<カーテン作り①>コスパ良く高級カーテンを作る、生地を真ん中でハギにした合計4枚の用尺の計算の仕方【1344】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、カーテンを初めて本格的に作ることになりました。

実家の新築のお部屋のカーテン類を作っていくことになります。

まずは、大きな窓の縦200cmx横180cmが2枚というサイズのカーテンをいきなり作っていきます。

とはいえ、過去に「なんちゃって風」に、色違いの上下の柄の生地(遮光機能などは無し)をつなげた簡単なカーテンは経験済です。

今度はしっかりと仕様書を生地屋様にいただきまして、仕様書に沿いながら他の方のYouTube動画を参考にさせていただきながら作っていきます。

そんな私の実体験を自身もこうして記録におさめ、YouTubeに投稿させていただきます。

シリーズ物になっておりまして、①-⑦くらいまでの区切りで作業の段階ごとに分けてブログも並行して書いていきます。

このたびは、まずスタート時点の生地選びに関しての「用尺」「寸法」の解説です。

縦が200cmの窓には縫い代はどのくらい見込んで生地を購入すればよいのか。

横幅は窓が180cmもあるのに生地幅は155cmしかないからどのように作っていくのか。

いろんな不安や疑問をクリアしながら、「なぜ」とそうして作業した「理由」などに重点を置きたいと思います。

そうして、カーテン作りが楽しく、余計な費用をかけずに素敵なインテリアになるのだという証明が出来たらいいなあと思っております。

カーテンには「ひだ」が必要である、「1.5倍ひだ」の意味

現在の住まいのメインカーテン:モカ色でドットジャガードが気に入り2002年に購入。
現在のイオン(旧ジャスコ)のワゴンにて。
現在の住まいのレースカーテン:こちらも既製品。同じくイオン(旧ジャスコ)のワゴンにて2002年に購入。

いずれも一般的によくあるカーテンのイメージです。

この写真は私の現在の住まいのカーテンなので、今回作りたい実家の窓よりも横幅は狭いですが、この1.5倍ひだは同じ形に出来上がるイメージとしてはズバリです。

今回作るカーテンの窓のサイズ。図の横の縮尺が悪く、こんな縦長ではないですが<m(__)m>。。
下に影で見えているのは窓、ベージュはカーテン地、窓の1.5倍分の生地はこのくらいの余分。

1.5倍ひだというのは、ひだによってつままれてクシュっと縮んだ分にもっていかれる生地の余分が窓の横の長さの半分の寸法必要だという意味。

上下の余分は多めの縫い代です。

よって、生地購入は窓の180cmx1.5=270cm、ここへ左右の三つ折りの縫い代分3cmずつを足して、270+3+3=276cmが片方の窓分の用尺です。

しかしです。売られている生地幅の現実的なことを考えますと、276cmも幅がある生地はほとんどありません。

どれもがせいぜい150cm程度まで。

そうすると、2枚はぎにして生地をつなぐということをする必要があります。

そうすると、生地ははぎがある左と右それぞれで合計4枚必要だということです。

そこで、少し心配ごとが起きます、「余分過ぎないかな?」という思いです。

それは正解です。

計算で、どのくらい余分なのかを確かめます。

155cmx2=310cm。縫い代をここからおよそで引いていきます。

310-3-3=304cm。

この304cmは本来必要であった276cmに対してどのくらい余分なのか。

304-276=28cmと出ます。

どうでしょうか。カーテンのような大ぶりな横に広がるクシュクシュしたアイテムでの28cmなど大した余分ではないと考えられます。

もちろんこの28cmで最後にベルトを作ることもできるので、ここで本当に欲しい276cmへのカットも良いかと思います。

ただ、このまま作っていくということが反対に楽ちんなのです。

よって、このまま作っていくことにしました。

その余った分は大丈夫なのかなのですが、後の段階でひだを作っていく時に生地屋様にいただいた計算式に当てはめる際に、縫い代などをステッチした出来上がりの横幅を測ってから行いますので、その時に28cmの余分は均等にならされるのです。

この28cmの影響がどこに出るのかというと、ひだ山の高さやひだ同士の間隔が狭くなるなど。

それでもたくさんのひだ山分に28cmが割り振られて消えてしまうような感覚です。

よって心配はご無用だと見て取れます。

文章では28cmが余っていたのに、ここでは34cmと書いてあります。
縫い代の左右計6cmを引いていないからで、34-6=28cmに一致しますのであしからず<m(__)m>。

あとがき

カーテンは、見せるためのもの。

閉じていてもインテリア、開いていてもインテリアとして映えさせたいものです。

そこに「ひだ」が役割として活躍します。

ひだが無ければ、カーテンを開けた時に上のラインが手前にぐおーんと突き出しみっともないのです。

その突き出しをひだをあらかじめ作って収縮しておくことで突き出していないように見えるという「機能」なのです。

さらに、そのひだ自体も美しく作るために「メッシュの芯」を丈夫に内蔵することになります。

折って縫うだけのような単純作業の集まりのカーテンですが、どの作業も「機能美」の集まりだということに作りながら気づくことになります(^-^)。

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