巾着袋は三角形に絞られるフォルムだということを忘れてはならない、配置の失敗から学ぶ巻き薔薇の望ましい配置【1099】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

【1098】で巻き薔薇を全体柄として配した巾着袋の「小」というサイズの巾着袋を製作した記録を投稿致しました。

巻き薔薇の良さを引き続きお届けしようと、今度は1個が小さな巻き薔薇を2個ずつセットでボリュームを出しながら全体柄として試みたのがこのたび。

今度の巻き薔薇は、種類が違ってペタンコではなくて上にツンと立っている作りです。

ミシンのテクニックが必要であることを心配しながら製作したわけですが、全く別の点で失敗が起こってしまったのでした。

薔薇の柄の配置を正面から見て逆三角形に配置してしまったのでした。

冷静に考えてみてください、巾着袋は絞った時にはおおわく三角形のフォルムになるではありませんか。

それならば、絞られた時の三角形のフォルムに配置していない、ましてや逆三角形となれば、タックの中に巻き薔薇が隠れてしまうということを全くイメージできていなかったのでした。

こんなイメージミス・イメージ不足を大いに反省し、悪い例として是非ご覧いただき、この続きとしてやり直しをする計画のところまでを当記事でお伝えします。

悪い例などなかなかネットの画像で見ることができません、貴重な例として是非お役立ていただければ、失敗も意味があったことになるでしょう。

裾広がり気味に巻き薔薇を配置するのが正解、逆三角形に配置してしまった結果、巾着袋の真正面に巻き薔薇が存在しなかった失敗作

「インテリア収納袋:中」<サイズ>縦32cmx横29/48cmxマチ20cm。

表地は、ツイルクロスという名前のデニムライクな生地です。

ジーンズのような厚みではなくダンガリー程度のものですが、それでもブロードやローンなどよりははるかに厚みと重みのある生地です。

この生地に巻き薔薇を2個ずつペアで一度に縫い付けるやり方で配置しましたが、完全に配置ミスです↓。

巻き薔薇の配置ミス:逆三角形はむしろ不正解。巾着袋の出来上がりはこれでは上の左右の巻き薔薇が隠れます。
<裏地>ファイユ花柄プリント、ポリエステル/100%、日本製。

裏地がエレガントですので、表地のコットンのカジュアルな素材に、巻き薔薇を装飾するデザインはエレガントに寄っていくようなバランスが取れたと思うのです。

ということで、せっかく生地に関しては良い感じで出来上がったものの、やはり、薔薇の位置が悪いことでその後解体することに決定。

後で貼りますYouTube動画では、出来上がり場面までしか映していませんが、その後の決断がありました。

もう1つサイズダウンの「小」というサイズで裁断し直して、新たに製作し直すことでした。

表地は、別の残布で、裏地は、それしかもうなかったので、解体してそのまま型紙を「小」で当て直して裁断です。

「小」サイズで裁断し直し:巻き薔薇のミニサイズを今度は1個ずつ量を増やして縫い付けました。

このやり直しの完成品は、【1100】の記事でご覧いただけます。

あとがき

こういった簡単な巾着袋でも、作るたびに学びがあります。

巻き薔薇の並べ方1つとっても、いかに何も考えずに配置していたかを反省するこのたびでした。

2次元的平面の状態で3次元をイメージすることに対して非常に苦手だということも分かりました。

そもそも巾着袋の「巾着ひも」が左右に引っ張ることで絞られていくことを最初に考案した人物はどなたなのでしょうか。

その方はおそらく2次元で3次元をイメージすることが得意とする人物に違いありません。

非常に尊敬していますし、良き考案をして下さったお礼のような気持ちをこめながら、素敵な巾着袋を丁寧に作り上げていきたいです(^-^)。

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