あの白いレジ袋のイメージカラーを継続した真っ白のエコバッグ、骨のような役割も果たす底の縫い代ラッピング【225】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在支柱型エコバッグを連続製作、前回の課題をクリアし、新しい課題を次回の解決へ繋げ内容を高める期間としています。

題して「スーツに合うエコバッグ」。

会社帰りの立ち寄りでのお買い物を想定、スーツ姿にも合うような素材を主にカーテン地から選んでいます。

このたびは、カーテン地の中で「レースカーテン地」を選択、レースなのに意外と丈夫であることをこの製作で知りました。

このたびは、丈夫な支柱ベルトが侵入した底の縫い代始末をラッピング式で対処した場面をお届けしたいと思います。

同様に左右のマチも同じことです。

一重仕立てだからこそ縫い代の始末の方法が課題、支柱ベルトが侵入する底ラインの縫い代始末を共布ラッピングで仕上げた

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.09.27からおよそ5年後の2025.08.15にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

2020年当時のやり方を後で見直した部分は補記しながら見直し後のやり方を、その理由と共にお伝えしていきますので、2020年当時より内容が膨らんでいると思っていただければと。

使用生地(表地のみ):ミラーレースカーテン地、ポリエステル/100%、日本製。
本体の裁断:美しい薔薇柄のジャガードが広い面積で広がり、大きめタイプのバッグには相性が良いです。
本体への底ベルトと支柱ベルトの設置:先に底ベルト後に支柱ベルトという順番でここまで完了しています。

まだこの時は、底ベルトの設置位置が縫い代を含んでしまっている時期でしたので、この時点でど真ん中に付いていることが、完成の偏りになってしまうのでした。

次の段階は両サイドの三つ折りなのですが、このたびのポイントの底の地縫いとラッピングに飛びます↓。

地縫い:この時は縫い代1.5cm。地縫いの2重ステッチがラッピングからはみ出さないよう端から7mmへ見直し。

この7mmはその後のラッピングでは内部へ隠れてしまうゾーンなので、仕上がりがすっきと綺麗に。

ラッピング布:共布を幅6.5cmで用意、真ん中を折り両端は1.5cmずつ折るという配分です。
ラッピングの最初のステッチ:縫い代1.5cm。縫う時は1mm程度上(内陸部)を意識すると厚みが見込まれる。
ラッピング布の返し:地縫いの二重ステッチが上の状態でも隠れるようアイロンで引っ張り過ぎない。
縫い閉じのコツ:前後が平均的に配分良くなっていることが1つ、縫う場所はやや内陸部の3mm程度の位置が◎。

この理由は、反対側のラッピング幅にちゃんと乗るためであり、1mm程度の浅さでは反対側が脱線することが多いです。

支柱型エコバッグ完成(ミラーレースカーテン地薔薇柄):<サイズ>縦39cmx横35cmxマチ16cm。
素材のデメリット:美しい反面ラッピングの部分が「井の字」を遮るもう1本の線として透けて映りました。

あとがき

ロック始末で完成してしまうことが味気なく、このようにラッピングの方法を採用しています。

そうすることで底のラインと両サイドのマチには、ラッピングによって骨組みのような丈夫さが生まれています。

そういった点が積み重なり、エコバッグがその範囲を超えるメインバッグとしてもご利用いただける可能性になっていくのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

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