ヴィンテージジュエリーらしい18金ゴールド台4大宝石付き花束ペンダントトップをどうまとめていくかの考案【479】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

世界四大宝石という言葉がありますが、4つの主役級の天然石をまとめてそう呼びます。

ダイヤモンド、エメラルド、ルビー、サファイアです。

透明=白、グリーン、赤、青のカラーの組み合わせの宝石が多いのは、この四大宝石を意識して、アイテムの中にお品と共に、その価値も入れ込んでいるというものです。

世界的に認められた王道の4宝石はその色がどれも原色カラー(ダイヤモンド以外)。

宝石としてのデザインの中にすべて入るということが1つの価値になります。

今回は、小ぶりながら、この4つが全部使われて入っているペンダントトップをご紹介したいと思います。

花束モチーフがヴィンテージ感ありながらづる草過ぎないバランスがあるのはなぜか

台がK18YGの花束デザインペンダントトップ。左から、ダイヤモンド、エメラルド、ルビー、サファイアが配列。

よく、花かごのモチーフもヴィンテージ物で見かけますが、実際に着用するとなると田舎っぽくなりがちです。

かごが広がり過ぎていたり、ブローチとの兼用のデザインだったり。。

この花束デザインの良さは、すっきりとシェイプされた、更に他のブレスレットやリングも一緒に組み合わせ易いサイズ感であること。

エメラルドだけを葉っぱのように見せて、マーキスカットにしている石のカットのバラエティーさにもセンスを感じます。

ブレスレットやりリングはどんなデザインを合わせるのか

最終的にこの花束ペンダントトップは「本物志向のレンタルジュエリー」には不採用でした。

とは言え、せっかく写真がありますので、ブレスやリングを考えてみたいと思います。

まず最初にこのペンダントトップを選んで現在単独の時点でこれを軸に考えます。

K18YG台がはっきりと分かりやすい花束の包み部分。

よって18金イエローゴールド台で統一します。

ブレスレットは、エメラルドのマーキスカットや花束の包みのとんがりを意識した形の一連チェーンタイプなどどうでしょう。

特に主張のあるモチーフは控えます。

すでに花束が特徴あるモチーフなので引き立て役に回るのがブレス。

そしてリングは、こんなのどうでしょう↓。

三角モチーフがダブルリングになったもの。花束のとんがりとなんとなくラインが合うかなと。
一緒に付けるイメージ。

別の案は、トップの花束のリボンにご注目。

そのリボンにフォルムが類似のリボンモチーフのリングも浮かびました。

できるだけ花束のリボンに忠実にそっくりなフォルムで。。

どの道、三角のダブルリングとかリボンリングは一癖ありますから、複数への出番も難しいのでこういった時に1つでも合えば大喜びなのです。

あとがき

ジュエリーも、そのアイテム1つだけが素敵でも一緒に組み合わせる別のジュエリーとの相性で素敵に映るのかどうかが結局は目指すところになります。

そうしますと、やはり何時も全体を想像しながら1つの物を見ると良いです。

後に出番があまりないともったいないですので、いくつも出番がありそうなイメージができるアイテムの方がとりあえずはコスパを見込めます。

ただ、またとない逸品も持ちたい時があります。

特徴あるデザインであってもそのお品そのものが心から気に入れば思い切って入手してしまう。

その際は、1つずつだけで良いので他の一緒に付けるブレスやリングを渾身のたった1つの組み合わせとして真剣に選んで一緒に持っておくと難しいデザインが難しくなくなる時があるのかと(^-^)。

キーワードは3つ「地金のみ」「ダイヤモンド」「マルチカラー」、とりあえずベースに持つと出番の多いジュエリー3選【453】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者でございます。

ジュエリー好きが本格化していくと、多数をとりそろえジュエリーボックスにコレクションされるのではないでしょうか。

このたびは、最低限でもバランスがあると感じております「3」という数字を注視し、基本的なジュエリーでありながら必ず出番があるような融通もあるアイテムを大まかな分野でくくった3選でご紹介したいと思います。

一気にたくさん集めることなど至難の業、少しずつということを考えた時に出番が多いコスパの良いアイテムから順番が良いと思うのです。

そんなジュエリー選びの良きご参考になればと記事を綴ってまいりたいと思います。

ジュエリーコレクター様への伝言、まだ数が豊富ではない時に選ぶと出番の多い本物ジュエリーアイテムx3選

1)地金だけでできているジュエリー

K18YGのブレスレット。これでもかなり凝ったデザインです。細口が絡まって太くなる効果のすごさよ!。

地金だけでできていると、ある意味プレーンというか無彩色的な感じです。

K18YGなのか、K18WGなのかでも違いは大いにあるかと思いますが、今回はK18YGの写真を載せてみました。

地金が変わってもこの考え方は同じ。

結局、ストーン無しの地金のみであるからこそ、他のジュエリーとの組み合わせにも、このアイテム側が合わせていくということができるのです。

2)ダイヤモンドのみのアイテム

K18YGベースの楕円プチペンダント。1ct。一定レベルを十分に満たしたジュエリーです。

ダイヤモンドのみは、透明なので、かえってカラーにおいては融通が利きます。

ダイヤモンドとカラーストーンの組み合わせのないものをあえて選ぶことが最終的なお洋服コーデの時に苦労しないことになるのです。

3)マルチカラーのアイテム

K18YGにマルチカラーのサファイアが集まったリング。サファイアはカラーの展開が豊富。

2)と反対のことのようですが、いろんな色が散り散りに入っていることがかえってお洋服にも合わせやすいという考え方です。

もし、このサファイアの集まりが、青1色のサファイアだったら。。

と考えると現実的にお洋服のカラーの可能性が狭くなるのです。

無理矢理合わせて、リングが浮きすぎることもありますし。。

ということで、もちろん青いサファイア1色も強いインパクトであり大変美しいのですが、まずはカラフルな方を先に集めるという順番を推奨ししたいと思います。

お洋服が必ず色が決まっている人は思い切ってサファイアやルビーを1色で持つと決めても大丈夫な場合もありますが、それでもすべてのお好みの色をカバーできるのは、まずはマルチカラーなのです。

このマルチカラーの中に入っている色、それと類似の色、そうではない黒やグレー、パープルなど幅広く合う可能性の高さが生まれます。

あとがき

このたびの考え方は、自身が少ない数から着々とジュエリーを集めてきたことを振り返って思うことでした。

少ない内は特化し過ぎずに万能を意識するとステップとしてはスムーズだと思います。

とはいえ、ジュエリーも出会いのタイミング次第なところもあり、出会った瞬間を逃すといつまでもあるわけではありません。

その時こそがそのジュエリーとの出会いの時期であったことを大切するには、やや偏った分野のアイテムであっても即断即決もいとわないという気持ちも持っていたいです。

「決断」に関しては、また別の記事で綴らせていただくことにします。

このたびは、比較的冷静に計画的に少ないコレクションの時の考え方として引用していただけたらと思います(^-^)。

同じフォルムを集めると素敵になり「粋:いき」になる、グリーン系のマルチストーンが集まった18金ジュエリーの徹底改良の末の姿【438】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「インクルージョン」という言葉をお聞きになったことがありますでしょうか。

宝石のストーンの内部に見つかる「内包物」の事です。

これを「処理」によって消してしまうことで全体に均一な宝石にできあがることが果たして美しいと言えるのか、それとも、内包物を残し「天然の証」として価値を入れた宝石で完成とするのか。

これには価値観が分かれるところかもしれません。

自身はかつて貴重な体験をさせていただき、この「内包物=インクルージョン」が入ったビッグペンダントに出会ったことがあったのです。

お店の店員様からのこのお話をお聞きし、当時迷わずこちらに価値を置く選択をしたのでした。

実際には、同じお店にも類似品の「処理」をしたものが、比較的お買い得品として販売されていたところを見ると、どうやら「インクルージョン」の価値は確かなものであるとも言えるのです。

ただ、世の中の宝石は、大半が「処理」をされ、多くの人が均一感を選ぶような気がしています。

もしかして、こういったことは、国や民族特有の考え方が反映した文化なのかもしれません。

特に日本人は、真珠なども整った「あこや」を愛でる傾向があり、欧米の人が好むいびつな「バロック」にはどちらかというと価値を置かないようなのです。

このたびは、まさに上述のエピソードにある「インクルージョン」入りの「クォーツ」という黄緑色のストーンのビッグペンダントから始まるジュエリー同士の組み合わせをご紹介したいと思います。

興味深い点は、前案と後案があるのですが、どちらも高級地金の18金が使われているセットだということです。

ちゃんとした本物になっているジュエリーだったのに、それでも改良した理由は何だったのかなどのエピソードをふまえながらお話してまいりたいと思います。

四角でそろえたフォルムがすっきりとした前案をもっと強調した後案

4点セット(前案):ペンダントトップはかなりビッグです。リングは類似品の2個重ね付け。
〇ペンダント:K18YG台「クォーツ」の大粒。縦20mmx横18mmの大粒。K18YGの喜平チェーン50cm。

写真に写すとライムグリーンのような色に映りますが、目で見ると綺麗な黄緑色です。

〇ブレスレット:K18YG製の喜平2連。チェーンのデザインに歩調を合わせます。2連だと個性が増し嬉しいです。
〇リング:左は、K18YG台のマルチカラーのハーフエタニティ14号。右は、K18YG台のトルマリン。13号。

マルチカラーリングが入ることで、グリーンに寄り過ぎた調整をする効果が芽生え有難いのです。

リングはたまたま同じようなデザインに巡り合ったことで一緒に使うということを考えた2点同時付けの案の当初だったのですが、1個ずつは少し普遍的だったのです。

このことから、厳しくラインナップを見直した、「本物志向のレンタルジュエリー」の大改良の2022年のこと。

チェーンやリングを変えていき、セットの内容が思い切って改良されました↓。

3点セット(後案):四角で統一ということを一層強調したものに。。その反対に意外なボールチェーンも引用。

このセットはバランスをじっくり考えたものになります。

以前は、四角いモチーフには、「ベネチアン」や「ペーパークリップ」のチェーンの方が合うのではないかなどと思っていたのですが、どうしても使いたいボールチェーンのツイストタイプのチェーンがあったことで、四角モチーフに対してボールチェーンを初めて組み合わせたのです。

意外であることの違和感解消のために、同じボールチェーンのブレスを投入した理由はそういうことです。

こうして見てみると、合うものです。

チェーン同士がリンクしていれば合う方向に寄ってくれることがあると初めて気づきました。

ちなみにリングの3ストーンの中の黄緑色は、ペンダントの「クォーツ」と同じで、ここもばっちりリンクしています。

あとがき

実は、前案のリングx2個は、「本物志向のレンタルジュエリー」スタート時に、それまで集めてきた収集時代のものそのままでした。

やはり、個人で集めることは、少し「妥協」が入ることがあり、自分さえ妥協すれば予算の範囲内で。。などと購入することもありました。

このことは、「事業者」としての収集との違いであり、ゆるりとした楽しいものになる点は良いのですが、レベル的には普遍的な域を超えることがありません。

本当に、レンタルジュエリーを始めて良かったと思っておりますのが、厳しくレベルアップを思い切った徹底さで追求していけるようになった点です。

その代わり、自身がこれらを付けてお出かけすることは一切ございませんでして、すべてお客様のための品物なのでございます。

「高級地金+宝石」に完全特化したのが2022年だったのですが、もっと以前にも「高級地金+宝石」で組み合わせてあったラインナップさえ事細かに見直しているのでございます。

そのような複数の変遷や改良をして変化を続けてまいりました「本物志向のレンタルジュエリー」、今後とも是非よろしくお願いします(^-^)。

「フローライト」のマルチカラー展開を「入れ子式」に表現、組み合わせの成果を感じるジュエリーセットへ【402】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグ製作においてもよく材料に選ぶ「マルチカラー」。

ジュエリーにおいても、「マルチストーン」として有難い役割をしてくれることがあります。

それは、他のジュエリーと関連付きやすくなること、そして、お洋服に合わせやすくなることです。

このたびは、どちらかというと、「寒色系マルチカラー」にあたる、「フローライト」のストーンの展開を他のアイテムでも歩調を合わせて組んでいったジュエリー同士のコーデを「入れ子式」としてご紹介したいと思います。

フローライトブレスレットのマルチカラーの展開との関連付きが、ペンダントにもリングにもある

〇ブレス:「フローライト」のパープル(アメジスト)が多く入った部分が集結。珠は8mm。留め具はK18WG。

特に、赤みが多く入った「フローライト」と、アメジストの同じ8mm珠も追加して入れ込みながらハンドメイド製作のブレス。

とても美しいマルチカラーになっています。

「フローライト」は、多色カラー展開なのですが、元の鉱物に他の物質の混ざりによって、こうしたカラー展開があるストーンなのです。

このブレスレットにまずは、類似の色味のマルチカラーのペンダントを合わせました↓。

〇ネックレス:K18WGチェーンとK18WG台のトップ。トップはおよそ10mm弱四方。60cm。

ストーンは、上から時計回りに、アメジスト、ブルートパーズ、ペリドットです。

フローライトと一部に入るアメジストがペンダントにもあり、青味系マルチカラー同士で相性が決まりました。

〇リング:「シャネル」製のプラスチックリング。サイズは15号程度。オーロラの混じったパープル色。

プラスチックの工業的なカラーながら、「ハイブランドジュエリー」の作りの良さも相まってプラスチックだということを忘れる程の美しさです。

カラー関係なくすべてのアイテムに「透明感」が共通となっているところも見逃せません。

3点セット:カラーのバランスや整いがうまく表現できました。

あとがき

2020年に決めたこのセットは、その後、当「本物志向のレンタルジュエリー」では廃止。

2022年では18金やプラチナの地金とレベルの高い宝石だけの組み合わせに特化した内容に完全改良となりました。

とはいえ、2020年当時の組み合わせにおいてもその後も変わらないのは、「組み合わせで作るジュエリーコーデ」でした。

フローライトに合うジュエリーを集結させ、そのセット丸ごとお洋服に合わせていくという方式なのです(^-^)。

手作りネックレスに「意味」を入れていくことで高まる「価値」、元は同じ生まれであるベリル3兄弟の連ネックレス【398】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2010年代「パワーストーンブーム」にふんわりと便乗させていただいた過去。

自作で連のネックレスやブレスを随分作ったものでした。

最初は、「アメジスト」「オニキス」「スモーキークォーツ」と以前から知っていてあこがれていたストーンのをとことんつなげて輪に形作り、どんどんあこがれを現実のものに。。

そうして連のストーンを探す中で新しく出会ったり、新しく知ったストーンも出てきました。

書物によれば、「地球上には5,000種以上の天然石がある」のです。

ほんのわずな天然石の種類しか知らなかったその頃、徐々に「石問屋」様のおかげで新しい天然石を知っていったのです。

連の中でも「マルチストーン」に対してはとても魅力を感じました。

このたびは、その1つ「ミックスベリル」というネーミングで入手のカラーストーンでネックレスを作った完成品を含む、ジュエリー同士の組み合わせを考えていった様子をご紹介します。

ネックレス自体を作る場面を映しました回は別の記事の【153】に綴ってありまして、そちらへお立ち寄りいただくと製作の様子がご覧になれます。

パステルカラーが非常に美しく優しい「ミックスベリル」の正体も当記事【398】でお伝えしたいと思います(^-^)。

鉱物時代のロマンが感じられる3色のマルチストーン、その集結にこそ意味があるショートネックレスから始まるジュエリーセット

〇ネックレス:珠のサイズは縦15mm相当で横10mm強の大粒。K18WGの留め具含む43cm。 

「ベリル」というのは、元の鉱物名であり、その後混じる物資の違いにより、いくつかの別のストーンに分かれていきます。

ブルーはアクアマリン、グリーンはエメラルド、ピンクはモルガナイト。

自身の判断としては、このいびつさこそが天然の証のようであえて粒のそろっていないこれらが素敵に見えました。

2010年代は、すでに地金価格もアップの真っ最中でしたので、留め具として使用のK18WGの「引き輪」「ダルマ板」「つぶし玉」だけで合計¥10,000に近いお値段だったのです。

パワーストーンのイメージのこうしたネックレスに18金の地金の留め具を使うことがレア。

シルバー925ではなかったところに特徴を入れていったのでした。

〇ブレスレット: 白にライムグリーンが混じる「ネフライト:軟玉翡翠」のくり抜きバングル。内周は19cm。
〇リング:「シャネル」製のプラスチックリング。このシリーズが素敵。透明カラーでオーロラ加工入り。
3点セット:白っぽさを平均的に感じる淡い組み合わせ。形は目に映る「やわらかい四角」を共通に。。

季節は春っぽさがあると思います。

天然石の連ネックレスをたくさん作ると同時に集めたのがくり抜きバングルやくり抜きリング。

本当にたくさん探してとことん集めたものでした。

たくさん集めた理由は、それぞれがお似合いのネックレスやリングと合うようにとセットごとに考えていったから自然と増えていったのでした。

良き体験であり、パワーストーンブームを実体験した真っただ中にあったことがとても有意義でした。

あとがき

その後、パワーストーンブームは下火に。。

当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップもスタート当初はこのたびのセットを番号に入れていましたが、その後天然石の連物をすべて廃止。

そして、ハイブランドコスチュームジュエリーも廃止。

2022年には、18金やプラチナの高級地金と宝石の「本物ジュエリーだらけ」のラインナップに改良しレベルアップしたのでした。

結局、「レンタル」の価値というのが、気軽にコレクションできる範囲を大きく超えた「高級ライン」ということで、「企画のミット」に「ニーズのボール」を受け止めた次第です(^-^)。

簡単に入手できるものではない、ジェダイトの連から自作のマルチカラーが際立つエキゾチックな翡翠ジュエリーコレクション【428】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2010年代にパワーストーンブームも相まって、自作ネックレスやブレスをどんどん自作していった時期がありました。

その後、パワーストンブームも下火になってきた2015-2016年頃は、製作の分量は落ち着きましたが、ストーンの希少度やレベルも見分けたりする学びをするようになっていきました。

そして、2016年頃久しぶりに作ったのが、ジェダイトのネックレスとブレス。

翡翠の連を自作しようと石問屋様で探している最中に出会ったのが、なんとマルチカラー。

「これは素敵だ!」と大玉の素敵なジェダイトの連を購入したのでした。

留め具は18金イエローゴールドです。

では、めいっぱい翡翠の素敵な世界観溢れたセットをご紹介したいと思います。

グリーンがエキゾチック、18金のツタの葉の透かしリングを思わず合わせたジェダイトのセット

5点セット:ジェダイト中心にこのようにまとめました。カラーが整然とリンクしています。
〇ネックレス:濃淡がマルチカラーの12mm珠の天然翡翠(ジェダイト)。留め具は、K18YG製。長さは42cm。
〇ブレスレット: ネックレスよりも少し小さめの10mm珠。天然翡翠(ジェダイト)。留め具は、K18YG製。
〇リング:左-天然翡翠の濃淡くり抜きリング2点 はいずれもサイズ13号。右-K18YG製の巾13mm。16号。

リングも濃淡で立体感を演出です。

ここへ18金のみでできたツタの葉リングを入れた効果は大きいです。

翡翠をエキゾチックなテイストととらえたのです。

あとがき

2020年にスタートの当「本物志向のレンタルジュエリー」では、その後こうした天然石の連物をすべて廃止。

その後は、「高級地金+宝石」の組み合わせに特化していきました。

ただ、この時のこのジェダイトのような連は、なかなか見つけることができません。

濃厚で大粒のはっきりとしたマルチカラーはこの時の2016年の出会いのパワーで見つかったものだと思います。

留め具をK18YGにしたことでストーンの価値も発揮されるもの。

こうした仕立ての連物は、今後も個人のコレクションの中では活きるものになると思っております。

よって、このたびの記録をブログ記事に残しておきたいと思いました。

レンタルジュエリーでは分野を特化させていただいておりますが、ご提案としては幅広く、レベル関係なしに「おしゃれ度」重視でこのようにご紹介させていただくスタンスでございます。

親しみやすく緊張せずに身に付けられるシーン用のジュエリーも必要ですので、そんなジュエリーであってもレベルは確かであるところをポイントにお伝えしてまいりたいと思います(^-^)。

18金イエローゴールドの地金チェーンとプチペンダントを取り込んだペンダント4段におよぶ段差重ね付けテク【446】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ヴィンテージジュエリーの中では断然多い18金イエローゴールド。

2015年辺りまでは、K18YGの方を好みこちらの方が華やかだなどと、K18WGやPT850/900ジュエリーに比較していた自分がいました。

その後2020年以来、「本物志向のレンタルジュエリー」に関わらせていただくようになり、K18WGやPT850/900のシルバーカラーの地金にも大変魅力があると思い直し、ゴールドカラーとシルバーカラーをフラットに見るようになっていきました。

ただ、現在のフラットな見方以前の時に集めたイエローゴールドベースの重ね付けもご参考になるのではないかと、当時の組み合わせをご紹介したいと思います。

その後、1点ずつの見直しの際にもっとすっきりさせるということでつながった3連への変遷なども最後の方にお伝えしたいと思います。

とにかく、ジュエリー同士の重ね付けは、間違いなくかっこよさ、華やかさ、立体感が生まれて素敵になりますので、推奨したい装い方であることは間違いないです。

ヴィンテージ感にあふれたイエローゴールドの魅力は重ね付けのチェーンの線の美しさで映える

〇ネックレス:全4点。すべてK18YG製。パイプロープチェーン3連は下から長さ80/70/60cmの均等な段差。一番短いのは、50cmのツイストチェーンのピンクトパーズxダイヤモンドのプチペンダント。

どれもバラバラを重ねて付けているところが特徴。

時々間の2本目を抜くなど変化が付けられます。

その他、2段目と4段目のチェーンのみ2連でまた違ったダイナミックな立体感も表現でき、とにかくこれだけの豊富なネックレスの数があるといろんな使い方のポテンシャルが高まります。

〇ブレスレット:3点。すべてK18YG製のパイプロープチェーン。

3連ではなく3点というのが意外だと思われたかと。。

この良さは、1連でも可能、2連でも可能という装いの巾広さです。

ただ1点ずつ付ける手間は間違いなくあります(^_^;)。

〇リング:K18YG台のオーバル型に配置の色の展開が豊富なマルチカラーのサファイア。サイズは13号程度。

このリングはあまり行き場がありませんでした。

フォルムは横オーバル型なのですが、マルチカラーがにぎやかで組み合わせとなるとなかなか難易度の高いリング。

一番内側のプチペンダントのピンクトパーズがあったおかげでマルチカラーの中のピンクサファイアとリンクしており、リングをここに投入した意味を理解していただきやすくなります。

8点セット(旧案):多いアイテム数ながらすっきりまとまっているとも見ることができます。

その後、この組み合わせは、当「本物志向のレンタルジュエリー」においては、アイテム数を減らした接結型へ変更です。

やはり、これだけの点数は多すぎました。

1点で3連の役割を果たしてくれるネックレスを決め、すべてのラインナップにわたり、1セット:3点というまとまりに統一したのが2022年でした。

3点セット(新案):3連ネックレスはつながった1点、2連のブレスもつながった1点です。すべてK18YGベース。

レンタルとしてはこの方が良いと判断。

過去の旧案は紛失しやすかったり、移動があるため管理が大変。

個人のコレクションの付け回しのご提案としてはお役に立てそうだと、このたび記録に綴らせていただいたのです。

あとがき

重ね付けは、かなり自由度が高くアイデアをめぐらせることができます。

アイデアが自由な分、分からなくなってしまうこともあり、せっかくあるポテンシャルを利用できないこともあるのがもったいないです。

こうして、レンタルの意義を考えながら、レンタルでしか実現できないことを事業でやっていき、各々のお手持ちのジュエリーで可能なことは装いのコツとして改良前の旧案もこのようにお伝えしてまいりたいと思います。

いかにも近寄りがたい煌びやかさはないものの、親しみやすく自然にお洋服に溶け込む普遍的なジュエリーが付けたい時もありますものね。

そんなこともしっかり理解していきたいと思います(^-^)。

ダイヤモンド・ルビー・サファイアが織りなすトリコロールカラージュエリーは優れた差し色ジュエリーになることの証明【444】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

世界四大宝石と呼ばれる、ダイヤモンド・エメラルド・ルビー・サファイアは知らない方はいないかと思います。

1点ずつの宝石なら、おそらく映像や写真などでは誰もがご覧になったことはあったことでしょう。

このたびは、良質なものが見つけにくく繊細過ぎて扱いにくいエメラルドは入れず、ダイヤモンド・ルビー・サファイアの3宝石が寄せ集まった18金ホワイトゴールドベースのセットで「トリコロールカラー」を完成したいと思います。

強いカラーの赤や紺はお洋服に対しては良き差し色になります。

自身の視点から見る狭い見方を越えた、俯瞰した全体のまとまりの見方で他人目線でジュエリーを見るという例としてご紹介したいと思います。

ジュエリーで作る「トリコロールカラー」の「白」には、ダイヤモンドに加えてホワイトゴールドも入る

5点セット(前案):小粒のサファイアとルビーの重ね付けで始まるトリコロールカラーの世界。
〇ネックレス:長い方は44cm、トップはpt900台のサファイア1cm弱。短い方は、長さ40cmのルビー。

チェーンはいずれもK18WGです。

〇ブレスレット:長さは留め具含む19cmのK18WG製のパイプロープチェーン2本。
〇リング:K18WG台の、ルビー、サファイア、ダイヤモンド、トルマリン(ピンク)、ガーネット(グリーン)。

リングに柄が入っているところが魅力です。

その後なのですが、やや普遍的であったペンダントの段差を2点共レベルアップ。

それぞれ別のペンダントトップへ改良しました↓。

以前よりもカラーがはっきりし、台の作りも装飾性が高まりました。
4点セット(後案):ブレスレットも1点だけの幅広へ交換。前案よりもわずかにボリュームが増しました。
フラワー段差重ね付けペンダント:プチペンダントの重ね付けは、モチーフを変えることでも応用できます。

あとがき

ただ、後案でボリュームをわずかに増したことは、ざっくりと見るとあまり変化がないとも取れました。

ということで、更にその後なのですが、後案もすべて廃止しました。

重ね付けの例としてご紹介しましたプチフラワーも同じ考え方で廃止です。

プチフラワーに関しては、集まったブーケ型の1点のボリュームのあるものへと改良。

「大花」や「ブーケ」というキーワードを強くしていったのです。

大花ペンダント:直径が3cmに近づくほどのビッグサイズです。台はK18WGにガーネット。
マルチブーケ―リング:フラワーの密集タイプはボリュームが増します。K18WG台。右下の紺色はアイオライト。

とても厳しい見方をして改良をしておりますので、普遍的であるものは後になって廃止していったものも多いです。

そして、四大宝石という名前にとらわれて、ルビー・サファイア・エメラルドを無理やり探すことはしていません。

良い品物はルビーやエメラルドはめったに出会えないのが現実なのです。

その辺りは変な固定観念や枠にはとらわれなず、「見つからないのだ」という実直な答えで良いのだと思います。

その代わり、他のストーンや素敵な組み合わせをどんどん高めてまいります。

「本物志向のレンタルジュエリー」、どうぞ今後ともよろしくお願い致します(^-^)。

遠目で俯瞰したストライプ柄とトリコロールカラー、時計の文字盤カラーまでもリンクしたホワイトゴールドベースなジュエリーの装い【452】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

世界四大宝石の中のダイヤモンドは意外と入手しやすいですが、ルビーやサファイアやエメラルドのカラーストーンは良質なものを入手することが難しく、まだ実現できておりません。

当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップにも部分的には入ってきますが、メインでのルビー、エメラルドはほぼお手上げです。

サファイアはダイヤモンドの次に入手しやすいですが、カラーが豊富なのでピンクはすでに引用させていただいております。

ということで、難しめの入手は無理に入手せず、困難であるというそのまま素直な実態を受け入れ、部分的に入るもので対応してみました。

このたびは、18金ホワイトゴールドをベースに、その他のジュエリーの部分的にサファイアやルビーが混じるストライプ柄にリンクするジュエリーセットをご紹介したいと思います。

トリコロールカラーの意識・ストライプ柄の意識・四角フォルムの意識をしながらホワイトゴールドで統一したジュエリーセットの遠目の映り方

6点セット(旧案):ネックレスはそれぞれ分かれている同じ品物x3点の重ね付けです。
〇ネックレス:長さ49cm。K18WGのパイプロープチェーンx3連(1連ずつを3連使いにて、個別に着用可)。

この3連は、遠目では「ストライプ柄」に映ります。

自分視点だけではなく、他人からの目線ということで「遠目」を意識した全体像のイメージが大切です。

〇ブレスレット:フェンディの文字盤がブルーのスクエア時計。内周17cm。
〇リング:ダイヤモンド、ルビー、サファイアのトリコロールカラーの色使いの2点のリング。サイズは共に13号。

部分的ではありますが、柄のようにルビーやサファイアが入り混じることで随分差し色になるものです。

パヴェダイヤの存在もトリコロールカラーのイメージに映るためには大変効果的です。

その後、3点を1点ずつ装着せねばならない大変さの解消も兼ね、元々多重になっているネックレスへ入れ替えをしていくことになります↓。

5点セット:ここでは時計をやめ、投入したブレスの3連がまたもや3点と分かれてしまいました。

新投入のPT850製多重Y字ネックレスでかなり整ったにもかかわらず、時計1点のかわりのブレスが3点に分かれてしまいました。

途中経過としていったん組んだセットですが、その後2022年をもって、こうしたバラバラを徹底的取りやめました。

そして、2個付けをせねばボリューム感が感じられなかった相性の良かったリングは1つのボリューム感あるリングへ置き換えるということで2点共廃止しました。

元々高級地金が使われた宝石とのコンビであっても改良することがあるというのが、厳しい見方によるものです。

2022年にはこのように、大改良を行っておりまして大切な時期だったと言えます。

3点セット(新案):ネックレスだけが残り、すっきりとした3点セットへ改良となりました。

ただ、トリコロールカラーは、最初の写真の旧案依頼ラインナップには入っていません。

ある意味、サファイアとルビーのコンビは貴重です。

比較的ヴィンテージなカラーの組み合わせだとも言えますので、原色カラーの組み合わせのジュエリー自体がヴィンテージの証とも言えますかね。

見つけ次第検討したいと思うくらい、トリコロールカラーの魅力は忘れておりません。

あとがき

遠くから見た時には、このたびの旧案のような四角いフォルムやストライプ柄が目に飛び込むものです。

新案においても、ガラリと印象は変わったものの、四角フォルムの意識はむしろ徹底されたほどの揃い方です。

ジュエリーはカラーの組み合わせも大切ですが、全体の形が遠目でどう映るかもすっきりとスタイリッシュなまとまりになるかと見ますと、結局は「おしゃれ度」が高くなるのかということにつながると思います。

主に、3ポイントだと思っておりまして、「色・素材・形」を整えるということです。

がっちりそろえるではなく、あくまでも自然に「整える」というところを強調したいと思います。

「色」は、地金の色の統一も含めたストーンのカラーのリンクなど。

「素材」は、地金ベースを同じにしていくことでまとまるということ。

そして、「形」は前述のフォルムの意識です。

そのものが四角くなくても遠目では四角く映るという「平打ちリング」なども四角フォルムと相性の良いアイテムです(^-^)。

ジュエリーが重なることはカジュアルの証、エレガントなネックレスでも「抜け感」を演出したい時の同長重ね付け【450】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業主でございます。

2020年スタート時は、自作の天然石の連物も多く取り入れたラインナップでした。

それが、実際に事業をさせていただく中で、「高級地金+宝石」に特化したラインナップへと分野をしぼっていき、2022年にそれが完全に方向付けられた年となります。

ただ、開始当初の2020年に多く取り揃えました連物ネックレスなどは記録として残し、カジュアルな付け方としての日常的なジュエリーとしてご提案するということで、ブログ記事に綴らせていただきます。

このたびは、黄色系があっさりと爽やかなバイカラーのネックレス2本を重ねたカジュアルな付け方をセット組を通じてご紹介してまいりたいと思います。

このセットも現在は廃止後となっていますが、すごく美しいので是非ご覧くださいませ。

ネックレスのバイカラーから始まるフラワーリングを取り入れた黄色い世界観の演出

自作のネックレスやブレスに関しましては、石問屋様で天然石の連を購入して好みの配置に繋げて留め具を設置して作りました。

拘りは、透明感あるストーンを選び多面カットであることや留め具をK18YGの引き輪・ダルマ板・つぶし玉で高級感を入れることです。

共に長さ45cm。8mmの64面カットグリーンアメジスト、10mmの64面カットのレモンクォーツ
〇ブレスレット:ネックレスと同じストーンを交互につなげた一連。K18YGの留め具含めて、長さ22cm。
〇リング:ブルートパーズ、ペリドット、シトリンからなるお花デザインのマルチカラーK18YG台。13号程度。
4点セット:黄色やグリーン中心の爽やかなセット。ストーンが研磨され透明感たっぷりです。

同じ長さをざっくりと同時付けするところにカジュアルさがあり、「抜け感」を演出。

40cm周辺の「プリンセスレングス」はエレガントになりがちなのですが、「雑」とは違う何かがこの重ね付けで感じる、その正体というのが「カジュアル感」ではないかと解釈。

その後、2本というバラ付きを1本のロングチェーンへ改良した変遷がありました↓。

4点セット:黄色xグリーン系だったところへ赤みも少し入れました。どれも天然石ばかりです。

リングは、当初のフラワーから、楕円(シトリン)と抽象的なフォルムのもの(カナリートルマリン)へ変更。

その後は、上述の通りで、2022年の途中で連物をすべて廃止。

そして、同時に普遍的なサイズのリングなども見直し、このたびご紹介のセットは現在ではどれも残っておりません。

廃止は決して悪い意味ではなく、良き発展やレベルアップのための改良には必要な事でした。

2020年スタートから2022年までの3年間に随分ラインナップを改良したものです。

あとがき

この3年間の改良は、レンタルをご利用のお客様からのフィードバック無しには進まなかったことです。

フィードバックは、「〇〇でなければ好まない」などというほどの言葉ではなくても、実際に手ごたえとして自身が感じ取ったことが多く、自身の意志で改良したものばかりです。

それでもお取引の中では、十分にユーザー様がどう感じているのかは分かったというところが不思議であり有難いことでした。

フィードバックというのはそんなものなのだと思います。

はっきりと目に見える形でレビューを書くことだけがフィードバックでもないということです(^-^)。