1点しかない古着それぞれに隠れた着用の可能性、①ウエストのタックやダーツの豊富さ②ラインを変えられるワタリ③股上の分量を調節できる深さ【825】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

古着ライフを送りまして、かれこれ15年程。

ワードローブのアイテム全てが「古着」で埋め尽くされます。

もうお店で新品のお洋服を購入しないというスタイルになり随分久しいです。

古着は、それ1点しかありませんので、サイズが合うかどうかの面では、能動的にこちらから合わせていくという姿勢を持って挑んでいます。

そうしたスタイルの中で、「リフォーム」への挑戦も並行してあったと思います。

もう少しウエストサイズが大きければ。。などの満たされていない部分をリフォームによって着用可能にしていくことです。

可能な場合、たくさんの中から本当にお気に入りをチョイスできるという幸せな瞬間へたどり着きやすくなると思います。

最もメジャーなパンツやスカートの「裾上げ」は、周知なのでこのたびは省きました3ケースをご紹介したいと思います。

リフォームすれば着用できる可能性を秘めた素敵な古着アイテムを見つけるための3つの着目点

では、3ケースの1ケース目です。

①ウエストのサイズアップ/ダウン・・・ダーツやタックが豊富なものは、広げる/狭めるの両方が可能。

これは、過去に実際に作業をさせていただきました。

当記事では【207】の記事でアップさせていただいております。

その時のタイトスカートもタックとダーツがコンビになって、しかも前も後ろも左右に入り、合計4ヶ所x2つずつという豊富なモデルでした。

ダーツやタックで作られた丸みとか立体感も活かしつつ、少しずつつまんだ部分を浅くすると、ゆうに5cm以上はサイズアップ可能でした。

ここまで豊富ではなくても、ダーツやタックが左右に1つずつ入っているだけでも可能性が見えてきます。

ここに着目して古着を選んでみてくださいませ。

では、次2ケース目です↓。

2)パンツラインの変更・・・ベルボトムからテーパード寄りへの変更が可能。

2つ目は、パンツラインの変更です。

2010年代後半にテーパードが流行したかと思えば、その後逆とも言えるワイドのガウチョが流行。

ものすごい大ブームというわけではないにしろ、このように洋服というものはどうしても流行を入れていかないといけないような構造があるのです。

流行には随分振り回されてしまい、マイペースなお洋服の着方が出来ない窮屈さも感じます。

そういった流行の歴史を俯瞰して、非常に大きなくくりで全体を見た時に、「不変的なライン」を選びます。

実際に作業しましたのは、デニムの「ベルボトム気味」なパンツを「ややテーパード気味」というラインへ変更しました。

ベルボトムのままでは、1970年代とか1990年代後半のブームがありましたので、かつての過去の流行を彷彿とさせるような古いイメージのラインは変えたかったのです。

かといって、2010年代の「テーパード」に真正面から。。というのももう古い感じがしてしまうのです。

目で見て変化が分かる範囲ながら、できるだけどの時代でもこの先の未来でも、違和感のないラインはどんなラインなのか。。ということをよく考えました。

せっかくお直ししたのだから今後末永くはいていけるようにと思うと、ここで流行を色濃く入れていかない方がかえって良い判断であると考えます。

最後3ケース目です↓。

3)デニムなどの股上の深さの変更・・・股下の長さも影響することもありますが、股上は深くも浅くも可能。

自主体験は、股上が35cm以上もあるハイブランドパンツの古着(未使用品のまっさら)、ウエストが狭いこともあり、当時流行の浅めにしたことでした。

ウエストを広げたことを兼ねていたので当然効果はあったのですが、その後、再び股上深めが流行の2020年代になりました。

プロのリフォーム屋様のお話では、深い股上を浅くするも深くするもデフォルトの美しいラインにはかなわないとのこと。

よほどでなければそのままを受け入れるという選択も忘れないようにしたいものです。

あとがき

ここ最近は、自分では綺麗にはできない限界があるものは、迷わずリフォーム屋様にお願いすることにしています。

せっかく古着をお得に購入したのにリフォーム代が高額についてしまうことで古着を選択しないのか。。ということについては、悩むところです。

外注リフォームも結果「永久的」な品物になった、極端ながら「一生着ていけるものになった」というほどの結果になれば、コスパは良いです。

やや高額についたとしても、着やすく生まれ変わった「価値」が非常に大きいです。

想像以上にリフォーム屋様の腕前は確かなものです。

このような素晴らしい手仕事の日本人がおられることへ尊敬の念を抱かずにはいられない程の出来上がりです。

話し合いの結果、リフォームを躊躇したにしても、一緒にどうしたらよくなるのかを考えていただいた意味がきっとあります(^-^)。

古着ならではの気さくさ、三つ折りステッチをしても大丈夫な裏無しスラックスの支障のない裾上げ【824】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

古着ライフを送りまして、もう15年以上が経過。

1点物に慣れ過ぎて、ずらりと同じ商品がサイズ別に並んだお店に入ることにためらいを感じるほどに。。

1点しかないものを受け入れることが当たり前になっているために、サイズを自由に選ぶ時の同じ品物が配列した様子が何となく違った世界に感じます。

これは価値観ですので、反対に1点物しかない古着市場は合うものが無いと考えてしまう新品主義の嗜好ももちろんあると思います。

ただ、そこそこハイブランドの「アルマーニ」に特化した古着でワードローブを肥やしている拘りも楽しいところがあり、新品で購入しなくても十分古着でも高級であり綺麗なのです。

このたびは、古着で購入の際に付きまとうことがある、「リフォーム」に注目。

せっかくコスパ良く入手の古着は、自分でお直しできれば嬉しいものです。

よくやっています、特に裏無しのパンツの三つ折りステッチ始末のミシンがけのご紹介です。

スラックスなのにタブーだと思われがちですが、モデルをよく見ながら判断をし、かなりスラックス寄りなタイプでも三つ折りステッチをして何ら問題がありません。

ご参考になれば幸いでございます。

どれも「アルマーニ」の古着、もともとスラックス調のモデルの多いブランドならではのエレガントさは裾の始末など何のその

スラックスと聞くと、こんな始末が基本だと思います↓。

ロックミシンも使いながら、1つ折りして、手まつりです。

これはやや時間がかかり、丈夫であるとは言えませんが、高級感が確かにキープされますので、品物のテイストによってはこの方法で行うこともあります。

可能ならミシンをかけていく方法が迅速であり、素材やデザインによって、三つ折りミシンステッチもやっています。

手まつりよりも気軽で丈夫です。

左右いずれもスラックスですが、いずれも三つ折りステッチ。左は裾を長くしたケース、右は裾上げのケース。

左(シルバーグレー無地:「ジョルジオアルマーニ」製)は丈が短かったので、めいっぱい裾の縫い代を使い、最低限の1cmくらいの幅で三つ折りステッチをしました。

右(ベージュ千鳥:「アルマーニコレツィオーニ」製)は、丈が長かったので少しカットして短くしたバージョン。

この場合はもっと三つ折りの幅がたっぷりしていても良いと2cmくらいで。

下に貼りますYouTube動画の内容は、この度の記事と違う品物のお話ですこと、どうぞご了承下さいませ<m(__)m>。

当時の2021年から約3年後の2024年現在のブログの「手直し」の順番でして、この記事を今一度綴り直しております。

その後の2024年最近の裾上げの例としてこの度の記事に2点のパンツを例に掲載させていただいたのでした<m(__)m>。

あとがき

「アルマーニ」様のすごさは、カジュアルなのにエレガントに作られているところです。

かつては、「医師」であった「ジョルジオ・アルマーニ」様。

体を美しく見せるデザインが、他の型紙の作り方と随分違っているように感じます。

例えば、中綿のジャケットには、袖に2か所の立体的になるダーツステッチが入るのです↓。

ファッションの歴史に間違いなく名を残していくデザイナー様だと思います。

多くのブランドの中でこの「アルマーニ」様の古着に特化するまでの絞り込みの理由は、「ラインの美しさ」です。

レディース物の古着で特に優れていると感じる1980年代辺りの「ジョルジオアルマーニ」製は、今でも特に注目しています(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

バレエシューズをかっこよくはきたい、リボンがほどけた時は段差を付け「わ」を結ぶという意外が成功のカギ【684】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

1980年代の後半くらいに初めて目にしたバレエシューズ。

当時購入の「nonno」という雑誌に頻繁に掲載され、花柄ワンピースの足先にちょことんとはくような軽やかな感じがとても魅力で心惹かれました。

雑誌の中で知ったバレエシューズに特に長けていると思われたブランド様が「Fin」。

その後もずっと定番シューズとして存続している様子です。

現在でも、バレエシューズは靴ブランドの中の定番の1つというようなモデルとして存在していますが最初の出始めは1980年代ではなかったかと。

実は現在、本スエードの黒のバレエシューズをジャージスタイルに合わせて日常的にはいています。

もともとほぼ未使用品であったことでの購入でした。

日常的にはいていく中、ある日プチ事件が起こります。

リボンが気が付いたらほどけていたのです。

このたびは、バレエシューズのリボンの結び方が通常のリボン結びと少し違い、最初に段差を付けた独特の方法でこそスタイリッシュに安定した完成となるその方法をご紹介したいと思います。

ぱっと見だけでは分かりにくい、バレエシューズのリボンの結び方

こうなる前に気づいて今までは直してきたものの、気が付いたらこの状態に。。この機会にやり方を学びました。

適当に自分でやってみたところ、リボンの先が片方に寄ってしまい、失敗。

紐の長さを同じにそろえた結び方ではリボンが正面をしっかり向かないのです。

よって、安定的にリボンが靴に沿うような方法を学びます。

バレエシューズのリボンの結び方は少しクセがありまして、左右対称に考えるところから大きくずれていることこそが整った完成を生むという不思議。

そして、私ではお手上げの中どなたかのYouTube動画を拝見させていただくことに。。

今までできなかったリボン結びを習得しました、動画主様誠にありがとうございました<m(__)m>。

ショットの写真を今回の私の動画から得ようとしましたが、ボケてしまい難しかったので、後で貼りますYouTube動画内でやり方を見てみてくださいませ。

間違った例が前半にありますが、字幕で間違いと記してありまして、後半が正しいやり方です。

【結び方】・・・具体的には、後で貼りますYouTube動画をご参照のこと

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とりあえず、ここで口頭でご説明しておきます。

短い方をまずは、右へ追いやっておいて、長い方で「わ」を作ります。

その「わ」に通すということは決してせずに、「わ」自体をぐるりとまわして、短い方とでできた別の穴に入れるところが関門となります。

そして、最後に長く飛び出したひもを上でできた「わ」と対象になるよう穴に通して形作り完成。

おおよその2段階の作業と言えます。

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左側が最初の状態。右が今回私がやり方を学んで結んだもの。

引っ張ってきゅっと絞める時は、輪と紐先の対角線状にある位置同士の左上と右下を同時に引っ張るというものです。

ラッピング用のリボンなどは、輪同士を引っ張って絞めることが多いので、ニュアンスが随分違います。

そこが分かりにくい点になるわけですが、こういうやり方なのだとやり方を覚えてしまえば、習得でき次にはもう大丈夫です。

あとがき

バレエシューズは、ジャージスタイルにもゴツゴツ感をやわらげて良いバランスをとってくれます。

気軽に着脱できることもメリットです。

ただ、はきやすいということが、足を傷めやすいということにもつながるようで、長時間この靴で歩く状況は制御することもお勧め。

ウォーキングにはスニーカー(できれば足首を固定するハイカット)が向いています。

玄関先に1足バレエシューズがあると、お客様や宅配便業者様がのご訪問時に玄関先からドアを開ける際にもすぐに着脱できます。

かつて、「つっかけ」とか「ぞうり」が昭和時代にあったと思うのですが、使用範囲は間違いなくバレエシューズの方が大きいと考えます。

その他旅行先に携帯するということもできるボリュームの無さも有効。

このバレエシューズは、製造側の企画面から見ても、「おしゃれ度と機能のバランスがとても良いアイテムである」と言えるのです。

その割に数が少ないことへの疑問があるのです。

このフィードバックが靴メーカー様に伝わりますように(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

毎日はくような日常の消耗品的シューズだからこそ、感謝の気持ちでお手入れをして長持ちする意識で接したい【675】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジャージスタイルの日常です。

はくシューズは2種。ウォーキングの時が足に負担の無い構造のハイカットスニーカー、そして自転車でのお出かけは機能性はあまり重視しないはきやすいバレエシューズ。

このたびは、リボンがちょんと付いていてキュートなバレエシューズについてのお話です。

ややもすると感じるジャージスタイルの男っぽさをバレエシューズが調和させてくれているかのよう。

このたび、天気が変わる中大雨の日々の泥の付いたバレエシューズの汚れのお手入れの様子をお届けしたいと思います。

毎日はくからこそのお手入れである所が重要で、1つの物を長持ちさせていくスタイルとしてお伝えできればと思います。

「本スエード」の高級感を持つ中古品と「スエード調」の新品のバランスを同じとみなした持ち方の根本はどちらも大切に使うこと

スエードは毛羽がポイントの素材なので、リキッドタイプは基本的に使わないことが注意点。

スエード用のリキッドも出ているようですが何となく気が進みませんでして、スプレー式の補色をしています。

では、それも含めてご紹介です。

まず、やることは、汗をかいた裸足ではいた靴の中敷きをお湯でしぼったタオルハンカチで拭いて、垢などを除去することです。

まずは、「本スエード」の方からです。

本スエードのバレエシューズ:床に新聞紙を2枚重ね。手前の点々が特に汚れている雨の泥です。
まずは、中敷きをお湯でしぼったタオルハンカチでふくということを帰宅後すぐにやっています。
次に、馬毛の柔らかいブラシでとりあえず落とせる部分を易しく除去。
それでも落ちない部分が、上の写真の手前のような泥の部分です。もっと硬いブラシで、削ぎ取るように。

スエードは何度もこするのが良くないとは思いますが、ここは普段使いのはきつぶしていくものということの割り切った気持ちから、結構思い切ってやっちゃいます。

それでも難しい場合は、お湯でしぼった先ほど中敷きをふいたようなタオルハンカチなどで拭きます。

スエードはけば立った素材なので、その点は肝に銘じてやむを得ない場合のみ湯で拭いたりをしています。

仕上げの補色。先ほどのお湯で拭いた状態が乾いてからです。「コロンブス」社のスエード用補色スプレー。
スプレーのパワーが強いので、こうして、紙でおおって中敷きに補色剤が付いてしまうのをカバー。
このようにすっきりとお手入れ完了です。

手順を振り返りますと、

①靴の中敷きをふく

②汚れを落とす

③補色スプレーを塗布

の3ステップです。

お手軽でとても効果のある身近なやり方です。

この「本スエード」も後になって消耗により買い替えることになりました。

その後は、「本スエード」がなかなか見つからず、「スエード調」で良いのを見つけました。

リピートして何度かお世話になっている「ヤフオク」の靴屋様です。

スエード調のバレエシューズ:なかなか良い作りで、中敷きのクッションやはき心地がリピ利用の理由です。

こちらも同じような感じですが、スエード用の補色スプレーはしません。

本スエードと変わらずに同じブラシで汚れを落とし、中敷きをふき、長持ちするようにとこちらも同じ扱いをしていきます。

あとがき

結局は、何のためにお手入れをするのかというのも、長い目で見てコスパの良い品物であったという結果を残すことです。

1点を大切に使っていくことは、製造業者・使い手共に喜べることだと思います。

こうした日常のいわば消耗品みたいに使っていく品物は、本革スエードであることの大きな価値はそれほどないと考えます。

ぱっと見の高級感は確かに本革にはあります。

ただ本革スエードだと中古品を購入、後者のスエード調は新品からのスタートです。

いずれも同じような¥1,000程度のお値段のバランスにより、前者が中古品である必要があるのです。

今なかなか「スエード調」でもこのような親切な価格はありませんし、質とのバランスでいうと大変コスパが良いのが現在も使用の後者の「スエード調」の方です。

バレエシューズをワンピースなどのスタイルに合わせるのではなく、仕事着の「ジャージ」に合わせているところを俯瞰して見てみて下さいませ。

毎日を無事に終えることができることに、靴への感謝もあるかと。

何を持ってその感謝を表すのかの表現の1つとしてお手入れしながら長く使うという行為と姿勢があると解きました(^-^)。

劇的リフォーム!大きめポーチのタブを利用してショルダーバッグになるポテンシャル【667】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近なのですが、ある方法のリフォームを連続で行っております。

ここまでリピートするほどの魅力的なリフォームというのが、ポーチをバッグに変えることです。

もはや「リメイク」と言っても過言ではありませんが、当ブログ記事のカテゴリーでは<リフォーム>に掲載させていただいております。

「リメイク」自体、発信すること1つにしても「著作権侵害」の壁と遵守により現物写真を控えさせていただきますので、図解でお伝えしてまいります。

また、実際に変わった姿の品物はあくまで自分使いにとどめ、商業利用不可の決意をもってのぞんでおります。

この投稿の図解をご覧になった場合、同じように解釈していただき、くれぐれも読者様が発信される際にも同じような考え方で、「著作権遵守の徹底」をよろしくお願いします<m(__)m>。

大きめのポーチでタブが両サイドに付いているファスナー開閉のデザインであれば可能なショルダーへの改造(自分使いの範囲内厳守)

ポーチもサイズが大きすぎるとバッグの中で場所をとってしまいます。

そうすると、なかなかポーチとしては使わないことがあります。

こういった古いポーチに注目しまして、ショルダーを付けて、バッグに変えていくリフォームを考えました。

ここまでしてでもショルダーとして持ちたいと思うのは、当然魅力的なブランドポーチならではです。

タブが付いていなくてもタブを縫い付ける場所が確保できれば可能性が生まれますので、さらに発展して考案することができます。

とにかくこのたびは、有難いタブ付きの場合ですので、比較的短時間で作業が進みました。

ポーチをバッグに変えるリフォームの手順(図解)

デフォルトのポーチ:サイズがたっぷりでポーチとしては使いにくいのが現状。両端に「わ」のタブ付き。

1)タブをミシンで頑丈に補強するステッチを入れる。

2)タブの「わ」に二重リングを通す。

3)ショルダーの出来合いの物を探す(出来合いは本革が探しやすく良質)。

4)3)を2)に縫い付ける(ショルダーを通して縫い留める)。

この4段階の手順で完成です。

ショルダーになるとお出かけにとても便利で、「ポーチ時代」よりも出番が多くなると思います。

アレンジ後:ショルダーが取り付けられ使いやすくなったリユース品のビッグポーチの変化した姿。

あとがき

リフォーム(今回の場合はかなり「リメイク」寄り)をしながら思うことは、いろんな技術の集大成が「引出し」からアウトプットする機会であるということです。

一度作られたものというのは、大きく解体していては一から作り直しと同じなので、現状をそのまま活かす考え方が大切です。

現状に足並みをそろえたアレンジという点では奥深いものです。

当然「リメイク」に及ぶほどの劇的リフォームは、「著作権侵害」問題の壁が立ちはだかります。

こちらが悩んでも著作者本人がノーということでは、商業利用は禁止です。

ほとんどのブランド様は、お問合せをしても、「改造・リメイクは不可」と「著作権の行使」を意志表示されることがほとんどです。

現在出来る精いっぱいの事が、こうした「図解」と共に、一人一人がある程度アレンジしていける技術を持つことの推奨です。

ミシンを持ち技術を得れば、「リメイク」も自分の範囲内という唯一許された枠の中で自由を手に入れることが出来るのです。

特にリユース品は、一度は手にされたお品物なので、その後継続するには「リフレッシュ」「心機一転」の使い方をすることで同じ物なのに「新しさ」が生まれる不思議があります。

この不思議を魅力に、もったいなく眠っている古き良き品物をたたき起こし、今後も使っていくことは素晴らしいことなのだと考えます。

とはいえ、やみくもにブランド様の尊厳を汚すことなどは禁物。

そこはきちんと考慮するべきで、姿を変えてでも今後も使っていきたい魅力があったわけですので、そのような素敵な商品をご提供くださったことにまずは感謝です。

そして、有難く拝受し、使い方を変えるなどの自主アレンジによって今後も出番があることで許しを得る(自分使いが法的にOKだとはいえ、壊したり作り変えたりすることの「陳謝」のようなもの)というような「気持ちを持つ」ということです。

特にコンタクトをとる必要は無いですが、そのような「姿勢」の重要さがあります。

理由は、汗水流しながらの結晶の形がそのブランドの品物1点として出来上がっていた過去があるからです。

「人の褌(ふんどし)で相撲を取る」ことのおこがましさをよく心得るべきベースを持っての自分使いの範囲内の利用ということなのです。

一人一人がそういった技術をある程度得られるためには、「文化」のようなものが根付く必要があり、手先の技術の1つとして、「ハンドメイド」の意義があると考えております(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

年代物の本革レザーバッグの内側、この先も永久的に持つ続けていくために越えなければいけない「合皮の部分使いの劣化の解決」の峠【665】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

すべてのファッションアイテムを「USED品」でまかなうスタイルを長年続けています。

その中で養われる目というのは、品物の良さや語られていなかったことを見抜くことができる目です。

これまで随分多くの失敗もあり、購入した古いバッグが、実は価値が無かったとまでの残念な品物を手にすることもありました。

そんな中で、それでも古い物の方が新品よりも間違いなく味わい深く素敵であるということを考える嗜好の不変さがこのUSED品を持つスタイルの継続を後押ししてきました。

このたびは、もともととても綺麗な状態で購入した25年くらい前のハイブランドバッグの内部のポケット劣化のケースを例に、「一生物」になることに対して不足する部分を現在の持ち主が工夫していくという任務のようなものをお伝えしたいと思います。

「一生物」だと本当に言い切れるには、越えるべき「峠」があることを実体験から知ったのでした。

よく「このバッグ一生物だね」などという言葉がありますが、それは最初の新品の内に見通した過去の感じ方に過ぎないのです。

その後実際に経年した今分かる貴重な姿と共に、「本当の一生物とはどんな状態なのか」を考えるヒントになれば非常に光栄でございます。

実際のお話になりますので、より現実的に古物の困難な部分もリアルにお伝えできればと思います。

合皮部分の劣化などの問題に必ずぶち当たる「ハイブランドバッグ」

集めてきたバッグの中で、何もお直しをする必要が無かったというのはほんの1-2点。

それは、布製だったりALLレザーの本革のみで作られたバッグです。

ほとんどが、どのような一流ブランドと呼ばれるバッグであっても、裏地に合皮が使われていたりして、その部分だけ経年劣化が起こってくるのが10年超えてきた後から起こるのです。

リフォームの専門家ではないのですが、趣味とコスパを兼ねこれまで様々な自主リフォームをたくさんしてまいりました。

実際は難易度が高いケースもあり、自分で行えるもの、フォームをお願いしたものとが混在します。

自分で行ったものとしては、合皮部分の内ポケットがねっちょりとべたついてきて、それをポケットのステッチを外してポケット無しの状態にして終わりという単純なリフォーム。

新たにポケットを付ける必要などないと、同ブランドのポーチを入れてポケット代わりに使うという新案をもって解決しています。

よってその程度なら自分で可能です。

自分ではどうにもならなかったものとしては、内袋がまるまる合皮が劣化し、裏地ごと布製へ変更してもらったリフォーム。

これは、一度自分でもやってみましたが、道具の不足と金具が邪魔して綺麗にはできませんでした。

よって、綺麗に仕上げたいとなるとやはり専門技術に頼るのが一番です。

一方、こんなケースはミシンをある程度使える者が自主リフォームできたことです↓。

もともと中古品バッグ購入時にショルダーが付いていない状態(おそらくちぎれたのだと予想します、フックはバッグに付いていました)でした。

そこで、こういった案を思いつきます↓。

本体が劣化と型崩れで終了の廃棄処分に相応しい別の中古品から無事であった本革ショルダーのみ移動。

そして自分でミシンでその移動したショルダーをバッグのDカンに通し、縫い付けてショルダー設置が実現しました。

これは、あくまで自分使いにとどまります。

思いっきり複数のブランド様がミックスしてしまっていますので、「著作権侵害」の遵守の為、写真とか具体的なブランド名もご紹介することを控えます。

そして、この品物はずっと持っていく決意のもとです。

販売した時点で商業利用になり「著作権侵害」になるからです。

こういった古いバッグのアレンジの仕方は1点物なので、素敵なコレクションになります。

できれば元のままで持つのが一番なのですが、それがかなわない状態だからこその策となりますので、その辺りはこうした実態になってしまう「責任」は本来製造者にあるかと。

とはいえ、そうとばかりは言えない他の劣化に紛れ、こうした当初の製造時の「合皮」や「PVC」素材を取り入れた劣化が起こると分かっている製造の企画案の責任が追求されることはありません。

今回のこのリフォームだらけのエピソードから言えることは、リフォーム後は本当の意味で一生物になったということです。

その前までは、中途半端だったり、価値の不足した状態だったところへ、「リフォームの峠」を越えて、ずっと今後も使えるものになったということです。

製造者様も大手小規模問わず、合皮をブランド価値を入れ込むバッグのような高級品に中途半端に一部使いするということを見直していただきたいと強く思います。

合皮なら合皮ならではの雨の日専用ということで、すべて合皮であればそれは納得のお品になれかもしれませんが、あるいみ「まやかし」というようなことが行われていることへはこうした思いを吐露したかったのでした。

あとがき

「リフォームの峠」を超えてこそ本当の「一生物バッグ」にやっとなったわけですが、そもそも事前にできる対策の一番は、バッグを見極める真贋です。

将来劣化が起こらない状態で作られたバッグは、本当の意味で「価値」が十分にあると言い切れるのです。

そうすれば、数十年後であってもリフォームさえしなくてよいですから。

使用する中での傷みなどとはこれは別問題。

多くが使う中での劣化と混同され、そこに紛れ逃げてしまうことがこれまで可能だったのです。

そうして考えていくと、「素材」の面から見た時に、実際に古いバッグの中でリフォーム無しでやってこれたのは、「布製」です。

ハイブランド様でも布製はありますので、布製だけを選ぶという手もあるのです。

布製の表地に対して裏地に合皮レザーを使うことは全くとは言いませんが、ほとんど無いですので、裏地も布であることが多いです。

そうすると表地が布製というのは、結局のところ、長い長い目で見たら、安全な劣化のない長持ちのお品になれる可能性が高いです。

以上のことから今一度本革ハイブランドバッグに戻りますと、「本革レザーバッグの裏地になぜ合皮が使われてきたのか」の答えがある程度予想できます。

それは、表地である本革レザーのコンビとして相応しい見かけを、裏地にも見せる必要があったからだと思います。

布を裏地に付けるのでは、あまりに優劣の差が激しく目に映るので、その時点だけでも高級感のある合皮が裏地に選ばれてきた理由だと予想します。

その他「撥水」の意味も多少はあるということもあるかもしれません。

ということで、「購入時の慎重さ」というのもポイントになり、未来を見通す考え方をした購入が重要だということになります。

最初の新品の内は、製造者は1点でも多く売りたいですから、「その時だけ何とかまかり通れば良い」という考えもあったと思います。

ただ、こういった情報は結局後にめくれていきますから、この度のように30年経過した今、分かることも紛れもない事実であり、製造者はその責任をもっと真摯に受け止めていただきたいと思うのです。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

使い道の多い「フェイスタオル」のほつれ、残った繊維に接着芯を貼り三つ折りステッチでまとめるお直し方法【662】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

タオルは日常になじんだありふれたお品と思われがちですが、これが結構長持ちの約20年来のタオルが手元ではごろごろしています。

20年前に購入したのがだいたい同じタイミング。

贈答品のブランドタオルを未開封の中古品で購入してまいりました。

お洋服が古着購入スタイルですので、自然と雑貨類なども同じようにリサイクル品でお得に良い物を探すのが楽しいのです。

そうした良質なタオルであっても、お洗濯の積み重ねと共に、擦り切れが目立ってきたことがここ最近気になり始めました。

長年タオルをコスパ良く使おうとリフォームしながら使ってきて思うこと、タオルは結局洗濯機で傷むのだということです。

タオルに何か大きな力が加わり損傷することはほとんどありません。

結局、綺麗に洗おうとしたその洗濯機で傷むというパラドックスが何とももどかしいですね(^_^;)。

まず、お勧めしたいのは、ウォッシュタオルやバスタオルも洗濯ネットに入れて洗うのが長持ちの一番の秘訣だということです。

ただ、そこまでやると洗濯ネットだらけになってしまうので、実はそこまでやっていないのが実情です。

フェイスタオルの両端の擦れを接着芯を使ったリフォームで擦れを内側に隠しすっきりとお直しした記録

両端の擦り切れを接着芯とミシンのコンビでリフォームする方法です。

まだひどくはないので今のうちといったところです。一部縁が三つ折りラッピングが外れています。

これをラッピングし直してステッチしたいのですが、けば立った毛のような繊維をそのまま三つ折りというのは困難。

そこで、接着芯の出番です↓。

タオルには織芯が相性が良いと思います。毛並みの上にすき間を埋めるように生地のように補充して接着。
こんな風に幅を余分にはみ出して接着したら、後で適度な長さにカットし調整するのです。
飛び出した繊維の長さにカット。生地みたいな状態になりました。これで三つ折りラッピングができます。
元の三つ折りに馴染むようにアイロンで三つ折りし、ステッチミシンをかけて出来上がり。

左右対象の物はもう反対側もチェックして事前のリペアをしておいた

とここでポイントがあります。

タオルの片方だけが今回お直しの対象でしたが、偶然にも間違えて、大丈夫だと思われる反対のサイドを縫ってしまったことがきっかけで気づいたことがあります。

別のサイドももうすぐ同じようになりそうな状態だということが分かったのです。

今ここでお直しをしておけば、早い対処となり、ひどく劣化することから免れます。

対象のヶ所というのはおそらく反対側も同じようになっていくことが多いのでそちらもチェックしてこのタイミングで一緒にあらかじめお直ししておくということも「事前補修」の案としてはあるかもしれません。

橋などの重要建築物の劣化はそれが起こる事前に修復されることが多いと見ています、ああいった考え方です。

あとがき

タオル関係のリフォームの記録は、バスタオルを含め過去に4記事アップさせていただいております。

【185】【254】がバスタオル、【257】【260】がウォッシュタオルです。

内容ままた違った擦れ具合だったり、リフォーム方法が違っていますので、よろしければ、4記事にもご訪問是非(^-^)。

大半の人が、お洗濯においては、洗濯ネットにタオル類を入れることなとは少ないのかと思いますが、パイル地であるデリケートなタオルこそ本来洗濯ネットに入れるにふさわしいアイテムなのではないかと思っております。

毎日使う当たり前の物だからこそ、買い替えれば代わりが簡単に見つかるものだからこそ、同じものを長く使い続ける方が「素敵」ではありませんか(^-^)。

バッグの紐先のアクセントが重要、筒形のゴールドループエンドを取り付けたその後のバッグの姿が見違えた【661】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ひどい片頭痛で2日間まるまる寝込みました。

これは過去最高のひどさ。

片頭痛もここ最近軽いものになって来たと思っていたのですが、実はこの1か月程、就寝時刻が夜中2:00周辺となっていていろんなことが遅れた結果、のろのろとマイペース過ぎた結果です。

良くないと思っていたちょうどその矢先でした。

片頭痛の原因は複合的だと思われるので、これ1つだけではないと思いますが、間違いなく「就寝時刻の遅さ」は後押しとなる原因の1つ。

1-2日は寝込み、3日目の途中から復帰できまして元気になったところで活動開始。

その1つ目の活動に今まで経験の無いリフォームをしてみました。

ブランドバッグの紐先の始末を美しくする「ループエンド設置」のプチリフォームです。

ブランド様の著作権侵害を考慮し、バッグを写すことを控えさせていただきますが、劇的変化だったことが間違いなかったので、こうしてブログ記事に綴らせていただきます。

自前のバッグのワンショルダーバッグの紐先を整える工夫の、「筒形ループエンド」設置。

結構太目の紐先にゴールドのループエンドを付けました。こういうタイプはサイズ感に意外性があります。

こんなことをしたのが、復帰の最初の活動です。

自前のワンショルダーバッグ(古い時代のブランド品)の紐先が気になって、スッキリまとめたいとの思いから、「東急ハンズ」様へパーツを買いに走ります。

以前別の製作の際にループエンドのサイズ感で失敗があった時の教訓から、結構太目のロープでもギューッと最小限に圧縮された時の直径に合わせたサイズを選ぶということを肝に銘じておりました。

このたびこそ失敗せぬようにと、ロープのような太めの紐に対して1cmもない直径のループエンドをチョイス。

これで正解なのです。

今回はこのサイズ感を特にお伝えしたかったのです。

見かけに翻弄されて、間違えて直径の大きな方を選択してはスカスカで外れてしまうのです。

筒の中に紐が所せましと隙間なく詰め込まれるイメージが正解。

中がスカスカなのに、無理矢理ペンチで圧力をかけてカシメようとするとパチンとパーツが割れて破損になりかねません。

よって、ちょうどになる程合いはひもの密度が関係しているということになります。

太いロープのような紐でもぎゅっと縮めると中身はスカスカなのでかなり凝縮するものです。

そして、紐の先をセロテープでまとめて少しカットしておくことも事前にやります。

そうして、このループエンドパーツの空洞の中にセロテープの覆われたひもの部分を隠すということをします。

最初入れ込むのがきついですが、ペンチの先の細いタイプなどで押し込んで入れてあげます。

気を付けながらですが、2本のペンチを使いながらで少し口を広げたりもました。

そして、紐先を入れ込んだら力の加減をほどほどにして、軽くカシメ閉じました。

このような丸い筒などは力を加えすぎると楕円形になりその後は破損なので、楕円になる前に注意せねばなりません。

さて、そんなコツのあるループエンド取り付けの後は、バッグが随分素敵になりました。

いわゆる「アクセントの働き」です。

あとがき

バッグの劇的変化をご披露できなかったのは残念です。

特にこの度のブランド様は以前に別件でお電話で「イヤリングをペンダントにアレンジしたものの商業利用について」お聞きしたことがありました。

答えは、「改造に当たるので不可」とのことでした。

元のデフォルトのままでない限り、アレンジも「改造」と考えるスタンスです。

ということは、自分使いの範囲内はもちろん、発信もぎりぎりOKいただけるひも先だけにとどめまして当然ブランド名なども綴ることはございません。

さて、このたびのちょっとしたリフォームの効果をまとめますと、どんな巾着バッグにおいても、ひも先はデザイン的にループエンドでまとめることが整然とするようです。

リフォームから得られた学びを新しい巾着バッグなどを作る際に活かすことも出来ます。

ところで、なぜブランド様がこれをやっていなかったのか。。

これに関しては謎、ブランド様のみぞ知るところです。

ただおそらくなのですが、水辺で利用するタイプのバッグでしたので、錆びないように金属を使われない選択をされたのかもしれません。

特にハイブランド様は「理由」や「考え」無しに物を製造することはほとんどないと考えます。

このバッグを水辺で決して使わないと決めていたからこのたびの金属製ループエンド追加作業が可能だったということになります。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

昭和時代の渋くて味わい深い二つ折りたたみの日傘、消滅していた留め具の復活と収納袋のゆとりの増大【625】

アイキャッチ画像625

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

古着スタイルを続けて20年近くになりますが、傘などの小物アイテムも同じように新品を購入することはありません。

このたびは、昭和時代におばあさんがお持ちであったことが想像される渋めの日傘の部分的なリフォームです。

昭和時代のおばあさんというのは、結構な良いアイテムをお持ちだったと思うのです。

こにたびは、①留め具を追加する作業と②収納袋のタイトさを軽減するリフォームです。

この先も末永く持てる準備のようなもの、昭和時代の二つ折りたたみ式傘の留め具追加と収納袋のサイズアップ

古物の折り畳み傘(二つ折り収納式):素材はパサパサと乾いたような質感のボーダー柄です。色はグレー系。持ち手は木製。

彫りが丁寧に入った持ち手には拘りが感じられました。

ただ、ベルトの寸法が短くて留めることができませんでした。

収納袋のサイズ感への不満:スナップボタンが留められないタイトなものである理由の1つにタックが寄せてあったこともあります。

ということで、ベルト付けと収納袋の縫い代を広げるリフォーム内容2本立てです。

ベルト作り:別の馴染みそうな生地を用意。5cm幅x20cmの縫い代込みの型紙を準備し、観音開き折りで外枠をステッチ。
もう片方のベルトパーツ:台形デザインの細い方は元あるリングに通しやすいためにこのデザインにしました。
収納袋を可能な限り広げる作業:1つはタックを無しにすること、もう1つは側面の縫い代1.5cmを半分程度に変更することです。
完成したベルトの取り付け:手縫いの方が素材には優しいということで、最低限控え目な付け方にしました。
追加した収納ベルト:やや混沌としていますが、とりあえずこれで良しとしました。
サイズアップした収納袋:ほんの気持ち程度の広がりではありましたが、スナップボタンが留められるようになりました。

古物のリフォームにおいては、追加材料の選択が非常に悩む点です。

ベルトの生地にはかなり悩みましたので、後から思うもう1つのアイデアを載せておきたいと思いました↓。

それは、どの道少しだけ広がっただけの収納袋でしたので、収納袋から共素材のベルト分を裁断する案です。

そして、収納袋は無地で本体のカラーにベストマッチなものを新しく探す案、こちらの方が悩みは少なかったのかもしれません。

ベルト用生地を無地で調達する案も、このモカグレーのような微妙な色に対しては難しいものでした。

あとがき

昭和時代真っ只中のアイテム、ここまで残っていたことは「日傘」という当時では頻繁に使用するものではなかったからだと想像しました。

使わなくても劣化があるほどですので、このたびの傘の木製の色褪せなさやまっさらに綺麗な状態であった傘素材は、自らが作るバッグへの良きヒントになりました(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

入り口蓋の留め具がすべてを支えるモデルの限界、マジックテープから変更の差し込み錠では劇的変化は見込めず【607】

アイキャッチ画像607

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

過去の【120】の投稿で3点同時製作をした「簡易リュック」というデザインがありました。

シンプルですっきりとしたリュックではあったものの、肝心な入り口開閉のマジックテープは随分不安定なものだったと振り返ります。

この3点の内の1点のキャンパス地の赤い唐花(からはな)柄を自ら使用させていただくことに。。

早い段階でマジックテープの頼りなさを実感、留め具を差し込み錠へと変更しました。

その後、使用していた早い段階で差し込み錠のパーツがポロリ。。このリュックは寿命の短いものとして終わってしまったのです。

そもそも入り口フラップでバッグ全体を支えるモデルを廃止、マジックテープと差し込み錠が別物でも同じく機能不足

留め具変更前(マジックテープ):見かけはすっきりとしていて印象は悪くないのですが、入り口が甘い点が非常に問題。
留め具変更後(差し込み錠):マジックテープの跡を黒生地でスタイリッシュに隠しながらの設置。結局は生地の厚みでネジ外れ。

すぐに差し込み錠のネジが外れたわけではありませんでしたが、使いながら感じたのは留め具部分にも持ち上げる時の圧力がかかるものだということでした。

この自然な動きの中での貴重な事実、「今後のバッグのデザインの考案に必ず活かさなければ到底受け入れられるバッグにはならないであろう」とヒヤリと汗をかいた瞬間でした。

あとがき

こうして、自分で使ってみて分かることが、ユーザー様にも共通の心地ではないでしょうか。

未熟な時代には自ら使ってみて起こったことを後の磨き上げに活かすことは、非常に意味があり重要な事だと気付きました。

それでもこの同類のモデルをご購入下さった方、申し訳ございませんでした<m(__)m>。

「簡易リュック」というネーミングであっても入り口の留め具の他にもう1か所入り口を閉じる機能が必要になるということが言えます。

1980-1990年代に流行の巾着タイプのブランドバッグは、入り口の留め具の他に内部の袋を絞る巾着が「アイレット」という金属パーツと共に設置されていました。

画像には載せていませんが、「簡易リュック」にも、フラップを開けると左右から出ているひもを蝶々結びにした機能は付けていました。

ただ、実際はそれでも不足、バッグの隙間問題はそんなにたやすいことではなかったことが、この後の投稿で続くリュックの新しいモデルの変遷(最終的には廃止)で証明されます。

ただ、リュック型は定番モデルの1つに必ず入れたいと、後に「ナップサック」型にシフトしていきました。

2021年は入り口問題の甘さを深刻に考え始めたゲートをくぐったような時期、2022年でナップサックを初めて作り始めます。

そして、当ブログ記事の最初の投稿の2021.06.05の「手直し」をしている5年後の2026.09.03では、ナップサックデザインの「餅巾着」が確立。

2026年では、世の中の治安も非常に悪くなっていますので、身に付けていても目からの距離が少しでも行き届かないバッグの入り口のセキュリティー性の高さは大いなる「価値」と言えます。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク