まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
年末最後に、ミシンを使うという作業をして終了しました。
その作業はキルトがけ。
以前にキルトはヘルメットバッグの裏地で取り入れたことがあるのですが、このたびは、面積が小さくて楕円型のバニティ型のデザインの表地に入れるという点が初になります。
ここでお伝えしたいことは、素材だけのイメージよりももっと広がった未来型のイメージのご提案です。
いかにも昭和な紅白の「豆絞り手ぬぐい」生地が「こんなに素敵だったんだ」というところへ行き着くことが出来ればと思います。
そして、和風のイメージの他にももっと新しいテイストが生まれればと期待しながらの製作となります。
キルト無しに比べたキルトありの効果は絶大、キルトの役割が「装飾」「機能」の両方を生み出すという発見
今回製作中の「卵焼き:バニティバッグ」は、側面がどうしても反りがち。
仕方がないことですが、この反りの解消にもなるかもしれないどっしりとした壁を作るかのようなキルトがけの効果を期待することになります。
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![](https://originalbag-picturesque.com/wp-content/uploads/2022/01/MVI_9538_Moment2.jpg)
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こういったパーツになってからかけるキルトの良さは、お店にある既製品のキルト生地だとキルト生地をカットした時にステッチが途切れてしまいますが、そうならないこと。
ハンドメイドキルトは、長持ちする1つのポイントでありかなり誇れる強味なのです。
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キルトがけの際の大切な事、内陸部にも及ぶ均等な待ち針
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内陸部にも均等に待ち針を打つことでずれ防止をし、キルトの間にタックやしわが寄らないようにせねばなりません。
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あとがき
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出来上がりのダイヤキルトがかかった生地はもとの1枚仕立てに比べて雲泥の差。
厚手の1枚の生地に匹敵するほどの強固なものに、それだけなく装飾性のある素敵さが生まれたのです。
そうすると側面の所が反ることをかなり解消できると思います。
今回は、年末の夕方の作業をここで打ち切り。
次の作業からは、通常の作業工程と同じことをやってバニティバッグを完成していくことになります。
キルトがけをすることで、プラスαの更なる作業時間を要するのですが、時間をかける価値は十分にあります。
この度の例から、おそらくどんなに生地だけでは何の変哲もない目立たない生地だと感じたとしても、キルトで目覚ましい変化を遂げるのではないかという想像をしてみてくださいませ(^-^)。
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