まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
以前アメリカンバイクに14年程乗っていました。
アメリカンバイカー様はファッションもウエスタン調にあれこれ考えたいところだと思うのですが、1つブーツに関しては強くお伝えしたいことがあります。
それは「ウエスタンブーツ厳禁」ということ。
アメリカンバイクなのにウエスタンブーツがはけないなんて。。
と思われるかもしれませんが、このたびのお話で今一度靴に関してはヒールのあるものを見直していただきたいと思います。
ウエスタンブーツはヒールのあるブーツです。
このヒールとバイクのペダルの関係は「感触」ですので、乗った者だけが知るペダルの踏み心地なのでございます。
バイクとレザーブーツはマスト、スニーカーではかなり甲が痛いので長時間乗れない
バイク乗りは、やはりブーツをはくことが多いですが、ファッションとしてだけでなく、現実的な足を守る「機能」がレザーには感じられます。
街乗りだとスニーカーの人も見かけます。
ただ、スニーカーだと、ギアチェンジの時に甲が痛いです。
乗り始めの頃、よく分からず、今まで持っていたスニーカーの「コンバース」の布地のぺたんこのタイプをはいていました。
しかし、ギアチェンジの時に、バイクにもよるのでしょうが、アメリカンなのでそこそこ重く硬めで力が要ります。
そうすると、何度かのギアチェンジで甲が痛くなってしまうのです。
そこで、甲の部分が硬い本革ブーツを探すことにしました。
何度目かに見つけたサイドゴアブーツが最強だった
近場の移動が多い乗り方でしたので、「本格的なバイク用のブーツでなくてもいいや」ということで、おしゃれ系のファッションブランドのショートブーツ、普段着にもはけるぐらいのブーツを探していました。
バイク用だと、「トニーラマ」などのウエスタンスタイルがかっこよかったりするのですが、かかとにヒールが結構な高さであるのがウエスタンブーツです。
これが、バイクのギアチェンジに支障をきたすとつくづく感じました。
ファッション的には、アメリカンバイクにはベストマッチなブーツですが、実際に乗るには、安全ではないと感じています。
いろいろ、ファッション系のブーツもあれこれ試しながらなかなか安全に乗れる良い感触のものを探しました。
そして、結果、バイクを降りるまでその後長年定着したのがこのブーツでした。「サイドゴアブーツ」です↓。
これはどちらかというとバイク用というわけではなくファッション系のショートブーツとして売られていました。
これぞベストマッチといったはき心地と着脱のしやすさである「サイドゴア」というモデル自体が便利なデザインなのでした。
古着の中で見つけたものなので、別のサイドゴアモデルもおそらく今でも見つかると思います。
<このショートブーツのメリット>
・ヒールがわずかでぺたんこに近いので、足を地面に付けやすい
・レザーの甲の部分がしっかりしていてギアチェンジがスムーズ
・サイドゴアのデザインでひもなどがないので、着脱がスムーズ
・革がごわごわしていないので、心地よいはき心地で、真夏も通気性がある程度ある
こんな点が、ずっとバイク乗車時にはいてきて感じた良さでした。
まったく、同じものは見つからないかもしれませんが、サイドゴアが便利であることは、間違いないでしょう。
また、ロングより、ハーフであること、そして、やはりポイントはギアチェンジで接触する甲部分の作りの硬さですね。
お洒落ブーツではあまり確かめることがない甲の部分の頑強さを手で触ってチェックされてはいかがでしょうか。
バイク用としては。とても重要な部分になります。
何もバイク屋さんで本格的なバイク用のブーツを探さなくてもファッション小物としての靴売り場から探せばよいのです。
もう1点根本的に注意したいのは、普通の洋服のブーツの中からチョイスする場合に、裏がすべるのは、バイカーとしては危険ですのでそこは注意です。
アメリカンの場合、足が地面に付くが故に足ブレーキも頻繁にありますから、そんな時に、すべり留めになっている仕様のブーツが絶対良いのです。
黒いブーツのお手入れ、これ1本で足りています、「コロンブス」社の「ナイトリキッド」
有名なので、知っていらっしゃるかもしれません。
これ1本で、
・汚れ落とし
・補色
・仕上げのツヤ出し
この3ステップをみごとに行ってくれます。
パンプスにもこれを使用しておりまして、延長でこのサイドゴアブーツにも使用していました。
塗りがいがあるというか、とてもスムーズに手早くお手入れができます。
あとがき
サイドゴアはブームな年もありましたが、常に変わらない定番デザインとしてずっとあるものだと思います。
サイドゴアのショートブーツ、是非バイクライフに取り入れてみてくださいませ。
なんといってもオールシーズンはけるという点もすっきりしていて良いです。
甲のしわが、ギアの部分でない、右側でもかなり出ています。
そう考えると、それほど高価なものはもったいないと思うので、革の作りさえ、良質でしっかりしたものであれば、有名ブランドである必要もないと思います。
どの道ギアチェンジでしわができるのですから。
その甲の「しわ」こそが、「そのブーツの持ち主がバイカーであることを伝えるメッセージ」なのです。
バイカーのブーツはとてもロマンチックなアイテムなのです(^-^)。