ここがジュエリーマニュアのこだわり、貴金属の質屋行き現金化VSデザイン性抜群のビンテージ物【305】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ近年の地金価格は相も変わらず高騰したままのようです。

20年前くらいにとてもお得に購入した18金のネックレスなどは、この記事を書いている現在では、簡単には手の届かない高級品に変わってしまいましたね。

そこで、ややブームとなったのが、古き昔の昭和の時代の18金製のネックレスやブレスやリングなどを地金として質屋さんで現金化するという行動です。

ずっと使わない古いネックレスなど18金製やプラチナなどの価値ある物を眠らせておくだけなら、現金に交換し結構な金額のお小遣いにしようということで、喜んで質屋さんに駆け込むわけです。

今回は、そのように質屋行きになる貴金属に対して、真逆ともいえる考え方、地金の価値だけでなく、商品そのものの価値でもって、今後もアクセサリーの姿で持ち続けていくことの素晴らしさというものがあるということを書きたいと思います。

本当の意味での価値を考えます

眠っていた貴金属を質屋さんへ持っていき、その場でリアルタイムに現金をもらえるということは、確かに価値のあることだと思いました。

私も過去に、何度も、ネックレスのチェーンが細すぎて絡まることにうんざりし、換金するために質屋さんへ持っていったところ、予想外の値段がついたことに大変驚き短時間で現金が得られるすばらしさは確かにあると思います。

何か高額な物を購入したくて、その資金作りとしては、この使わない眠っていた地金を現金化することは使い方によっては、大変上手く、納得できるものではあります。

ただ、アクセサリー好きの私が、納得できないことが、質屋さんに持って行った時にあるのです。

それは、例えば、アクセサリーって、地金のみでできているものもあれば、真珠が付いていたりとか、綺麗なマルチカラーの天然石が付いていたりなどが多いです。

石の価値は無いですからね、と質屋さんが断りの言葉を添えられるのです。

ということは、本当に地金だけの計算で、たとえ、どんなゴージャスなお花の形が天然石で素敵に形づくられたモチーフであっても計算は、台の金属の部分だけとなります。

そういうことから、計算の結果出たもらえる金額というのは、地金の価値しか含まれていないわけです。

となると、考え方によっては、天然石のお花と一体になっている場合には、そのお花のデザインやきらびやかな美しさが付加価値とは見てもらえないので、その付加価値分損をしたことになります。

つまり、一見お金をもらえたようで、同時に、実は、美しさとか素敵さなどの価値を自分が捨てたということになるのです。

ここに、アクセサリーの価値の隠れたすごみがあると思います。写真のようななこんな感じのリングなどがこのケースにぴったりかと思います。

貴金属の岐路、質屋さんで現金か1点物のビンテージか
左:地金がK18WGの天然石マルチカラーフラワーダブルリング 右:地金がK18YGのあこや真珠ブーケリング

これらは、極端なまでの華やかな様相をしていますが、これを地金のみの計算で価値を評価されてしまうことに私としては疑問を抱くわけです。

こういった物の場合であると、かなり、デザインの面が付加価値となっている商品だと思いますので、私としては、ずっと持ち続けて行くことを考えた方が、長い目で見て、価値があると思うのです。

じゃあ、地金のみでできているリングはどうなのかということです。

左:ツタの葉の透かし彫りが美しいK18YGリング 右:グッチのロゴマークシグナチャー
K18YGチェーンリング

こちら、どうでしょうか。ALL地金でできている形のリングでもこれらのデザイン性が、かなり商品の付加価値性を上げていると思われるのです。

ということで、現金に換金する場合デザインの気に入っている物、デザインが優れているお品などは、よく考えねばなりません。

ただ、デザインの価値などは、受け止め方によっては、趣味嗜好が人によって異なることからなかなか現実的ではない部分もあります。

貴金属をネットで検索して探していた時に、買取屋さんのサイトの写真が見つかることがよくあります。

随分貴金属の地金の買取が盛んな証拠であるとは思いますが、その写真を見て、結構好みのデザインだったりするので、その後溶かして金属の素材に戻されたりするのかなどと考えるともったいないなあと思います。

しかし、買取に持っていったお客様はその商品のデザインとか、今後も持っていくこと、身に着けることに価値を感じなくなって手放されたということから、現代の貴金属離れを少々感じますね。

かつてほど、宝飾品それ自体に対してもそれほど価値を感じなくなったともいえます。

物が溢れすぎてしまって本当の価値あるものさえ手放されてしまっているとしたら、それはとても残念ですね。

せっかく先祖から受け継いだアクセサリーを自分好みにデザインを変えるリフォームの道

手放す心理としては、デザインが古く思えてきたなどの理由も数多くあります。

なにせ、貴金属類は、長持ちですので、何十年来のお品も何事もなく健在です。

そうすると、昭和の昔の時代のものがややごつい感じ、不格好、野暮ったいような感じに思えるものです。

そんなものをリフォームして気に入ったデザインに変化できるなら、そのお品が先祖から受け継いだようなものであればなおさら、消えてなくなってしまうよりは、ずっと活かされた方が意味あるストーリーとなります。

K18YG製の幾何型モチーフトップのペンダント:元は祖母のブローチ(元は横向き)をリフォーム

こちらは、私の祖母の物であったブローチであった18金製のものを、ブローチの留め具の辺りを根こそぎ外して、それを溶かして輪を作ってもらい、広めのバチカンにしてペンダンとトップにしてもらったという私が自分で考えたアレンジ方法です。

たまたまブローチの留め具が必要なかったからその部分ももちろん18金製なので、それをバチカンに替えてもらったところが、リフォームであっても値段を安く抑えられました。

なんと¥600でした。おそらく、バチカンには最低限必要なだけの分量の地金をあてがい、残った地金を買い取りとして相殺してくれたからこの¥600が実現したと思います。

リフォームも高額なお金がかかってしまっては、1点新しい物が買えてしまいます。それはあまり喜ばしいリフォームとは言えないと思います。

なので、このこと覚えていただくととても役立つと思いますが、リフォームと同時に、余った地金を買い取りして、リフォーム代と相殺してもらえるのだということが可能であるということです。

あとがき

今後、アクセサリーの貴金属を簡単に買うこは相変わらず気軽なことではないことが引き続くと思います。

そうした環境の中でも、私のような貴金属好きな者にとっては、昔から持っているものを大切今後も持ち続けていくということ自体にこそ価値があるかと思っています。

1点物のビンテージアイテムということになります。結局、長く持ち続けることだけでも眠っているわけではなく、実は価値が生まれているということです。

貴金属というのは、洋服や、靴やバッグと少し違い、消耗品にはあたらないような気がします。

どんなに古いものでも、そのリアルタイムな地金の価値に相当するので、デザインさえ工夫すれば、永遠のものだと思うのです。

そうすると、別に使わなくても持っているだけでも宝というか資産のような価値はあります。

加えて、質屋さんでは考慮してくれない分野のデザイン性や見た目の美しさなどはそこに置いているだけで価値があるという芸術品。

貴金属のアクセサリーにはそういう思い入れを持っています。

では、これで終わります。

ありがとうございました。

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どうぞ、ご覧くださいませ。

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