生地に流行はあるのか、ここ数年浮上のモアレという生地について【666】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ブームとか流行などといったキーワードがファッションではこれまで主軸であったような気がします。

それがここ現在に至っては、アパレルの流行中心のあまりに短か過ぎるサイクルが崩れつつあり、私などは流行は無くても良いのではないかというような考えにまで至っております。

その材料である生地にも流行というものがあるのでしょうか。

モアレというここ数年急浮上であるとうかがえる生地について

洋服の流行に附随して生地が当然その材料としては同じような動きをしてきたことは多少あります。

けれど、生地だらけの材料の場にいるとあまりその辺りが敏感ではないです。

やはり好みの生地を流行に左右されずチョイスできたりするのはお洋服を選ぶよりももっと範囲が広いものになります。

ここ数年生地屋さんの店頭とか、ネット写真等で結構頭1つ突き出していると思う生地が、「モアレ」。

何かエレガントな名前と、見た目の木目調とも、ウエーブとも言える柄が素敵な生地です。

今回は、この生地についてその作りや、加工について一歩踏み込んだ内容となります。

モアレは、ここ数年急浮上したので新しい生地なのか。。。と思いきや、いやいや昔からある定番ともいえる生地なんです。

私が手持ちでよくお世話になっている、

「洋服地の事典 -サンプル生地つき- :田中道一 著」

という本があります。学校の教科書のような、資料のような、実際に生地サンプルが丁寧に貼ってあるところが驚きの本です。

昭和56年発行の今から40年程も前の昭和の真っただ中の本。

けれどその内容は驚くほど定番です。

基本的な今でもずっと健在の生地達がぎっしりとリストアップされています。

もし、生地を1から学びたい時にもとても基本的で役に立つ本かと思っておりまして、時々、開いて目を通すこともしています。

以前にヤフオクで、同じシリーズの「裏地と芯地」という本と同時期にいただいた本ですが、図書館でレンタルの読書ライフの中では、珍しい手持ちの本となります。

この昭和の本の中にも、ちゃんと「モアレ」が載っていたんです。「加工生地」というコーナーです。

少なくともこのころには生み出されていた生地であるわけです。

モアレのあの木目調のうねりは、もともと畝(うね)のあるピケのような生地をベースに後加工してできる柄になります。

生地はニットでなく織物がベースで行われます。

加工用のローラーには、横に走った線が彫刻してあり、加熱したローラーに畝の入った織物生地を通すことで、その線の段差による柄ができる、それがモアレだということです。

もともとモアレというのはフランス語のようですね。

「ローラー」とか「段差」というのがこの加工のポイントですね。

実際に出来ていく様子を見れていないのでイメージが湧きにくいですが、私は以前あれが、もともと織柄(ジャカード)だと思っていたので、そうではなくて、後加工の柄だったのです。

後加工の種類には、他にプリーツとかフクレなどが思い浮かびますが、またこのモアレもそれらとは違った種類の後加工です。

モアレ織というよりは、モアレ加工という言い方が、実際の作業に相応しい呼び方になりそうですね。

流行っているような生地をハンドメイドバッグにあえて使わない方針

へそ曲がりな私は、少し流行っているような感じがするとそれには手を付けないという動きをしてしまいます。

ハンドメイドバッグにはモアレは一度もお作りしていないですが、モアレという名前ではなかったけど、これがそうかなと思う生地が1点のみ発見されました。

裏地に使おうとドットジャガードが気に入って、これにモアレ加工もしてあったという生地が見つかりました。

ドットジャカードとのコンビなので複雑ですが、この木目柄はモアレだと思います。生地ネーミングは、ジャカードテーブルクロス、綿/57%、ポリエステル/43%、日本製です。モアレという言葉は使われおらず、ドットジャカードが主流みたいに名前が付けられていますね。

こちらの生地も、ここ最近のはぎれシリーズのメモホルダーでご紹介しましたが(【655】の記事)、バッグの裏地に使おうとして、結局使いませんでした。

生地がごわついていて、なかなか表地のニットとマッチしなかったからです。

そう、このモアレは全体的に厚みのあるごわごわした素材感であることが多いです。

よって、カーテンとか、クッションカバー、バッグなど生地が丈夫な方が良いアイテムには向きとくことになりそう。

あとがき

このモアレという生地がなぜここ数年急浮上なのかきっかけがよく分かっていません。

けれど間違いなく、これまでよりも風格を表している生地のように見える1素材でしたのでこの度ご紹介致しました。

私が好むフクレ加工などはまだまだマイナーな存在なのですねえ。

今後の生地の発展の中で、後加工技術というのはもっといろいろ出てくるであろうと何かの本で読んだことがあります。

けれども、アパレルのニーズが少ないとこういった生地もなかなか出番がないものです。

モアレも昔からあったことはあった生地でしたので、まだ多くの人に知られていないトラディショナルな素敵な生地も多くあるのだと思います。

生地が好きで多く実際に取り扱うことも多い私ができることというのは、そういった昔からあるのだけれど、まだ多くの人には知られていなかったり、世代が大きく変わって、おばあちゃんはよく知っているけど、孫は初見だったりするそんな魅力的な生地をお伝えすることですね。

レンタルジュエリーは、当HPで受け付け致しております。

ハンドメイドバッグは、ヤフオクとcreemaで販売中です。

是非お立ち寄りどうぞ(^-^)。

バーカウンターの椅子をひっくり返して使う個性的な反物入れに入る芯地や生地【659】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

個人事業主は会社と違って、自分の使うものが自分の趣味の濃いものにできるというメリットがあると感じています。

インテリアなのか、それとも消耗品なのか。

事業で使うものは当然消耗品ですが、インテリア性のある消耗品にすることができます。

木製のハイチェアーが椅子としては大きすぎたことからの別案

実はもともと、椅子として使おうとしていたバーカウンターによくある木製のハイチェアーの素敵なのを見つけました。

そして、届いてびっくり。腰を掛けるというものではなく、よじ登るというような大きさだったのです。

チェコ製ということで西洋の方の体型に合わせたものなのでしょうか。かなり日本人離れした大きなまるで机のような椅子だったのです。

その時、驚いたと同時に、机にも使えるのだと前向きに考え始めました。

ただ、机も今すぐ必要なものではなかったので、結果、反対向きにして、反物立てに使用というアイデアが浮かびました。

なんと3つの使い方が少なくともできるハイチェアだったのです。

芯地が多い製作には必要だった反物立て

私の場合、ハンドメイドバッグにおいては、芯地を2種-4種使います。

基本的な、接着芯、バッグに必要なハード薄芯、補強のハード厚芯、そして、ソフト厚芯で、それぞれを反ごとに購入しておりまして、立てると高さが1m前後あるものです。

これらはなかなかまとまりにくいもので、室内の片隅であったとしてもばらばらと散らばり、不安定な見栄えです。

そのような悩みを抱えていた状況の中で今回のハイチェアの反対向き使いにより、芯地類、そして、生地に跡が付きたくない厚手のコットン系の反物と2種の反物立てが出来上がりました。

もともと1つハイチェアを持っていたのですが、とてもコンパクトに収納できたことで、リピートして同じお品をもう1点購入。

在庫があって本当に良かったです(^_^;)。ヤフオクにて購入でした。

高さが80cmあるハイチェア:直径も35cmとたっぷりで、椅子でなくても机としても使えそう。もちろんビンテージ物の中古品です。なかなか良質な物だと思いますが、購入価格は¥3,000程度。配送料が倍ほどで¥6,000程度でした。
ひっくり返すと、良質な作りから、途中のサークル部分が支えになり、反物立てが実現。
実際に反物を入れて配置しました。下には絨毯が敷いてあるので特に机面のキズの問題は良さそうです。一応中敷きとして1枚のカーペットを敷いています。反物がしっかり立って安定していますし、スッキリとまとまるところが以前とは雲泥の差です。ちょっと変わったインテリアです。

あとがき

ハンドメイドをしていると、反物が結構多いものです。

芯地の他には、生地そのものだったり、1mものさしだったり、型紙用紙だったりと結構あるんです。

かなり特殊ですが、こんな使い方もある例としてご参考にどうぞ。

全く同じでなくても、結局は、本来の使用目的以外にもよく形とか作りを見ることで別の使い方をひらめくことがあるというものです。

ビンテージ物のお品というのはとっても味わいがあります。

何かきらりと光る1点との出会いがとても貴重で楽しいです(^-^)。

現在、コロナ禍で、特にアメリカが、おうちの充実ということで多くの人々がインテリアに目が向く傾向により、世界的な木材不足という事態のようです。

木製が好きな私もその記事を見てはっとしました。

おうち=木材というのがやはり基盤なのですね。

新しいお品がなかなか難しい状況ということで、なおさらビンテージの良きお品の木製の家具などを事業にも利用ということは経費がエコノミーですし、自分の好みに合わせることもできて、個人事業主の方にもおすすめしたいと思いました。

レンタルジュエリーは、当HPで受け付け致しております。

ハンドメイドバッグは、ヤフオクとcreemaで販売中です。

是非お立ち寄りどうぞ(^-^)。

裏地も時には主役級の存在に、隠れた部分のその役割と機能について【657】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

私は、今までの過去、お仕事というのは9割型アパレル、ファッション関係の業種で来ました。

勤務時も部署は事務系ですが、業種がファッション関係。

そして、現在の個人事業主も分野としてはファッション関係になります。

不思議なもので、分野が違うと何をやっているのか、てんで分からなくなってしまうのです。

今回は、ファッション関係全般に関係してくる材料の1つ、「裏地」についてのお話になります。

裏という言葉通り、影の存在のようなイメージですし、主役というよりはサブ的な材料のようなイメージがしますね。

けれども実は裏地って結構な活躍をしているということが分かりました。

今回、【651】のベルトの起源の内容の記事と同じく学ばせていただいた本が、

「裏地と芯地:関西衣生活研究会 発行」

の、とても古い、1983年製の教科書のような本です。

専門学校とか大学などの服飾関係の科で使うような本ですが、昔の本でも裏地や芯地は姿や形が変わることが無く、とても典型的で本来の仕立てとかそんなところが学べる昔の本の良さというものを感じます。

裏地の役割とか機能の意外

今回、いつもより長くYOUTUBE内でお話させていただきましたので、YOUTUBE動画を貼らせていただこうかと思います。

あとがき

裏地があるおかげで、一重仕立てでは難しいバッグのデザインんなどが上手く出来上がっていくことがよくあります。

裏地は結構大切なアイテムなんだとハンドメイドバッグの製作でも実感します。

この2021年度の製作では、表地を黒にして裏地に柄を入れていくというバッグを作っていこうとしております。

ややずれて、2021年の半ばにすでになってしまいましたが、後半では、黒バッグを多く作ってお客様に新しいテイストのハンドメイドバッグをお届けしたいと思っております。

レンタルジュエリーは、当HPで受け付け致しております。

ハンドメイドバッグは、ヤフオクとcreemaで販売中です。

是非お立ち寄りどうぞ(^-^)。

アパレル工場向け専用の型紙用紙を使ったハンドメイドバッグの製作のすすめ【634】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

型紙というのは、私としては最も重要なアイテムの1つとしております。

まずは、しっかり型紙を把握することで、出来上がりの良し悪しの検証にとても重要です。

きちんと保管して、失くさぬよう、ファイリングをしています。

64穴ファイル用のフィルポケットタイプの袋に商品の仕様書を表に、そして、その反対面に型紙をたたんで収納。型紙にはそれぞれデザイン名、パーツ名、材料の分量が記載のシールが右下に貼ってあるものです。

こんな風に収納して保管しています。

修正の時が特に大事で、修正を決めた時にすぐに型紙を直します。

これを怠ったり忘れたりすると商品が改良できず記憶も薄れてしまうので、スピーディーな修正のできる体勢を考えています。

ここ最近の型紙用紙事情

今回は、その型紙用紙にスポットを当てた内容となります。

型紙用紙もいろいろあるのですが、ハンドメイドバッグをスタートしていた最初の頃は、包み紙の大きくて丈夫な紙をリサイクル利用したりして、いわゆる無地のものにフリーハンド書きしていました。

まあ、それは当然ゆがみますし、定規を使ったところでどこが起点かもはっきりしません。

もっと正確にきちんと品寸法が把握できるものをという改善の末、現在は、当然ながら方眼のタイプに移行しています。

その方眼といっても業界別ではさまざまです。

私のお作りしていますハンドメイドバッグはアパレルの部類なので、やはりアパレル専用のタイプに出会ったのがきっかけで使い始めたアパレル特有の用紙になります。

それがこちらです。

アパレル縫製工場が実際に使っているという型紙用紙。特徴は茶のクラフト紙であること、柔らかさが中間的であるということ。

パッと見て見やすい、よく言われるグリーン色が線に使われているのが印象的。

この矢印の向きも非常に重要。

私は生地の地の目の縦向きにこの矢印を合わせて生地の縦横向きを型紙で把握しています。

この矢印もいろんな使い方があるので、商品自体の縦向きであったり、柄の方向だったりとバラエティに富んだ使い方ができると思います。

そして、このはっきりとした5cm四方のマス目。

ハンドメイドバッグも5cm単位での修正が多く、見やすいです。

思うに、5cmくらいからの変更が目で見てすぐに変化が分かるサイズ感だと思います。

そして、さらに、その半分の2.5cmに、ポッチが打たれています。

これも非常に使い勝手がよくて、きりの良い、22.5cmとか7.5cmなどで設定をして、鉛筆や定規を使わなくても良い型紙製作が可能です。

時に、多角形のデザインには、斜めにハサミを一度で印を目安にカットすれば、斜めの線であっても定規や鉛筆は不要です。

そして、カーブの時の円も、コンパスをこの用紙自体の目盛りに半径を合わせます。

このことから、私がデザインするバッグのサイズは、2.5cm単位で修正する方向にしています。

よほどの理由がない限り、これで結構いけます。

例外だと、細い紐が、4cm巾の場合、5cmの線から1cm内側に鉛筆と定規が登場の時もほのたまにあるといった程度です。

用紙の幅に対する不満

以前、この目盛りが入った型紙用紙の通常95cm巾の半分くらいの45cmというものをどこかのお店でいただきました。

あれが、ハンドメイドバッグには非常に使いやすく、コンパクトサイズで良かったのですが、現在は見つけることが全くできていません。

よって、95cm巾を少し残しながら使っていっています。

上が95cm巾の現在使用のもの。中にマス目が印刷されています。下は、45cm巾の無地。思わず間違えて購入してしまったものです(^_^;)。結局現在は45cm巾のマス目のあるタイプは無いと思います。ひょっとして特別にメーカーさんがカットしてくれていたその時だけのお品だったかもしれませんね。

アパレル縫製工場は、洋服目的なので逆にこの95cm巾でないと不足であることが多いのでしょうね。ニーズの多さは圧倒的に95cm幅なのかも。

そして、最後にこの目盛りがいかに分かりやすいかを一時的に使っていたわずかな分量の用紙と比べます。

少し見にくいですが、非常に線が薄く、確かに、5cmも2.5cmも表現されているのに、実際使うと、寸法を間違えそうになるくらい紛らわしいと感じてしまいます。2.5cmの線も入っているのですけれどほとんど写真に写りませんでした(^_^;)。
こうして比べると、確かに右の方が紙質は丈夫で厚手ですが、目盛りの分かりやすさは左の写真と右の写真では雲泥の差です。

ところで、左のアパレル専用の紙質が中間的な柔らかさであることに理由があるようです。

布を裁断する際に融通が利くのがある程度柔らかさも求められるとのことからのものです。

布を使ったバッグのみの製作の趣向の私にはよく合っているんです。

あとがき

この5cmマスと2.5cmの目盛りと矢印のシンプルな様式の使いやすさを実感しています。

このタイプの型紙にしてから型紙製作にかかる時間がぐんとスピーディーになりました。

この分かりやすいマス目がプリントされた中でも紙質の違いがあって、薄手過ぎるのも以前にあったのでお気を付けくださいね。

透けるほどのやわらかい用紙はこの目盛りが入っていても使い勝手が悪かったのですぐにやめてしまいました(^_^;)。

薄手過ぎるとカットがしにくかったり、すぐに破れてしまったりしたので、このクラフト色の柔らかさと同じ程度が私としては合格という判定になりました。

レンタルジュエリーは、当HPで受け付け致しております。

ハンドメイドバッグは、ヤフオクとcreemaで販売中です。

是非お立ち寄りどうぞ(^-^)。

夏素材と呼ばれる生地のどういった構造が涼しい触感を作るのか【609】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

そろそろ夏っぽくなってきた季節になりました。

こういった季節には、涼し気な素材というのがとても影響します。

洋服に使われる素材の中でも夏特有の素材として特に推されるその理由を今回お伝えしたいと思います。

夏素材の名前と涼しくなるような作りや構造のご説明

まず、いくつか夏素材でよく聞くものを挙げたいと思います。

1)楊柳

2)サッカー

3)リップル

4)ボイル

5)綿

有名どころをピックアップです。

1)の楊柳は、シボが特徴のその漢字のイメージに合ったもの。

1)楊柳:結構拡大していますが、山と谷があり、その凹凸感でシボができています。浮いた山の部分が肌に当たらないので、肌に当たる部分が約半分とざっくり考えると半分くらいの接触により、空洞の通気性と共に、爽快なのです。
2)サッカー:こちらも1)とは形、様相は違うものの、この凹凸感で同様の涼しいと感じられる素材となります。
3)リップル:こちらも同様です。デザインが違うだけで同じことです。

4)のボイルはよく分かる写真が無くてごめんなさい。透けるほどの薄手でありながら丈夫です。

それは、糸が強撚糸というようなしっかり硬くなった糸を使っているので透けたような素材でありながら丈夫というのがいかにも夏向けなのです。

そして、5)の綿については、誰もが知る吸収の良さとか夏のTシャツと言えばこの素材ということだと思います。

けれども、この綿がどうして、吸収が良いのか、涼しいのかという点についてはあまりご存じないのではないかと。

そこで、今回、私自身も学びました、

「服地の基本がわかるテキスタイル事典:閏間正雄(うるままさお)監修」

から教えていただいた、綿の構造というものを知りました。

5)綿の構造:この綿を拡大した構造に答えがあるようです。このよじれが1)-4)と同じように、凹凸感を作り、ひらぺったくないのでべたつかないそもそもの作りをしているということ。そして、綿の細かな繊維1つの真ん中に空洞がありますが、この穴が空気や水を吸う性質があり、日光に当てるとふんわりしたり、汗を吸収しやすかったりなどの現実的な効果を発揮するということのようです。

綿に関してはそもそもの糸単位の構造自体にその秘密があったという点では、1)-4)などより一層深い部分に答えがありました。

あとがき

今回は、超基本的な昔ながらの素材をピックアップしましたが、現代の技術により、生地メーカーさんも、綿でなくともその構造に似た構造を作るポリエステルとか、今までの固定観念を打ち破るような開発もあるようです。

素材にあるデメリットを克服するような方向でよりたくさんその素材が使われやすいようにと発展していることもよく耳にします。

確かに綿は生地としては傷みやすいので、傷みにくい様相の、変化がもともとないようなポリエステルなどが、綿のような吸収、通気性を追求したものになるとなかなか最強な素材となるでしょうね。

レンタルジュエリーは、当HPで受け付け致しております。

ハンドメイドバッグは、ヤフオクとcreemaで販売中です。

是非お立ち寄りどうぞ(^-^)。

デニム生地、何の情報もないままで12オンスと14オンスを見分けるコツ【603】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

先日、このようなことがありました。

セルヴィッチデニムの12オンスをなんと、14オンスと思いこんで間違えて購入してしまった出来事です。

このまさかの勘違い、12オンスと14オンスが見分けが難しい点、幾度も14オンスの元の生地に触れることで分かってくる重さの違いの感覚などが今回の学びとなりました。

12オンスと14オンスの決定的な違いとは

パッと見ただけでは違いが分からないこの2点、左側が14オンス、右側が12オンスです。反が違うのでロットが違いますが、両方共紺色です。わずかに、左側の方が目が詰まっているのがわかりますでしょうか。この見た目で判断付けるとしたら、その目の詰まりがヒントです。

目の詰まりというのは結局、たくさん糸がぎっしりと折り込まれている点で、重さへつながります。

オンスというのは質量のことで、一定の面積における重さの基準を表した単位です。

そうすると同じような面積にぎっしりと詰まった方がオンスの値が大きくなるのです。

上の写真であると、脇のほつれ具合の様子でも参考にある程度はなります。14オンスの方がぎっちりと折り込まれているのでほつれにくいのです。

簡単にほつれるということがゆるいということで、12オンスは糸がたくさん使われていない方だとの見方ができます。

こうれは相当慣れてこないと難しく、もう少し分かりやすいのが、同じサイズのパーツを手で持った時のずっしり感。

12と14の2の違いだけなのに、14オンスはずっしりと重さが感じられるのに対して、12は軽いなあと感じます。

一般的な洋服なるジーンズなどでは、12-14オンスが一番多く使われていて、ジーンズなどに出来上がってしまうとなかなか判別が困難。

基準はリーバイス501です。

あれは、14オンス。あれぐらいのごわつき感がないと14オンスではないということです。

さて、今回の私の例では、生地の入手経路でどうしてもオンスが分からない状態で入手となります。

その場合に自分でオンスを導き出せる方法がありますので、一番良いのは、購入したりした時にお店から情報をもらうのが良いですが、お店もオンスが分からないのだという究極な場合が時としてあります。

1オンス=1平方ヤード:0.84m2=28.3g弱という、すでに分かり切ったデータがありますので、これを利用して計算します。

実際に調べたい生地をできるだけ大き目にカットして、面積を出します。そして同時に重さも計ります。

私が行ったものは、27.5cx30cmのパーツ。

あまりにもミニサイズだと、デジタルの測りが小数点以下をカットしてしまって本来の重さから遠ざかってしまい正確に割り出せませんので、それ相応の重さがあるパーツは最低限必要かと思います。

そして、面積が、0.0825m2と出ました。

次に、単位を定形の1平方ヤードでは何グラムなんだというところへそろえていくステップを踏みます。

0.84÷0.0825x28.3=407.27g・・・0.84m2だと407.27g相当のものであることがここで判明。

そして、最後に、この重量が1オンスの重量の何倍かというところがオンスの値となりますので、何倍なのかを計算で出します。

407.27÷28.3=14.3 ・・・14.3オンスと出ました。

約14オンスです。

この計算により、12オンスの方は、12.4と値が出ました。

約12.5なので、12オンスのわりには、しっかりしたものであるようです。

よって余計に惑わされてしまい、間違ったわけです。

あとは、同じパーツを重さで比べることがお店で反になっているとそれが簡単にできません。

よって反になっている状態というのは非常に分かりにくい状況であると言えます。

けれども、これで、今後は見分けられそうな何か1つステップを踏んだ気がします。

あとがき

たった2オンスの違いと言えどもその差は歴然です。

それなのに、間違えて購入してなかなか気づかなかった難しさもあるということです。

14オンスの「ずっしり」という重みのこのずっしりの言葉もかなりのヒントになるかと思います。

なかなか今回は貴重な学びを得ました(^_^;)。

レンタルジュエリーは、当HPで受け付け致しております。

ハンドメイドバッグは、ヤフオクとcreemaで販売中です。

是非お立ち寄りどうぞ(^-^)。

ハンドメイドバッグに取り付ける金具の危うさが気になって使用をやめる決意の意向【601】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、ずっと引っかかっていたことをいよいよ解決ということで現実的に実行していく場面です。

ハンドメイドバッグに使う打ち込みパーツの数々についてです。

これらは、ポンチなどで穴をあけて、圧力を加えて、金づちでたたいて、かしめることで取り付けるものがほとんど。

このかしめる作業の結果が本当に永久のものなのかということについてです。

いろいろなカシメパーツ

アイレットカンは、丸くくり抜かれたところに金属のパーツを取り付けて、紐が通せるようにするかっこいいパーツです。

ハトメは、リボンなどを通す時の穴、ヒネリ錠は、フラップバッグなどの蓋をとじる時の留め具など、今まで数々の打ち込みパーツにトライしてみてきました。

そうして、おおよそひと通りそういったパーツを使ってきて今、思うこと、それは、その後の破損の懸念です。

例えば、ショルーダ―の折り返しの部分を両面ハトメと呼ばれるもので留めたとします。

もう1方はミシンで返し縫いを十分にして留めたとします。

果たしてその持ち具合は、、、

私の中では、手ごたえとして、ミシン縫いの返し縫が確実です。

ミシン縫いというのは、やった作業の分が腑に落ちるのです。

けれども、パーツの取り付けは、手ごたえが感じられないので、その場で少し引っ張ってみて大丈夫かな。。。という判断。

その後の使いながらもしかしてポンと外れるなどの事の予想が少なからず残ります。

けれども、ミシンの物は、その後も絶対にそのようなことが起こらないと100%思えます。

この違いをずっと思ってきました。

ここにきて、いよいよ今後の事も考えて、こういった作り手の方でわずかながらも残る不安があるものを販売できるのかということを考えてみました。

そうして、今回、こういった穴をあけるパーツが必要なデザインは思い切って廃止する決意をしました。

あとがき

ということで、今までいろいろトライしてきたからこそこういったことにたどり着いた考え方なんです。

やはりずっと末永く使っていけるものが良いですから、もうすでに、何でもないところに穴をあけることさえ多少のためらいがあるのです。

そういうことを気持ちそのままに正直に作っていくハンドメイドバッグというのを改めてこの時点から始めていきたいと思います。

レンタルジュエリーは、当HPで受け付け致しております。

ハンドメイドバッグは、ヤフオクとcreemaで販売中です。

是非お立ち寄りどうぞ(^-^)。

一見そっくりな黒無地の撥水加工生地4種の違いは、織り目の種類のちがいである【354】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今後、ハンドメイドバッグ製作に黒無地の生地も多く登場してくるかと思います。

特に、「テリーヌ」というブリーフケース型は、ナイロンなどの撥水加工生地を必ずチョイスすることにしておりまして、表地には無地を、裏地には華やかな柄を使うとも決めているんです。

そうすると黒無地というのは何か仏頂面のような表情の薄い素材に映りがちです。

ましてや、ネットで写真のみの手がかりから素材の表面の様子を知ることになるわけです。

ここが非常に困難な点。

やはりネットは華々しい柄や色が分かりやすいものです。

ということで、今回は、黒無地の撥水加工生地を4種ご紹介したいと思いまして、一見黒無地ののっぺりとした素材に映るものが、実はよく見ると生地の織り方に違いがあり、それぞれ美しいものであるということをお伝えしたいと思います。

4種の一見同じような生地が実は別物だと分かるコーナー

とりあえず4種の生地を並べてみました。

撥水加工生地4種:一番左からナイロンオックス、ナイロンワッシャー、綿ストライプ、ナイロンタッサー・・・こうしてみてみるとそれほど違いが分かりませんね(^_^;)。

では、次に細かく1点1点に近寄って見てみましょう(^-^)。

1)ナイロンオックス

これが一番王道でしょうか。私も撥水加工の黒い生地との一番最初の出会いがこのオックスでした。

オックスというのはオックスフォード織のことです。

オックスフォード大学の学生のシャツのようだということでその名が付き、まるで、ブッチャーという生地がお肉屋さん(butcher)のエプロンの素材の織り方と同じだから名付けられた経緯に似ています。

後程アップにした写真を撮影したので見ていただきますが、均一に四角いブツブツが入ったような柄です。

けれど遠目で見たり、普通の視線で見れば、プレーンな織り目といった感じで、今回ご紹介の4種の生地の中では、一番平たく見えます。

1)撥水加工ナイロンオックス:ナイロン/100%、日本製・・・ここまでアップにすると織り目がよく分かります。ぶつぶつとまだら柄のようともいえるし、四角いマスがレンガみたいに敷き詰められているとも言えます。この整った配列が遠目で見た時にプレーンに映りますし、ひときわ光沢も感じます。

2)ナイロンワッシャー

ナイロンワッシャーも結構有名で聞いたことがあるかもしれません。

ジャケットやコートなどにも使われることがある生地。

ワッシャーというのは、しわ加工のこと。

このしわ加工は、凹凸感ある表面の演出、この加工による厚みも感じられ風合いを良くしています。

オシャレ感が増しますね。

2)撥水スパンライクナイロンワッシャー:ナイロン/100%、日本製・・・少し複雑になりますが、ナイロンオックスのワッシャーというのもあるので、ワッシャー加工が入るのは、何もこの写真のようにストライプみたいに縦に線が走る織り方の生地がワッシャーというわけではないです。いろんな織り方との組み合わせでワッシャー加工できるようで、数が豊富かもしれません。

3)綿/100%の撥水加工生地

撥水加工はナイロン/100%ばかりではないんです。

綿/100%とかポリエステル/100%にも撥水加工がされている生地があります。

私も、過去に「雨の日シリーズ」という撥水加工の生地ばかりを集めて雨しのぎの比翼リュックを作った経験がありますが、その時に使用したモカグレーの生地にも綿/100%のコーティングで撥水効果のある生地でした。

このリュックを作った時の生地名は、ストライプコーティング、綿/100%、日本製。モカグレー色でした。

織物事情が事細かに分かるわけではありませんが、こういった撥水加工にもできるような加工に差し障りのない程度の織柄というのが、均一感あるストライプだったりするのかなと私は思っていますが、果たして。。。

3)防水・撥水コットン100%:綿/100%、日本製。・・・生地名がはっきりわからず生地屋さんの表示のままに記載しました。

過去に私が使用した先ほどの上の写真のモカグレー色のストライプに似て、こちらもストライプの織目が入っています。

これが、もし、薔薇の花のジャカードだったりすることは、撥水加工が均一になりにくいので、不完全な商品にしかならないということであえて作ったりしないということから豊富ではなさそうですね(あくまで私の予想です(^.^))。

この生地だけ4種の中で綿/100%なのですが、不思議なもので、撥水加工していない生地は、明らかにナイロン/100%と綿/100%の違いが判るのに、撥水加工がなされると似た感じになるということです。

かろうじて、端っこのカットの跡のほつれ具合で綿の糸だと分かります。

綿/100%の撥水加工の生地の端の様子・・・ほつれ具合からナイロンとの違いが分かり、綿っぽさが出ています。ナイロンよりもガサガサッとする風合いです。

4)ナイロンタッサー

タッサーには、分かりやすい特徴があります。

生地の織り糸がボーダー柄みたいに走っていることがかなり分かりやすく表れていること。

4)撥水加工ナイロンタッサータイプ:ナイロン/100%、日本製・・・目の詰まったボーダー柄がはっきりわかります。ここまでぎっしりなので当然全体としてしっかりとしていて程よい厚みがあります。おそらく人気の生地ではないかなあと考えます。

ナイロンタッサーは今まで出会ったことが無かったので、今回感激で、普段より多く生地を調達させていただきました。

こうして見てみると、一見同じような黒の無地の撥水加工の生地といっても、ここまで違いがあるんだと分かります。

他にも、市松柄のような織り方のナイロン撥水生地も見かけたことがありますので、今回のこの4種以外にもまだまだあるかと思います。

今後、「テリーヌ」製作をしていき、黒無地の撥水加工生地を使わせていただく中で、撥水分野にも興味を持っていろいろ研究していきたいと思っています。

撥水加工に向かない生地ってあるのだろうか、過去の撥水剤の経験から語ります

過去に、当記事の【89】同じく、連動のYOUTUBE動画の【89】で、強力なとても良質な撥水剤を綿/100%のサッカー生地にほどこす実験をしています。

サッカーという生地は凹凸感があります。

ほぼ均等の割合で、ふくらみとへこみがある生地です。

この生地の薔薇柄プリントのものをリュックに仕立てて、撥水剤がうまく効能すれば、撥水加工の可能性が無限に広がるなあと思っていました。

結果は、ものすごい量の撥水剤を使い切ってのやっと完全なる効力でした。

撥水効果が凹凸感ある生地にも不可能ではないということが証明できましたが、高級な撥水剤を数本使ってやっとというのが凹凸感ある生地の撥水加工の現実なのかもしれません。

よって、上述で私が予想したように、薔薇柄のジャガードとか、凹凸感ある膨らんだ部分とへこみ部分のあるような生地では撥水加工の効果が完全には施工できない部分が起きてしまうということなのでしょう。

以前製作したリュック:サッカープリント、綿/100%、日本製・・・ご覧になって分かるようにぶつぶつと織柄が入っています。この凹凸柄がサッカーの特徴。ここへ撥水剤というのは、本来無謀な行為だったのかもしれません。けれどもセラミックプロテキスタイルという良質な撥水剤のおかげで、たくさん使ったものの、実験でお水をぶっかけてもはじくまでに完成できました(^-^)。
撥水剤施工・・・300mlのボトルを3本ほど空けたと思います。ceramicprotextile(セラミックプロテキスタイル)です。カーコーティングのお店、polishgarage名西店様にこの撥水剤の存在を教えてもらいました(^-^)。
撥水効果・・・バケツをひっくり返したような大雨をじょうろで再現した時の撥水の様子です。ころころと玉のように水をはじくことに成功しました(^o^)丿。

あとがき

今回もYOUTUBE動画お作りしました。ご視聴してみてくださいね(^-^)。

撥水も奥が深いものです。

ネット上では、表面に玉のようにはじかれたお水の粒がコロコロ転がる美しい写真ばかりを目にします。

しかし、実際の雨の時の沁み込み方というのは、バッグの縫い目からの侵入、生地の裏面からの侵入など事細かなケースが考えられると思っています。

今気にになっていることは、万が一、表地に撥水がしていない生地で雨が侵入した時に、撥水加工の裏地の裏面から通過した場合に到達した時の撥水効果の威力とかそんなことです。

雨の侵入にもいろんな経路があるかと思うのです。

これは、自分で実験しないといけないようです(^_^;)。

今後もっと撥水について詳しくなったら、記事にアップしていきますね。

ハンドメイドバッグは、ヤフオクとcreemaで販売中です。

是非お立ち寄りどうぞ(^-^)。

ヤフオクこちら。

creemaこちら。

ハンドメイドに使う、薄くて硬め、キラキラした生地は注意、跡が付きやすいのでたたむことを避けた方が良いすすめ【291】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

生地をカットしてもらって購入の場合必ずたたむという作業が起こります。

特にネット通販であれば、当然であり避けられないことなのですが、今回はこのたたんだ時のたたみじわ、折り目がなかなか簡単に消えるものではなく、収納の仕方、保管の仕方に工夫を要するデリケートな物であることのお話です。

たたんでほんの1時間程度で出来上がる折り目

ここに購入後1時間程度の生地を広げています。

特に一番上のオレンジ色がラメが入った折り目の付きやすい生地であり、もうすでに十文字に折り目が入っています。

特にこういったラメのようなものが入った素材、デニム、ナイロン/100%などは折り目が付きやすく、一度付く残ってしまいがちなんです。

そこで、次のように棒に巻いて保管の方法をとりました。

こんな風に紙製の棒筒に巻いていきます。
そして、2か所ほどひもで結びます。
こういった棒は、店舗用品のお店とかネットなどにも売っています。これは、生地屋さんでもらえたものですが、複数入手したいなら、長さもそろっているので、店舗用品のお店で購入がよさそう。私は、以前「シモジマ」さんで購入したことがあります。

どれだけ細かく折っても折り目が付かない生地、逆にすぐ跡が付いてしまう生地

ニットによくあるのですが、どれだけ折っても跡が付かない生地も結構多くあります。

その他ふんわりした生地とかフクレ加工がしてある生地も大丈夫。

ここでは、その逆の跡が付きやすい生地を3点ピックアップしてご紹介します。

まずは、ナイロン/100%の生地。特に撥水加工などの加工がしてあると薄くても硬めであることが多く、跡が付きやすいという今までの経験があります。
2つ目はデニム生地。綿/100%もデニム以外でも線が付きやすいです。作業するときにアイロンがかけやすいものは、それと引き換えに保管時の跡が付きやすいとも言えます。
デニムはこんな風に保管しています。幅が短いセルビッチデニムなので、棒も短くカットしています。
3点目はラメの入った生地。見た感じキラキラしたものは、ラメ糸が使われているからです。レーヨンとか、メタルとかポリエステルがラメになるような素材なので、混率にこういったものが多く含まれていれば、たたみジワとか折り跡が付きやすいです。

あとがき

私も全部対応しきれず、たたんでしまってきたものもあります。

すべてを棒に巻いて保管という方法も根本からの収納の改善としては良いかもしれません。

ありがとうございました。

終わり。

ハンドメイドバッグは、ヤフオク、creemaで販売中です。

お立ち寄りどうぞ(^-^)。

ヤフオクこちら。

creemaこちら。

ハンドメイドエコバッグ、カーテン地・インテリア地の幅広生地で作りたいその理由【218】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

少し前の記事の【216】でエコバッグをスーツ姿のようなきちんとした格好に合うものに考えたサンプル的な1点を作りました。

あのサンプルの支柱についてこのたび着目しました。

長い支柱パーツの裁断場面、ネックとなる向きについて

支柱(しちゅう)と私は読んでいますが、正式な名称がどうも分からず。

もともとメンズのブリーフケースのデザインに多く見られたものだったのでその辺りを探っているのですが、情報は入手出来ていません(^_^;)。

ところで、この支柱、とても長いと思いますよね。

この支柱(しちゅう)は、1つなぎであるべきで、バッグの長さ40cmの左右分の80cmに加えて取っ手の方からかけられる十分な長さを見るとさらに60-65cmプラス、縫い代も含めると合計140-150cm程の生地の長さが必要です。

この写真を見ての通り、逆Uの字に一続きなんです。

とてもロングな生地が必要なパーツ。

これを狭い生地の幅の110cmとか120cmで横向きに裁断しようとすると継ぎ目を作らざるを得ません。

継ぎ目は決して良い物ではありませんので、やはり一続きであることを優先。

そうすると幅広の生地の横幅をめいいっぱい利用するに至ったわけです。

もちろん縦向きに必要な分量存分にとることができますが、生地の使い方が非常に効率が悪く、量産でない1点物志向で作りたい場合は横向きに裁断するに至ります。

支柱を本来の縦向きに裁断したらいいじゃないかという意見もありそうです。

例えば、2点のプチ量産の場合が分かりやすいかもしれません。

この3つのマーキングを見てみてください。

一番縦の長さを効率的に使うのはやはり、1点物で支柱を横向きに裁断する場合かとは思います。

ただ、柄があまりにも向きを要するものだったりすると、縦向きに支柱を裁断することが必須になる場合もあるかもしれません。

1)支柱横向きver:生地巾140cm-150cmカーテン地(エコバッグ1点分)・・・使用生地は少なくてすむので効率的だが、柄の向きに拘りたい場合支柱の柄の向きが横になる
2)支柱縦向きver:生地巾140cm-150cmカーテン地(エコバッグ1点分)・・・思うような完成にはなるが、大きく生地が余る。1)の1.4倍の生地が必要なうえに、さらに、まだ何か作れるほどの面積余る。コストがかかるというような結果に。
3)支柱縦向きver2:生地巾140cm-150cmカーテン地(エコバッグ2点分)・・・2)のデメリットを改善。2点作るので、量産的な商品になる。やや横幅がぎりぎりできわどく、少しもったいないと思うようなスペースが余る。

2)はどうしてもという場合にはよいかもしれません。

しかし、エコバッグということを考えると、2)は高級ブランドの贅沢な生地の使い方のような気がしてなりません。

エコバッグの意味的なものをよく考えた場合に、もうエコバッグの領域を超える作り方をしているような。。。

そうすると、私の意見としては、1)です。

メインバッグであれば、私も支柱の横向きはちょっと悩みますが、エコバッグを一生物として渾身の思いで購入する人は少ないと思います。

その分、効率的に出来上がった良い仕立てで丈夫なお品をお値打ちにお届けすることに反映させたいのです。

エコバッグに選んだpicturesque選定の生地7選

では、今回エコバッグを1点物志向で作ろうと7点生地をご用意。

今後この生地で作っていきますが、最初の生地段階というのも貴重な場面。

どうぞこの機会にその美しさをご覧くださいね。

「スーツに合うエコバッグ」というコンセプトなので、そんなイメージの生地です。

エコバッグに利用するカーテン地①:生地名不明、ポリエステル/100%、日本製。モカグレー色。・・・凹凸感が特徴のブッチャーとかその辺りの織り方に似ていると思いました。
エコバッグに利用するカーテン地②:ドレープカーテン地、ポリエステル/100%、ベルギー製。黒。・・・凹凸感が素敵です。裏面は、シルバーグレー。ひょっとして裏面遣いもありかも。黒色のバッグを覗いた時に中側がシルバーグレーな空間を視覚的に楽しめます。
エコバッグに利用するカーテン地③:2級遮光ドレープカーテン地、ポリエステル/100%、日本製。黒。・・・うねりのあるストライプがかっこいい。ツルリと光る素材です。
エコバッグに利用するインテリア地④:コットンヘリンボン、綿/100%、日本製。これが唯一インテリア地。カーテンと同じ仲間のくくりでインテリア地も素敵な生地があります。もともと布団のカバーなどに向けられた生地。YOUTUBE動画内では、カーテン地とタイトルにうたいながら、このインテリア地をピックアップしてしまった痛恨のミス(;’∀’)。ちゃんと伝わったかしら。。。
エコバッグに利用するカーテン地⑤:生地名不明、ポリエステル/100%、日本製。もうおなじみのカーテンの下にするよく見かける素材。この薔薇ジャカードの美しさをバッグにしたいと思い切ってエコバッグにチョイスしてみました。真っ白なので汚れの問題もそこはエコバッグ。丸洗いして対応してもらいます。あとは強度が少々未知です。さわった感じはなかなか丈夫。
エコバッグに利用するカーテン地⑥:生地名不明。ポリエステル/100%、日本製。なんともかわいいボタニカル花柄のジャカードです。地は白ではないベージュのようなグレーのような薄い感じで全体に無彩色。何かほっと落ち着くような柄です。
エコバッグに利用するカーテン地⑤:生地名不明、ポリエステル/100%、日本製。やや個性的ですが、こういうのがはまる人もいらっしゃるかと。赤色ベースだけれど、糸の織り目の出方で抑えた色になって親しみやすいです。このピンのような赤いピンドット柄は、ジャカードです。

以上、7点の新着生地のご紹介でした。

今後のエコバッグに完成した記事をお楽しみにどうぞ(^-^)。

あとがき

今回もYOUTUBE動画がございます。

動画内では主に生地の幅が原反のどの部分なのかなどマジックの手書きで紹介。

なぜ支柱にカーテン地なのか、インテリア地なのかを分かってもらえたらと思い、動画にしました。

どうぞ、ご視聴くださいね。

ありがとうございました。

私がお作りしております、ハンドメイドバッグは、ヤフオク、creemaで販売中でございます。

当サイト内でもサイズ、お値段あたりまでは、閲覧可能です。

当サイト内のハンドメイドバッグ一覧こちら。

ヤフオクこちら。

creemaこちら。