まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
今回は、完成のバニティーショルダーバッグをご披露したいと思います。
今回は後半の作業の場面になりますが、1つ前の記事の【51】では側面パーツにお花のアップリケを共布で縫い付けました。
後半はその続きからですが、今回特にお伝えしたい場面は、てっぺんの取っ手の付け位置についてです。
どの位置が望ましいのかなどを工夫してみました。
きちんと中にソフト厚芯を内蔵した取っ手の作り方
まずは、取っ手そのものを作る場面をご覧いただきましょう。
中にソフト厚芯を入れ込むことは、入れない場合と雲泥の差です。
取っ手が丈夫になる、持ち心地が良い、つんと取っ手が立ち、見栄えが美しくなる、このような効果が目で見てすぐに分かるような目立つ位置にあるのです。
そのような場所には手間をかけたいものです。
まず、ソフト厚芯の横幅を合計1c強控える目的で、1cm強分カットします。
ソフト厚芯に限っては表地に対して縫い代分を控えたカットをしないことには、ソフト厚芯が折られて狭いところに無理やり閉じ込められますので、膨らみすぎたり、ラインがゆがんだり、綺麗に仕上がらないのです。
よって、余計な部分は入れない最低限の入れ方に行き着きました。
これで、取っ手自体は完成しました。次に蓋面のてっぺんに取り付ける作業となります。
取っ手の縫い付けの位置の決め方
今回がギンガムチェックだからマス目があって分かりやすかったので有難いですが、水玉とか花柄だったとしても縦の真ん中に打った待ち針は縦線の目安です。
コーデもしてみたバニティーショルダー
このツヤのある素材感がシルク/100%の物を言うところです。
ざらとしたカジュアル感のお洋服に新しい空気を入れてくれますが、色は馴染んでいるといった感じです。
あとがき
今後も、バニティ型はご紹介してまいりますが、結構難易度が高いデザインです。
その理由が立体的なフォルムであるからで、平面のミシンでとても縫いにくいのです。
特にネックパーツ周辺が難関で緊張感ある場面になります。
このネックパーツに関しましても後の記事でスポットを当てながら綺麗に出来上がる工夫などをご紹介致しますね(^-^)。