まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
スラックスが好きでありまして、ワードローブに随分複数取り入れていることに気が付きました。
多くが「アルマーニ」様の古着です。
ラインが美しく、色がモノトーンカラーであることが永久的だと感じ価値を感じています。
上下の組み合わせを作っていきやすいこともよく感じています。
このたび、古着の「ジョルジオアルマーニ」製の素敵なスラックスが見つかり、丈が長いので裾上げをするということに。。
せっかく裾の部分が余ることもあり、ダブルにしたいと思いました。
ここ最近は、重要なパンツラインの場合は、リフォーム屋様にお願いすることがあります。
ドレスライクなパンツの装いの1アイテム「ダブル折りのスラックス」、折り曲げ部分を「く」の字に裁つデザインになっているからこそプロに外注した
パンツのシングルの裾上げに関しては、古着であることもありコスパを維持したいためなどの理由から自らお直しすることがほとんどです。
しかし、ダブルは特別、やり方をネットでググらせていただいたところ、「く」の字の裁断が必要な場合もあるとのこと。
パンツのラインによっては、ストレートではなくて斜め裁断で行わねば折り返しの時にぴたっとくっつかないパズルみたいなものです。
ここはお直し屋さんへお願いすることに。。
お直し前の画像が無いので申し訳ないですが、もとはシングルスラックスとして作られていたものです。
この裾上げで短くする時のついでのタイミングでダブルにしてもらったのです↓。
大変美しいラインでして、股下73cmに仕上がっています、お直し屋様、ありがとうございました<m(__)m>。
ところで、デニムの裾上げとスラックスの裾上げの股下を2cm差を付けることがあります。
スラックスは、重みがすべて下に垂れ下がりますので、あまり長めだと地面に付いてしまい生地を傷めます。
よって75cmである股下の場合、▲2cmの73cmと短めに仕上げてもらいました。
これが正解、下に裾が付いてしまうのではないかとヒヤヒヤしながらストレスある状況を解消できます。
ストレスフリーで気持ちよくお出かけできそうなパンツになるのです。
一方、デニムは、クッションを足首の前に作りたい場合などは、実際の股下と同じで良いかと思います。
そんな感じで、生地の性質の違いを裾上げの股下に反映させています。
<裾上げの仕上がり長さ例:股下75cmの者>
・スラックス(重力に素直に下へ降りる)・・・股下から▲2cm
・デニム(遊びがありクッションができる)・・・股下と同じ
上述のように、「メンズのダブル折りの幅の定番が4cmとのこと」という続きになりますが、実は3.5cmも定番の領域だと思うのです↓。
あとがき
ダブルはシングルに比べて大きく雰囲気が変わります。
立体感が出ると共に、よりドレスライクになりましたし、良い意味の「アク」のような物を感じます。
シングルは普遍的だとどうしても感じてしまいパンチに欠けることがあります。
同じ形を3点持つということにしても、素材を変えたり色を変えたりすることで、ワードローブが豊富になっていきます。
意外なことなのですが、全く別々のデザインを3点持つということと、同じ分野なのに少しの違いでの3点ということを比べますと、後者の方が豊かに感じることがあり、特化型への拘りに通じるところがあります(^-^)。