仕方がないです。
字を小さくして型紙内に収めたケース:外枠カットのみでは足らない場合にエクセルの書式を変更。

消えた矢印は、地の目や柄の向きを指定する意味がありましたので、ここへ矢印を補記するか、この文字の天地の向きが矢印と同じ向きだという意味でも通用します。

極細パーツへのシール貼り:縦を2つにカットしたシールを横に並べた右寄せで貼ることも見やすい範囲内。
小さなパーツの配置の向きを考慮した矢印の向きの意味:このパーツは実際ドーム型で天地に配置されます。

矢印が少し隠れていますが、天地の向きが山型であることからは、上段のシールの貼り方は間違い。

柄物に多い方向性:左は草木柄で天地の向きがあります。右のうろこ柄は好みによる逆はあっても、統一は必要。

あとがき

2025年現在では、定番デザインのみにシール貼りをし、目まぐるしく移り変わる「研究製作」の型紙はすぐに処分してしまいますので、シール貼りはしません。

もうすでにこのような違いで、「定番品」と「研究製作品」との差が出ていると言っても良いと思います。

実際のところ「定番品」の方が研究し尽くしたデザインであることで、付加価値を高くしています。

どうでしょう、このようなことは整理整頓のような「整い」の1つ。

このようなシール貼りを視覚的に見ながら活動する中で、バッグを作り上げるすべての材料に対してどれも重要な役割をしてくれていることの把握ができます。

部分的な不織布芯などの要・不要も生地によって出てきます。

そんな時に、「ベースとしては必要としていた」「しかし、この生地の場合は敢えて不必要な方が良いと判断した」などというしっかりとした「言語化」ができることも大きな利点です(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

暖色系寄りなマルチカラーが天然石のように美しいフクレジャガード、バッグになど作られないからこそバッグに選んだ覚悟【292】

アイキャッチ画像292

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびからボストンバッグの製作を生地を替えながら2020年末まで製作してまいります。

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.12.03からおよそ5年後の2025.10.22にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

この時以来、同じ生地には出会えていないので貴重だったのだと5年前を懐かしく振り返っております。

生地には一期一会が多く、多品種小ロットな実状、1点物志向の製作スタイルには相性が良い傾向ではあるのですが、生地ストック問題に悩みます。

大切に保管しておき技術の磨かれた時にこそ出番だと思いたいのですが、2025年から振り返りますと随分拙い腕前の時期に早々と利用してしまったものだと思うばかりです。

進捗度が少な目で生地の裁断周辺までしか行けなかった当回、生地についてじっくりとその美しさをミックスカラーに使われているカラーを細かく眺める回としました。

カーキグリーン地にマルチカラーが映える美しいフクレジャガード生地、エレガントに寄せるための衣装生地のラメを裏地に選択

使用生地:表地(ミックス)-ストレッチフクレジャカード、ポリエステル/85%、絹/12%、ナイロン/2%、ポリウレタン/1%、日本製。裏地(オレンジ)-ラメツインクルサテン、ポリエステル/60%、ナイロン/40%、日本製。

表地に並び、裏地も非常に美しい生地、全10色超えの色展開のほとんどをこれまでバッグの裏地に利用せていただきました。

ハリコシがあるその様相を作る混率は、ナイロン40%です。

表地の裏面:こんな風にダークなカーキグリーン色をしていました。全体の落ち着きの源と言えます。
ボストンバッグの本体パーツの裁断:何となくボストンバッグらしさをすでに感じる形です。
裏地の裁断:裏地はパーツ数が多く、ポケット1個で3パーツ、2個分でポケット2種のみで6パーツに及ぶのです。

では、ここからは表地のミックスのカラーの構造を見てみたいと思います↓。

ミックスカラーの解析:左は単純な色相環。隣同士が「類似色」対角線上が「補色」。

織り糸で出来上がるモールのようななウェーブの柄の色はほぼ均等配分だと見ました。

「寒色系」「暖色系」で言うと、グリーンはニュートラルなのだそう。

しかし、グリーンにも青緑や黄緑があり、どちらかというと黄緑がベースであるこのたびの生地は、全体としては暖色系の印象と映りました。

あとがき

「レインボーカラー」と呼ぶ程くっきりと原色ではない点がかえって素敵です。

このテイストが大人っぽさを作っているような気がします。

元はジャケットやカットソー用の服地ですが、そのような生地をバッグにできれば素敵なギャップがお伝えできると心躍った生地の入手でした。

ボストンバッグの完成は、【296】の投稿でご覧いただけます。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

たたみじわ解消の棒巻き収納、ラメ入り衣装生地・デニムなど天然素材100%生地・撥水入りのごわついたナイロン生地【291】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

生地屋様の店舗を訪れると、原反1反ずつが並ぶ生地の陳列を見ます。

これは、生地が製造されたそのままの良き状態を保つ1つの望ましい保管を兼ねていると見ることができます。

あの姿は、生地が製造された機屋(はたや)様や最終整理を行われた会社様が終えた出荷の時の状態そのままの姿なのです。

このたびは、この後の投稿のバッグ製作の準備を兼ね、たまたま寄せ集まった折り跡が付きやすい生地に注目しました。

実際の生地購入後の個人レベルの望ましい生地のストック方法をご紹介したいと思います。

完成品の折り線跡の残存を回避したい、生地の分量問わず1mからでも効果的な紙製の原反用芯棒に巻く保管方法

生地購入後1時間後の状態:ラメ生地・ナイロン生地・コーティング生地などが該当。生地購入後素早く広げます。

店舗でもネット購入でも必ず畳むことになる生地、購入量が多い場合はレジで芯棒に巻いてもらう依頼も良いと思います。

「中表」で芯棒に巻く様子:汚れ防止や焼け防止で「中表巻き」をお勧めします。
巻き終えた後の固定:2箇所の隅をビニールひもで固定しました。跡が付きにくいペタンコのリボンもグッド。
デニム含む綿/100%生地:同じように麻なども対象、セルヴィッチデニムは幅が狭いので折り線ゼロが可能です。

もう少し現実的にまとめますと、堅いハードな生地はどれも折るべきではないのです。

薄手で硬い生地を見逃しがちですが、このたびのナイロン/100%生地やラメ生地はまさに該当する生地でした。

綿/100%はカジュアルに考えがちですが、一度跡が付くと、焼けたように色落ちしてしまいより線が強調されてしまう性質があります。

カジュアルなテイストと粗さは別のこと、美しくあるべきなのです。

物理的な動きに対して影響を受けやすい天然素材の綿・麻・毛、いずれに対してもあらかじめアンテナを張ることをお勧めしたいと思います。

せっかく生地購入前までは原反のまま広々と保管されていたのに、その後の行動1つで生地の状態が変わっていくという怖さをまず警戒せねばなりません。

あとがき

1mのみの生地だと棒に巻くことが大袈裟のように感じるかもしれません。

しかし、10m以上の量産的な原反単位での購入と個人レベルの製造も本当は同じ立ち位置であるべきです。

個人だと大目に見てもらい折り線を仕方の無いことだと解釈してもらえるのでしょうか。

いえ、そんなことは無いと思います。

世の中で効率・コスト削減を中心に「儲け」を軸に据えた工業品に対してライバルのような存在が「ハンドメイド」。

こうした根本の土俵は同じであるべきだと思うのです。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

エコバッグの長い支柱(取っ手を含む)150cm相当を一繋ぎで作りたい、カーテン地のコーナーに並ぶ広幅生地の選択【218】

アイキャッチ画像218

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

少し前の投稿【216】では、オフィス着そのままの会社帰りにもマッチするような生地を選び、しとやかなストライプ柄の黒で1点支柱型エコバッグを初製作致しました。

この時に使用した生地は、カーテン地でした。

カーテン地は平均150cm程度のたっぷり幅、これをうまく利用させていただくのです。

一重仕立てのエコバッグは、本体と支柱でもうその姿が形作られる非常にミニマムなモデル、これから研究を兼ねて複数連続製作をしていきます。

まず、そのスタートにあたりまして、たとえエコバッグでも1点物スタイルを貫く決意を固めました。

「マーキング:型入れ」で、どうしても縦向きで出来上がる長い支柱ベルトを横向き裁断にする理由を解説するところから始めていきたいと思います。

「よいしょ」と持ち上げる前後の支柱構造が誰の目にも丈夫に映るエコバッグモデル、一繋ぎに見合う広幅のカーテン地を利用

本来、縦向きの天地に生地の地の目が平行の向きで裁断するもの。

しかし、現実的には、本体が横に並び、長い支柱ベルトパーツも横向きというのがコスパが良いのです。

最初に描いたイメージ図:カーテン地の中でも特に広幅の160cmが手元にあり、その有効利用ををイメージ。
カーテン地140cm幅の場合でシミュレーション:その他の細かいラッピング布は省略、隙間でとれます。

縦の長さが50+7.5x2=65cmという値から、1mの生地の購入で十分だと分かります。

もし、長い支柱ベルトの縦裁断に拘るとどうなるのか、1点物と量産2点分でシミュレーションしてみました↓。

支柱ベルトの縦裁断の無駄:1点物、2点と比較しても同じこと、用尺が1m以内に収まらず余白が多いです。

じゃあ量産数を増やして縦裁断に拘るのか。。これも1点物の価値が完全に消滅することになります。

ということで、支柱ベルトが横向き裁断であることはエコバッグという存在に伴う効率が理解されると判断しました。

続きまして、今後連続製作予定の7種の生地(7点分)をご紹介、すべてカーテン地・インテリア地での出会いでした。

7種のエコバッグ用生地:①-⑦までの詳細は、次にまとめました↓。

<①-⑦の詳細:支柱型エコバッグ製作用生地>

①生地名不明(カーテン地)、ポリエステル/100%、日本製、モカグレー・・・ブツブツの凹凸感が特徴。

②ドレープカーテン地、ポリエステル/100%、ベルギー製、黒・・・裏面は、シルバーグレー。

③2級遮光ドレープカーテン地、ポリエステル/100%、日本製、黒・・・湾曲したストライプとツヤが特徴。

④コットンヘリンボン、綿/100%、日本製、グレー・・・もともと布団のカバーなどのインテリア生地。

⑤生地名不明(おそらくミラーレースカーテン地)、ポリエステル/100%、日本製、白・・・薔薇ジャガードがクラシックで美しい。

⑥生地名不明(カーテン地)、ポリエステル/100%、日本製、オフベージュ・・・かわいいボタニカル花柄の無彩色ジャカード。

⑦生地名不明(カーテン地)、ポリエステル/100%、日本製、朱色・・・ピンドット柄はジャカード。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.09.19からおよそ5年後の2025.08.08にブログ記事の「手直し」の順番でタイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

その後、このデザインとノウハウを多くの方へ広めたい。。だんだんそう思っていったのです。

そうなると、ノウハウを引き継いでいただける方の立場で考えることになりました。

カーテン地の分野に絞られる条件付きのエコバッグでは、本当に心から好きなデザインで製作できない。。

もしくは、ショップで是非売りたいデザインだが、カーテン地のテイストとうちの店のテイストは全く違う。。など条件付きがその機会を削いでしまうと考えました。

そして、一続きの長い支柱ベルトを3パーツに分割したのが2023年に改良したデザインです↓。

3分割による支柱ベルトの姿:この改良の影響でハギ目が左右同じ位置にできることをカバータブで補填。

こうして、初代支柱型エコバッグの2020年の連続製作は、新しい形でその後発展していきました。

このようになっていく道筋の途中には、決して無駄ではないこの時の2020年の一繋ぎのカーテン地の選択が欠かせなかったこと、改めて必要な過程であったと振り返ります(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク