picturesque(ピクチャレスク)の「本物志向のレンタルジュエリー」というのはこういったものです、全セットまとめてご紹介【1128】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回の記事は、どどーん♪と「本物志向のレンタルジュエリー」のセットのラインナップをすべてご紹介する回です。

多いのか少ないのかそのあたりはなかなか判断付きかねますが、youtube動画内では20秒ずつで全40セット近くをご紹介しています。

私としては100セットのラインナップに発展することを目標としていまして、まだまだ半分にも満たないですが、その1つのセットは3アイテムで、それぞれが念入りにコーデを考案したものになります。

マルチカラーも多く取り入れ、大ぶりだったり大粒だったりボリュームには非常にこだわっていますのが特徴です。楽しんでいただけるかと思います。

現在のすべてのラインナップのご紹介

現在全38セットのレンタルジュエリーのラインナップ・・・まだまだ少ないですが、1セットずつそれぞれの味わいが違います。ペンダントチェーンなどの太さもボリュームがあるものばかりをチョイスしています。
こんな風に3アイテムが揃った1セットずつのショットをご覧いただきながら20秒ずつの解説を動画でさせていただきました。

20秒なのですべては細かく伝えきれませんが、気になったセットは後程「本物志向のレンタルジュエリー」コーナーで再度ご覧になれます。

詳しく内容が記載されていますので、動画の中で気になったお品は具体的情報が分かります(^-^)。

地金について

18金の地金部分は、ヴィンテージ物ではイエローゴールドがやはり豊富なのですが、私が最近注目するところでは、プラチナやホワイトゴールドのあっさりしたシルバーカラーです。

このプラチナとホワイトゴールドでもそれぞれ銀色の感じが違うのが面白いです。

似た銀色でも、その材料の構造が違い、プラチナはもともと銀色の素材のままで産出されるもの。

ホワイトゴールドは元はイエローゴールドというのが正体で、黄色を白っぽくする為に中に混ぜ込む割金を銀色寄りにし、ロジウムメッキという最終段階の銀色塗装によってああいった銀色になっているのです。

そう考えますと、永久にシルバー色である見込みというのはプラチナですが、ただ、ホワイトゴールドに施されるロジウムメッキもかなりのもので、簡単にイエローが見えることはありません。

以前、お直し屋さんに見せてもらった、ホワイトゴールドのリングのサイズ直しの際に熱を加えると黄色に戻る様子は経験があります。

それほど高度な熱を加えなければ、短い時間や一瞬でイエローに戻ることはないので、K18WGのロジウムメッキというものも立派なものです。

ここ近年の流行みたいなもの-金銀ミックスコーデの素敵さ

私もとても好きなのですが、当レンタルジュエリーの中にも取り込んでいます、K18YGとのコンビで、K18WG、PT850、PT900などを組み合わせたミックスの使い方です。

もともとミックスされているアイテムを盛り込んで、私の方でも全体のバランスが半分くらいの割合になる美しさなどを表そうと考案してきたものも多く入っています。

イエローゴールドにはその美しさがあり、プラチナにもその美しさがあります。

本来、金と銀の色を一緒に使うことは、洋服であるとあまりイメージしにくいですが、金属同士だとあり得ます。

金と銀以外に色がないことが頭の片隅にあり、そういうものだという観念みたいなのもあるかもしれませんね。

あとがき

以前の記事でも書いたことがあるのですが、宝石は、落ち着いた気持ちで接することが大切だと思っています。

あわただしく多忙の中、雑に取り出したりすることで、キズの原因になったり、気持ちが散漫な中の着用で、気が付いたら失くしていたなどです。

こういったことは、ジュエリー達も喜びません。

丁寧に扱いながら、ゆったりとした気持ちで身に着けるということが良いのだと、業者として実感しています。

「本物志向のレンタルジュエリー」リニューアルのお知らせ【1010】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、今までの同ネーミングの内容を全体的にレベルアップしました新たなる章をスタート致しました。

今までのレンタルジュエリーももちろん本物志向の。。。に見合ったようなものではありましたが、隅々まで徹底しての考案を私が一度びっしりと行いました。

以前にレンタルをご利用いただきましたお客様のお声があったおかげです。

まだここから増えていくわけですが、いったんご利用いただける納得したものにできあがったものは早めに出品していこうと思い、スタートし始めました。

地金について

ここ最近地金価格がアップし、貴金属がより高価なものになっているのは周知の事。

それゆえ、新しく製造されるお品というのはなかなかダイナミックな大きなお品が見つからないようです。

もともとヴィンテージ好みの私がやっていることですので、古き良きお品にも特に目を向けています。

地金を厚くたっぷりと使用したリングや台はとても重厚感があり価値が高いと判断します。

が、一方で、おしゃれ重視な視点こそ一番ポイントを置いている部分ですので、透かしデザインを地金が半分くらいだとかそういった見方ではなくて、そこはやはり美しさ重視です。

天然石について

私がずっと好んできた天然石は、マルチカラーのような色とりどりな感じのストーンでした。

ダイヤモンドは透明なので、どちらかというとアクセントが出しにくく、色のコーデが難しいと過去は思ってきました。

それでもなぜか集めてきたダイヤモンドがたまたまあって、お客様が大変喜んでくださいました。

これは私がいかに自分の視点であったかということです。

お客様の反応からも、ダイヤモンドに意識的に多く目を向けていくようになりました。

思えば、そんなに目を向けていなかったにもかかわらず、「なぜか集めてきた」ということが、自分では気づかないダイヤモンドに引き寄せられた魅力があったから手にしていたのかもしれませんね。

そのなぜか集めてきたお品は現在では入手が難しいものになっているみたいで、ダイヤモンド自体も価値がとても高くなってきています。

自分で持つのではなくお客様にご利用いただく理由

過去10年程、ジュエリーを集めてただ持っているだけの時期が長く続いていました。

レンタルジュエリーを始める前のことです。

とっても素敵で持っているわけですが、実際に使うとなると私では出番がありません。

基本、オタクっぽいので、外出して華やかな場所へ行くことが好きではないのかもしれません。

そうして、ジュエリーの出番を考えたのが、お客様にご利用いただくというものです。

やはり、どう考えも、実際に私の手元で持っていても意味がないと思っています。

必要な方にご利用いただくということが相応しいと思っています。

そして、私が選ぶ宝石というのは、ギラギラしたものではないので、日常にもOK、フォーマルや華やかな場面にもOKな活躍の場は結果的には多いものになるかと思います。

このテイストも、私の地味な部分というか、華やかな場面を好まない性格が選んだ結果なのかもしれません。

とはいえ、大ぶりで厚くて作りとしては自信を持つお品ですので、そういった部分には地味ですが拘りが入っています。

お仕事の場でパワーや勇気をもらえるようなジュエリーでありたい

宝石にあるスピリチュアル的なことはあまりよく分かりません。

ストーン別に意味がこめられているようですが、あまりそこもピンと来ておらず、基本、オシャレ重視で行ってしまっています。

しかし、宝石も時には魔物。

かつて、「ホープのダイヤ」という有名な話がありますが、大きなカラットのダイヤモンドをめぐって人々が争い、不幸になっていく。。。こんなことがあったようです。

現在は博物館に静かに展示。相応しい場所へと収納されたのでしょう。誰の手にも相応しくない、みんなの物であるということですかね。

貪欲な気持ちというのは宝石は喜ばないのではないか。。。そんなことは私も少し感じています。

私が多くの宝石をとりあえず、管理者として持つことができるのも、宝石に対して自分が貪欲に着飾ることをしないからであるような気がします。

宝石というのは、正しい使われ方、相応しい持ち方があるのかもしれません。

大切なシーンでお客様のお力添えになるようなジュエリーになれたらと私は思っています。

とても現実的な事しか今は分かりませんが、宝石を見た他の人から「素敵ですね」などと会話が始まったり、きっかけになるようなジュエリーになれそうで、そうなれれば、私も大変光栄です。

さて、YOUTUBE動画を下に貼りますが、ここでは、当レンタルジュエリーの特徴の、3アイテムを1セットに私がコーデしたものと、単品とがあるよ♪というお話です。

セットと単品が同じお値段ではありますが、バランスをとってその価値を同じくらいにそろえています。

あとは、お客様の価値観にゆだねることになります。

単品も、もっと数を増やしていって、単品をピックアップして組み合わせるとコーデがしやすいような上手い組み合わせを意識した増やし方を私の方ではしていくつもりです。

とにかく、私の場合、「コーデ」「おしゃれ」に一番重点を置くスタンスです(^-^)。

あとがき

レンタルジュエリー是非ご利用下さいませ(^-^)。

お忙しくてなかなか準備ができないという方も、すでにコーデしてあるので、お手持ちのお洋服に合うジュエリーのセットを1点ポンと決断いただければ1つお悩みなるものは解決です。

私は、スタイリストとしての資格などは持っておりませんので、「自称」みたいなことですが、決して負けているつもりはございません。

今後、まだ当レンタルジュエリーの伸びしろがございまして、うずうずしております。

よろしければ、のぞいてみてくださいませ。

地金の重さだけじゃない、豪華に見えるジュエリー探しのポイント3つ【922】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

レンタルジュエリーのジュエリーは調達の際に、まずは私自身の意志で見つけて納得したものを取り入れさせていただくということをしています。

この自分ならではのチョイスというところがとても大事で、「特徴を出していく」こととか「個性」とか「らしい」というピクチャレスクのレンタルジュエリーなのだということが理解してもらえるように力を注いでいる部分です。

そんな私の実体験を例に、レンタルでなくてもご自身での購入の際にお役に立てそうなことをこのたびは記事にしてみました。

地金の重さだけが価値じゃない、3つの華やかジュエリー選びのポイント

やはり、せっかくジュエリーを着けるなら、まずは、華やかな物を選びたい気持ちがあります。

たくさん持ち合わせて、バラエティーを広げていくのであれば、渋いお品とかまた別の方向も考えるのでしょうが、私もまだ、十分な数をご提供できているとは思っていません。

当面は、まずは、華やかなお品から先に集めていくことをしています。

そんな「華やか」という装いになるために、具体的に、現実的にどの部分がそう見えているのかということで、華やかジュエリーを探す時のポイントを3点ご紹介したいと思います。

1)大きいこと

K18WG台のアメジストの大花リング:お花でも大花1輪のモチーフのものはペンダントトップでもこういったリングでも時々、見つけられます。

単純ではありますが、やはり大きいことが豪華につながることは間違いないと思っています。

気持ちの面でも、着ける自分も、それを見ていただく他人も感動があるのはやはり宝石の大きさや面積や容積。

それは、ストーンでは、ct(カラット)が大きい値であるということへつながります。

2)巾広であること

K18YGのプレートを折りたたんだようなモチーフが連なる一スクエア一連ブレス:透かしが爽やかで美しいです。

この巾は6mm程。貴金属で幅が5mm以上ともなるとなかなかの存在感です。

1mmの違いは大きく、5mmを超えたものは豪華になるに十分な巾になるかと思います。

特に地金をたっぷりというわけでもないので重さは10gもないですが、目を引くデザインです。

こういうお品を見ると、地金の層が厚いことがそれほど関係あるのかというとそうでもないと思えます。

3)多色であること

単色に対して、多色は2色のバイカラー/ツートンカラーから、3色以上であるマルチカラーという呼び方があります。

いろんなカラフルな色が入ることで、にぎやかになり、綺麗だと思う感動と共に、心理的な面も相まって豪華だとより感じます。

K18WG台のサファイア、アメジストなどのマルチカラーのフラワーリング:ピンクの色もオレンジがかってとてもやさしく、色のバランスが良いです。葉っぱの部分も多く、お花がボタニカルに表現されています。このデザインを見た時、「パーフェクトだ!」と感動したものです。

あとがき

この3つのポイントで豪華なジュエリーを探してみて♪。

メンズ分野で喜平の線径が太いずっしりネックレスが定番ですが、あの作りというのは、線の中身がぎっしりと地金が詰まった作りなので、重さがすごくあります。

結構なお値段がしますし、50g程までに至るものもあるようです。

シンプルなのだけどずっと飽きずにキラキラ輝きながら持ち続けていける点で喜平チェーンも素晴らしいものではありますが、デザインとしては似たり寄ったりに見えます。

今回の私がご紹介したポイントは、自分らしくお洒落に着けられるジュエリーに向かう目の付けどころとしては、少し違った考え方。

むしろ、巷では現在高騰中の地金の金の相場をあまり重視していない考え方、見方になります。

こういった考え方もファッションの中ではコーデにはお役に立てる機会がありそうです(^-^)。

<出会い>地金にも色がある、単色と混合色の見栄えの違い【918】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

時々、ジュエリーをご紹介する機会がございます。

今回も新しく入手致しました、業者様からありがたくご購入させていただきましたジュエリーの1つをご紹介したいと思います。

今回のポイントとしましては、地金の色に注目ということになります。

地金は、主に、ファインジュエリーの中では、K18YGの金色やK18WGやPT850/900の銀色、そして、K18YGの地金の混ざり具合で、K18PGも時々。

地金1色で統一でなく、金銀ツートンカラーでそろえるアイデア

おそらく、ここ最近のプチ流行とも言えるかと思いますが、貴金属の部分に金と銀が混ざったもの、これに注目しています。

ゴールドだけでも統一感があり、それも良さは有りますが、金と銀が混合ということになるとまた違った良さがあります。

今回は1つのリングのアイテム内に部分的に地金の色の使い方が変えてある例です。

K18YGとK18WGの配分がホワイトゴールド寄りになったさっぱりとした柄の平打ちリング。

結構珍しいと思いましたが、K18YGとK18WGの半分くらいずつという配分のものはよく見ます。

こちらのリングは、K18WGの地金が多いものになります。

どうでしょう。さっぱりとした良さが感じられませんでしょうか。

全部がK18YGだとしたら。。。と思うと、この地金の配分だったからこその良さが感じられ、私も注目したわけです。

あとがき

どこで、そのお品がピンとくるかという時に、こんな部分の地金の配分の個性みたい点もあるようです。

単色使いからの広がりがあって面白いです。

私自身も、ペンダントトップの台がK18YGなら、チェーンはK18YGでなければ。。。

と思ってきたところがありましたが、そうでもなく、チェーンはツートンカラーにしてみる、それに関連付いて、ブレスもツートンカラーに、リングは、銀色になど、面白くコーデできる幅が広がりました。

それほど、地金の色に忠実に「そろえる」という点だけに固執する必要はなく、反対の「違う」という点にも注目したらもっと楽しいジュエリーライフが送れそうです(^-^)。

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満開の様子がジュエリーに、その華やかな瞬間を集めた「庭園」を作ってみました【788】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ガーネットは深紅のカラーだけでもないことは、「ロードライトガーネット」という名前のストーンの広がりで多くの方が知るところとなりました。

ピンクとしてはダークなのだけれど、真っ赤とも違う程よい雰囲気の落ち着いた赤紫色。

このたび、お花が全開の瞬間のゴージャスな大花デザインのペンダントトップとの出会いから、その後の3点セットの「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップに出来上がるまでの道筋をたどりながら1点ずつをご紹介したいと思います。

3点とも「フラワー」がモチーフになっています。

満開の瞬間がデザインされたような大花ガーネットペンダントトップが超難解のアイテムだったエピソード

華やかな雰囲気にはお花デザインも大きくて広がったものが綺麗なのですが、暗めのトーンであるガーネットというバランスが素敵。

K18WG台ガーネットのフラワーペンダントトップ:直径3cmもの大花デザイン。

ガーネットが赤紫のような色に映るのです。

ピンク色のトパーズやサファイアと比べるとはるかにダークです。

そこがまた魅力であり、ここまで大きなサイズで豪華な地金部分の台であるのに石の色が渋いというバランスが気に入っています。

真ん中の茶色い感じは、なぜかその部分だけ台にK18PG台が使われているからこのように映るのです。

ペンダントチェーンとの相性:花びら1枚ずつがドロップ型ということで、このチェーンを組み合わせました。
ブレスレット:3ctものです。1粒の中にメレダイヤがお花を形作ったデザイン。非常にエレガントです。

このブレスレットも、よくあるステーションブレスとの差別化。

1パーツずつをフラワー仕立てに仕立てて、更につなげているという多重構造なのです。

リング:トルマリンのマルチカラーが中間色で大変美しい。個人的な好みではありますが中間色にホッとします。
3点セット:いやはや難しかった、ほぼお手上げの中トルマリンのダブルリングが合うことに突然気づきました。

随分悩みました。。このような一癖も二癖もある大花に他のどんなジュエリーが合うのだろうと。

これは降参かな。。と思っていた時、突然マルチトルマリンとの相性を発見。

マルチカラーに助けてもらったことが何度もありますが、この度も再び。。

ロードライトガーネットとトルマリンの濃ピンクがとても類似のカラーだったのです。

あとがき

このたびの大花の縁の花びらは、台の部分が多く、1つ1つが非常に良い作りです。

ずーっと長い期間組み合わせ案が分からずに保留にしておりましたが、この度ようやく腑に落ちました、とても気持ちが良く嬉しいです。

このブログ記事のタイトルの中にもあります、「庭園」をそのままこのセットに名付けてラインナップに並べました。

もし、気に入っていただければ是非レンタルジュエリーご利用下さいませ(^-^)。

あの和風な「切子:きりこ」ネックレスが洋風に、縦長の長方形フォルムをそろえたプラチナジュエリーのエレガントな演出【681】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者でございます。

かつては自身のジュエリーを収集の時代があり、半端ない量を集めていき、その目的地がある時「お客様」となったのが2020年のこと。

そこから自分のジュエリーは研究のための題材のような役割とし、優れたジュエリーはすべてレンタルジュエリーへ献上。

より一層お仕事をしていく人生を歩み始めたと言えます。

そうしてレンタルジュエリーのスタート当時から数多くのジュエリーの見直しと改良の末、多彩なラインナップをすべて「高級地金+宝石」の本物ジュエリーで並べるところに至りました。

かつては、自身の嗜好が「K18YG」のあの黄色っぽさに惹かれたものでしたが、この事業のおかげと言いますか大きく影響を受けて変化、シルバーカラーを好むように。。

これまでイエローゴールドの割合が占めていましたが、おそらく今後もっとK18WGやプラチナの割合が占めていくようになると思います。

この銀色の地金の魅力はいかにも自然体なさりげなさに好感度があります。

イエローゴールドももちろん華やかですので、継続なのですが、新しく混合使いのバイカラー地金タイプも取り入れています。

現在2024.05.13に、2021.08.01に投稿の写真だけのブログ記事を「手直し」している最中です。

当時は、レンタルジュエリーのラインナップの写真そのままをブログ記事と兼ねている構造でしたが、廃止や改良をするとそのブログ記事が上書きによって消えることになってしまいます。

最初からちゃんとそれを見通せば良かったのですが、過去の廃止のものは、今こうして「手直し」の際にブログ記事に変更しながら過去の記録を残しています。

特徴の3点を1セットにまとめるスタンスは複数のジュエリーで作るミクロの世界のようなもの。

廃止や改良をしてもお手持ちのジュエリーの組み合わせの考案のヒントになることがあれば。。と思っております。

このたびは、これぞプラチナの良さが存分に思い切って花咲いていると言ってもよいようなセットをご紹介したいと思います。

「切子:きりこ」はヴィンテージネックレスの中では人気のアイテムで、直方体に近い1つのパーツの内部に地金がぎっしり詰まり、全体がずっしりと重厚感あふれるのが特徴です。

そして、なんと言ってもその間をつなぐ装飾的な透かしパーツの役割も見逃せません。

この度ご紹介のネックレスは、その透かしパーツの部分が、その後も見ることがなかった素敵な装飾が入る、切子の中でもダントツだと思ったネックレスです。

どうぞお楽しみくださいませ(^-^)。

和風な「切子」が洋風になる時。。レースのようなパーツの存在はエレガントに映るための重要な演出

3点セット:これ以外に変更したことがありません。3点すべてのメインフォルムが縦長の長方形です。
〇ネックレス:PT850素材の切子と透かしのコンビネックレス2連仕立て。長さは40.5cm。

名前が分からないのですが、切子にコンビニくっついてくるしずく型のパーツの存在も重要です。

その間をさらに針金を曲げたような細工の透かしパーツが渡ります。

これがぱっと見の「洋」の印象に重要なキーとなる存在だと思っております。

ヴィンテージ物なのですが、こういった切子のネックレスを見たことがないので、おそらく特注品だと見ています。

〇ブレスレット:K18WGのずっしりと重みのあるあずきチェーン2連。
〇リング:PT900台のグリーントルマリンの大粒スクエアに透かし装飾が美しいるリング。13号。

リングの周りにも透かしがあることでネックレスと関連付きました。

すべてのアイテムの中に縦長の長方形モチーフが配されていますので、集まった時のまとまりがすっきりと成り立ちます。

https://youtu.be/UZR9pg0b__Y

あとがき

月並みながらも、「同じ」ということがいかに素敵なのかという例がこのたびの組み合わせ方です。

その逆もあり、違うことの素敵さももちろんあるかと思うのですが、難易度の高さと理解の難しさです。

発信側の本人以外分かりにくいところがありますので、現在のレンタルジュエリーでも「同じ」ということを基盤にして組み合わせることがほとんどです。

ただ、難解である「違う」ことも引用の仕方1つで、「何となく合う」ということで時々取り入れまして、同じということがなかなか難しいフラワーモチーフなどの場合に使う方法です。

こちらももっと例が増えてまいりましたらメソッドとしてご紹介したいと思いますが、非常に難解であり、今のところ自身も研究中です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」もまだまだ発展していく最中(さなか)にあります。

どうぞ、一度お試しくださいまして楽しんでいただければと思います(^-^)。

ネックレスの長さ4種、チェーンの長さはエモーショナルな表現ができる重要な指標である【673】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリーの中でペンダントがありますが、ペンダントトップのみに注目されるものの、意外とチェーンが見落とされがちです。

既製品においても、大ぶりなトップに対して取って付けたような、いかにもバランスが考えられていない極細チェーンが当てられてしまっていることがとても多いです。

実は、チェーンこそ地金使いの割合が最も高いジュエリーアイテムであり、高額で当然であるべき地金の割合意外にも価値がある、とても影響力のあるアイテムだということをつくづく思います。

重さを測ってみますと、トップとチェーンとではチェーンが本来いかに重厚なものなのかが分かります。

↑とは言え、極細に作られているチェーンを測るのではなく、ペンダントトップに相応しい太さや丈夫さのチェーンという条件の場合です。

レンタルジュエリー業者である自身は、チェーンも1アイテムとして個別でじっくり選んでおります。

このたびは、ジュエリーチェーンの「長さの4種」をご紹介しますと共に、使い分けすることでの印象や効果などについて綴りたいと思います。

ネックレスチェーンの4種の長さとネーミングがある、それぞれの見た目への多大なる影響力

ネックレス用のWEBトルソー(エクセルより作図):ここに赤いラインでネックレスを描いてイメージ。

主に4種のネックレスの長さがあります。

オーダーメイドはかなり高額であり、やはり既成品で探すことが近道です。一般的な既製品の長さは次の4種の中に納まります。

4種:左上から短い順に、「チョーカー」・「プリンセス」・「マチネ」・「オペラ」という名前が付いています。

では、短い順番い1つ1つご紹介です。

チョーカー(36-40cm未満):首に沿った短い長さが特徴。ロックっぽいテイストを表現できます。

自身も好みのカッコイイ長さだと思います。

視線がいち早くここに向くような際立つジュエリーになれると思います。

ただ、首の太さが人によってまちまち。

自身もどちらかというと頑丈な方の首で、35cmはきつく36cm辺りかと。

40cm以上は、チョーカーの首に沿う良さが変わってしまうので、首のサイズは違えど、やはりめどとしては、40cm手前までという範囲でしょうか。

ロックっぽいという表現をさせていただきましたが、この強いアクセントとして映る姿が「とがったイメージ」を作ります。

お洋服による主張を強く表したい場合に更なる効果として「チョーカー」の出番があるかと。

プリンセス(40-45cm):もっとも基本的なゆったりさもある程度あり、一番数多く出回っている安定した長さ。

ジュエリーが本来お出かけ用などの特別であることの象徴のようなクラシックさがあります。

機能としては、ネックレスが一番ゆったりと座るような着け方になります。

ただ、そうはいっても首に沿うことで、最初の「チョーカー」と同様、汗や汚れは起きやすい長さです。

過去のドレスを纏った貴族達の絵画にはネックレスも多く描かれてきました。

現在においても「皇室」のようなお立場の方々がお召しになるネックレスの長さはこのプリンセスレングスが最も豊富だと見ることができます。

マチネ(50cm-60cm):いわゆるミドル丈といったようなサイズ感。ここから少しレア、60cmでも希少です。

ジュエリー好きで、ジュエリーを複数に展開するようになるとやっと長さを意識するようになるのかもしれません。

自身もきっかけはタートルセーターの時にもゆったり付けられる長さを求めたというところからでした。

50cmくらいからセーターの上にも違和感なく装えるようになっていきます。

マチネレングスは、「万能」と呼べる長さだと言えます。

同じ範囲内におさまってはいますが、60cmになるともっとゆったりとして、「自由」のような心地が生まれます。

ジュエリーを余裕を持って楽しむ者がこの領域に目を付け始める長さだと言えます。

オペラ(70cm-80cm):ロング丈と呼ばれるような長さ。入手困難気味な長さですね。

長くなれば、地金価格のグラム数にそって当然高額になっていくわけですが、ロングの魅力はつきません。

実は自身、ロング丈は大変好みであり、抜け感の演出にはとても効果を発揮するカジュアルな長さです。

この長さを持つこと自体がチェーンを意識する者の行動の証のようなもの。

拘りや個性の演出、そして遊び心をもった躍動感あふれるジュエリーを人目に披露するような存在です。

あとがき

いろいろな長さがあると使い分けも豊富で便利。

そして、一番には自身の心の中の充足度が高まります。

物をコレクションすることは、心の中の豊かさを作ると思うからです。

ジュエリーを集めていく順番としては、自然にプリンセスのような普遍的な長さから始まることが多いのも、自身のジュエリーに対する「成長」のようなもの。

ですから、一番豊富な数があり基本的な「プリンセス」からのスタートというのはごく自然なことです。

ただレア感ある長さの「オペラ」や「チョーカー」は希少なので早めに入手が良いということも言えます。

「プリンセス」にはある程度接した次のステップとしてどの長さを選んでいくのか、それとも「プリンセス」のままで通し別のチェーンの種類を持っていくなども大変素敵な拘りの形だと思います。

順番など勧めるようなものでもないのですが、ジュエリーも出会いの時が勝負。

ピンときたときに早めが「その出会いをうまくものにする」ということになります(^-^)。

ジュエリーマニアはこうこだわる、その時だけの買取による現金化よりも他のジュエリーとの組み合わせで見つける新しい装いの価値【305】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ近年の地金価格は相も変わらず高騰したままのようです。

20年前くらいにとてもお得に購入した18金のネックレスなどは、この記事を書いている現在では、簡単には手の届かない高級品に変わってしまいました。

そこで、ややブームとなったのが、古き昔の昭和の時代の18金製のネックレスやブレスやリングなどを地金として質屋さんで現金化するという行動です。

ずっと使わない古いネックレスなど18金製やプラチナなどの価値ある物を眠らせておくだけなら、現金に交換し結構な金額のお小遣いにしようということで、喜んで質屋さんに駆け込むわけです。

今回は、そのように買取に手放してしまう貴金属に対して真逆ともいえる考え方、地金の価値だけでなく、商品そのものの価値でもって、今後もジュエリーの姿で持ち続けていくことの素晴らしさというものがあるということを書きたいと思います。

価値=お金ではデザインや意味が失われる残念さ

自身も過去に、ネックレスのチェーンが細すぎて絡まることにうんざりし、換金するために質屋さんへ持っていったところ、予想外の値段がついたことに大変驚き短時間で現金が得られるすばらしさを実感しました。

何か高額な物やコトの目的が現れ、その資金作りとして、使わない眠っていた地金を現金化することは使い方によっては、大変上手く納得できるものではあります。

ただ、真珠が付いていたりとか、綺麗なマルチカラーの天然石の価値は買取にはほとんど重視されないとのことなのです。

たとえ、どんなゴージャスなお花の形が天然石で素敵に形づくられたモチーフであっても計算は、台の金属の部分だけとなります。

質屋様によっては、「デザイン性の価値」を盛り込まれる会社様も一定数ありますが、ほとんどが地金の部分だけに換金の価値を充当。

このことは、一見お金をもらえたようで、同時に、実は美しさとか素敵さなどの価値を自分が捨てたということになってしまうのです。

その点が非常に残念なことと思えてなりません。

写真のようななこんな感じのリングなどがこのケースにぴったりだと思います↓。

貴金属の岐路、質屋さんで現金か1点物のビンテージか
左:地金がK18WGの天然石マルチカラーフラワーダブルリング/右:地金がK18YGのあこや真珠ブーケリング。

これらは、華やかな様相をしていますが、これを地金のみの計算で価値を評価されてしまうことになります。

一方、地金のみでできているリングはどうなのかということです↓。

左:ツタの葉の透かし彫りが美しいK18YGリング/右:「グッチ」ブランドのK18YGロゴチェーンリング

ALL地金でできている形のリングでもこれらのデザイン性が、かなり商品の付加価値を上げていると思われるのです。

地金の考え方で行くと、こちらの地金だけのリングの方が持つ価値があることになってしまいます。

それはそれは味気ないジュエリーコレクションではないかと。。

こうした比較から、本当に価値あるジュエリーとは何なのかをじっくり考えたいものです。

あとがき

貴金属というのは、洋服や、靴やバッグと少し違い、消耗品というほどの劣化が無いです。

むしろ永久的であり、どんなに古いものでも、そのリアルタイムな地金の価値に相当するのです。

そういった貴金属の特性は素晴らしく、そうであるならば、良い物を購入することをお勧めしますし、昭和時代のヴィンテージ物は地金もたくさん使ってあり厚みがあるところが魅力です。

ただ、古いものだと明らかに分かってしまう「デザインのクセ」などがそのままの利用を躊躇させてしまいます。

そういったケースに関しては特に自身が得意とするところです。

まずは、数ある中から良い意味でクセの無いデザイン選びすぐるというところも重要です。

そして、できるだけそのままの姿で装いによって新しい価値が生まれるような工夫をご提案して行ければと思っております。

それは、「本物志向のレンタルジュエリー」という事業を通して今後もやっていきたい追究です(^-^)。

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