まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
リュックやバッグにお作りしてきたこれまでの中綿キルトをそれ以外に何か使い道は無いのかを考案してみましたのがこの度の投稿です。
とにかく固定観念を作らないように時々広い見方をしてみるのも良いのではないかと思います。
広く見るためには、「根本」を見る必要があります。
広い見方は「切り口の違い」へのヒント、日常に眠る「ニーズ」の本からも着想を得た中綿キルトの引用
以前読んだマーケティングの本の中で、「ニーズというのは身近に眠っている」、といような内容の本がありました。
【821】で投稿の、「サイレントニーズ:ヤン・チップチェイス/サイモン・スタインハルト 著/福田篤人 訳」という本です。
案外身近にニーズがあるのかもしれません。
今回はゆったりとした考えるだけの時間を記事にしてみました。
なぜ中綿を入れているのかということをまず改めて掘り下げます。
ふんわりした綿のクッションで緩衝(かんしょう)の役割を果たしてくれるわけですので、「壊れやすいアイテム」を守ってくれるイメージです。
1)重いもの
2)大切にしたいもの
3)落としやすいもの
4)割れやすいもの
こんな数種の目的が浮かびました。
すべて日常的な当たり前のことばかりです。
このようにあえてまとめますと、随分ユーザー側の立場になって考えられることに気づきます。
その他機能に関しては、例えば、型紙使っている小道具の「文鎮」。
文鎮は重いので1)に該当するのですが、中綿キルトの巾着袋に入れることで、「まとめる」とか「収納」の役割も生まれます。
そして、ここ近年では、「動物」のクッションです。
かわいい小動物達は家族の一員。
お昼寝用のちょっとしたスペースであるだけでもふんわりキルトの役割や、そのような場所をもらえた動物達の喜びなど「心地」の面にも触れる何かがあるのではないかと。
こうして、たった1つのみの単純な役割ではない深みのある品物になることができるのだという可能性が価値を高めます。
あとがき
そもそもバッグ製作のノウハウを研究してきましたが、バッグという括りも時々外してみる見方も必要だと思いました。
キルトだけのことに限らずなのですが、少しスライドした見方で随分新しい可能性や発見があるかもしれません(^-^)。