こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
古着ライフもここへ来て20年に迫りまして、今後も変わらずこのスタイルをずっと続けていくと決めています。
アパレルの製造の在庫過多の実態は近年多くの方々の知るところとなりましたが、中には1点ずつを丁寧に作る小規模スタイルの良き業者様もいらっしゃると思います。
製造工程の一手間をどんどん省略していくようなコスパ重視は我欲の強い形態で、近年批判もされています。
一方で良質なお品物を丁寧にお届けする良き姿勢の小規模形態の事業者様ならば、いつまでも残っていってほしいと願います。
このたびは、古着を購入した直後に確認する事項について、「状態」をスタートラインに相応しく腑に落とすという点にポイントを置いてみたいと思います。
持ち主を転々とした古着でも新しい持ち主がスタートラインに立つ瞬間がある、手洗い・洗濯機・外注クリーニングのリフレッシュの体感

古着の中では、時々新品未使用の物を入手できることがあります。
下げ札がそのままついていて、品質表示もまっさらな状態であることで、間違いなくデッドストック的なお品であるとジャッジできます。
当然購入元のご説明もそのように明示されていたものです。
ただ、何十年も前の新品は、経年の汚れや、元の店舗で売っていた時にお客様が試着したかもしれない現実をイメージしなければなりません。
そうすると、使用・未使用関わらず何らかの形でまっさらの新品ではない状態になっているということなのです。
よって、言葉のみに囚われず、古着入手後は実際に自分で第一印象を感じ取るということも大切なことです。
すぐに収納してしまわずに、匂いをかいでみたりしながら外注クリーニングをまず検討しています。
コートなどの毛混の重衣料に関しては大半をクリーニングに一度出すということをしています。
その他、手洗いできるもの・お洗濯可能なものを判断し何らかの形で一度リフレッシュすると、新しい持ち主としての気持ちが座ります。
この瞬間というのは、新たな持ち主としての新規スタートの地点だと言えそうです。
時々どうしても気になるのは、「他人の匂い」のようなもの。。古着では必ずお洗濯してある状態とは限りませんし、お洗濯でも抜けきれない洗濯剤の「クセ」のようなものが残るのです。
これまでたくさんの古着を手にした「古着ライフ」をしてきた者が、一番最初に体感することでした。
自分とは縁の無いような匂いがするお洋服には違和感を感じるもの、まるで動物のマーキングのような感覚ですが(^_^;)。
こうしたリフレッシュは、「気」を塗り替えるようなものの第一歩と考えています。
特に「気」が目に見えるなどという能力は持ち備えてはいませんが、それでも「匂い」は誰もが分かる1つの判断基準だと思います。
お洗濯をする前には、使用していた女性の匂いのようなものが感じられたスカーフも、洗濯機によるお洗濯後「無臭」となりました。
古着・USED品・リサイクル品においては、なかなか表面では分からないことですが、この「匂い」「残り香」こそカギを握る存在なのではないかと。
反対に、古着の中の手作り古着などを手にする時、作り手の「解釈」「方針」のようなことが感じられる時があり、同じくハンドメイドバッグの作り手としては非常に共感する部分があります。
顔も分からない別の人が手に取った時に何かを感じ取ることができ、ましてや感動したり納得したりできるようなお洋服こそ優れたお洋服です。
あとがき
古着は、海外の後進国に流れるルートがあり、ここ近年では大半が「ファストファッション物」で溢れているらしいのです。
その到着先の国の業者様でさえ状態が悪すぎて売り物にならないと「廃棄係」のような役目を担わされてしまうのです。
なぜ悪いお品をわざわざ多数生み出すのでしょう、「我欲による儲け」一択の愚かなスタンスが招いた顛末の1つの姿です。
そして、その廃棄のお品は海へ流れ他の生き物にご迷惑をおかけしているようなのです。
決して大きな会社では無くても良い、小さな小規模事業者の集まりでも良いでのです。
アパレル品が心をこめた少数のまたとない優れた1点ずつでありますようにと、これからも末端ながら見守っていきたいのです。

