いろいろハンドメイドで作ってはいるけど、実際にどんな風に収納しているの?その風景は。。。【1029】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、「はぎれ」で製作したペンシルケースとかファンデーションケース、シャドウケースを実際の使用場面でご覧いただこうと思います。

結局は使い勝手ですので、ケースそのもの云々よりも、その後の使用の様子が一番大切になるかと思います。

自分で使わせていただいて、改良とか課題を見つけていくことも必要だと思っていますので、そんな研究を兼ねた収納風景をご覧くださいませ。

実際の収納の風景とそもそものコンセプト-ブランドポーチを持つ人への補助的なお品のお話

ハンドメイドバッグを製作している者ではありながら、実はブランドバッグが好きです。

特にビンテージの流行の無かったデザインをむしろチョイスして、大切に持っていくことに重きを置いています。

そんな趣味嗜好の自分が、コスメポーチ自体にもこういったものを好んでいます↓。

ここ近年、何か白x黒コンビに惹かれる私です。真っ白に黒アクセントのとってもシンプルな巾着袋へ化粧品を詰め込んでいます。
こういったコスメボックスに上の巾着を入れているのです。収納好きなので、入れ物選びには余念がないかも(^_^;)。
巾着の中身は、自作のハンドメイドミニケースが複数。こういた入れ方をしています。なかなかアバウトですが、ミニケースのおかげで安定します。

私の場合、よくある中くらいサイズのポーチは製作品には入れません。

ブランドポーチに入れる時の補助としてミニミニケースを製作しているのです。

それぞれに、細長いのはペンシル類、その下は、以前のデザインですが香水を、そして、上の青色は、ファンデーションケースです。

こうすることで、ブランド袋を汚すことがありません。

必ず補助のミニケースへ入れるのでミニケースだけが汚れるということになります。

よって、ウォッシャブルな素材選びが望ましいわけですが、そうやって、好きなブランド袋を長持ちさせるも自分次第。

こんな趣味嗜好に共感いただける人には納得いただける部分かもしれません。

あとがき

今回の収納の仕方は、私の場合の例ですが、全く同じでない方もいらっしゃるかと思います。ただ、ブランド様のこういったミニミニケースが存在する様子はなかなか見られません。

なので、表にはあまり出ない、内側にあるミニケースの部分を高級はぎれで素敵に作ったらと思うと、ブランド様の入れ物にご一緒させていただいてもよろしいのかなと考えました。

長い目で見て、ブランドの入れ物もコスパが良い物に長持ちできますし、洗いながら使い、ハンドメイドミニケース自体も活躍できると思います。

小さいものでありながら、立派なバッグと同じような作りと、接着芯をちゃんと貼って手を抜かずに作ったものになります(^-^)。

いずれコンテンツ化していくペンシルケース、飾りのアレンジで違った雰囲気の製作【1028】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回、コスメケース類のペンシルケースをはぎれで作りました。

仲間のケースとして、ファンデーションケース、シャドウケースというのがありますが、

それぞれ、デザインが大きく違うので3種ということに分けています。

今回は細長いペンシル専用のケース。

マジックテープで入口を簡単に留め、開け閉めはスムーズでそれぞれのお部屋へいろんな太さ、いろんな種類のペンシル類を入れる使い方です。

金属リボンパーツを飾ってみた製作

<コスメペンシルケース>最低限ペンシル類が入る持ち運び用にも使えるものです。縁の反りが気になりますが、この原因を研究して解消できるのかどうかは今考え中です。巻き薔薇を飾ろうとも思っていたのですが、この金属のゴールドリボンパーツがかわいかったので今回登場させてみました。巻き薔薇と同じ事業者様からの購入です。リボンのデザインのセンスがとても良いです(^-^)。
実際に中に新品ストックのいろんなペンシルをシュミレーションして、入れている様子。

まだ、仕切りの幅をしっかり決定していませんが、一番上のチップは細くても、反対側にもスポンジが付いていて、あまりに狭いとスポンジが外れたりなど損傷があるので、ゆとりが必要です。

あと、ここには登場していませんが、太目のチークブラシのようなものも入れたいと幅のある仕切りも設けました。

太いのを1本入れてもよし、スリムな物を2本入れても良しというように融通が利くと良いのかな。

あとがき

はぎれも、素敵なはぎれを。。と組み合わせなどにも力を入れています。

表地はフクレ生地で畝が美しい黒無地。裏地は、衣装用のラメ入りのサテン地のパープル。

やはり、大量生産のずらりと並んだ〇〇店様のポーチ売り場がライバルと言えます。

きちんと綺麗に作るのはもちろんではあるのですが、1点物への拘りは欠かせません。

そして、ペンシル専用というのは、ざっくりした、ポーチというアイテムへ入れて使うものという点がミニサイズの世界です。

それでも、使い勝手が良い用に充実したものには最大限考えていきたいと思います。

大きな目で見たときに、その素材などや、仕切りの数とかアレンジしていくのは、お客様が自分で考えた方が充実感も2倍です。

いずれ、冒頭のお話のように、コンテンツ化してこの作り方などを参考に、myペンシルケースなるものを作って行っていただく未来を考えています。

差し色であったり、ワンポイントアクセントに飾る手作り蝶ネクタイと金属チェーンのコラボペンダント作り【1006】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグをこれまで作ってきました。

この<はぎれ>カテゴリーでは、そのバッグ作りに余った生地を活かす製作をご紹介しています。

よくポーチのような「入れ物」をご紹介しているのですが、今回は少し違ったアイテムになります。

それは、ペンダントトップ。

蝶ネクタイをお気軽に身に着けることができるために、あえて、大ぶりではありますが、チェーンとの組み合わせでペンダントトップを作ります。

フォーマル色の強いイメージの蝶ネクタイをもっと身近にお使いいただけることになるかもしれません(^-^)。

両サイドが尖ったポインテッドタイプの蝶ネクタイを本来のサイズ感そのままで作ってみる

本体:縦7.5cmx横17.5cmで、ポインテッド(pointed)タイプデザインでいきます。尖り部分の両サイドは、高さ2.5cmの二等辺三角形というものです。 
ノット:6.5cm四方の型紙が綺麗に本体が通るみたい(5cm四方ではきつかったです)。
接着芯はフルに貼ってありますが。更にソフト厚芯を邪魔にならないような控えた面積にカットしてボンドで貼ります。
そして、中表で返し口を省いて縫い代1cmを縫います。
ひっくり返して、返し口は手まつり(はしごまつり)。とんがりを目打ちで綺麗に出してアイロンです。
こうして本体は完成。次は、ノットパーツです↓。
画像がぼやけたものしか抽出できずに、すみません<m(__)m>。6.5cm四方のノットパーツを縦に半分に折って、両サイドから真ん中へ向かって三つ折り。そして、短い辺の両サイドを二度縫い。真ん中の空いた部分ははしごまつりで縫い閉じます。そして、中表で輪にして、端の方3mm程度を二重縫い。
そうしますと、表面には何も縫い目が出なくて自然なラインであり、上品です。
輪をひっくり返して、ノットへ本体を通します。これは裏側ですが、ノットが動かぬように裏面で手縫いで3重くらい本体にも貫通して留めます。表にはノットで隠れて糸目が見えないです。
完成です。ノットと本体のバランスが良いです。ノットがきつすぎると本体がくしゃくしゃして綺麗ではないです。

金属チェーンとのコラボ

完成した蝶ネクタイトップにステンレスチェーンを通し、ペンダントにしていくわけですが、今回は、当てるだけにしますね。

商業利用は、チェーンが製品であることで、商標権の問題に引っ掛かりがあり、グレーゾーンです。

よって、ごめんなさいね、実際に通した撮影はYOUTUBEが商業利用にあたるので(広告収入がある為)、ひかえさせていただきました。

イメージはこんな風です。とても素敵ですね。元の蝶ネクタイのフォーマルなイメージから、ボトムにブルージーンズを持ってきても良いのでは。。。と思うほどのイメージが広がる見込みがあります。
チェーンの長さはお好みで。私もこの位置に来ると良いと思っているので、チェーンは70cm程あり、少し長すぎます。60cm強くらいがちょうど良いのかな。また。チョーカーみたいに首に沿うような着け方をしたい場合には、チェーンは40cm以下の短いタイプががかっこいいですね。

あとがき

もしも蝶ネクタイさながらではなくて、もっとアクセサリーっぽくということであれば、型紙を小さくして、全体を小さくするとペンダントトップらしくなるかと思います。

このアイデアというのは、ジュエリー好きな私が、とても困った時にどうしようもなくて、今回とは逆に、チェーンが見つからなかった時に、布で作るということをしたことがある過去からのヒントです。

その時は、チョーカーのような透かしのネックレスが見つからず、透かしのレースのテープを使って、ペンダントトップを金属で着けたところが今回とは反対です。

こうして、布+金属というコンビも、特に高級感を重視した宝石なるものではないにしても、かっこよく見えるお洒落なコーデの1つとしては、とても気楽にご利用いただけるアイデアだと思います(^-^)。

はぎれで作ったイメージを遥かに超えていく高級感あるミニ巾着袋【994】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在巾着袋を中心としたインテリア収納袋を製作中でして、その中の製作のように思われるかもしれませんが、今回の場合ははぎれで作った製作になります。

インテリア収納袋の一番小さい「ミニ」というサイズよりももっと狭い面積しか生地が残っていなかった場合になります。

「ミニ」よりもさらに周囲2.5cmずつ小さくなりますので、縦横で言うと5cmずつ小さい面積です。

かなり差がありますので、やはり、「はぎれ」の分野となった生地です。

しかしながら、これで、何ら作りとしては変えずに完成させました。

サクサクッと2時間程度で完成のミニ巾着袋

短い時間での完成ではありますが、やはり、2時間はかかりました。

どのお品も小手先の製作ではないということですかね。

はぎれで作ったミニ巾着袋:<サイズ>縦12cmx横12/21cmxマチ10cm

この生地はネイティブ柄のような服地です。

まずはこの生地をバッグにするということはなかなかされないと思われます。

これを、リュックに作ろうと裁断後保管中の製作中になるものが未完成なのです。今回、先にはぎれが登場してしまいました(^_^;)。

このがさっとした風合いはトリアセテートの特徴であると言えますね。

<表地:黒ベースのマルチカラー>トリアセテート、トリアセテート/55%、ポリエステル/45%、日本製。
<裏地:黒>生地名不明、綿/100%、日本製。

原色カラーが美しい表地。

裏地はあっさりと黒無地。

大人っぽい雰囲気です。

ただ、ここへ何を入れるかですねえ。

そこははぎれ製作。入れるものが余り浮かばない。。。インテリア収納袋の「ミニ」との違いかもしれません。

なかなか浮かびませんが、マチが10cmとミニサイズにしては立派です。

どっしりと何か小物を入れたい場合に出番があるかもしれません。

1つは、マチの広さからコップ入れというのが浮かびました。

マチ無しよりも入れやすそうです。

あとは、外出時の持ち運び用のコスメポーチとしてもありかもしれません。

今、サイズ感を見てきましたところ、はぎれで作るファンデーションケースが横にどっしりと入りましたので、ファンデーションのフィルが安定した状態で入れることができるようです。

あとがき

コロンとして、なかなか可愛い巾着袋です。

思わず、何度か開け閉めしてしまいました(^_^;)。

はぎれで作るものだから何かを省略するといったことを全くしていないので、大きなサイズのもののミニ版です。

とても高級感が感じられます。

せっかく製作するならやはりこの方向だと改めて思いました。

スクエアなポーチの角は「わ」を使うと美しい【974】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回もはぎれ生地でミニサイズで作る、コスメケースの改良版をお届けしたいと思います。

今回は、シャドウケース。以前は、半円型のまあるいラインであったのですが、このたびの改良でより現実的にしました。

実際に半円型の角のカーブは使用するにあたってはあまり意味がないようで、シャドウケースの元のお品というのは四角い形が圧倒的と言えるのでは、と思います。

よって、角の部分まで収納時になじみやすい四角デザインへと変更し、面積がわずかに広いものになりました。

型紙がファンデーションケースと全く同じ

型紙がファンデーションケースと全く同じ「わ」を使ったものになりますが、マチをつまむのかそうしないのかが分かれ道となって違うデザインになっていきます。

完成したシャドウケース:<サイズ>縦8cmx横10cmxマチ無し・・・マチ無しとは言え、自然に1cm程の厚みが出来てきます。その理由は裏地を取り付けているのでその分浮き上がるのです。
<表地:パープル系マルチカラー>生地名不明(ブロード)、綿/100%、日本製。
<裏地:パープル>ラメツインクルサテン、ポリエステル/60%、ナイロン/40%、日本製。

紫色が高貴ですね。

それなのに、私は、フラップに縫い付けるマジックテープの面を間違えてしまいまして、表地に縫い付けてしまったので、出来上がりが反対になってしまい、裏地が正面に出てしまいましたね(^_^;)。

本来は、柄が正面になるはずでした。

このまま続行してしまいましたが、一応間違えたということになります(汗まみれ)。

上はファンデーションケース、下は今回のシャドウケース。・・・元は本体の型紙が両方同じなんです。蓋の形とマチのある無しの違いで結構変わりますね。

シャドウ入れ以外の用途

このマチ無しのミニミニポーチは、コスメケースの分類で一応お作りしていますが、使い方は様々です。

例えば、細かいもので、お薬、バンドエードなども実際に私がこういったものに入れている例となります。

四角いポーチのマチ無しの場合気を付けたい角のラインの美しさ

さて、こんな単純なミニミニポーチではあるのですが、作りはバッグと同じ。

全パーツに接着芯を貼り、マジックテープも二重に縫い付け、何ら、大きなバッグと同じ作りである所が特徴です。

今回のようなマチが無い場合に角のとがりが特徴であり、目が行く場所ですので、そもそもここを「わ」に作ることがベースになります。

「わ」で作ることで誰がやっても困難な四角い角のラインが綺麗に出やすいのです。

左側の角:私が十分に角を目打ちで出せていないので、ラインが下の方が良くないですね。もっと綺麗に角が出るはずです。
右側の角:こちらもまだ十分に角を出し切っていません。

こういった細かな点は、見る人が見ると分かることです。

せっかく角が出やすい「わ」にしたという環境がありながら、なんたること(汗)。

あとがき

コスメ用のミニミニポーチは、主に3点お作りしています。

・ファンデーションケース

・シャドウケース

・ペンシルケース

です。

これだけ小物が揃えば、コスメ用の細かい物の収納の悩みは解決の方向へ向かえるかもしれません。

今回、マジックテープの裏側に当て芯をしていませんが、力がかかるところなので、やはり今後は当て芯をしていこうと決意を新たにしました。

長く使っていけるには。。ということを考えると、やはり、マジックテープには当て芯は必要であると。

製作に関しては短い時間で可愛らしくできて、とても楽しいものではありますが、販売となると結構難しいです。

こんな小さなものを何千円も出費して購入しようとなかなか思ってもらえないのです。

やはり、こういったものも、コンテンツ化もしていって、自分で作ることができるようになる技術の伝授とか、マーケットで楽しくコミュニケーションするツールみたいな感じのお品として広めるということに焦点を当てることもしていきたいと改めて思っています。

まずは、そんな未来に向けてのお品の改良ということの一部で、作りやすく、使いやすいものになってきたとは感じています。

かごのように一時的なまとめケースみたいに使うメッシュのミニミニトートバッグ【973】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回新しいはぎれの型紙を使っての製作です。

生地は、以前にリュックを作ったものと全く同じコンビ。

「餅巾着」というリュックを以前に製作しました。表地にメッシュ生地を使いました。
裏地には、このようなバラ柄を使用しました。

このようなリュックに使った余りが出ていましたので、今回の製作に至りました。

結構生地が余ったということには理由があり、もともと、あるデザインに生地を当てはめていくという製作の仕方は結構はぎれができやすいというお話をさせていただきました。

今回そういう中でも特に多めに余ったのが他と調達の仕方が少し違い、生地がこれだけあるというその分量で調達したからなのです。

表地も裏地もそうで、表地のメッシュはパンプスなどのハードな箇所に使われる素材で、その余りのような生地でした。

自分で分量を決めていない分そのままの調達であることから、使う分が含まれた多い分量を入手したことになります。

その結果はぎれが特に多く余るわけです。

裏地の薔薇も、昔の残りの分がこれだけ余っているというそのざっくりした分量をそのままなので、結果たくさん余ったということになります。

そこから考えることは、生地と型紙の関係です。

生地も自分でほしい分量を指定出来て、なおかつ生地の分量に合わせて型紙を製作する作り方がはぎれが一番出ない方法のようです。

その逆がはぎれが多く出るという結果になります。

始めて出来上がったミニミニトートバッグの使い道を考える

こんな感じで片手で底を持つような小さなトートです。入口にマジックテープを取り付けてあります。
<サイズ>縦12cmx横12/20cmxマチ10cm。
<表地:紺orグレー>グラデーションストライプチュール、ナイロン/100%、日本製。
<裏地:ピンクxグレー薔薇柄>生地名不明(オックスフォード織)、綿/100%、原産国不明。

今回は、メッシュ生地がパンパンであることが特徴で、ハリがとってもありますので、しっかりしたバスケットのような役割が果たせます。

それを活かすと、メイクをお泊り先の洗面所などに持って行ってこのバッグの中を容器みたいに使って外側へこぼれないように使う一時的な使い方もできそうです。

あとは、インテリアでお花のアレンジの飾りとか、小物入れにも。

靴下、ハンカチ、マスクなどの細かい物をクローゼットへ入れる時の更なるケースとして使えるかもしれません。

ミニミニではありますが、ランチバッグとして小さめの容器として、また、おにぎりなら入ります。

何しろマチが10cmあるので小さくても用途は見つけていくことが可能かもしれません。

中に入れるものが1アイテムと決まっていて、大切に保管したいためのカバーを兼ねたものであれば、マチ無しもあえて良い場合があるかもしれませんが、大抵の場合マチがあった方が多目的に使いやすいのではないかなあと思います。

あとがき

今回の生地は、まだ、もう1つ分同じ物を製作する用意がしてあります。

ただ、1点物志向ということで、裏地は変わります。

また、その違いも後日お見せしたいと思います。

そして、この取っ手が巾着ひもに変わった巾着袋バージョンもありまして、元は同じ本体の型紙から、今回のデザインともう1つ巾着袋もあります。

さすがに巾着袋はぎゅっと絞るので、このごわついたメッシュは向いていませんが他の素材でご用意しておりまして、裁断済ですので、後日こちらもご紹介していきます。

それでも、たいして違いの無い型紙ではあまり意味がないので、変化のある違ったデザインが楽しいですね。

そんな感じで工夫しています。

コスメペンシルケースの改良版を初製作した結果の自主チェック【969】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

いかに手間を省いたかが重視される大量生産の日用使いの布製ポーチに対しては、とてもライバル視しています。

それは私の製作するものがそれと対極にあるからです。

大量に作るために手間を省くというのは最終的にユーザーにとっては不利益をもたらします。

すぐほつれる、破損などが短い期間で起こり、長持ちしないお品ということになりかねません。

それに対して、手間をじっくりかける製作ができるのも、私のような1個人しかないのかもしれません。

会社形態で大勢で挑むビジネスではどうしても大量生産でないと従業員様に配るお給料すら確保できないので、結局そういった工賃の部分での節約などで工夫することになるモデルとならざるを得ないのです。

そういう見方をする中で、私としては、いかに1個人のちっぽけな規模の人達が今後きちんとした良質なお品がそのまま付加価値となったような本来あるべき姿の物品が作って行けるのかということを広めたいと思っています。

大手が難しいことを超小規模の個人が大勢でやることで可能であることが最大の強みです。

コスメ用のペンシルケースの改良版の製作の自主チェック

コスメ用のペンシルケース:<サイズ>縦5cmx横18cmxマチ無し(実際はふんわりするので1cm弱のマチに空間ができます)

素敵なシティ柄(私が命名)です。もともとカーテン生地。

パリの風景を描いたパステルカラーのマルチカラーが素敵な生地のほんのわずかなパーツを使いました。

風景も全体柄なので、どの柄の部分を切り取るするかで、雰囲気も変わってきますね。

ポリエステル/100%、日本製です。最初この柄を一目見て心が躍りました。

なんてすがすがしい素敵に柄なんだと。シティポップの音楽が似合う、そんなイメージの生地だと思いました(^-^)。

今回の場合裏側に車の絵もありましたが、「わ」になることで、オレンジカラーの車は反対向きに映ることがあります。

パンプスを重視したわけです。

広げている時は車は成位置。
収納時の「わ」の状態では、車がひっくり返ります。・・・柄の向きがある生地に関してはこういったことも考慮して柄を選んだり、正面に来る柄をチョイスしたりします。

さて、こういう出来上がりの状態で、実は、今回のお品は、裏地が活躍する場面が大きくあります。

「わ」の状態で収納していても裏地がわずかに見えます。そんな日常遣いの1シーンも想定するとこのチラリとのぞく裏地の役割は大きいです。白地には差し色になっているからです。

裏地で出来上がる内蔵・機能部分のチェック

では、その裏地部分をさらに機能や役割の面で見ていきます。

ペンシルを挿すお部屋を設けています。お部屋の仕切りはミシンステッチで裏地になじむピンク糸で行いました。

ここで注意したいことは、両サイドに関しては、ステッチを縫い代を確保する前に行うために、縫い代である1cmを余分に足した分量でお部屋の幅を決めるということ。

ちょっとその点私はミスをしてしまい、両サイドとも、太目めのペンシル(太筆のチークブラシのようなもの)を入れるために大きく分量をとったつもりの3cmでしたが、縫い代1cm分を足しておらず普通の幅になってしまいました(^_^;)。

しかし、なぜか、右から一つ内側が2.5c巾で広めにできていたので、ここへ太いブラシが1本入ります。

全体で言えることは、最低でも2cm幅は確保した方が良いです。ペンシルは細いものでも意外と立体的。

このペタンコでステッチをする手法ではマチがないので、膨らむから余分にその筆の厚みを横幅で見込む必要があります。

もし、このお部屋の数の5本よりももっと多いという場合は、1部屋に2本ずつ細いものを入れることができるよう、1部屋の幅を2.5cmくらいにして、本数を確保することも工夫すると良いです。

とにかく、幅も何となくよりは、しっかりとサイズを決めた方が後の使い勝手には大きく影響するものということが分かりました。

あと、私は、この向きに間違えてしてしまいましたが、横向きで出し入れすることが多いです。
私は左から入れるので、この出来上りは、反対です。
左向きで出来上がるようやったつもりが反対ということでかなりショックですが、ひっくり返しのタイプの作りなので、その点はよく想定しなければなりません。

出来上がった時にどういった向きになるのかがとても苦手です。

何か、IQテストみたいな図形の展開の問題のようですね(^_^;)。

これも、苦手であっても慣れることで、しっかりコツを見極めていくしかしょうがないです。

最初にそれが分かる人はすごいと思います。

実際に使うシーンで起こるストーリーの想定

友人とのくつろぎの最中にメイクボックスを広げるシーンってありますよね。

その時に、「あっ、かわいい♪」なんて言ってもらえるのも、この広げた時の裏地の素敵さではないでしょうか。

今回は無地の差し色みたいなピンク色を持ってきましたが、これが、小花柄だったり、素敵な生地だとすると、なおいっそうその役割は「おしゃれ」という点では大きいと言えます。

あとがき

もっと多くの生地でこのペンシルケースは作って行きたいと思います。

同じデザインでもかなり生地によってイメージが変わる楽しみがあるかと思います。

実際私も以前の試作の段階のものを日常生活で使わせていただいておりまして、大変使い勝手の良さを感じています。

今まで、1つのポーチにごちゃごちゃに入れていたペンシル類だったのを、お部屋を決めて入れることで、ピンポイントに、あさらずに取り出すことができます。

よって、キズも付きにくく、良い状態のままで出し入れできることになります。

それが、わずかですが、探す時間の無駄や、なかなか見つからないストレスを少しでも和らげてくれるものになりそうです(^-^)。

高級生地のはぎれで作った小物、ファンデーションケースx2個裏地違い【968】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近生地のはぎれストックを整理整頓しました。

この整理整頓というのも一部接着芯貼作業と裁断が入りますので、製作の一歩手前までの準備という整理整頓でした。

その整理整頓後のストックの中から、今回2点同時製作でファンデーションケースを作りました。

ほつれやすい生地は保管期間は短い方が良い

今回の表地は、マルチカラーのファンシーツイード。

ファンシーツイードは、いろんな糸が織り込まれ、それほどギューッとなっていないのでほつれやすいです。

置いていて何かに触れるだけで片っ端からほつれていくのです。

よってはぎれも同じことで、素早く作ってしまうことが縫い代が隠れるのでほつれ防止となります。

わずかに余った部分を大切に小物に利用していく。。。

高級生地だからこその価値も出るかと思います。

だいたいサイズは、長い辺でも8cm程度になります。マチは2cm程です。

ファンデ―ションケースx2点・・・<表地>ファンシーツイード、ポリエステル/100%、ドイツ製。
<裏地:左>エステルポプリン(レンガ)、ポリエステル/100%、日本製。
<裏地:右>ラメツインクルサテン(赤)、ポリエステル/60%、ナイロン/40%、日本製。

もし、よろしければなのですが、【285】、【287】、【289】、【290】の番号の記事がこのファンシーツイードでケリーバッグを作って行く場面の記事になっています。

<製作>のカテの目次の中にあります。

その余りが今回の製作だと思っていただけると面白い見方ができるかもしれません(^-^)。

ファンデーションケースと入れるものをネーミングに入れているのは訳があります。

過去に、「何を入れるのか分からない」というあるお店のお客様からのご意見を頂戴したからでした。

もともと「入れるものをお客様が決めるポーチ」と謳っていたにもかかわらずそういうお声というのが驚きですね。

もしかして、入れるものが決まっている方が良い場合もあるのかもしれません。

私が自分自身の場合を考えたときに、意外な物を入れていく楽しみなどがあって、自由に入れるものを自分で決められることの喜びなどがポイントなのです。

しかし、それはあくまで自分のことであって、マーケット全体ではそうではない、しっかりと使い道を決められた中で選ぶことが選びやすかったりすることもあるのだと非常に勉強になった過去があります。

なので、一応ファンデケースではあるのですが、人によっては、これに全然違うもの、例えば、カメラのバッテリーを入れるのかもしれません。

あとがき

前にもお話したことがありますが、はぎれは出ない方がエコノミーに生地を使えたということになるかと思います。

今回のようなはぎれは、過去に、型紙のデザインに生地を当てはめた製作の仕方だから、どうしてもはぎれができやすいことの積み重ねで集まったはぎれとなります。

ここ最近製作のインテリア収納袋だと、その逆で、生地のサイズをめいっぱい使うための型紙を作って生地をフルに使うので、はぎれがあまりできないという結果が出ています。

このことは今後の製作の方向を決めるにあたり、とても重要なヒントになります。

当たり前ながら。。。はぎれが多く出る場合とほとんど出ない場合の製作方針の違い【964】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

とっても久しぶりになりますが、はぎれの整理整頓をしました。

その際に、どんなデザインで何を作るかも決め、接着芯を貼ってから、型紙に沿って裁断。

細かいパーツは、接着芯は粗裁ちの状態で貼っておいてから、型紙に当てて裁断とういう重んじょが断然がベスト。

この方がカットが正確です。

今回は、主にYOUTUBE動画内でご覧いただこうかと思いますが、夢中で、極力表地と裏地の組み合わせがなくなるまではぎれの整理整頓を行いました。

整理しながら接着芯を貼って、裁断→積んでいくを繰り返しました。

夢中で夜まで突入。

はぎれが多く出る場合とほとんど出ない場合の違い

当然と言えば当然ですが、はぎれが出るということは、生地中心でなくデザイン中心であるということ。

型紙に沿って生地をカットしていくので余るのです。

ここ最近製作しているインテリア収納袋は、それほど決まりきったサイズでなくても良いことから、おおまかに、大きい、中くらい、小さいの3種ほどのラインナップで、生地のストックに合わせて型紙を後から作った製作なのです。

なので、余るとすると、ほんの縁の方とか、マチを削る分の正方形+αで余分に取れた時だけとなります。

もともと同じ分量ずつ生地を集めてきました。

1m購入と半分の0.5m購入とでも結構な違いがあり、コンパクトなバッグだと表地だけで1mは多すぎます。

高級生地の場合は、もっと最低限の0.4mが中心でした。

0.3mだとパーツが全部とれないことがありますので、それは少なすぎ。

生地幅がダブルの140cm以上もあれば、0.4m、シングルであっても0.5mでだいたい面積は同じくらいになる計算でした。

幅が違う生地の時に、面積で考えるのが良いです。

140cm巾で0.55m2(私が作ってきたコンパクトなバッグ)などという面積を基準にして、0.55÷1.4=0.4m(140cm巾の場合の用尺)くらいと導きます。

なので、112cm巾の場合だと、0.55÷1.12=0.5m(112cm巾の場合の用尺)などとざっくり計算して、最低限の用尺分だけを集めてきました。

それでも、こうしてはぎれができるとこは、型に生地を当てはめていくやり方だからということが大きいです。

この裁断したはぎれ布の山の中では、唯一手前の黒い色の表地と裏地のペアが最近のインテリア収納袋用の余りで、ハギ合わせてやっととれたぐらいで、ほとんどはぎれが出来ませんでした。大部分が、過去の型紙に生地を合わせていったものばかりです。このことは、今後の製作に大きなヒントになりました。
いくら小さいアイテムといえども、一度には製作はさすがにできませんので、こうしてストックしていきます。すべて、接着芯を貼っています。はぎれではありますが、何らメイン使いの作りと違うことはありませんので、小物でも作りの良い小物ができます(^o^)丿。

あとがき

肩の力を抜きながらリラックスして作るにははぎれはとても良い機会です。

小さいので短い時間で隙間的に時間が費やせますし、人間、今日思ったことが明日も継続しているとは限らず、リアルタイムで今思うホットな気持ちの内に作ってしまえるといったものです。

何日もかかる製作のものは、途中で包んで保管しっ放しが結構ありまして、いくつかの途中の風呂敷(スカーフを利用)包みが点在しています(^_^;)。

はぎれ製作は、一気にその場で夢中で完成させてしまえることが可能です。

なかなか充実の時間を過ごせると言ったものです。

【740】に関連して。。。一重仕立ての厚手生地で行き詰まっていたポーチが完成へ【741】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、この1つ前の記事である【740】のリベンジのような内容です。

失敗してうまくいかなかったポーチが一重仕立てという考え直しにより完成しました。

ただ条件としては、厚手の生地、やや厚みのある生地の場合ということですね。

ひっくり返しをしないファスナーの取り付け方で作るポーチ

私の方針としまして、ひっくり返しはファスナーに無理な負担がかかるので、ひっくり返さずに作る方法をとるというものです。

ひっくり返さずには作れない。。というのは、よく作られている作り方の本などに書かれている方法に沿った考え方です。

一重仕立てのマチ無しポーチ:<サイズ>縦14cmx横18cm。

たった1枚の「わ」の縦長の生地をファスナーに縫い付けていくようなイメージです。

パーツがたった1枚だけで良いという点がすがすがしいです(^-^)。

縫い代は1cmをアイロンをかけて内側に折り込み、きちんと合わせてサイドを縫い付け重ねます。

難関と思われる、ファスナー周辺の2列のステッチは、トンネルのような筒を移動させながら縫っていく場面がありますが。。。可能でした。

途中で糸を区切らずとも、ひといきで行けます。

これぐらいのサイズであれば、ある程度の隙間が確保できたので、筒型であっても縫うことは可能です。

今回は、ひっくり返しというものを一度も取り入れませんでしたが、よくよく考えると、サイドのラインを綺麗に出す方法として、一部ひっくり返しにより、生地のみの状態で「わ」を半分にしてサイドを地縫いしてひっくり返し、1枚の布のようにして、空き口をファスナーの縫い付けに充てるという方法もありそうです。

ただ、それもそれで、重なる部分がずれないようにせねばならない点がポイントになるので、似たような感じになるかもしれません。

その方法の場合、ファスナーが短くなりますので、入り口が狭いというデメリットは付きます。

そのかわり、ファスナーの端が綺麗に完全に隠れることが可能だと予想できます。

というように、まだもう少し綺麗に出来上がる工夫の余地はありそうでした。

あとがき

今回のようなポーチのデザイン、私としてはとても好みです。

無駄のないすっきりとした、ありふれたデザイン。。

このありふれたということに対して、実は魅力を感じておりまして、何でもないというか当たり前のデザインて逆にかっこいいんです。

昔にどこかでは見たことがあるような、雨がっぱのケースだったり、ビニール素材のケースのようなものだったりがイメージできるような懐かしのデザインです。

今回は、前回の試作よりも縦が長かったですが、前回のような長さの方がやはり良いので、出来上がりが2.5cm短くなるような型紙が良さそうです。

通帳だと、その2.5cm短いもので余裕もありながらぴったりと入りました。

もともとポータブルの化粧ポーチとして考えたものなので、コンパクトでなければ意味がありません。

ファスナーの長さの20cmに本体のサイズを合わせていては何らコンパクトさの欠けるものになってしまうのです。

その点が重視する点です。

思うようなサイズにするために苦労する点があるということですね。

ファスナーに合わせて作りやすいようなサイズで作るのか、希望のサイズに仕上げるために苦労を買ってでもするのか、迷わず後者を選びます(^-^)。