まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
実のところ、個人事業主開始当初の2018年最初の頃のバッグというのは、メンズテイストでスタートしています。
ただ、そんな垣根もその後崩壊、お好みの柄をお好みに選んでいけば良い、妙な縛りは必要ないのだと思い始めました。
このたびは、「パパ様のお弁当袋」とでもいうようなもので、ランチボックスが入るサイズの巾着袋をしっかりとした裏地付きで製作。
スーツ姿にちょんと持ってもマッチするようなきちんとした感じのテイストも入っていましてベースが黒。
楽しく明るい色で作った袋と真逆のテイストを出してみようと、大人が持つ巾着袋というイメージを入れてみたのでした。
表地に華やかなストライプ柄の方を、裏地には凹凸感だけ感じるサッカー生地のストライプ柄を使ってみた黒ベースがスーツに合うお弁当袋
綿/100%でありながら、綿らしさがあまり色濃く出ていない上品さがある2種の生地です。
これらをストライプ柄繋がりで同時に利用してみたのでした。
素敵ではないですか?ストライプ柄の中を開けると、また内側にも別のストライプ柄が歩調を合わせるように待っているのです♪。
中にはあんこは入れていません。
それでも、こうして、空気が入っているだけでしっかりとそびえ立ち、立体感をキープしてくれています。
表地と裏地にそれぞれ接着芯を貼った効果が出ました。
接着芯はかなりこういった立体構造に効果が出るものです。
たかが巾着袋などと考えずに、どこまでも巾着袋の素晴らしさ、可能性を持つ立派な巾着袋に作った方が製作した意味があります。
要するに、「サッカー」「リップル」「フクレ」「風通」などの加工生地は、内部に空気が入っていると見ます。
そうしますと、繰り返しの柄のそれぞれに少しずつ入った空気のパワーがかなりのもので、全体に立体感や膨らみを演出してくれるのです。
空気の力を借りての演出ができるなんて、本当に素晴らしい生地だと思います。
あとがき
数多くのハンドメイド巾着袋がネットの写真にはあふれていて、どこで特徴が出るかという1つには、あまり利用されていないテイストというところで差別化をします。
そういう意味で、明るい色ばかりでかわいく作られていることが多い巾着袋の中では、特に珍しい巾着袋になったかもしれません。
こういったテイストの巾着袋が本当にお探しのお客様に届くことを願っています(^-^)。