まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
このたびは、1点A4横マチ無しショルダーバッグ「羽二重餅」が完成。
以前の投稿の【1472】の仕立て直しになります。

やたら目立つポケットのフラップもやや不格好で田舎っぽさが否めませんでした。
解体にあたっては、ポケットが付いていた面は跡が付いていて再利用不可能、残布を利用して補填しこのたび別モデルで完成しています。
ボルドー色のコーデュロイ生地のバッグ、毛羽のある生地は深みある重厚感を重視した濃く映る方の逆毛

生地のカラーをある程度整え寄せています。
<生地詳細:①-③>
①表地(ボルドー):コーデュロイ、綿/100%、原産国不明。
②裏地・支柱ベルト(ボルドー系マルチ幾何学模様):生地名不明(ニット)、アクリル/100%、原産国不明。
③パーツ地(ボルドー):生地名不明(ローン風)、混率不明(おそらく綿/100%)、原産国不明。


お洋服でも言えることなのですが、賑やかにカラフルに配分する良さもあるものの、すっきりと類似色が重なりながら抑えたカラー展開でまとまるスタイルもあるということを発見。



ここからは、様々なバッグ製作にも引用できる2つのポイントをお伝えしたいと思います↓。

前後面とも各1.5cmずつカットという意味です、カットし過ぎると裏地が浮いてしまいますのでこの程度の削りが望ましい分量です。

特に秋冬物の深みあるカラーは、当然ながら濃く映る方の「逆毛」を選択するのが相応です。
この映りの濃さは高級感にさえ繋がることですので重要なのです。

コーデユロイの毛並みの向きのせいかニットのせいなのか、非常にずれやすかったという感触を得ています。
それならばと前後を一繋ぎの「わ」に裁断したらどうなるのか。。上述の毛並みの方向による映り方が前後で違ってしまい、片方が濃くもう片方が薄く映ってしまうというミスが起きてしまうのです。
そういうことが出てくるので、やはりこのモデルの仕様は前後ハギの2枚仕立てにしておいた方がイレギュラーにも対応しやすいと言えます。
1繋ぎで有効なのは極厚生地で特に生地の毛並みの方向性が無いタイプ、デニムのヘビーオンスなども角の尖りが綺麗に出る1繋ぎ裁断が有効です。

あとがき

ひたすらこのデザインを作っていますが、まだまだバラエティー豊かな生地の調達に対して十分にお伝えできていないのが現状です。
「仕立て直し」の作業後が見違えるように納得するものになり始めたことから、1つ分かったことがあります。
以前の巾着型に相性が良いテイストの生地とこのたびのモデルのA4横マチ無し型に相性が良いテイストの生地はどうも分かれるようなのです。
どんな生地にも対応できるモデルであるようにとどのデザインも考案しましたが、いろいろ作ってみるとやはり相性があったのです。
巾着デザインはエレガントな服地、四角いプレーンデザインはデニム類が相性があるような気がしています。
とは言え、さらにそこを反対に作ってみるという意味ではまだまだ研究中、今後も素敵な素材を見つけながらバッグの形でご紹介してまいりたいと心を新たにしました(^-^)。

